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狭帯域波長板
狭帯域波長板は弊社独自の溶着技術によって積層し作成した波長板です。
狭帯域波長板は入射する偏光の振動方向を選択した色のみ(選択した波長帯域のみ)回転させる機能を持ちます。この機能によって他の光学部品と組み合わせた際に色別に偏光を分離・再合成する光学系を設計することが可能です。そのため偏光を利用する多くの光学系に弊社が作成した波長板が利用されています。
このカタログについて
ドキュメント名 | 狭帯域波長板 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
取り扱い企業 | 株式会社光響 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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狭帯域波長板
1.概要
狭帯域波長板は弊社独自の溶着技術によっ
て積層し作成した波長板です。
狭帯域波長板は入射する偏光の振動方向を
選択した色のみ(選択した波長帯域のみ)回転
させる機能を持ちます。
この機能によって他の光学部品と組み合わ
せた際に色別に偏光を分離・再合成する光学
系を設計することが可能です。
そのため偏光を利用する多くの光学系に弊
社が作成した波長板が利用されています。
2.製品データ
・弊社には狭帯域波長板として 5 種のラインナップが存在します。
・製品データ
機能 狭帯域波長板(Color select)
弊社品名 GM 44 M G 22 BY8 RC 14 RB8
1/2波長板回転領域
※ 488-592nm 430-500/590-680nm 430-505nm 575-680nm 540-680nm
波長領域交差 ±6nm ±5nm ±6nm ±5nm ±10nm
材質 ポリカーボネート樹脂(PC )
※1/2波長板回転領域:狭帯域波長板が1/2波長板として機能する波長帯域
3.用途
近年、光源等の技術革新により光源のレイアウトが自由になりつつあります。
弊社の狭帯域波長板とプリズムビームスプリッター(PBS)等の光学部品を組み合わせることで
RGB 各色の偏光を色別にコントロールし、ユニークな光学設計が可能となります。
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4.光学特性
・偏光透過率 vs 波長帯域
偏光透過率は狭帯域波長板の前後に偏光板
(偏光子・倹光子)を配置した時の透過率を評価し
ます。偏光板の透過軸が直交・平行時にそれぞ
れ、クロスニコル・パラレルニコルの透過率が得
られます。
※データはシミュレーション値であり、性能を保証するものではありません。