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実験動物の飼育環境を独自の空調換気技術により整備できるシステムです。
操作しやすい!安全!省エネ!よごれにくい!感染リスクが少ない!
ラミフローラックシステムがバージョンアップしました‼
オープンラックの「易操作性」とIVCのような「安全性」を両立した、ケージ個別換気方式の一方向気流ラックです。【特許 第4961404号、第5749901号】
このカタログについて
ドキュメント名 | 動物も人間も快適!『アイラックシステム』 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 449.4Kb |
取り扱い企業 | ダイダン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
ダイダンの一方向気流ラックがさらに進化!
実験動物飼育ラック
アイラックシステム
Novel One Way Air Flow Rearing Equipment
ケージ個別換気方式の一方向気流ラック
オープンラックの「易操作性」と、
IVCのような「安全性」を同時に兼ね備えました。
オープンラック アイラックシステム
操作しやすい! 安全! 省エネ!
IVC よごれにくい! 感染リスクが少ない!
Individual Ventilation Cage
特許 第4961404号
第5749901号
環境面の向上
安定した一方向気流により、アレルゲン・感染リスク・
臭気の低減、実験精度の向上、動物福祉の向上
が可能です。
操作性の向上
ラック前面に扉などがなく、ケージの操作性や
清掃性が向上しました。
ランニングコスト削減
さらに小排気風量(当社比30~60%)となり、
外気負荷・搬送動力エネルギーを削減します。
〈概念図〉
Page2
構造と特長
ケージ個別換気方式の採用 排気口をケージ直上部に配置
ケージ個別換気方式により、感染リスクを最小限にとどめます。
ケージ内換気回数は100回/h程度としながら、換気対象をケージ 清 排
に限定することで、ラック全体の小風量化が可能となり、省エネ 掃 気
用 チ ケージ上部の
ルギーに貢献します。 点 ャ 隙間より流入
検 ン
口 バ
ー(
高度な一方向気流の形成 背 動物体温
面 飼育ケージ による対流
)
ラックとケージの隙間に良好な一方向気流が形成され、ケージ
内雰囲気の外部漏洩を防止します。その結果、飼育室内アレル
ゲンや病原体及び、臭気の拡散を防止し、安全で衛生的な ラック内の空気循環
作業環境を構築します。
遮蔽物がなくケージの出し入れが容易に
扉など、ラック前面の遮蔽物を廃止。ケージの操作性及び清掃性 排気口
が向上しました。
良好な気流による均一な温度分布
ラックとケージの隙間から流入する新鮮空気は、動物体温により
自然対流を発生させ、ケージ内部を効率よく換気。室内環境と
比較しても、温度は2~3℃、湿度は5%以内の上昇にとどまり、
良好なケージ内環境を形成します。 38℃に加熱した擬似動物
擬似動物(38℃)を使用したケージ内気流可視化実験
床敷交換の削減が可能に
良好なケージ内換気により、ケージ内NH3濃度の上昇を抑制。 ppm
50
また、効率よい換気により、床敷の乾燥状態を維持することで 45
床敷交換頻度は、当社従来型比1.5~2.0倍に延長可能となり 40
マウス群飼(5匹飼い)
35
ます。また、これにより飼育動物に対する居住環境の向上にも
30
寄与します。 25
6日目
20
メンテナンスも容易に 15
10
背面に点検扉を配置することで、汚れやすい排気チャンバー内へ 5 マウス単飼
容易にアクセスできます。また、表面を平滑にし、突起物を最小限 0
0 2 4 6 8 10 12 14
とする工夫により、清掃性は大きく向上しています。 日目
ケージ内アンモニア(NH3)濃度の推移
tech-info@daidan.co.jp
https://www.daidan.co.jp
2023.04 第2.1版