1/6ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(2.2Mb)

近赤外成分分析装置(食肉用) FoodScan 2MeatAnalyser

製品カタログ

食肉原料・各種食肉製品の各種成分を迅速、高精度測定。

フードスキャン2は食肉工場における製造ラインでの成分調整、生産プロセスの最適化による歩留まりの向上、また最終製品の品質管理など多様な用途でご活用いただくことで食肉製品の生産性向上をトータルで支援。食肉製品の全ての製造シーンでご満足頂ける新しいパフォーマンスをこの一台に結実させています。

◆透過型近赤外分析法による高精度測定
◆高速測定(25秒)
◆各食肉製品用グローバル検量線を搭載。検量線開発は不要
◆広範囲なスキャニング面積(1サンプルの面積の約50%)
◆カラーモジュールによる反射光で色調を同時測定
◆バッチ標準化サポート機能

◆詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 近赤外成分分析装置(食肉用) FoodScan 2MeatAnalyser
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 2.2Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

Page1

フードスキャン2ミートアナライザー 近赤外成分分析装置(食肉用)
Page2

食肉製品分析専用ソリューション 食肉原料・各種食肉製品の各種成分を迅速、高精度測定。 フードスキャン2は食肉工場における製造ラインでの成分調整、 生産プロセスの最適化による歩留まりの向上、また最終製品の品 質管理など多様な用途でご活用いただくことで食肉製品の生産性 向上をトータルで支援。食肉製品の全ての製造シーンでご満足頂 ける新しいパフォーマンスをこの一台に結実させています。 食肉原料管理に 食肉製品管理・脂肪分調整・最終製品コントロールに ANNグローバル専用検量線 フードスキャン2では、全世界から集められた3万 ■測定対象例 点を越す食肉原料、食肉製品のデータセットをもと 生の原料肉(牛肉・豚肉・ラム・マトン・鶏肉・七面鳥等)、ひき肉、 に年次、季節、品種、産地を含めたあらゆる変動要 混合肉、ハム・ソーセージ類など各種肉製品、燻製および熟成製品など 因を考慮して開発されたフォスグローバル検量線を 検量線モデルの詳細については別紙アプリケーションノートをご参照ください。 搭載。人工ニューラルネットワーク(ANN)数学モ デルを用いたフォスの食肉用検量線は、サンプル温 ■測定項目 義務表示 度や測定環境温度、サンプルの充填密度などを自動 ・熱量 ・コラーゲン 的に補正し常に安定した測定精度を実現します。ま ・たんぱく質 ・赤身率 た年1回のハードウェアの点検と共に検量線の更新 ・脂質 ・水分 を行うメンテナンスサービス(有償)も行っており ・炭水化物 ・灰分 ますので、測定精度はそのままに手間のかかる検量 ・食塩相当量※ ・水分活性 線の管理作業を軽減することもできます。 ※塩分は塩化物ベースとナトリ ・飽和脂肪酸 推奨表示 ウムベースの表示を行えます。 ・色調 透過/反射NIR測定 透過測定イメージ フードスキャン2では、新開発の分光モノクロメーターを搭載。カップに充填さ れたサンプルに対して近赤外光(850~1100nm)を上部から照射し、サンプル内 部を透過させた近赤外光をサンプル下方で受光してスペクトルデータを収集。サ ンプル表面ではなく、サンプル内部の成分情報を収集できるため、情報量の多い サンプル組成スペクトルを収集することができます。 また透過光による測定では、サンプルの不均一性による影響を最小限にとどめら れるため、サンプルの前処理(粉砕、ホモジナイズ等)作業を必要とせず、測定 前の作業時間の節約を図れます。 さらに、フードスキャン2では、オプションのカラーモジュールを搭載すること で反射光測定による可視光領域(400~700nm)のスペクトル情報を収集して、 おいしさ、熟成の目安となる食肉の色調検査が可能となりました。
Page3

フードスキャン2は「食品表示法に基づく食品表示基準」に対応した栄養成分表示項目を試薬を 使わずわずか25秒で同時に測定できます。 世界が認めた信頼の測定性能 特長 ・透過型近赤外分析法による高精度測定 ・高速測定(25秒) フードスキャン2は、世界中で1,500台以上が稼動しAOAC(米国 ・各食肉製品用グローバル検量線を搭載。検量線開発は不要 公定分析化学者協会)で唯一認証されたNIR食肉成分分析装置フ ・広範囲なスキャニング面積(1サンプルの面積の約50%) ードスキャンの後継機種です。原料肉、食肉加工品の測定で最適 ・カラーモジュールによる反射光で色調を同時測定 なパフォーマンスを得るため開発された独自の測定機構に抜群の ・バッチ標準化サポート機能 安定性を備えたANNグローバル検量線を搭載し卓越した測定精度 を実現。 操作性 ・試薬不要でどなたでも安心・簡単測定 また、新開発モノクロメーターの搭載やサンプルのスキャニング ・サンプルの前処理不要 面積の拡大によって測定結果の代表性、信頼性を高め、同時に色 ・10.4インチTFTタッチスクリーンによる簡単操作 調の測定を可能としました。 機能性 どなたにでも簡単、高精度に測定可能なフードスキャン2ミート ・バーコードリーダー接続による簡単サンプル登録 アナライザーは、製造工程における成分調整やバッチコントロー ・コントロールサンプルによる装置性能のモニタリング ル、製造機器の最適化、最終製品の品質管理作業におけるオペレ ・フォスデジタルサービスによるネットワークサポート ーションの効率化をもたらし食肉製品の製造におけるコスト削減 ・測定結果をUSBメモリー出力可能 と経済性の向上を優れたレベルで実現します。 ・リモート接続による遠隔モニタリング ・本体起動時の自動自己診断機能 簡単操作 サンプルの前処理は不要です。サンプルの前処理を必要としないため、サンプリング後に直ちに測定を行えます。 サンプルを専用カップ又はシャーレにのせ カバーを閉めてソフトウェアから測定開始 約15~25秒で測定結果が画面に表示 フードスキャン2本体にセットします。 ボタンを押します。 されます。
Page4

フードスキャン2シリーズ 防水・防塵構造(IP65)のPROモデルは試験室のほか高湿度な製造ラインのそばでも安心してお使い頂けるモデルです。またTS (タッチスクリーン)モデルは、PROモデルと同じ本体仕様ですが、IP43設計のため製造現場のそばの個室検査室などでお使い 頂けるモデルとなります。LABモデルは、PRO・LABモデルと基本性能は同じですが、タッチパネルスクリーンを搭載せず、外部 接続したPC端末で測定操作を行います。 Proモデル LabTSモデル Labモデル 測定結果の代表性を追及 フードスキャン2では、本体にセットしたカップを装置内で回転 させ、複数ポイントのスポットデータを高速スキャニング。測 定サンプルから代表性の高い平均値データをとることができま す。また、フードスキャンと比べスキャニング面積※を大幅に 拡大。不均質なサンプルにおいてもこれまで以上に代表性を高 い測定結果を得られます。 (フードスキャン:15%面積、フードスキャン2:50%面積) 色調測定 サンプルカップ・バーコードリーダー オプションのカラーモジュールによって可視光領域(400~ 食肉用サンプルカップにくわえ、使い捨てシャーレをサンプル 700nm)を使い、食肉の色調測定をCIE L*a*b標準に基づき行え カップとしてご使用頂けます。また、バーコードリーダーを接 ます。これまでのカラースタンダードプレートと比較評価をす 続して、サンプルIDの登録も可能となっています。 るマニュアル的な手法から、色差測定による数値管理への切り 替えを行うことができます。 なお色調測定は成分測定と 同時に行うことが可能です。 バッチ標準化サポート機能 ソフトウェアに目標重量とバッチの脂肪%を入力し、測定サンプ ルの脂肪値に基づいて、追加が必要な原料肉の種別と量をお知ら せして、バッチターゲットへの調整をサポート。別のソフトウェ アを使用することなく、フ ードスキャン2ソフトウェア 内で調整計算を把握できます。
Page5

ネットワーク運用コンセプト ネットワークとは同一サンプルを複数台のフードスキャン2で測 定した場合に、測定装置間の誤差を最小限に抑え測定結果の比較 を行えることを目指した装置管理の手法です。フードスキャン2 は装置間の機差解消技術にくわえ独自のANN検量線による機差の 吸収、さらには装置間での検量線移植性能により、それぞれの装 置で得られた測定結果のばらつきを抑える「標準化」コンセプト を追求し、複数台導入時の信頼性を保っています。 また、このコンセプトによりフードスキャンで開発したオリジナ ル検量線をフードスキャン2に移設して引き続きご使用いただく ことも可能です。 FossConnectTM(オプション) フードスキャン2をインターネット接続することで、装置管理マ ネージャーが各装置を一元管理し、リモートサポートや装置の状 態監視、各種データのクラウドバッグアップが可能となります。 また追加オプションのFoss Assureサービス(以下イメージ図) では装置の状態をレポート化して潜在的な問題に対する注意喚起 をまとめることができ、装置の予防保全を行い不具合による分析 の停止時間を最小限にとどめることが可能となります。 機器仕様 電源 100-24VAC 50-60Hz 消費電力 最大110VA 設置環境温度 フードスキャン2Pro/LabTSモデル:5~35℃、Labモデル:5~40℃ 標高 2000m以下 相対湿度 <93% RH OS(Lab用外部接続用PC) Windows 7 SP1 (64 ビット) Enterprise/Professional/Home Premium Windows 10 (64 ビット) Pro/Enterprise 操作用ソフトウェア ISIScan Novaソフトウェア インターフェース Pro:USB x 1 Ethernet x 1、LabTS :USB x 1 Ethernet x 1、Lab:USB x 1 ネットワークサービス Foss Connect対応 波長範囲 近赤外透過波長域 850-1100nm (回折格子) 近赤外反射波長域 400-700nm ディスプレイサイズ/解像度 FoodScan2 Pro及びLabTS:10.4TFTタッチスクリーン 1024×768 バーコードリーダー HID-POS 防護規格 IP65(FoodScan2 Pro)、IP43(FoodScan2 LabTS、Lab) 測定時間 約25秒(サブサンプル数18回)ラージカップ使用 約20秒(サブサンプル数7回)ミディアムカップ使用 約15秒(サブサンプル数3回)スモールカップ使用 チェックセル 標準付属 設置環境 寸法 52×49×35cm(横×奥行き×高さ) 重量 31Kg(Pro)、30kg(LabTS)、29.5kg(Lab) 推奨設置スペース 幅60×奥行き70cm(Pro及びLabTSの場合)/幅100×奥行き70cm(Labの場合※外部接続PC含む)
Page6

FOSS Analytical A/S Slangerupgade 69 フォス・ジャパン株式会社 DK-3400 Hilleroed Denmark 〒135-0016 東京都江東区東陽2-4-14三井ウッディビル1階 Tel.: +45 7010 3370 Fax: +45 7010 3371 TEL:03-5665-3821 FAX:03-5665-3826 セールス・サービス拠点 札幌・大阪・九州 info@foss.dk www.foss.dk E-mail: info@foss.co.jp