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理想の超音波研磨装置への挑戦
「長時間の連続使用」と「幅広いパワーゾーン」へ至る
発熱を極限まで抑えた新開発の振動子と制御回路により長時間の使用でも、安全装置による中断がなく、安定した研磨作業が可能となりました。また、新開発のφ25mm、小径ハンドツールは、排熱に優れたアルミを使用し、放熱フィンとグリップを兼ねたリブデザインを採用。連続使用時も疲れにくい設計です。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 50年の研究開発が結実した最高傑作 超音波研磨装置ラプトロンオールスリー |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 8.3Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 三和商工株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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超音波研磨装置 ラプトロンオールスリー
■多用するチップを仮置きできるチップ置き ■軽く持ちやすい φ25mm 新設計ハンドツール
ラプトロンオールスリー 超音波研磨装置
50年の研究開発が結実した
新開発のφ25mm、小径ハンドツールは、排熱に優れたアルミ
を使用し、放熱フィンとグリップを兼ねたリブデザインを採用。
連続使用時も疲れにくい設計です。 最高傑作
■構成 ■標準付属チップ
1
本体 2 3 4 5 6
7 8 9 10
電源コード
チップケース
研磨チップ
ハンドツール チップ取り付け治具
フットスイッチ 11 12 13 14
チップ 1. ソフトウッドチップ SW Φ2 L50
■仕様 2. ソフトウッドチップ SW Φ3 L50
3. ハードウッドチップ HW Φ2 L50
入力 AC100V-240V 50/60Hz 4. ハードウッドチップ HW Φ3 L50
出力 最大48W 5. スーパーストーン #800 NSBD2 L50
6. スーパーストーン #800 NSBD3 L50
超音波周波数 18kHz - 26kHz (周波数自動追従機能付) 7. スーパーストーン #800 NSB102 L45
振幅 最大50μm ‒ 最小 1μm 8. スーパーストーン #800 NSB104 L45
9. スーパーストーン #800 NSB106 L45 Research
外形 本体:W220㎜ x D197㎜ x H108㎜ 10. 電着ダイヤモンドチップ SD205-45 研究
ハンドツール:φ25㎜ チャック 11. SNE24
12. SNE31
重量 本体:約2.5kg ハンドツール:約205g 13. STA11L(全長24mm /セラミックチップ用)
●製品の改良のため、仕様、外観の一部を予告なく変更することがあります。 14. STA11-18(全長18mm /電着ダイヤモンドチップ用)
●アルミ金型、銅合金金型から超硬金型まで、さまざまな研磨に対応出来る Analysis
標準チップを各種取り揃えております。詳しくはチップカタログをご参照ください。 解析
※チャック、チップは弊社純正品をご使用ください。
製造発売元 特約店
〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷2-21-4 11F 開D発evelopment
TEL 03-3376-3464 FAX 03-3374-0346
E-mail sanwa.shoko@nifty.com
URL http://www.sanwashoko.co.jp
LAP_ALLlll_JP_20171201 ■商品のお問い合わせはこちらまでご連絡ください。 営業部:03-3376-3464
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超音波研磨装置 ラプトロンオールスリー 発熱を極限まで抑えた新開発の振動子と制御回路により長時 さらに、最大50μmのハイパワーから、最小出力1μmの極微細間の使用でも、安全装置による中断がなく、安定した研磨作業 振動を実現。幅広いパワーゾーンが大物金型の広範囲にわたる
が可能となりました。また、新開発のφ25mm、小径ハンドツー 研磨から、微細金型の精密研磨を可能にしました。従来複数台
ルは、排熱に優れたアルミを使用し、放熱フィンとグリップを兼 で行なっていた研磨作業をこの一台で対応可能です。徹底した
ねたリブデザインを採用。連続使用時も疲れにくい設計です。ハイパフォーマンスが作業効率の飛躍的向上を実現します。
理想の超音波研磨装置への挑戦 最高を目指し、研究と開発を続けてきた超音波研磨装置を再構築しました。
「長時間の連続使用」と 「超音波研磨とは?」 再構築はそこから始まった
「幅広いパワーゾーン」 振動子は縦へ伸び縮みしているだけではなく、た 縦へ至る わみ振動もしています。振動子動作シミュレーシ 振ョンを行い、研磨チップ先端の動きを解析すると、 動の チップ先端は楕円運動
縦振動の振幅に、たわみ振動が重なり、チップ先 振
中断せずに長時間連続稼働 幅 た端は楕円運動を行なっています。この動きを1秒 わみ
発熱を抑える新振動子&制御回路 間に18,000~26,000回行うことで超音波研磨 の振
が可能となります。 動
振動子動作シミュレーション
「発熱を抑えろ、徹底的に」 妥協しない課題の克服
ハイパワーを誇っても、発熱による動作停止を繰 LAPTRON 35 振動開始15分後
り返していては効率アップは望めません。そこで
「徹底的な排熱」を追求しました。振動子の最適
化に始まり、制御回路の見直しと再開発、筐体素
材の選択と形状に試行錯誤を重ねました。さらに、 LAPTRON ALLlll 振動開始15分後
試作機にサーモグラフィー解析を行い、果てしな
いトライ&エラーを繰り返し、妥協することなく課
題を克服しました。 サーモグラフィ解析
長時間の使用でも疲れにくい 「安定した微細振動と高出力の両立」 矛盾する要求に応える
小径φ25㎜アルミ製ハンドツール 負荷をかけつつ安定した微細振動が必要な鏡面
大物金型から微細研磨まで 振動子動作ベクトル解析 ウッドチップ& セラミック仕上げから、スピードと高出力が求められる工作 ダイヤモンドペースト
最大出力50μm 最小1μm 機械による傷消しまで、一台で対応できる研磨装
置。一見矛盾した要求のために、様々な解析とシ
ミュレーション、そして試行錯誤を経て、振動子の コンター図による応力解析
位置、形状、大きさを設定しました。結果、微細振
動時も粘り強く、高出力までシームレスに対応す
る理想の振動子を開発しました。 成型面の鏡面仕上げ スリット奥の研磨
■パワーゾーン比較 従来3機種で分担していたパワーゾーンをALLlll一台に集約しました。 ■研磨工程の実例
安定した微細研磨から大きい金型研磨に必要なハイパワーをこの一台で対応可能です。 【金型「】SANWA」ロゴ金型【 使用鋼材】 NAK80
セラミックチップ動き幅 【硬化層除去】 全面 ALLⅢ + セラミックチップ#800
LAPTRON ALL lll 5μm放電加工 → ピーニング処理 【荒磨き】 セラミック砥石使用平面:砥石 手研磨 + 奥隅:ALLⅢ 砥石研磨
①平面 #600
②平面 #800 → ③奥隅ALLⅢ+セラミック#800 →
LAPTRON S ④平面 #1000 → ⑤奥隅ALLⅢ+セラミック#1000 →微細研磨の安定性は随一 ⑥平面 #1200 → ⑦奥隅ALLⅢ+セラミック#1200
【中磨き】 ペーパー手仕上げ
LAPTRON 35 汎用性の高い35 ①#1000 → ②#1200 → ③#1500
【仕上げ】 ウッドチップ + ダイヤモンドペースト使用
LAPTRON 55 平面:ペースト手仕上げ + 奥隅:ALLⅢ+ウッド+ペースト高出力研磨装置 ①平面#1800 → ②奥隅 ALLⅢ+ペースト #1800 →
MIN MAX ③平面#3000 → ④奥隅ALLⅢ+ペースト #3000 →
【荒磨き】 セラミック砥石使用 【仕上げ】 ウッドチップ + ダイヤモンドペースト使用 ⑤平面#5000 → ⑥奥隅 ALLⅢ+ペースト #5000