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疲労試験用に開発されたひずみゲージで、ひずみレベル±3000μεにおいて、疲労限界値が1000万回以上を満足し、従来(±1500με、100万回)と比べ、格段に耐久性の高いひずみゲージです。
航空機分野などでは、複合材料の大ひずみの繰返し荷重試験を行いますが、ひずみゲージの疲労限界に合わせて、ひずみゲージを頻繁に貼替える必要がありました。DSFシリーズは、貼替えの手間と費用を大幅に削減します
このカタログについて
ドキュメント名 | 高耐久ひずみゲージ DSFシリーズ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 352.3Kb |
取り扱い企業 | 株式会社東京測器研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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TML Pam J-1013C
高耐久ひずみゲージ DSFシリーズ
ひずみレベル2倍で、繰返し回数1000万回以上!
DSFLA-2-350( ×5)
DSFLA-5-350( ×5)
近年、開発されている新素材、高強度CFRPなどでは、3000μεを超える
高いひずみレベルでの繰返し試験が行われます。従来のひずみゲージでは
±3000μεひずみレベルで疲労限界が約2.5万回と低く貼り替えが必要で
した。高耐久ひずみゲージDSFシリーズでは、±3000μεのひずみレベル
において、疲労限界値が1000万回以上と、一般用ひずみゲージの疲労限
界(±1500με、100万回)と比べ、格段に高い耐久性を実現しました。 CFRP 試験片疲労試験風景
CFRP素材およびCFRPを採用する様々な製品の開発に貢献できます。
適用試験
●複合材料(CFRPなど)疲労試験
●低サイクル疲労試験
仕 様
ひずみゲージ型名 DSFLA-2-350 DSFLA-5-350
形状 単軸
ゲージ長/ゲージ幅 2 mm / 2 mm 5 mm / 2 mm
ゲージベース寸法 長さ/幅 8 × 3.3 mm 11 × 3.2 mm
材質 抵抗素子 : 特殊合金 ゲージベース : ポリイミド樹脂
ゲージ抵抗値 350Ω
ゲージ率 約 3.5
使用温度範囲 -60 ~ +200℃
測定対象材料 金属、複合材料
適用接着剤 CN、 EB-2、 C-1
対応線膨張係数 ーーー*
室温における疲労限界 1×107 (±3,000×10‒6 ひずみ, 15Hz負荷にて)
* 自己温度補償ゲージではないので被測定部と同じ材料のダミー試験片で予め熱出力ひずみの測定をおすすめします。
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■CFRP材による疲労試験(高耐久ひずみゲージのS-N曲線)
8000
片振幅●R=0.1
両振幅▲R=-1 高耐久ひずみゲージ
6000 ●,▲ DSFシリーズ
応力比R
4000
ゲージB
ゲージA
2000
0
104 10 5 10 6 10 7 10 8
繰返回数(回)
■疲労試験結果
500
400 一般ゲージ FLA-5-11
約2.5万回
300 高耐久ひずみゲージ
DSFLA-5-350
200 1000万回以上
100
0
室温における疲労試験のひずみレベル ±3000×10-6ひずみ(15Hz)
-100
102 103 104 105 106 107 108
繰返回数(回)
室温における疲労限界 1×107以上(1000万回以上)
※疲労限界(Fatigue Limit):接着したひずみゲージに一定の機械的繰り返しひずみを加え、最初の指示
ひずみに対して零点の移動量が300με変わるまでの回数です。
安全に関する ●安全にお使いいただくため、ご使用の前には、「取扱説明書」をよくお読
ご注意 みの上、記載内容に従ってご使用ください。
お問合せ、ご用命は
株式会社東京測器研究所
www.tml.jp
本 社
140-8560 東京都品川区南大井 6-8-2
TEL.03-3763-5611 FAX.03-3763-6128
東京・札幌・仙台・北関東・つくば・高崎・
認証取得範囲 ISO9001 名古屋・大阪・明石・広島・福岡
ひずみゲージ、ひずみ測定 技術的お問合せ〔企画技術課〕
装置、変換器の設計と製造 TEL.03-3763-5613
掲載内容は予告無く変更することがあります。掲載内容は 2018 年 1 0月現在のものです。
零点の変化量(με) ひずみレベル(μm/m)