NPaシステムのプレス機・成形機シリーズ

NPaシステム の プレス機・成形機シリーズ 超高圧油圧プレスカタログ From Powder to Form ● 粉末成形用卓上プレス機 ● 全自動プログラム成形機 ● 粉末成形金型・振動ブロック エヌピーエーシステム株式会社

　NPa システムは、油圧のノウハウを原動力に、日本国内だけでなく世界中の試験研究機関などの現場でご利用を頂 いているプレス機・成形機の製造メーカーです。油圧でお客様の抱える様々な課題を解決するために日々研鑽を重ね、 現在では多数の社員が国家検定の一級油圧装置調整技能士を取得しております。 　今後も油圧の持つ可能性を信じ、力の単位であるニュートン（N）と圧力の単位であるパスカル（Pa）に関する仕 事を通じて社会に貢献してまいります。 INDEX 納入実績……………………………………………………1 会社案内……………………………………………………2 プッシュバックプレス………………………………3〜4 コンパクトプレス……………………………………5〜6 ハイトセットプレス…………………………………7〜8 プログラム成形機…………………………………9 〜 10 NPa ダイス………………………………………11 〜 12 V ステージ………………………………………………13 スクリュープレス………………………………………14 主な納入先（敬称略）　※国内 500 台以上の納入実績あり 国立研究開発法人 産業技術総合研究所、理化学研究所、物質・材料研究機構、宇宙航空研究開発機構、日本原子力研究開発機構、海洋研究開発機構、 量子科学技術研究開発機構、科学技術振興機構、海上・港湾・航空技術研究所　他 国公立大学 北海道大学、岩手大学、東北大学、東京大学、京都大学、東京工業大学、名古屋大学、名古屋工業大学、大阪大学、東京医科歯科大学、 筑波大学、九州大学、室蘭工業大学、北見工業大学、秋田大学、山形大学、福島大学、東京農工大学、茨城大学、群馬大学、埼玉大学、 信州大学、長岡技術科学大学、長崎大学、富山大学、新潟大学、大阪府立大学、佐賀大学、神戸大学、山口東京理科大学、豊橋技 術科学大学、岡山大学、福井大学、兵庫県立大学、奈良先端科学技術大学院大学、三重大学、横浜国立大学、九州工業大学、山梨 大学、静岡大学、北陸先端科学技術大学院大学、島根大学　他 私立大学 早稲田大学、東京理科大学、芝浦工業大学、日本大学、神奈川大学、法政大学、中央大学、工学院大学、東海大学、東京都市大学、 愛知工業大学、沖縄科学技術大学院大学、関西大学、甲南大学、明治大学、千葉工業大学、東洋大学、朝日大学、近畿大学、桐蔭 横浜大学、豊田工業大学、立命館大学　他 企業 自動車関連、化学関連、半導体製造関連、電気機器関連、金属系素材関連　他 1

会社概要 沿革 会社名 エヌピーエーシステム株式会社 有限会社エヌピーエーシステムを設立 所在地 〒335-0001 埼玉県蕨市北町5-11-20 油圧プレス、粉体成形金型及び油圧装置の設計・ 1998 年 6 月 製作を開始 TEL ／ FAX 048-446-9614 ／ 048-446-9620 資本金を 1200 万円に増資 設立 1998 年 6 月 1 日 2000 年 6 月 社名をエヌピーエーシステム株式会社に改名 決算期 12 月 31 日 資本金 1,200 万円 2001 年 3 月 本社事務所を川口市南前川に移転拡張 代表取締役会長　岡本 賢一 2007 年 1 月 本社事務所を川口市安行領根岸に移転拡張 代表取締役社長　黒須 昇 会社役員 取締役　中西 章人 2015 年 3 月 本社事務所を蕨市北町に移転拡張 取締役　杉江 広樹 監査役　田口 富美子 2018 年 9 月 株式会社日伝と株式譲渡契約を締結し、完全子会社化 グループ会社 株式会社日伝 ショールームを東京都台東区　 （東証プライム 証券コード：9902） 2020 年 1 月 株式会社日伝　東京支店内に開設 三菱 UFJ 銀行 蕨支店 取引銀行 青木信用金庫 蕨駅前支店 2020 年 4 月 エコアクション 21　認証取得 本社テストルーム エヌピーエーシステムでは、本社にテストルームを開設 しております。見学はもちろん、成形などの各種テスト をお試しいただけます。機器のご説明、作業のお手伝い、 テスト内容のご相談などにも対応しております。 テストルームのご案内 テストルームのご利用はこちらから ◯ 所在地：埼玉県蕨市北町 5-11-20 東京ショールーム 東京ショールームは、グループ会社である株式会社日 伝 東京支店内に開設。弊社製品の一部を常時展示して おり、実機を体験していただくことができます。 ◯ 所在地：東京都台東区台東 4-19-18 株式会社日伝 東京支店 東京ショ－ルーム内 環境への取り組み エコアクション21とは エコアクション 21 は、環境省が策定した日本独自の環境マネジメント エコアクション21を取得し、企業として省エネルギー、廃 システム（EMS）です。 棄物の削減・リサイクル、節水、生産・販売・提供する製 一般に、「PDCA サイクル」と呼ばれるパフォーマンスを継続的に改 品の環境性能の向上およびサービスの改善などに積極的に 善する手法を基礎として、組織や事業者等が環境への取り組みを自主 的に行うための方法を定めています。エコアクション 21 は、あらゆる 取り組んでおります。 認証番号 0013041 事業者が効果的、効率的、継続的に環境に取り組めるよう工夫され ています。 2

卓上型プレス 上下から均等な加圧が出来る NPa オリジナルプレス プッシュバックプレス 作用・反作用の力で上下から成形 加圧操作を行い上部シリンダを下降させ、無負荷から負荷状態へ 特長 切り替わると、下側からもピストンが押し上がり、上下からほぼ NPa ダイスと併せて粉体成形すると以下のメリットがあります。 均一な荷重で加圧が出来るプレスです。一般的な「上部から押す ●上下両軸成形が可能なため、粉末の成形性の向上が得られます。 一軸プレス」とは異なり「上下から押す両軸プレス」となります。 ●粉体成形品を離型するための脱型が簡単です。（作動原理図参照） 粉体成形の他にも、研究開発分野など様々な用途に使用できます。 ●仮成形作業が不要なため、スペーサーを外す手間が省けます。 関連製品情報 Model : PBH-100 NPa ダイス：P.11 〜 P.12 追加オプション：P6 技術解説 両軸成形について 粉体成形機について 仕様 シリンダ下降速度 外形寸法（mm） 形式 操作 能力 間口 オープンハイト ストローク 質量 方式 （kN） （mm） （mm） （mm） 無負荷時 負荷時 （kg） (mm/ 回（）mm/sec） (mm/ 回（）mm/sec） A B C PBH-20 手動 20 140 160 125 14 1.4 470 555 570 29 PBH-50 手動 50 155 200 125 14 1.4 470 555 620 37 PBH-100 手動 100 155 200 125 6.9 0.7 470 555 665 42 PBH-200 手動 200 180 250 150 3.8 0.8 600 615 834 92 PBE-100 電動 100 155 200 125 23 2.3 470 360 665 46 PBE-200 電動 200 180 250 150 11.5 1.1 600 540 834 96 ※減圧時、スプリング戻り 外形図（mm） 手動タイプ 4-M6 電動タイプ 4-M6 同芯円溝 A-A 同芯円溝 A-A 油圧シリンダ 油圧シリンダ 可動フレーム 可動フレーム 荷重計 荷重計 ハンドポンプ 間口 電動ポンプ 間口 操作弁 A A 操作弁 A A 空気弁 電源AC100V 固定プレート A B 固定プレート 50/60Hz 約2.5m A 350W 約1m 手許SW B 3 C オープンハイト ストローク 40° C オープンハイト ストローク 63 ON

卓上型プレス プッシュバックプレスの作動原理（当社金型使用時） 油圧 油圧 油圧 油圧 成形開始 両軸成形開始 両軸成形終了 離　型 粉末充填した金型をプレス 油圧ポンプで加圧すると上 粉末は上下から均等な圧力 ムーバーを設置し、上部シ 機に設置する 部シリンダが下降し、上パ を受け両軸成形されている リンダを下降させると可動 ンチを押し付けると同時に、 フレームが上昇し成形品を 可動フレームが上昇し、下 押し上げる 可動フレーム 固定ベース パンチを押し上げる 特注仕様例 200kN プッシュバックプレス 200kN プッシュバックプレス 特注概要 特注概要 ・圧力スイッチ ・両手押しボタン ・安全カバー ・荷重保持機構 ・下降速度調整 ・サドル位置測定 両手押しボタンを押したときのみ動作します。設定荷重にてポンプ 圧力が任意に設定した値に達すると、ポンプ動作を止める機構 動作を止め、一定の保持時間内で減圧が生じた際は、再加圧して荷 の製品になります。 重を保持する機構です。流量調整弁で下降速度を調整しています。 架台 プレスを乗せるための架台です。作業者の作業位置に合わせて製作しております。 電動ポンプ 加圧操作を電動ポンプで行います。 圧力スイッチ 圧力が任意に設定した値以上に達すると、ポンプ動作を止めます。 ※オーバーシュートが有りますので、制御が必要な場合はご相談ください。 両手押しボタン 安全を確保するため、両手でボタンを押したときのみ動作します。 安全カバー ドアロック機構等の取り付けも可能です。成形体等の飛散から守ります。 荷重保持機構 設定荷重にて昇圧を止め、一定の保持時間内で 減圧が生じた際は、再加圧して荷重を保持する仕様です。 下降速度調整 流量調整弁で下降速度を調整させる機構です。 ※昇圧速度は調整できません。 サドル位置測定 ストロークの位置を測定します。 4

卓上型プレス 汎用性が高い卓上型プレス コンパクトプレス ニューセラミックス･金属粉末 等の成形に最適 プレス部とポンプを一体化したコンパクトな設計となっており、持ち運びを容易に行えます。お求め易い価格設定で、当社製金型と一緒に使 用することで両軸成形可能なプレスです。また、かしめ作業や矯正・圧入など様々な用途で使用可能です。各種オプション設定が御座います。 関連製品情報 NPa ダイス：P.11 〜 P.12 技術解説 両軸成形について 粉体成形機について Model : PCH-50 Model : PCE-100KNS 仕様 シリンダ速度（mm/ 回）（mm/sec） 寸法 型式 能力 ストローク 質量 （kN） （mm） 下降 A B C D E F φ （kg） 無負荷時 負荷時 PCH-20 20 125 14 1.4 160 145 470 360 520 32 約 22 PCH-50 50 125 14 1.4 200 150 470 360 570 32 約 33 PCH-100 100 125 6.9 0.7 200 150 470 360 610 40 約 39 PCH-200 200 150 3.8 0.8 250 200 600 540 759 55 約 90 PCE-100 100 125 23 2.3 200 150 470 360 610 40 約 43 PCE-200 200 150 11.5 1.1 250 200 600 540 759 55 約 94 ※減圧時、スプリング戻り 外形図（mm） 手動タイプ 電動タイプ 6～M6 4～M6x1 同芯円溝 同心円溝 A-A A-A 油圧シリンダ 油圧シリンダ 荷重計 荷重計 F 電動ポンプ 操作弁 Power ハンドポンプ on/off Set 50.0 kN A B B A Mode Shift Up/Zero DFG-80 操作弁 A F A 約2.5m 空気弁 400cc（有効250cc） 電源 AC100V 50/60Hz C 350W 約1m 手許SW D C D 5 E A ストローク 40° E A ストローク ON

卓上型プレス 電動ポンプ仕様 プレスは 100kN を超えると、手動ポンプでの加圧にかなり力が必要となります。 そのため、大きな力が必要な加圧時に便利な電動ポンプタイプを用意しております。 モーター仕様 モーター（50/60Hz）整流子 ポンプ性能 型式 絶縁種別型式 電圧（V） 出力 回転数 最高使用圧力 MPa 吐出量 ℓ /min AC KW rpm 高圧 低圧 高圧 低圧 PCE-100 E 種整流子 100（単相） 0.35 2000 70 1 0.2 2.0 PCE-200 プッシュバックプレス・コンパクトプレス・ハイセットプレス用　オプション ロングサドル アルミ架台 対象機種 対象機種 ・プッシュバックプレス 100kN、200kN の ・コンパクトプレス ・プッシュバックプレス ・コンパクトプレス オプション用途 ・ハイセットプレス ●シリンダ先端への取付アタッチメントです。 ●ストロークが足りない際の延長用途として。 オプション仕様 ●手動プレスをご使用される際の無負荷操作が多く、手間を減らしたい時に。 ●サイズ：縦 540mm × 横 600mm × 高さ 700mm （注）サドルを伸ばした分、オープンハイトが減ることをご考慮ください。 ●移動用キャスターおよびアジャスターパッド付き。 デジタル圧力計 スペーサー 対象機種 対象機種 ・プッシュバックプレス ・コンパクトプレス ・コンパクトプレス ・ハイセットプレス オプション仕様 オプション用途 ●４桁の液晶表示です。 ●ピークホールド機能付き。 ●バックライト付き。 ●荷重表記は kN になります。 ●電池駆動モデルと外部電源モデルの２種類 ●ストロークが足りない際の延長用途として。 から選定可能です。●水やほこりから圧力計を守る、シリコンカバー付き。 ●手動プレスをご使用される際の無負荷操作が多く、手間を減らしたい時に。 デジタル圧力スイッチ 振動ブロック付機構 対象機種 対象機種 ・電動式プレスのみ ・プッシュバックプレス ・手動式プレスは不可 ・コンパクトプレス ・ハイセットプレス オプション仕様 ●４桁の液晶表示です。 ●荷重表記は kN になります。 ●設定荷重到達でポンプ動作 OFF。 オプション用途 ●サンプリング速度は0.01～600秒で設定可能です。 ●ワークスペースに延長して付けることで、金型移動を簡単に行えます。 6

卓上型プレス ネジでの高さ設定と油圧での加圧を 1 台で実現 ハイセットプレス 均一な上下両軸成形が可能な 成形プレス機 上部のネジシャフトを操作しオープンハイトを任意に調整してか 特長 ら、下部にある油圧シリンダーを加圧上昇させて使用するプレス NPa ダイスと併せて粉体成形すると以下のメリットがあります。 です。オープンハイトの調整が出来るため、油圧による加圧上昇 ● NPa ダイス設置後、上部のネジシャフトを縮めると、直ぐに負 の手間を少なく両軸成形操作ができます。加えて、漕ぎ上げの際 　荷操作が出来、上下均一な両軸成形加工を得られます。 から加圧が出来るため偏心荷重がかかりにくい構造となっており ●仮荷重をかけたり、スペーサーの脱着の手間を省けます。 ます。 ●ポンプを漕ぐ回数が大幅に減らせるため、作業時間の短縮や労力 　の低減が望めます。 ●シリンダ上下操作で、粉体の充填深さを可変できます。 Model : HSP-50H 関連製品情報 NPa ダイス：P.11 〜 P.12 追加オプション：P6 技術解説 両軸成形について 粉体成形機について 仕様 型式 操作 能力 開口 オープンハイト ストローク シリンダ速度（mm/ 回） 寸法 質量 方式 （kN） （mm） （mm） （mm） 無負荷時 負荷時 A B C （kg） HSP-20H 手動 20 145 50 〜 160 50 14 1.4 470 555 681 33 HSP-50H 手動 50 150 50 〜 200 50 14 1.4 470 555 771 39 HSP-100H 手動 100 150 50 〜 200 50 6.9 0.7 470 555 791 47 HSP-200H 手動 200 200 75 〜 250 75 3.8 0.8 600 615 1101 115 HSP-100A 電動 100 150 50 〜 200 50 23 2.3 470 360 791 51 HSP-200A 電動 200 200 75 〜 250 75 11.5 1.1 600 540 1101 119 外形図（mm） 手動タイプ 電動タイプ 同芯円溝 同芯円溝 A-A A-A ねじシャフト ねじシャフト 荷重計 荷重計 ハンドポンプ 電動ポンプ 間口 間口 操作弁 操作弁 A A A A 空気弁 油圧シリンダ 油圧シリンダ 電源AC100V 50/60Hz 約2.5m 350W 約1m A B A 手許SW B 7 C オープンハイト ストローク 40° C オープンハイト ストローク ON

卓上型プレス ハイセットプレスの作動原理（当社金型使用時） 特注仕様例 P4 に記載の特注仕様が可能です。それ以外にも最大荷重の変更や寸法の変更、アンカーボルト用の穴あけ、ポンプの位置変更、塗装色の変更、 エリアセンサーの追加等の様々な仕様にお応えできます。ウェブ問い合わせやお電話でご相談ください。 1 サイクル自動成形機仕様 振動ブロック・安全カバー付き 関連商品 簡易グローブボックス 小型プレスを収納できるグローブボックスのご要望にも対応可能です。 不活性ガス（窒素・アルゴン）などの特殊な空気組成環境で作業が できます。 ＜追加可能機能＞ ・ガス封入バルブ ・照明 ・酸素濃度計 ・ガス測定器 ◎ 本体フレーム：アルミフレーム、ステンレス ◎ パネル・窓：塩ビ、ポリカーボネート、強化ガラス 8

プログラム成形機 成形コンディションを任意に設定可能 プログラム成形機 全自動連続成形可能 加圧・保持・減圧の一連の粉体成形工程を、５ステップに分けて 特長 任意にプログラム設定が出来ます。各ステップでは、ストローク ●粉体成形に重要な機能を、種々のオプションより選定出来ます。 位置・シリンダー速度・荷重・荷重保持時間を設定出来るため、 ● 3 段階の安全機構を備えています。※ 1 原料毎に合わせた粉体成形や各条件を変えての研究開発でもお役 ●加圧・保持・減圧のプログラム設定機構があります。※ 2 立ていただけます。 ●その他の御要望に関してもカスタマイズ実績が有りますので、 　是非ご相談ください。 技術解説 両軸成形について 粉体成形機について ※ 1　　3 段階の安全機構 ①巻き込み事故を防ぐためのエリアセンサ ②油圧ポンプにセーフティバルブ & 異常圧力検知スイッチ ③タッチパネルで設定できる " 安全荷重値 " ①〜③の機構で、設定値の誤入力で起こる不良成形や異常圧による金型の破損、 オペレータ作業事故を予防します。 ※御要望によっては、ドアロック機構等の措置も可能です。 500kN 成形機 ※ 2　　加圧・保持・減圧のプログラム設定機構 ◎速度調整機能： 　シリンダ下降時、成形時、減圧時の各工程で速度調整が行えます。インバーターによる ＜プログラム参考例＞ 　油圧吐出量制御でゆっくりと加圧することが出来るため粉体中に混入している空気を脱気 　させ易くすることが望めます。 ◎荷重管理機能： 　高精度ロードセルを内蔵しており、0.1kN 単位で目標値の設定が可能です。 ◎荷重保持機能： 　0 〜 9999 秒で設定が出来ます。 　圧力降下を検知した場合、再加圧する機構もあります。 ◎ダイハイト調整機能： 　金型の充填深さを 0.1mm 単位でプログラム設定可能です。 仕様 寸法 型式 能力（kN） 金型内径（mm） 充填深さ（mm） 幅 奥行き 最高高さ PFM-100 100 ∅ 25 50 1300 1000 1970 PFM-300 300 ∅ 50 80 1560 1200 2370 PFM-500 500 ∅ 100 80 1720 1320 2600 PFM-1500 1500 ∅ 150 80 2000 2000 2800 ※仕様表の数値は参考値となります。お客様のご要望により寸法等は変更される可能性があります。 9

プログラム成形機 標準機能 フローティングダイ方式 タッチパネル ダイを浮かせながら加圧することで、 成形工程の記憶機能があります。 作用反作用の法則により上下パンチ カラータッチパネルも選定可能です。 を同圧でプレスしたのと同様の効果 が得られます。お客様が保有されて いる金型を取り付けられるように検 討することも可能です。 脱型方法の選択 脱型方式を「上パンチ先行方式」または「挟み 技術解説 込み脱型方式」の何れかを選択するようにプロ グラム可能です。粉体や条件に合わせた最適な 脱型方式を選定できます。 脱型方法について オプション機能 自動給粉装置 自動給粉装置 ホッパーから粉体を供給し、金型へ自動的に投入することで連続生産が可 能です。金型への投入の際には、フィーダーによるすり切り充填も行えます。 ※ホッパー容量に関しては別途お打ち合わせさせてください。 外部出力機能 成形品に施したプレス荷重情報やシリンダのストローク情報を出力できま す。SD カードへの出力や PC に繋ぐことも可能です。 金型の位置出し機構 振動機能 金型の交換作業頻度が多かったり、重たい金型の交換作業が必要な場合に、 ホッパー部に取り付けることでブリッジやラットホール対策が 金型（上型）を吸着させる機構を内蔵させることで金型の位置出しや芯出 可能です。下パンチに取り付けることで粉体に振動を加え、脱 しをスムースに行えます。 気作用や均一充填が望めます。 ストローク位置設定機能 0.1mm 単位で可能です。リニアスケールでストロークの制御を行うことで 成形品の厚さ精度の向上や再現性が望めます。 真空機構 振動充填では十分に脱気が出来ない場合 に、粉体間の空気を抜くことでより良い 充填を可能とします。 OK・NG 判定機能 成形後の成形体の厚みを計測し、十分なサイズとなっているか 否かを判定する機能です。NG 品が連続して生産されることを 防止するため、NG 品が排出された際に加工工程を止める機能 を付加することも可能です。 10

金型 粉末成形用ダイス NPa ダイス フローティングダイ方式で 上下両軸成形 NPa ダイスは、ダイを浮かした状態を作ることで上下両軸成形 特長 が容易な金型です。ファインセラミックス（アルミナ、ジルコニア、 ●許容単位面圧力：200MPa（2000kgf/cm2） 窒化ケイ素 等）や各種粉末成形用に使用してください。離型ムー ●精密ラッピング（鏡面）仕上げ。 バーの装着で、簡単にダイを固定したまま脱型ができます。当社 ● DLC コーティング等各種コーティングにも対応可能です。 製標準プレス（コンパクトプレス、プッシュバックプレス、ハイ ●標準規格品は、0.02 〜 0.04mm 以内の高精度。 セットプレス）に合わせた設定で、超硬製あるいは SKD 製が選べ、 ●各ダイスセットは 5 点セットです。 様々な形状や特殊な仕様にも対応する高精度な金型です。 　（ダイ、上パンチ、下パンチ、スペーサー、ムーバー） 技術解説 両軸成形について 粉体成形機について 使用例：ムーバー設置時 材質 超硬製 許容単位面圧力 200MPa（2000kg/cm2）。 ※200MPa 超の圧力をかけたい場合はご相談ください。 SKD製に比べて 30倍以上の耐摩耗性。 低価格仕様※ SKD製 の試作用の型として、ファインセラミックス以外の用途にお薦め。 ※ダイ外形 ∅60 以上の場合 ※アルミナやSUSなど、その他の材質でも製作可能です。 仕様決定時の選択事項 ダイ・上下パンチの材質 成形体の形状 超硬製／ SKD 製 円柱型（直径）／角柱型（幅 x 奥行） 充填の深さ 【円柱型】 【角柱型】 充填深さは、狙いの成形体厚みの 2 〜 3 倍程度を目安にしてください。 直径 幅 厚み 加熱機能の有無 厚み ヒーター付きダイスの標準は室温〜 200℃です。 奥行 ※ 200℃を超える場合は別途ご相談ください。（400℃まで実績あり） 円柱形標準規格品（超硬製） 標準使用方法 型式 穴径（mm） 充填深さ（mm） ★ DT3025A（N）-1020（1025） ∅ 10 20（25） 粉体 上パンチ DT4025A（N）-1220（1225） ∅ 12 20（25） ★ DT5025A（N）-1520（1525） ∅ 15 20（25） ダイ ★ DT6025A（N）-2020（2025） ∅ 20 20（25） DT7025A（N）-2520（2525） ∅ 25 20（25） スペーサー 下パンチ DT8025A（N）-3020（3025） ∅ 30 20（25） ★：即納可能在庫品 A：コンパクトプレス用 N：プッシュバックプレス用 粉体充填 セッティング ① 粉体をダイに充填します。 ② 上パンチをセッティング。 11

金型 スタンダード品 角柱ダイス ヒーター付きダイス ※室温～ 400℃まで製作実績があります。 型式 穴径（mm） 充填深さ（mm） 加熱温度 DHT5025-1025 ∅ 10 25 〜 200℃ DHT6025-2025 ∅ 20 25 〜 200℃ 上パンチ スペーサー 温度コントローラ バンドヒータ付ダイ 下パンチ ムーバー 特注品 リングダイス 割り方ダイス 真空ダイス U 字型異形ダイス 単結晶引き上げ用ダイス 成形品例　★様々な形状に対応可能です。 フローティング 両軸成形 仮成形された粉末の圧力により、ダイが浮 ダイをフローティングした状態で両軸成形する ことにより、密度が均一な成形体になります。 ムーバー いた状態（フローティング）になります。 仮成形 スペーサー取り外し 本成形 ムーバーセット 離型 ③ 上パンチを加圧し仮成形。 ④ スペーサーを取り外し。 ⑤ さらに加圧し本成形。 ⑥ ダイの上にムーバーをセット。 ⑦ ムーバーへ加圧し離型。 ※当社製プッシュバックプレス、ハイセットプレスご使用時は、スペーサー取り外し工程は不要になります。 12

振動ブロック 小型振動ブロック V ステージ 粉末成形用金型の充填用に最適 小型振動ブロック「V ステージ」は、圧縮エアーを利用し、省スペー 特長 スで、粉末を金型に均一充填することのできるユニットです。充 ●充填した粉末を平らにならす作業や、脱気による粉末の充填密度 填した粉末を平らにならす作業や、粉末の充填密度を高めるシチュ 　の向上を目的とした振動装置。 エーションに最適な振動装置です。空気圧（0.5MPa）により作動 ●振動効果として「粉末の均一充填」「粉末の脱気作用」「振動整列」 します。 　「振動ほぐし」「部品などの振動テスト」などが望めます。 ●全振動タイプは、様々な形状の金型・容器で使用することが可能 　です。 ●ピンポイントタイプは、NPa ダイスと組み合わせて使用すると、 　下パンチへの振動効果が得られます。 関連製品情報 NPa ダイス：P.11 〜 P.12 ピンポイント振動タイプ タイプⅠ：SV-200P ステージ全体振動タイプ タイプⅡ：SV-200S 振動前後例 質量を計測した粉体をダイスに入れる V ステージで振動後 →粉体の上面が平らでなく、粉体の →脱気・振動整列により充填 特注対応で当社プレス機へ取付対応も可能です。 　密度がまばらとなる。 　密度が向上。 振動後に速やかに加圧が出来ます。 仕様 型式 振動面の寸法 振動可能質量 製品質量 幅 奥行 高さ SV-100P ∅ 12mm 1.5kg 1.5kg 100mm 100mm 55mm SV-100S □ 100mm 1.5kg 1.2kg 120mm 120mm 60mm SV-200P ∅ 30mm 5kg 14kg 240mm 240mm 120mm SV-200S □ 200mm 5kg 13kg 240mm 240mm 120mm 13

卓上型プレス 卓上プレス スクリュープレス 微細な圧力調整が可能 ネジ式プレスなので保持が良好にできます。油圧ロードセル内蔵 特長 で、プレス荷重値を確認できる卓上タイプの手動粉末成形プレス ●ハンドルを廻すと 5000N の荷重がかけられるプレス機です。 機です。 ●超小型設計により、グローブボックス内・卓上等の設置場所でも 　使用できます。 ●緩衝装置内蔵により急激な加圧を緩和します。 ● SPR-20D は、加圧ハンドル操作（油圧）で高出力が得られます。 ● SPRL-5 はロードセルの内蔵により、1N 単位の荷重管理が 　可能です。 関連製品情報 アナログゲージ NPa ダイス：P.11 〜 P.12 Model : SPR-5 Model : SPRL-5 技術解説 両軸成形について 粉体成形機について 外形図（mm） 作動原理 DFG-80 ∅160 スクリュープレス本体 荷重 圧力センサ 受圧盤 作動油 φ100（φ86） φ40 5000 N φ20 130 受圧盤に荷重がかかると油圧圧力が上昇し、 φ80 油圧を荷重に換算した値が表示されます。 4～φ9 P220 P220 92 250 77（68） 250 仕様 型式 能力 開口 オープンハイト ストローク 外形寸法（mm） 質量 （kN） （mm） （mm） （mm） 幅 奥行き 高 （kg） 荷重計 さ SPR-5 5 130 150 70 419 250 465 15 アナログ SPR-5DA 5 130 150 70 410 250 465 15 デジタル（電池式） SPR-5DB 5 130 150 70 410 250 465 15 デジタル（外部電源） SPR-20D 20 130 150 80 412 250 463 15 デジタル（電池式） SPRL-5 5 130 100 70 342 250 465 17 デジタル（外部電源） ※ SPRL-5 は精密ロードセル内蔵タイプです。 14 φ21 284 37 150 15 70str. 80 169 465

NPaシステム www.npasystem.co.jp ●お問い合わせ・資料請求はメール、お電話、Webサイトから e-mail：npamailbox@npasystem.co.jp TEL.048-446-9614 Force & Pressure ●お問い合わせは下記へ— エヌピーエーシステム株式会社 〒 335-0001 埼玉県蕨市北町 5-11-20 TEL.048-446-9614　 FAX.048-446-9620 ※仕様、外観寸法等は、改良のため予告なく変更する場合があります。 122723.N.1,000