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新型コロナウィルス( COVID 19 )感染症 治療法・ワクチン開発に向けた Octet による研究開発促進

製品カタログ

掲載内容

Octet Systemの概要とBLI法
Covid研究に対してのOctetアプローチ
アプリケーション例
- 治療薬開発(中和抗体、ペプチド)
- ワクチン開発
- 診断薬開発

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このカタログについて

ドキュメント名 新型コロナウィルス( COVID 19 )感染症 治療法・ワクチン開発に向けた Octet による研究開発促進
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 3.9Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ザルトリウス・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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新型コロナウィルス(COVID-19)感染症 治療法・ワクチン開発に向けたOctetによる研究開発促進 2020/10/20
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Agenda Octet Systemの概要とBLI法 Covid研究に対してのOctetアプローチ アプリケーション例 -治療薬開発(中和抗体、ペプチド) -ワクチン開発 -診断薬開発 2
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Agenda Octet Systemの概要とBLI法 Covid研究に対してのOctetアプローチ アプリケーション例 -治療薬開発(中和抗体、ペプチド) -ワクチン開発 -診断薬開発 3
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The ForteBio BLI Platform • • •
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分子間相互作用解析とは Association AB A A Y Y B B YY Y Y Y Dissociation A: 抗原 B: 抗体 AB: 複合体 Time Ka Kd Ka: 結合速度定数 A + B AB KD = Ka KD: 解離定数 Kd Kd: 解離速度定数 分子間相互作用解析では、分子の結合力を速度論的に解析、KD:解離定数により数値化して評価 可能です。 Binding (nm)
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Dip and Read 6
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Bio-Layer Interferometry (BLI) 7
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(BLI: Bio-Layer Interferometry) 100% 0 Distance Wavelength (nm) between the two reflecting surfaces = ℓ Intensity λ =ƒ(λ, ℓ) Function of density and optical thickness Time 8 nm shift Relative Intensity
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Dip and Read 9
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Octet System series Octet RED Series Analyte MW: > 150 D KD range: 1 mM - 10 pM K2 RED96e RED384 HTX Octet QK Analyte MW: > 5 kD KD range: 10 mM - 1 nM QKe • 2-channel • 8-channel • 16-channel • 96-channel read head • 96-well plates • 96-well plates • 96 & 384-well plates • 96 & 384-well plates • >180µL assay vol. • >180µL assay vol. • >40µL assay volume • >40µL assay volume • Automation Compatible • Automation Compatible ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
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シンプルな操作 3 Simple Steps: 1. Pipet a drop 2. Insert a biosensor 3. Close cover to start assay
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バイオセンサー Biosensors ・Protein A (ProA) ・Anti Human IgG Fc (AHQ) ・Protein G (ProG) ・Anti Murine IgG Fv (AMQ) ・Protein L (ProL) ・Anti Human IgG Fab 2nd G (FAB2G) ・Aminopropylsilan (APS) ・Anti Mouse Capture (AMC) ・Amine reactive (AR2G) ・Anti Human Capture (AHC) ・Streptavidin (SA) ・Anti Penta HIS (HIS1K) ・High Precision Streptavidin (SAX) ・Anti HIS (HIS2) ・High Precision Streptavidin2 (SAX2) ・Anti GST (GST) ・Super Streptavidin (SSA) ・Ni-NTA (NTA) Assay kits ・CHO Host Cell Protein (HCP) detection kit ・Residual Protein A detection Kit (RPA kit) ・Sialic Acid (GlyS) kit
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Agenda Octet Systemの概要とBLI法 Covid研究に対してのOctetアプローチ アプリケーション例 -治療薬開発(中和抗体、ペプチド) -ワクチン開発 -診断薬開発 14
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新型コロナウィルス(SARS CoV-2)について • 無症状または風邪様症状が多いが、重症では呼吸不全や敗血症、多臓器不全を引き起こす • コロナウィルスのグループに属しており、類縁として重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東 呼吸器症候群(MERS)を引き起こすウィルスがある • SARS CoV-2のゲノム配列が2020年1月に報告された • SARS CoV-2はSARS CoVと80% 程度の配列相同性がある • 直径125 nm程度の比較的大きな一本鎖RNAウィルス • スパイク(S)糖タンパク質、エンベロープ(E)タンパク質、 膜(M)タンパク質、ヌクレオカプシド(N)タンパク質などか らなる、エンベロープを持つウイルス粒子
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SARS CoV-2の生物学 S Protein M Protein RRNA ACE2 Furin TMPRSS2 Cleavage exposes Spike Furin and fusion peptides Viral RNAs proteins TMPRSS2 host helps fuse viral - latch onto enzymes cleaves host membranes enter the cell ACE2 spike protein Viral budding and re- receptors infection Utilizes host machinery to synthesize viral RNA and Proteins David Cyranoski., Nature, 581:22 2020
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SARS CoV-2の受容体結合 Spike • スパイクタンパク質はS1とS2という二つのサブユニット protein を持つ、三量体構造 • S1サブユニット中のRDBのACE2受容体への結合がPre- fusionの三量体構造を不安定化しタンパク質の構造変化が 起きる。細胞膜とS2サブユニットを介して融合が開始さ (RBD) れる ACE2 • 細胞のFurin (およびTMPRSS2) というタンパク質分解酵素 がスパイクタンパク質を開裂し、S1およびS2サブユニッ トが生じる 多くの治療戦略が、 スパイクと受容体の 結合を阻害すること を目的としている David Cyranoski., Nature, 581:22 2020
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OctetはCOVID-19治療薬研究から生産まですべてをカバーするAll-In-Oneプラットフォーム 受容体との相互作用 抗体の結合エピトープ解析と分類 中和抗体および阻害剤開発 Spike Protein or RBD Spike or RBD 受容体結合阻 害剤 抗体のエピトープと 中和抗体の結合や ACE2 その関係性を明らか 受容体ブロッキング能の解析 ACE2 にする 抗体のスクリーニングや親和性測定 ワクチンのタイターや安定性
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Sタンパク質のヒトACE2への結合 SARS CoV SB と SARS CoV -2 SB の hACE2への結合比較 SARS CoV-2 SB SARS CoV SB nMオーダーの結合親和性をどちらも示すが、SARS-CoV 2の方がより強い親和性を示す Walls, AC et al., Cell, 181:281-292 e286, 2020
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抗体の交差反応性 • CR3022 および240CD抗体は SARS CoV Sタンパク質に結合し、動物モデルで SARS CoV感染に対する中和活性を持つことが知られている • そこで、 SARS CoV-2 Sタンパク質に対する交差反応性を調べた Biosensor AHC SARS S protein • どちらの抗体も、SARS CoV-2 S に対して nMオーダーの親和性を示した • SARS CoVやMERS CoVに対するほかのnAbsが調べられているが、 SARS CoV-2 Sには結合し なかった。おそらく異なったウィルス間でのエピトープの多様性を反映している Joyce MG, et al., bioRxiv, 2020.2003.2015.992883, 2020