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穀物・飼料などの各種成分分析機器を取り揃えております。まずはご相談ください。
【掲載内容】
・全粒穀物分析用ソリューション
Infratec(TM) NOVA、Infratec(TM) 、Infratec(TM) Sofia
・穀物加工、製粉工程向けNIRソリューション
NIRS(TM) DS3、ProFoss2(TM)
・飼料、飼料原料用NIRソリューション
NIRS(TM) DS3F、InfraXact(TM)
など
このカタログについて
ドキュメント名 | 穀物・製粉・飼料分析・カビ毒検査ソリューション |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 4Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | フォス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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穀物・製粉・飼料分析・カビ毒検査ソリューション○
製品カタログ○
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育種評価試験、穀物原料受入れ
全粒穀物分析用ソリューション
穀物育種での成分評価をはじめ穀物乾燥調整施設における水分調整、穀
物流通におけるタンパク質測定など迅速な成分分析は農産物の公正かつ
円滑な取引においてますます必要性を高めています。オーストラリアで
は製品用途別の需要にあわせたタンパク、成分取引が展開され、イタリ
アにおいてはほぼ全てのデュラム麦生産と20%以上の菜種や雑穀生産が
国営のNIR分析装置(近赤外成分分析)によって測定されており、その
測定結果は農水省の育種プログラムにも用いられています。
今日、インフラテックグレインアナライザーをはじめフォスが誇る穀物
成分測定装置は、各国公的検査機関をはじめ、輸入穀物検査機関、穀物
生産団体の施設などあらゆる現場で活躍しています。
フォスは20年以上にわたり蓄積した世界中の穀物測定データを含む膨大
なデータベースによって、各種穀物に特化した精度、安定性に優れた専
用検量線を開発。また同一機種における検量線移植性能の追求、機器間
差の解消、サンプル温度や環境温度による影響を最小限に留めた独自の
検量線開発技術など穀物取引検査機器としての優れた精度、使いやすさ
を実現するために、惜しみない研究をしてきました。
脈々と受け継がれるフォスの技術革新への想いが生みだした穀物用分析
ソリューションが、皆様のルーチン分析に貢献していきます。
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農産物検査機器認証
インフラテックシリーズ最上位モデル
インフラテックと同じ高性能モノクロメーター、各種グローバル検量線を搭載し、
各種穀物を高精度測定。また、わずかな量のサンプルでも測定が可能な専用キュ
ベットを使用できるため、試験研究機関での育種選抜などでご活用頂けます。
測定項目 :水分、タンパク、ウェットグルテン、容積重、油分、全糖、
全粒粉灰分
測定原理 :透過型近赤外分析法
測定時間 :約30秒
対象サンプル :小麦(乾麦、高水分小麦)、デュラム小麦、大麦、精米、玄米、
:コーン、大豆、小豆、菜種、ビール(液体キュベット使用) 他。
農産物検査機器認証
インフラテックシリーズのスタンダードモデル
全世界で約12,000台以上の稼動実績を誇る穀物分析の国際標準機。各国での政府
機関認証機として、また国内農産物検査認証装置として幅広い分野で活躍してい
ます。サンプルを粉砕する必要がなく、粒のまま測定を行えるため穀物乾燥調整
施設や工場での原料受入れなど多様なシーンでお使い頂けます。
測定項目 :水分、タンパク、ウェットグルテン、容積重、油分、全糖
全粒粉灰分
測定原理 :透過型近赤外分析法
測定時間 :約40秒
対象サンプル :小麦(乾麦、高水分小麦)、全粒粉、デュラム小麦、大麦、精米、
玄米、コーン、大豆、小豆、菜種 他。
ポータブル型穀物成分測定装置
持ち運びが可能なコンパクトタイプの近赤外成分測定装置。小麦、大麦検量線は
インフラテック1241のデータベースを元に開発されており、小型ながらも安定し
た測定精度を実現しています。簡単操作でどなたにでもお使い頂けます。
測定項目 :水分、タンパク、油分
測定原理 :透過型近赤外分析法
測定時間 :約3分
対象サンプル :小麦、大麦、菜種
農産物検査機器認証
高周波水分測定装置
高周波(149mHz)を用いた高精度水分測定装置。高水分穀物サンプルでも安定し
た測定を行え、水分と同時に容積重、サンプル温度を測定します。また迅速な測
定時間(10秒)により、カントリーエレベーターなどでの受入検査でご活用頂け
ます。
測定項目 :水分、容積重、サンプル温度
測定原理 :高周波分析
測定時間 :10秒
対象サンプル :小麦、大麦、大豆、油糧種子、落花生、アーモンド など
農産物検査法準拠
発芽損傷及びαアミラーゼ活性測定
品質評価基準の一つであるフォーリングナンバーを簡単かつ迅速に測定。農水省
指定の認証分析法に準拠したFN測定を行えます。優れたコストパフォーマンスを
実現し、サンプルチューブ、スターラーは他社製の商品を使用可能。本体側面に
取り付けられたタッチパネルモニターにより直感的な操作で測定できます。
測定項目 :フォーリングナンバー
用途 :穀物サイロでの原料測定、試験室 他
測定検体数 :2検体
測定スピード :約60秒(試料前処理を除く)
対象サンプル :小麦全粒粉、小麦粉
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製粉工程、プロセス管理
FLEXIBILITY
穀物加工、製粉工程向けNIRソリューション
高まる品質への要求と製造工程における厳密な規格管理が求められる流れ
の中、分析頻度、項目への要望は近年ますます増えてきています。製粉加
工における成分分析、特性評価において簡単で迅速な分析装置は、今後の
食品を取り巻く環境変化の中で更に重要性が高まっていくと考えられます。
フォスは穀物加工における製造管理、インラインプロセスなど多様な分析
シーンにあわせた最適なソリューションをラインナップ。各種成分の測定
に煩雑な手間を必要とせず、リアルタイムに結果を得られる非破壊分析
(NIR)による成分測定は、灰分、タンパク質、水分をはじめとした複数
成分を1分以内で同時に測定することができ、工程管理分析、製造管理分
析、規格管理分析にかかるコストと手間を大幅に削減することが可能とな
ります。
フォスの近赤外分析機器は、ユニークな統計処理により開発された付属の
グローバル検量線により、検量線を独自に開発する必要がないため設置当
日からの測定が可能となっています。
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圧倒的な高性能と使いやすさを両立した近赤外測定装置の最上位機種
新開発の高性能スキャニングモノクロメーターとオフセットグレーティングシス
テムの搭載により、最高水準の波長分解能(0.5nm)を実現。また徹底的に見直さ
れたハードウェアの設計により優れた低ノイズ化を獲得しました(<20microAU)。
DS3は400~1100nmの波長域と1100~2500nmの波長域を検出可能な2つのディ
テクターを搭載し、全近赤外領域及び一部可視光領域を高精度に高速スキャンで
きます。
測定項目 :タンパク、灰分、水分、ウェットグルテン、ファリノ吸水等
測定方式 :反射型近赤外分析法
測定時間 :約30秒
対象サンプル :小麦粉、小麦
波長範囲 :400~2500nm
小麦粉測定と全粒小麦測定をまとめて1台で測定
小麦粉、そば粉など粉体試料の測定を行えます。専用カップと充填用専用テーブ
ルにより人為的な誤差要因を最小限に留め、再現性の高い測定を可能としました。
本システムは国内における多くの製粉会社で小麦粉測定用にご使用頂いており、
試験室や製造現場での迅速な測定結果のフィードバックに貢献しています。
測定項目 :水分、タンパク、灰分、ウェットグルテン、ファリノ吸水
測定方式 :透過型近赤外分析法
測定時間 :約30分
対象サンプル :全粒穀物、小麦粉、そば粉 等
高周波水分測定装置
高周波(149mHz)を用いた高精度水分測定装置。高水分穀物サンプルでも安定し
た測定を行え、わずか10秒で水分と同時に容積重、サンプル温度を測定します。
高水分小麦でも安定した測定を行えるため、製粉工程でのテンパリング前後での
水分モニタリングなどに最適です。
測定項目 :水分、容積重、サンプル温度
測定原理 :高周波分析
測定時間 :10秒
対象サンプル :小麦、大麦、大豆、油糧種子、落花生、アーモンド など
高解像度ダイオードアレイインライン近赤外分析装置
近赤外分析法により製造工程における麦、小麦粉のインライン連続測定を行えま
す。工程ラインを流れるサンプルを高速かつ連続的に測定することで、原料管理、
製造工程の最適化、歩留まり向上に貢献します。DDA(ダイオードアレイディテ
クター)を搭載した堅牢設計により振動、湿度の高い場所においても安定した測
定が可能です。
測定項目 :タンパク、水分、灰分、油分 等
用途 :製粉工場、穀物サイロでの原料測定
測定方式 :近赤外分析法
測定スピード :数秒
対象サンプル :小麦粉、全粒小麦、大豆
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飼料・飼料原料測定
飼料、飼料原料用NIRソリューション
一般的な飼料工場において、近赤外分析法(NIR)によって得られた成分
結果を飼料品質の最適化に迅速かつ柔軟に利用することで、年間を通し
たマルチなコスト削減が可能といわれます。
また飼料原料のサプライチェーンにおいても、NIR測定が製品価値を付加
しています。タンパク質をはじめ脂肪、繊維など各成分による品質取引
は世界共通となり、この傾向は用途にあわせた品種選定や育種にまで及
んでいます。
さらに粗飼料の成分分析と栄養価の測定などでも応用の幅を広げ、TMR
センターでの飼料設計、研究機関での飼料開発でもNIRの利用拡大は今後
ますます広がっていくと考えられます。
フォスが提供する飼料、飼料原料測定用NIR測定装置は大豆粕やコーンな
ど原料飼料の水分、粗タンパク、脂肪、繊維、灰分、でんぷん、アミノ
酸など複数成分の測定をわずか1分で同時に分析。
さらにNIRをネットワーク化することでグローバルな機器展開も最小限の
コストで運用することが可能となりました。検量線の更新や機器間の標
準化を一元化し、仮に分析装置が国外、又は各地の工場及び試験室に設
置されていても同じ検量線で測定された結果を収集することができます。
フォスが提供する飼料用NIRソリューションは、用途別に波長域及び透過
式、反射式を選択し、なおかつ使いやすさを融合させた豊富なライン
ナップを取り揃えてお客様の多彩なご要望に柔軟にお応えいたします。
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飼料測定に特化した近赤外測定装置の最上位機種
卓越した波長分解能と高速スキャニングを実現する最先端の光学機構を搭載した
近赤外分析装置のハイグレードモデル。 IP65適合の防塵、防水構造により工場内
の製造現場などでもお使い頂けます。基本スペックはNIRS DS3と同様に、波長範
囲を制限したNIRS DS3Fもラインナップ。従来のタンパク質、水分に留まらず、
アミノ酸や灰分、繊維をはじめカラーモジュールを追加してサンプル色測定まで
幅広い項目の測定において応用できます。
測定項目 :タンパク、水分、脂肪、繊維、アミノ酸等
対象サンプル :飼料原料、配合飼料、フィッシュミール、ペットフード
ウェットサイレージ(グラス、コーン)
測定時間 :約1分
波長範囲 :400~2500nm(DS3F:850~2500nm)
操作性、基本性能を重視したコンパクト型近赤外分析装置
ダイオードアレイディテクターを搭載した近赤外分析装置。近赤外領域における
1100~1650nmの波長範囲を高精度にスキャニングします。操作系機構はDS2500
と同じシステムを採用。サンプルをカップに入れて測定開始ボタンを押すだけの
手順により測定を行えます。本体にはWindowsを内蔵しているためパソコンは必
要とせず、ISO12099及びIP65適合の防塵、防水構造により製造現場、試験室など
設置場所を問わずお使い頂けます。
測定項目 :タンパク、灰分、水分、等
対象サンプル :飼料、飼料原料、配合飼料、ペットフード
ウェットサイレージ(グラス、コーン)
測定時間 :約1分
波長範囲 :1100~1650nm
高周波水分測定装置
高周波(149mHz)を用いた高精度水分測定装置。原料飼料、ペレットなど各種飼
料を粒のまま10秒で水分測定。また同時に容積重、サンプル温度を測定します。
高水分のサンプルでも安定した測定が可能です。また自動測定モード機能によっ
て、サンプルを投入するだけの自動測定も可能となるため製造現場においてどな
たにでも簡単に測定を行えます。
測定項目 :水分、容積重、サンプル温度
測定原理 :高周波分析
測定時間 :10秒
対象サンプル :原料飼料、配合飼料、ペレット
高解像度ダイオードアレイインライン近赤外分析装置
近赤外分析法により製造工程におけるインライン連続測定を行えます。サンプリ
ングバイパスを必要とせず工程ラインを流れるサンプルを高速かつ連続的に測定
でき、測定結果は移動平均値にて表示することが可能です。DDA(デジタルダイ
オードアレイ)を搭載した高い堅牢性により振動、湿度の高い場所においても安
定した測定を行えます。
測定項目 :タンパク、水分、灰分、油分 等
用途 :飼料工場、穀物サイロでの原料測定
測定方式 :近赤外分析法
測定スピード :数秒
対象サンプル :飼料原料、フィッシュミール、ペットフード等
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湿式化学分析ソリューション
徹底的に、妥協なく安全性、効率性、測定精度を追い求めた
フォスの湿式化学分析ソリューション
フォスは食品や飼料中のタンパク質、繊維、脂肪分析の分野で公定法に基づく安全で迅速、正確でかつ手間のかからない装置の開発
に努めてきました。フォスの化学分析装置は世界中のユーザーや研究者の協力を得て常に最先端の技術開発を心がけ、食品、飼料の
各工程において製造、品質管理の効率化に貢献しています。
フォスの化学分析ソリューションは
・最先端のテクノロジーと革新的なデザインでラボの効率化を実現します。
・簡単操作で正確な測定結果を迅速に得ることができます。
・全自動化によるオペレーションコストの削減
・考え抜かれた安全設計によりオペレーターの安全性を確保
・試薬消費量節減など分析コストを削減します。
分析あたりのコスト削減を考えて設計された各種装置によって通常は50%以上
の分析コストを削減することが可能となります。
ISO、AOACをはじめとした各種公定法に適合するフォスのソリューションは
簡単な分析手順で信頼できる結果を得ることができます。
主なアプリケーション
・窒素/タンパク質
・脂肪(酸分解法)、粗脂肪及びその他溶媒抽出
・粗繊維、デタージェント繊維
・食物繊維
・水、土壌の栄養成分
・その他多数
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化学分析装置
デュマテックTM8000
燃焼式(改良デュマ法)タンパク質/窒素分析装置。1サンプルあたりわずか
3~5分の高速測定により各種試料の測定を行えます。デュマテック8000で
は燃焼法による分析を行うため、廃液処理やドラフト設備を必要とせずオペ
レーターの安全性を確保した作業を行えます。オートサンプラー搭載により
最大117検体の連続測定が可能です。
ケルテックTMシステム
ケルダール法に基づくタンパク質/窒素分析装置です。ケルダール分析法の
蒸留、滴定、計算、結果表示をフルオートメーション化。充実した安全装置
により高レベルな安全性を確保しながら窒素及びタンパク質の測定を高精度
かつ低コストで行います。
ケルテック8400は20検体又は60検体用のオートサンプラーと接続すること
で、全自動で連続分析することができます。
ファイバーテックTM8000
Weende法やVanSoest法など代表的な試験法、公定法に基づき食品、飼料、
植物原料中の粗繊維、ADF、NDF、リグニン等の測定を全自動で行います。
試料をいれたガラスるつぼを本体にセットして、あとは測定開始ボタンを押
すだけの簡単操作。酸、アルカリの予備加温から消泡剤、洗浄水の注入工程
まで全自動で行えるため、測定にかかるオペレーティングコストの削減を優
れたレベルで達成します。
ソックステックTMシステム
揮発性溶媒を使用したソックスレー抽出に求められる安全性、堅牢性、効率
性を高次元で融合。サンプルの煮沸抽出、リンス、溶媒回収、予備乾燥の工
程を完全自動化した全自動型溶媒抽出装置です。従来のソックスレー法の
1/5の時間で脂質抽出を行えます。
また全自動型酸分解装置ハイドロテック8000(写真右)と併用することで全
脂肪の測定が可能となります。
サンプルミルシリーズ
正確な分析は粉砕から始まります。湿式化学分析やNIR分析で求められる再
現性と信頼性を保証するために、高水分サンプル、乾燥サンプル、高油分サ
ンプルなど各種サンプルの形状、性質に応じた各種粉砕装置をラインナップ
しています。
・CT293サイクロテック
・CM290セモテック
・KN295ナイフテック
・ハンマーテック
ラボテックシリーズ
各種オートモデル分析装置の安全性、精度はそのままに抜群のコストパ
フォーマンスを実現したセミオートモデルシリーズです。各分析法に応じて
測定検体数が少ない試験室などでご使用頂ける豊富なラインナップを取り揃
えています。
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安全性 カビ毒迅速検査
フォス・ジャパン(株)はCharm社の国内総合代理店です。
穀物、原料飼料受入れ時やTMRセンターなど生産現場でカビ毒検査を迅速かつ簡易に行えます。
カビ毒検査を外部検査機関に依頼分析するにはコスト、時間を必要とします。一般的な検査キットを用いてご自身で検査する場合、試薬分
注など技術を求められることや、検体数がある程度まとまらないと検査に取り掛かれないなど現場での検査の迅速性において要求に応えら
れないケースが見受けられます。また残留濃度を数値化することが難しく、その場合は高額な分析機器が必要となってしまいます。
穀物・飼料用カビ毒迅速スクリーニング
チャーム社のマイコトキシンテストシリーズは、麦、米などの穀物、コー
ンをはじめとする各種飼料を対象としたラテラルフロー(免疫クロマト)
によるマイコトキシン迅速定量検査キットです。チャームサイエンス社で
は、免疫系テストに用いる抗体の自社開発、製造を行いながら、国際的に
高まる食品、飼料の安全性向上へのニーズにあわせた最先端のテストキッ
ト開発に取り組んでいます。
チャームROSAマイコトキシンシリーズは、アフラトキシン、DONの定性
テストキットをはじめ、アフラトキシン、DON、フモニシン、オクラトキ
シン、T2/HT2、ゼアラレノンの定量検査キットをラインナップ。穀物生産
現場、カントリーエレベーター、TMRセンター、飼料工場などで主要なマ
イコトキシンの迅速検査にご使用頂けます。
CharmROSAマイコトキシンシリーズ
本シリーズでは専用抽出パウダーと水で抽出可能なWETキット、蒸留水又
はエタノール、メタノールで抽出可能なFAST5キットをはじめGIPSA(米
国穀物検査局)認証の各種テストキットで残留マイコトキシンの定量検査
をどなたにでも簡単に行えます。
必要に応じて1検体からテストでき、簡単な操作方法でどなたでも確実な
定量検査を行えるため、穀物受け入れ現場、穀物原料検査、穀類研究試験
室など様々なシーンにあわせて柔軟にご使用頂けます。
・ラテラルフロー法による定量検査キット
・わずか数分のインキュベーションにより定量検査が可能
・残留濃度をppb又はppmで表示可能(要CharmEZ-Mリーダー)
・GIPSA(米国穀物検査局)認証(一部)
・陽性コントロールサンプル付属
・廃液に有害物質を含まないため一般排水に廃液可能※
・厚生労働省認可(アフラトキシン定量テスト コーン)
※WETテストの場合
各種マイコトキシンテストキットシリーズ
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飼料・穀物用ROSAマイコトキシン定量テストシリーズ
テストキット名 定量範囲 測定時間 抽出
FAST アフラトキン定量 0-3ppb, 20-150ppb, >100ppb 3分/5分 70%メタノール又は84%アセトニトリル
アフラトキシン定量 0-150ppb 10分 50%エタノール
WET-S5アフラトキシン定量 0-150ppb, 50-1000ppb 5分 水
FAST5 DON定量 0-1.5ppm,1-6ppm, >5ppm 5分 蒸留水
DONQ2 定量 0-6ppm, 2-25ppm, 5-60ppm 2分 蒸留水
WET DON定量 0-1.5ppm, 0.5-6ppm 5分 水
FAST5フモニシン定量 0-1.5ppm, 1-6ppm, >5ppm 5分 70%メタノール
フモニシン定量 0-1ppm, 0-6ppm, 6-60ppm 10分 50%エタノール
WETフモニシン定量 0-1.5ppm, 1-6ppm, >5ppm 5分 水
オクラトキシン定量 0-30ppb, 20-150ppb 10分 70%メタノール
TS/HT2定量 0-250ppb, 100-2500ppb 10分 70%メタノール
ゼアラレノン定量 0-1400ppb 10分 70%エタノール
ゼアラレノン定量 0-1400ppb 10分 50%メタノール
FAST5ゼアラレノン定量 0-350ppb, 300-1400ppb 5分 70%メタノール
WETゼアラレノン定量 0-500ppb, 250-1500ppb 5分 水
アフラトキシン定量キットとHPLCによる比較データ
HPLC (ppb) チャームAFQ-WETキット (ppb)
試料 濃度
平均 ±標準偏差 平均 ±標準偏差
試料1(5 ppb) 5.61 ± 0.62 5.5 ± 1.0
試料2(10 ppb) 11.0 ± 1.0 11.1 ± 1.5
コーン
試料3(20 ppb) 20.6 ± 1.8 20.2 ± 2.0
試料4(100 ppb) 93.2 ± 8.4 92.0 ± 12.2
簡単操作:検査フロー(例:DON2分定量テストの場合)
① ② ③ ④ ⑤ ① 50g(又は10g)の粉砕サンプルを秤量
混合 ② 蒸留水又は水250ml(又は50ml)を添加
③ 攪拌(約30秒)
④ 遠心分離(又はフィルター濾過)
⑤ 希釈サンプルの作成
50μl抽出液+1000μl(1.0ml)専用バッファー液
⑥ ⑦ ⑧
⑥ チャームEZ-Mリーダー又はインキュベーターにキットをセット
⑦ 希釈サンプル300μlをキットに注入
⑧ 2分間インキュベーション後、リーダーで結果を読み取り
EZ-Mリーダー
CharmEZ-M Reader
チャームEZ-Mリーダーはマイコトキシンテストキットの加温、読み取り
判定機能を一体化したオールインワンシステムです。さまざまな現場を想
定した先進の機能により簡単操作で確実なカビ毒検査を実施できます。
・検査キットの自動識別機能
・定量検査結果を数値表示
・タッチパネル操作
・加温インキュベーター、リーダー一体型※
・チェック用専用ストリップ付属
・専用ソフトウェアでデータをエクセル表示
・SDカードによるデータ保存、アップデート
※多検体を連続的に検査したい場合は、複数検体数を同時に加温可能なイ
ンキュベーター単体(別売)との併用により、リーダー機能のみとしての
ご使用も可能です。
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FOSS Analytical A/S
FOSS Alle 1 フォス・ジャパン株式会社
DK-3400 Hillerød
Denmark
〒135-0064
東京都江東区青海2-4-24 青海フロンティビル11階
Tel.: +45 7010 3370 TEL03-5962-4811
Fax: +45 7010 3371
セールス・サービス拠点:札幌・大阪・福岡
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