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卓越した性能、信頼性、多機能性が要求される 最先端の自動車向け試験アプリケーションに対応
世界中のさまざまな 試験用途に対応する 最先端のヘキサポッド型設計
ムーグは、卓越したイノベーションと専門技術、お客様との緊密 なコラボレーションにより、高い性能を誇る電動および油圧式 6自由度(DOF)モーションシステムの設計・開発におけるリー ダーとしての地位を確立しています。
試験技術者や開発技術者が自動車設計の限界を克服しようと するとき、車両開発の全プロセスにおいてムーグの加振テーブ ルが必要不可欠なツールとなります。
最大の多機能性と剛性により 新世代試験の課題を解決
加振テーブルで使用されるヘキサポッドの構成は、加速度、 力、変位を入力することで最適なシミュレーションおよび試験 性能を実現でき、また、試験の種別や方法、試験対象品を問わ ず性能試験場で収集されたデータを最適な条件で再現できる 設計となっています。
試験のニーズを支える主な機能
推奨する試験
振動、耐久性、スクイークおよびラトル、騒音、ハーシュネス。
6自由度の加振
並進: 垂直、横、前後 回転: ピッチ、ヨー、ロール
同期作動
加振時に同一の6基のアクチュエータが同時に作動し、高い力 と加速度が得られます。
自由度の制御
自由度制御により、周波数と振幅を必要な方向に入力するだ けで、コントローラと運動の作用で要求した運動結果が達成 されます。
性能
業界で最も革新的な技術設計には、独自のソフトウェアやデジ タル制御装置と共に、性能を最適なものにする最高品質のコン ポーネントが採用されています。
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | Moog油圧加振テーブル・次世代試験 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.9Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 日本ムーグ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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油圧加振テーブル
次世代試験
卓越した性能、信頼性、多機能性が要求される
最先端の自動車向け試験アプリケーションに対応
WHAT MOVES YOUR WORLD
Page2
世界中のさまざまな
試験用途に対応する
最先端のヘキサポッド型設計
ムーグは、卓越したイノベーションと専門技術、お客様との緊密 最新の試験技術を活用することは、市場に認められる新しい
なコラボレーションにより、高い性能を誇る電動および油圧式 設計や、車両の商品化までの期間の短縮、高まる規制圧力の
6自由度(DOF)モーションシステムの設計・開発におけるリー 管理、コスト効果の管理といった問題を解決する上での基礎と
ダーとしての地位を確立しています。 なっています。
実績に裏打ちされたムーグの専門技術と、世界的に認められた 試験技術者や開発技術者が自動車設計の限界を克服しようと
性能を誇るムーグのアクチュエータ、サーボバルブ、デジタルコ するとき、車両開発の全プロセスにおいてムーグの加振テーブ
ントローラを通じて、お客様の現在、そして将来の課題に応える ルが必要不可欠なツールとなります。
息の長いソリューションを実現しています。
ムーグはお客様独自の試験要件を満たすことに専念し、最も柔
軟で、最高の性能を持ち、場所を問わずに使用できる試験装置
をお届けします。
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最大の多機能性と剛性により
新世代試験の課題を解決
加振テーブルで使用されるヘキサポッドの構成は、加速度、
力、変位を入力することで最適なシミュレーションおよび試験
性能を実現でき、また、試験の種別や方法、試験対象品を問わ
ず性能試験場で収集されたデータを最適な条件で再現できる
設計となっています。
ムーグは、お客様の期待を上回る自動車向け試験アプリケー
ションを提供するために、今日の試験のトレンドや課題を把握
し、世界中のお客様のニーズに親身に耳を傾け、適切なツール
と先見的な助言を行っています。
最大680kgの負荷という油圧加振テーブルの高い要求に対
応するために、ムーグは剛性と多機能性を改善した次世代の
油圧アクチュエータを採用した標準の加振テーブルを開発し
ました。
試験のニーズを支える主な機能
主な機能 利便性
推奨する試験 優れた多機能性
振動、耐久性、スクイークおよびラトル、騒音、ハーシュネス。 高い試験周波数を可能にする個別のアーキテクチャと設計(ベ
ルクランクやタイロッドの除外など)が、試験システムの強度と
6自由度の加振 剛性を大幅に改善するため、多様な試験を実施できます。
並進 : 垂直、横、前後
回転 : ピッチ、ヨー、ロール ユーザーへの配慮
可動部を最小限に抑えた設計により、加振テーブルの設置や検
同期作動 収試験の時間が短縮され、メンテナンスが簡単となり、テーブ
加振時に同一の6基のアクチュエータが同時に作動し、高い力 ルと試験対象品も扱いやすくなっています。さらに、内蔵され
と加速度が得られます。 た制御用ハードウェアとソフトウェアにより、簡単な操作で効率
的に試験を実行できる設計となっています。
自由度の制御
自由度制御により、周波数と振幅を必要な方向に入力するだ 最小限の設置スペース
けで、コントローラと運動の作用で要求した運動結果が達成 従来の試験システムのわずか1/3という、設置スペースを小さ
されます。 くした設計のため、試験所内のどの場所でも簡単に配置、実行、
制御できる統合ソリューションとなっています。
性能
業界で最も革新的な技術設計には、独自のソフトウェアやデジ 最大限の柔軟性
タル制御装置と共に、性能を最適なものにする最高品質のコン 振動試験向けの温度および湿度試験チャンバの統合に対応し
ポーネントが採用されています。 ます。
試験所環境の生産性の向上
アクチュエータの組込み位置は、オペレータが試験対象品の
搭載および検査をしやすい高さになるように配慮されています
(作業台は不要となります)。
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剛性と多機能性を目的とした標準加振テーブル
ムーグの標準加振テーブルは、業界で最も革新的な技術設計
に、独自のソフトウェアとデジタル制御が搭載されたもので
す。ムーグの高品質なコンポーネントにより、試験の種別や方
法、試験対象品を問わず、加速度、力、変位を入力することで、
最適な試験性能を確保することができます。
12×150.0
標準加振テーブル
35.0
パラメータ 標準加振テーブル 195×M12×1.75 22.0
システムペイロード 680 kg
テーブル質量 758 kg
総ペイロード(連動時) 1,440 kg
テーブルサイズ(L × W) 2,175 × 1,870 mm
テーブルマウントパターン 150 × 150 mm
テーブルマウント穴径 M12
アクチュエータピーク力 54 kN
自由度(DOF) 6自由度 スチュアートヘキサポッド
周波数 100 Hz
動作範囲
(Z)ヒーブ(垂直) ±122 mm
(Y)横 ±174 mm
(X)前後 -177~+216 mm 1,870.0
ロール ±9 ° 2,461.4
ピッチ ±8.5 °
ヨー ±12 °
速度
(Z)ヒーブ(垂直) ±1.65 m/s
(Y)横 ±1.62 m/s
(X)前後 ±1.65 m/s
ロール ±120 °/s
ピッチ ±119 °/s
ヨー ±145 °/s
加速度
(Z)ヒーブ(垂直) ±108 m/s2
(Y)横 ±64 m/s2
(X)前後 ±57 m/s2
ロール ±10,000 °/s2
ピッチ ±8,500 °/s2
ヨー ±7,500 °/s2
この技術情報の記載内容は現時点で入手可能な情報に基づいており、予告なく変更されることがあります。
個々のシステムおよびアプリケーションの仕様は異なる場合があります。
14×150.0
40.0
38.1±3.8 ベースプレート 2,145.0
1,309.0 テーブルトップ 2,175.0
2,388.0
Page5
個別の要件に対応したカスタム加振テーブル
ムーグは幅広い技術と設計の専門知識を駆使し、お客様が必
要とする個々の性能に合わせて加振テーブルをカスタマイズ
することができます。より高い周波数やペイロード、設置スペー
ス、性能、気候チャンバ、音響室、静油圧ボルトジョイント、固
定アクチュエータ設計など、ムーグのソリューションはお客様特
有の要件に対応します。
気候チャンバを統合したカスタム加振テーブル 2,218.4M16×2.0 通し
パラメータ 標準加振テーブル
システムペイロード 600 kg
テーブル質量 742 kg 動作の芯
総ペイロード(連動時) 1,342 kg
テーブルサイズ(L × W) 2,300 × 2,000 mm
テーブルマウントパターン 200 × 200 mm
テーブルマウント穴径 M16
アクチュエータピーク力 53 kN
自由度(DOF) 6自由度 スチュアートヘキサポッド
周波数 150 Hz
騒音レベル 60 dB 1,000.0 100.0
動作範囲
100.0
(Z)ヒーブ(垂直) -140~+163 mm A
(Y)横 ± 103 mm 2,000.0
(X)前後 ±118 mm 4,167.0
ロール ±7.6 °
ピッチ -8.4~+7.2 °
ヨー ±5.3 °
速度 テーブル上面から
(Z)ヒーブ(垂直) ±1,753 m/s 動作の芯までの距離 +Z 動作の芯
(Y)横 ±1,218 m/s
(X)前後 ±1,405 m/s
ロール ±95.6 °/s
ピッチ ±88.9 °/s
ヨー ±62.5 °/s
加速度 油圧配管用隙間
(Z)ヒーブ(垂直) -89.5~+109 m/s2
(Y)横 ±63.7 m/s2
(X)前後 ±80.5 m/s2
ロール ±4,175 °/s2 確認中
ピッチ -5,130~+4,210 °/s2
ヨー ±8,900 °/s2
この技術情報の記載内容は現時点で入手可能な情報に基づいており、予告なく変更されることがあります。
個々のシステムおよびアプリケーションの仕様は異なる場合があります。
190.0 164.0 3,762.0
1,396.9
MID HEAVE 100.0 1,150.0
1,586.9 100.0
2,300.0
2,360.0
Page6
最高の性能を保証する最適なテストコントローラ
ムーグは、自動車試験への無駄のないアプローチに要求され
る柔軟性、イノベーション、信頼性の高いソリューションを提供
します。ムーグのすべてのソリューションの中核を成すのは、
業界をリードする制御用ハードウェアとソフトウェアです。
テストコントローラ
あらゆる試験を高度に制御する加振テーブルは、ムーグの他
のソリューションと同様に自動車テストコントローラを採用し
ています。
● 高度な制御ループ技術
● 独自の制御アルゴリズム
● 関数発生機能
正弦波、三角波、矩形波などのサイクルコマンドが実行可能
● ランダム波
ランダムな波形を発生させ、周波数スペクトル全体に複数の
ブレークポイントのある可変スペクトル密度(PSD)を実現
● スイープ関数発生機能
さまざまな周波数に定義された振幅を使用して閉ループ制
御し、正弦関数を掃引
● ランダムな時間履歴反復および耐久性試験用のプレイバッ
ク機能
チャンネル ● 6チャンネル(最大32チャンネルまで拡張可能)
ハウジング ● 19インチキャビネット、高さ1.8m
● 17インチフルVGAカラーディスプレイを搭載
● 気候制御キャビネット
サーボコントローラ ● 最大2.5kHzの制御ループ(ソフトウェア選択式)
● 自由度制御機能を内蔵
● デルタP補正機能を内蔵
● ムーグ独自の制御ループ
● 3変数の制御が可能(速度、位置、加速度)
関数発生機能 ● 周波数範囲0.01~500Hz
● 波形: 正弦波、ノコギリ波、ブロック/矩形波、ランプ波、曲線型ランプ波、指数関数波
● アナログ入力をコマンドとして使用可能
● スペクトル密度(PSD周波数定義)を含む複雑なシミュレーションスペクトルをサポート
● 振幅と位相を常時マッチング
標準入力 ● 2×高解像度(0.03%)、ゲイン選択およびブリッジ励起付き
(各チャンネル) ● ポテンショメータ入力(0.03%)(±5V、5mA)またはLVDT励起付きLVDT入力(5 Vrms @ 3.5 kHz)
● エンコーダ、アブソリュート(SSI)最大32ビットまたは相対10ビット
● 16ビット入力(±10 V)
標準出力 ● 16ビット ±100 mAバルブドライバ出力、0~100%のソフトウェア制限付き
(各チャンネル) または±10 V出力(ハードウェア選択式)
● 2×16ビットD/A変換、±10 V
オプション ● デジタルI/Oボード(8入力+8出力)
● アナログ入力ボード(16入力)
● ひずみ増幅器ボード(6チャンネル、1/4、1/2およびフルブリッジ120/350 Ω)
● 3段サーボバルブ用アドオンボード
● 加速度計入力ボード(6チャンネル)
● 無停電電源装置(UPS)
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マルチチャンネル試験用オプション
複数の油圧供給マニフォールド(HSM)を個別に制御し、複
数のステーション機能が要求される場合、マニフォールド制御
ユニットとマトリクス駆動ユニット(MDU)を使用します。
マニフォールド制御ユニット(MCU)は、HSMマニフォールド
(低 /高圧)用に4回線の接続を内蔵しています。
マトリクス駆動装置は、ユーザーが定義した構成の自動車向
け試験システムのステーションで、安全装置の接続用のデバ
イスとして使用できます。自動車向け試験システムでは、ス
テーションを独自に割り当て、MDUのロータリースイッチを
使って関連する安全装置を管理できます。
柔軟性を最大限に利用する統合試験ソフトウェア
ムーグは、耐久性と疲労、シミュレーション、振動、測定、分 例えば、ムーグの既存のモジュールであるムーグランナーを
析におけるお客様独自の試験要件に合わせて特別に開発した 使用することで、繰り返し実行する非常に複雑で時間のかかる
オープンアーキテクチャ制御ソフトウェアを提供します。 試験方法を使ったシミュレーションを、簡単に短時間で実行す
ムーグ統合試験パッケージにより、複雑なプロセスに対して他 ることが可能になります。
に類を見ない簡単なアプローチが可能になります。 ムーグ統合試験パッケージを導入することで、ランナーやレプ
リケーション、正弦波掃引、ランダム振動の各モジュール、そ
してお客様の要件に応じた高度な機能を利用できます。
Page8
ムーグ統合試験パッケージに対応するモジュール
お客様が研究所に備えた各種の試験システムで同じモジュー ムーグ統合試験パッケージを導入することで、ランナーやレプ
ルを使用できます。試験データは集中管理され、データの処 リケーション、正弦波掃引、ランダム振動の各モジュール、そ
理時間を大幅に短縮します。 してお客様の要件に応じた高度な機能を利用できます。
ランナーモジュール ランダム振動モジュール
耐久性試験を実行・制御。 完全にランダムな時間信号
を使い既定の周波数スペク
トルを実現。
ムーグ
統合試験パッケージ
正弦波掃引モジュール レプリケーション
試験対象品の共振周波数を モジュール
調査。正弦波掃引の耐久性 最新のアルゴリズムの作動
試験を実行。 により、時間履歴ファイルを
簡単かつ確実に反復。
Page9
最高の精度を保証するコンポーネント
ムーグの加振テーブルは、世界クラスの性能を持つムーグの
コンポーネントを内蔵しています。卓越した性能や信頼性、耐
久性を発揮できるように、加振テーブルのどの要素も、きめ細
かな配慮のもとで設計に組み込まれています。
サーボバルブ ボールジョイント
加振テーブルは、6台の三段型 アクチュエータのジョイント
ムーグサーボバルブ(各アク は、アクチュエータ両端の球形
チュエータに1本)を搭載して ボールスイベルジョイントの作
います。ムーグのサーボバルブ 用により、非常に円滑な動きと
は、正確な許容誤差、高い性能 有意な角変位を保証します。
と耐久性で定評があります。こ これらのボールジョイントは、
のような3段型のサーボバルブ 広範囲の角変位を可能にする
は、高い流量と高い性能が要求 と同時に剛性を最大限に高め、
される用途向けに開発されてい バックラッシをゼロに抑える構
ます。ムーグのサーボバルブは 造が採られています。
一流の試験技術者に採用され、
油圧サーボバルブの性能の面 ボールジョイントの設計
では世界標準となっています。 「スーパーボルト」または「マルチジャックボルトテンショナー」
を六角ナットの代わりにそのまま使用できます。純引張でジョ
イントを締め付ける場合には、現在のスタッドの上に取り付ける
ことができ、ジョイントの組立て工程を改善します。締め付けに
試験用アクチュエータ は従来のハンドツールを使用します。
6本の耐久型アクチュエータは、静圧軸受油圧型であり、次世
代加振テーブル向けに、数億サイクルに渡り一貫した性能を維
持できるよう設計され、信頼性と剛性を高め、横負荷容量を高
めます。密封性能(高度なロッドコーティング)とクッション設計
(エネルギー分散の改善)の改善により、メンテナンス負担が 試験用マニフォールド
軽減される堅固な設計となっています。
試験向けマニフォールドは、加振テーブルのヘキサポッドの制
御に使用されます。モーションベースに完全に組み込まれて
いますが、内蔵の供給マニフォールドにより加振テーブルの自
在な設置を可能にします。油圧回路のロジックと機能は、お客
様の求める厳格な性能、安全性、取り付け要件に合うよう設計
できます。用途別の回路により、機械性能の改善、システムコ
ストの低減、安全性の向上を可能にします。
ムーグの試験向けマニフォールドシステムは、幅広いテスト環
境で定評のある性能を発揮します。共通の油圧供給を使って
複数の試験機を円滑に稼働させるように設計されており、世
油圧アクチュエータの設計内容 界各地の自動車試験場で素晴らしい柔軟性と効率的な運用を
設計圧力 21.0 MPa 可能にします。
アクチュエータピーク力 54 kN マニフォールド制御ユニットを使用することでマニフォールド
総ストローク(クッションを含む) 272 mm の制御ができ、マトリクス駆動ユニットの使用により、ユーザー
作動ストローク 204 mm が定義した構成の安全システムへの接続が可能となります。
クッション長さ 15 mm
静圧軸受の仕様 8 ポケット
● 横負荷試験容量を高め、所要エネルギーを低減する革新的
な8ポケットの静圧軸受
● 高レベルの動的性能、信頼性、長寿命
● 高度なロッドコーティングにより密封材の摩損を改善し、長
寿命と省メンテナンスを実現
● 高度なクッション設計がエネルギーの分散を改善し、信頼性
と安全性を改善
● 省メンテナンスを実現する革新的なデザイン
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油圧システムインターフェース
油圧分配システム
モービルDTE-25、シェルTellus 46、または同等品
オイル要件 作動油 モービルDTE-24、シェルTellus 32、または同等品
動的油圧コンポーネントを長期的に使用するために、油圧液は ISO 4406 (SAE J1165)
濾過要件
16/14/11の清浄度を維持する必要があります。
動作圧 21 MPa
圧力 最大戻り圧力 14 MPa
最大ドレン圧 3.5 MPa
動作温度 作動油の温度は24 ℃から57 ℃の間に維持する必要があります。
アクチュエータ用油圧マニフォールド
SAE 4ボルトメトリックフランジ接続(ISO 6162タイプ1)
マニフォールドポート
SAE ストレートスレッドOリングポート(ISO 11926-1)
標準継手 SAE Oリングフェースシール(ORFS)「Seal-Lok」ISO 8434-3
油圧継手具要件
オプション継手 BSPP Oリング0.61m コーンフレアレス「EO2」ISO 8434-4
標準応答 G761シリーズまたは079-100シリーズ
サーボバルブ
高応答 G761シリーズまたは079-100シリーズ
分配マニフォールド 供給マニフォールド
分配マニフォールドは、加振テーブルアセンブリ完全に一体化 加振テーブルで使用される供給マニフォールドは、21 MPaで
され、ホースとアクチュエータ間の配置構成を最適化します。 1,140 L/minのピーク流量に対応できます。
この分配マニフォールドに装置を接続し、利便性と柔軟性を高 パイロットラインに3μmのフィルタ、圧力ラインに25μmの
めることができます。 フィルタを使用しています。圧力、パイロット、タンクの各ライ
ンには脈流防止アキュムレータを装備しています。
システムのすべての安全要件を満たすため、圧力と流量の制
御に制御弁を使用しています。
Page11
ハイレベルのサポート
点検プロセスの5つの要点 ムーグの技術がお客様をサポート
ムーグではダウンタイムを減らし、信頼性と低コストを長期 世界的に評価の高いモーション制御製品とソリューションを提
間維持できるよう修理を行うことを第一の目標としています。 供することは、同時に、製品の販売だけにとどまらない充実し
MOOG GLOBAL SUPPORTTMは、修理後の製品が新品同 たカスタマーサポートの提供でもあります。そのためには、お
様に作動することを保証します。 客様の問題を解決し、お客様の課題に対処し、お客様の最大限
● 受入検査では、漏れや反応などアクチュエータアセンブリの の生産性達成を支援するための、継続的で個別のアプローチ
性能を詳細にお客様に説明します。また、ムーグの技術者に が要求されます。
対して、性能面で対処の必要な重要なスペックについての詳 競争が激化する今日の製造環境において、機械の性能はお
細情報を提供します。 客様の業績を左右する重要な役割を担っています。コスト効
● 次に、技術者は技術ノートを確認し、これまでに設計改良が 果の高い毎日の機械運用を実現する鍵を握るのは、MOOG
行われたかどうかを調べます。 GLOBAL SUPPORT
TMです。
● アクチュエータアセンブリは、個々の部品に完全に分解しま アクチュエータリペア機能
す。検査および寸法確認の前に、水系超音波クリーナーを
使って各コンポーネントをすみずみまで洗浄し、摩耗が見つ MOOG GLOBAL SUPPORT
TMの目的は、お客様の重要な
かったコンポーネントは、OEM部品と交換します。個々の 機械を、ムーグの100%純正交換部品のみを使い、常にピー
製品に合わせて作りつけられたロッドや軸受などの重要なコ ク時の性能で稼働させることです。世界トップクラスのモーショ
ンポーネントは、寸法を測り、カタログに記載された基準と ン制御ソリューションに期待される信頼性、多機能性、長寿命
合っているかを確認します。構造の完全性を維持するため が達成できるのは、ムーグの純正部品だけです。ムーグの各部
に、シールキットはキット単位で交換します。 品は、寸法精度、許容公差精度が高く、特別仕様の材料で作ら
れた重要なコンポーネントを形成します。機械を運転するうえ
● サーボバルブを取り外し、アクチュエータと同様の綿密な評 での部品の重要性を理解したムーグの技術者が、慎重な点検
価、分解、試験を行います。 および試験に基づき修理を行い、交換の必要なコンポーネント
● 最後に、当初の仕様に沿ってアセンブリをテストし、分解修理 のみを特定します。
したユニットが新品と同じ設計基準および性能基準にすべて
適合することを確認します。 次の段階へ
お客様がさらに高い性能を達成するため、世界クラスの製品と
親身な専門技術者を擁するパートナーをお探しなら、是非ムー
グにご相談ください。最適なパートナーならではの、他社では
得られないソリューションを提供いたします。
Page12
より詳しい情報はこちらへ
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アメリカ シンガポール フィンランド
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インド 南アフリカ
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©2013 Moog Inc. 日本ムーグ株式会社
MoogおよびムーグはMoog Inc.の登録商標です。
本書に記された全ての商標はMoog Inc.および日本ムーグ株式会社の商標です。
Hydraulic Simulation Table-ja
YCO/YCO/PDF, Apr 2013
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