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泳動からデータ取得まで3時間。全自動で
キャピラリーを用いた全自動ウェスタである、シンプルウェスタンは従来のウェスタンブロット法をすべての面で圧倒する新しい技術です。
化学発光検出 シンプルウェスタン に、RePlex (ストリッピング & リプロービング)も可能な新機種 Abby(アビィ)が登場
RePlexでは、1測定で2回の抗体反応・検出可能となるため、
サンプルを泳動・固定した同じキャピラリー内で
*分子量が同じターゲットの検出(リン酸化、トータル)
*総タンパク質ノーマライゼーション(ターゲット、総タンパク質)
このような測定も可能となりました。
このカタログについて
ドキュメント名 | 全自動キャピラリーウェスタン Abby(アビィ) |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.6Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | プロテインシンプル ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
リン酸化ターゲットをトータル(汎反応性) Abbyの仕様 規 格
ターゲットでノーマライゼーション 内容 スペック 内容 スペック
プローブ1: プローブ2: 同 一 サ ン プ ル で 最大サンプル数/測定 25 解像度 ±15 - 20 % (MW<20kDa)
anti-EGFR anti-pEGFR
EGF + - + - 分子量の等しい複数 最大サ ンプルの測定時間 <3時間 ±10 % (MW>20kDa)
kDa タンパク質を検出 <RePlexで5時間 定量性CV <20%
ハンズオン時間 30分
230 ダイナミックレンジ 2 - 3 log ウェスタンブロットがとてもシンプルになりました
必要サンプル量 0.3 - 1.2 µg (総タンパク質アッセイ)
pEGFR 感度 ng (総タンパク質アッセイ)
0.6 - 1.2 µg (化学発光)
180 EGFR
Low pg (化学発光)
必要サンプル容量 3 µL/well
EGF処理および未処理A431 サイズ (分子量)範囲 分子量 2 - 440 kDa キャピラリー 5cm,100µm,400nl ウェスタンブロット法をすべての面で圧倒する
ライセートにおけるプローブ CV (サイズ) <10% 重量 21 kg
116 1およびプローブ2でのEGFR 全自動シンプルウェスタンシステム
お よ び p - E G F R 検 出 の CV (測定内) <15% 機器サイズ(閉) H 36 cm x W 36 cm x D 57 cm
レーンビュー CV (測定間) <20%†(総タンパク質アッセイ) 機器サイズ(開) H 36 cm x W 53 cm x D 57 cm 化学発光検出専用の次世代シンプルウェスタンの
<20%*(化学発光) 必要電源 100VAC,50/60Hz,5.0 amps
†ピーク面積の割合 測定時の温度レンジ 18‒24 °C 最新機種が登場
*System controlを使用
新機能 測定時の湿度レンジ 20‒60% 相対、結露しないこと
シンプルウェスタン用Compassソフトウェア
A��� 同一キャピラリー内で最大2ラウンド
レーン注釈機能を追加
全自動連続イムノアッセイのほか
総タンパク質アッセイを実行
アビィ
プロービング
サイクルごとに
コントラストの
調整
分子量が
同じバンドも シンプルウェスタンのワークフロー 従来のウェスタンブロットよりも高感度
わけて表示 スタートから
データ出力までわずか 3時間 シンプルウェスタン 従来のウェスタン
サンプル、試薬調製
(専用プレートにサンプル、ラダー
抗体などを分注) 0.0
00
2 m
g/m
L
02
m
g/m
L
0.0
00
8 m
g/m
L
0.0
04
m
g/m
L
0.0
2 m
g/m
L
0.1
m
g/m
L
0.5
m
g/m
L
2.7
m
g/m
L
13
.5 m
g/m
L
kDa 0.0
0
0.0
00
8 m
g/m
L
0.0
04
m
g/m
L
0.0
2 m
g/m
L
0.1
m
g/m
L
0.5
m
g/m
L
2.7
m
g/m
L
13
.5 m
g/m
L
30~45分間 230
180
Compass for SW キャピラリーカートリッジと
プレートを装置にセット 116
上で図を作製して
スタートボタンを押す
そのまま図として 66
使用可 全てのステップはキャピラリー内で行われ、全自動化されています
必要な領域だけを キャピラリー内に 40
クロッピング マトリクス(ゲル)をロード
Compass for SW上でアッセイ条件を確認しながら図を 4分間
スタッキングマトリクス セパレーションマトリクス
作製できます HEK293 ライセートで GSK3a を連続滴定し、シンプルウェスタン(左)と
サンプルをロード 従来のウェスタンブロット(右)で GSK3a を検出しました。従来の
他の汎用ソフトウェア等、複数のソフトウェアを行ったり 1分間 ウェスタンブロットと比較して、シンプルウェスタンではより低い
来たりする必要がありません 高分子量 低分子量 サンプル濃度でシグナルが検出されましたが、どちらの手法でも高い
電気泳動 ライセート濃度でシグナルを検出しました
(タンパク質を分子量ごとに
キャピラリー内で分離)
ウェスタンで最も検出感度の高い蛍光二次抗体が2021年の夏に登場! 時 25分間
間 UV光でタンパク質を 従来のウェスタン(2.5 log)を上回る
Jess専用です キャピラリー内に固定
(キャピラリー内壁にある化学物質と シンプルウェスタンのダイナミックレンジ(>4 log)
タンパク質が光化学反応で共有結合し
タンパク質が内壁にトラップされる)
New GSK3aシグナル
業界最高感度の蛍光ウェスタン! ゲルマトリクスを洗い流し 10,000,000
ブロッキング剤、一次抗体と反応
STELLAR 1,000,000
36分間 シンプルウェスタン
100,000
HRP標識二次抗体と反応 10,000 従来のウェスタン
30分間
1,000
超高感度のNIR/IR検出 (<pgレベル)
発光基質をロードし発光を 100
化学発光レベルの感度 CCDカメラで検出
15 10
分間
JESS化学発光 JESS STELLAR 他社 1
0.0001 0.001 0.01 0.1 1 10 100
Protein 解析データの出力
HEK293 lysate (mg/mL)
Purified DnaK spiked in 5分間
HeLa lysate < 1 pg < 1 pg < 数十 pg カートリッジ(廃液含む)と 従来のウェスタンブロットと比較して、シンプルウェスタンでは
プレートを廃棄
Purified RNase A < 1 pg < 1 pg < 数十 pg 12 40 66 90 116 180 終了 ダイナミックレンジが 1.5 log 改善しています
MW (kDa)
Signal
Page2
PROTEINSIMPLE PRODUCT CATALOG
A � � � は、RePlex と呼ばれる 1 回目のプロービングで結合した抗体を除去する新機能をもち
新たに別の抗体で 2回目のプロービング、または総タンパク質検出を行えます
総タンパク質ノーマライゼーション Abbyのアッセイ マルチプレックスとRePlex機能 連続イムノアッセイでピコグラムの感度を維持
L L L L L
/m
g/m /m g/m
L
/m L
m mg g/m
L
/m /m
m mg
1 m
g
ブ1 2
0.2
m
g
0.1
m
0.0
5
0.0
1
0.2 0.1
m
g
0.0
5
0.0 Load Matrix and Sample マトリックスとサンプルをロード ロー ーブ pg 7 p
g
pg pg 7 p
g
pg
230- kDa プ プロ kDa 50 16
.
5.6
1.9
pg
kDa 50 16
.
5.6
1.9
pg
66- 230-
80- プローブ1 230-
1 プローブ2
-HSP60
180- 180-
Separation Matrix High MW 分離マトリクス 高分子
116- Stacking Matrix Low MW 分離マトリクス 低分子
40- -GAPDH
116- 116- キャピラリー内の
Separate 分離 タンパク質は共有
66- -14-3-3
-DnaK -DnaK 結合で非可逆的に
-Park7 貴重なサンプルを節約 66- 66- 結 合 し て い る
RePlexアッセイを使用して
ilize タンパク質のUV固定 サンプル調製のコスト削減 ためReP lex前後
Immob
40- 1回目でイムノアッセイを 研究スピードUP いずれでも同等な
-14-3-3 行 い 、続 い て 同 一 12- ピコグラムの感度
キ ャ ピ ラ リ ー 内 で 40- 40- と直線性を実現
総 タ ン Imパmunopクrobe 質 を 抗体1で免疫プローブ
検出後、ノーマライズ
12- Target Protein HRP-labeled 標的タンパク質 HRP標識 14-3-3 HSP60
Primary Ab Secondary Ab 一次抗体 二次抗体 400,000 500,00 400000
R² = 0.9987
350000
7000000 14-3-3 300000 プローブ2
Quantitate Signal 標的1の解析データ
APDH 400,000
300,000 プローブ2 G プローブ1 検出限界:1.7pg R² = 0.9979
250000
6000000
300,000 200000 プローブ1
5000000 200,000 Park7 150000 検出限界:2.6 pg
RePlex(初めの免疫プローブ由来の抗体を除去) 200,000 100000
4000000 100,000 50000
100,000 0
3000000 0 10 20 30 40 50 60
抗体2で免疫プローブ(もしくは総タンパク質アッセイ)
0 0 DnaK (pg)
2000000 12 40 66 116 180
MW (kDa)
1000000
標的2の解析データ 同一キャピラリーで2連続でDnaKを検出したレーンビュー(上)および濃度と
2連続イムノアッセイで測定したHSP60、GAPDH、14-3-3 DnaKピーク面積の直線性評価(下)
0
0.01 0.05 0.10 0.20 およびPark7検出のレーンビュー(上)とグラフビュー(下)
HeLaライセート濃度(mg/mL)
Rawデータ ノーマライゼーション後
付属のCompass for SWで数回クリックするだけで
さまざまな濃度のHeLaライセートの14-3-3と総タンパク質シグナル イムノアッセイの回数を簡単に変更することが
(上)、およびRawデータおよびノーマライズされたシグナルが できます
示されています(下) いずれも必要な手間はプレートにサンプルと試薬
を入れるだけです
ピーク面積の平均
シングルイムノアッセイ(3時間)
2連続イムノアッセイ(5時間)
Chemiluminescence P1
ピーク面積
Chemiluminescence P2