1/8ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(2.1Mb)

精密パルスアーク溶接機ORION

製品カタログ

溶接機ORIONの各シリーズをご紹介

オリオンは、アメリカ・ミシガン大学の宇宙工学博士 Dr.アーロンが長期の研究と開発を経て作り上げた最新技術と信頼性が融合した製品です。
通常の溶接機より電力にも考慮して設計されています。一般的なTIG溶接は、プラズマアークを出すためにAC電力とDC電力の電力を使います。しかしオリオンは、いろんな研究と経験からDCの工業用放電溶接機技術を採用しました。AC電力は、安定性が低いとされています。オリオン溶接機は、溶接作業の安定性を実現するためDC電力を使っています。(常に毎回安定した電力を貯蓄し正確な溶接を可能にします。)コントロールユニットは、溶接のあらゆる局面を制御する2台の内部のマイクロプロセッサが搭載してあります。 これにより、貴金属による難しい溶接も可能にしています。

関連メディア

このカタログについて

ドキュメント名 精密パルスアーク溶接機ORION
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 2.1Mb
関連製品
登録カテゴリ
取り扱い企業 シーフォース株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

Page2

ページ 2

5in1マルチ精密溶接機 溶接加⼯の⼤きな進化!! 世界で認められた溶接機。 精密パルスアーク溶接機で溶接作業が⼤きく変わります。 (アメリカ・ミシガン⼤学の宇宙⼯学博⼠ Dr.アーロンが研究・設計し作り上げた最新技術と信頼性が融合した製品です。) 本機は1台で5つの溶接を可能にしたマルチ溶接機です。銀などのハイパワーが 必要な溶接から複雑で精密な溶接まで、パワーと精度を兼ね備えた、 「 5 in 1 」のマルチ溶接装置。 全機種タッチモニターで詳細設定ができ溶接の⽤途が⼤幅にUPしました。 遂に、ベールを脱いだ新溶接機「Orion Welder」。⾼性能の精密溶接アークモードと電気抵抗溶接 タックモードを兼ね備えたスペシャル仕様の溶接機。従来の溶接作業を変えるスーパーマシーンを 体感して下さい。 タッチモニターで調整出来るため、数多くの調整・設定が可能になりました。 パワー制御も1%〜100%まで精密調整が可能。レーザーの様にフットスイッチでのコントロー ルも可能。⾦属別の設定値数種類が登録されています。 (⾦種や⼤きさにより登録番号を変えるだけで理想の溶接を可能にします。) 映像で⾒る Orion溶接機 Orionが世界で使⽤されている理由は、性能と価格。348,000円から導⼊が可能です。 オリオン溶接機は、多種多様の業種で使われています。 1000社以上のメーカーや工場で使用されています。 ▶産業業界での溶接加⼯ ▶電気・電⼦関連の溶接 ▶デンタル業界での溶接加⼯ ▶ジュエリー業界での溶接加⼯ ▶バッテリー等の溶接加⼯ オプションのEVSシステムを採用することにより従来難しいとされていた、 バッテリー等の溶接を簡単に行う事が出来ます。 EVSシステムは、EVバッテリー等の溶接の為に考えられた溶接システムです。200iと組み合わせることにより従来困難といわ れたバッテリー等の溶接が可能です。新発売のシステムですが、アメリカなどでは車メーカー等で使われ始めています。 銅、アルミニウム、ニッケル・バッテリーを簡単で短時間で効率的に溶接することができます。画期的な溶接システムは、銅と 映像で⾒る アルミニウムのような金属のバッテリーパックの生産性を改善します。最先端技術のバッテリーパック等を効率よく短時間で バッテリー溶接 溶接することが出来ます。
Page3

ページ 3

液晶タッチモニターと詳細設定 カラータッチパネルで使い易く、細かい設定も思いのままに出来ます。 ▶タッチ操作画⾯ ▶溶接をより簡単に。 ⾦属別の初期設定数値が15種類登録 カラータッチパネルで使い易く、 してあります。初めて使⽤する際に 細かい設定も思いのままに出来ます。 設定数値を⾒つけるのが、⼀番⼤変 な作業になります。 全機種にカラータッチパネルを採⽤。従来より使い易く、細かい設定も オリオンは購⼊後も、すぐに使⽤で 思いのままに出来るようになりました。さらにトレーニング機能を装備。 きる環境を実現しています。⾦属の さまざまな溶接をカラスクリーンでわかりやすくナビゲートしてくれます。 種類と溶接物の⼤きさを選択する 今後、新しい設定技術、ビデオなどが出てきた場合にはパソコンから だけで、理想に近い溶接を可能に ダウンロードしSDカードでアップデートする事も可能です。 しています。 ▶パルスシェイプ機能搭載 ⾼額なレーザー溶接機などに搭載されているパルスシェープ機能搭載。 ワンショットの溶接波形を6種類から選択可能。⾦属に応じて波形を変える ことにより、よりスムーズな溶接が可能になりました。 ▶トレーニング説明映像 本体の液晶部には、トレーニング モードを搭載しています。 映像を⾒ながら溶接のノウハウを 勉強できます。 機種別 カラータッチパネル画⾯ 200i画⾯ 150S画⾯ 100C画⾯ mP30画⾯ オリオン専⽤ハンドピースと溶接の特徴。 アーク⽤ハンドピースは、操作性を考慮した設計で作られています。オートモードでは、ペン先の電極が、軽くワークに触れることにより、⾃動的にアルゴンガスを 噴射し、溶接します。溶接の直前には、ビープ⾳(電⼦⾳)がなり、溶接され事をお知らせします。ビープ⾳が鳴る前もしくは、鳴っている最中、ワークから針を外せ ば、溶接を中⽌することができます。溶接時には、針が引き込み、ワークと電極が付かない様に設計されています。ハンドピース先端の電極針も、2種類のサイズ が⽤意されています。電極直径0.5㎜と1.0㎜があり電極の直径が太ければ、⼤きな電流が流れる為、パワーは強くなります。直径が⼩さければ、電流が流れづら く弱い溶接になります。銅や銀などパワーを必要とする⾦属は、 1.0㎜の電極を使うことをお勧めします。 ▶先端がワークに触れると⾃動で溶接 映像で⾒る動作とガス 1発の溶接で⾏われるハンドピースの動作(パルスアークモード) レンズシャッター動作 溶接 ▶先端がワークに触れると⾃動で溶接 溶接時間(1〜64ms) アークモードでの溶接操作は、 溶接物にハンドピースの先端部が 電極動作 触れてから⾃動で溶接をスタート タングステンチップ戻り時間(50〜500ms) させるオートモードが⼀般でし ガス噴射 た。新たに、フットスイッチモ ードを搭載し、フットスイッ 溶接前ガス噴射時間(0.5秒〜1.5秒) 溶接時ガス噴射時間(50〜500ms) チで溶接のスタート操作を を可能にしました。溶接する 3回のビープ⾳ 際に、オートモードか、フットスイッ チモードが選択が可能です。
Page4

ページ 4

▶Orionで各種モードを使った溶接⽅法例 ①「タックモード」 ②「スタンダードモード」 ③「ナノモード」 Orion溶接機のモード簡単な製品の取り付けを⾏っています。 「スタンダードモード」「タックモード」「ナノモード」の3種類を使 って溶接しています。 ①「タックモード」で溶接物にピンを仮着します。 ②仮着ができた部分を「スタンダードモード」でしっかり溶接し ます。 ③「ナノモード」で細い線材を溶接しています。 このように、簡単に細かいパーツなども溶接して製品を作り上 げる事が可能です。 ▶5種類の溶接モードが溶接加⼯を変えます。 オリオンは、パルス-アーク溶接機とタック溶接機が組み合わさったマルチ溶接機です。この組合せにより、今までのアーク溶接で得た加工工場の不満を大幅に解消します。 アーク溶接の前に、タック溶接モードで、仮付けが出来るため、正確な位置への溶接を可能にします。パルスモードでは、4つのモードを搭載(※200iの場合4モード。機種 によりモード数はが違います。)「スタンダードモード」 「マイクロモード」 「ナノモード」 「ピコモード」溶接のスポットの大きさとパルス幅が違う溶接ができます。従来機だと、ス タンダードモードのみなので、細かい作業に不向きでしたが、Orion溶接機は、色々なmノードがある為、繊細な溶接から大きな製品の溶接まで可能にしています。 100C 150S 200i 100C 150S 200i 200i 150S 100C 200i PulseArcモード(アークモード) Microモード(マイクロモード) Nanoモード(ナノモード) Tackモード(仮着モード) 様々な用途に使用できるモードです。 精密溶接のためのモードです。薄い材料や、 超精密溶接モード。従来難しかった繊細な溶 新たに仮着モードが追加されました。銀の仮 指輪などの溶接や肉盛りや巣埋め修理など 精密な場所に最適な溶接を可能にします。従 接もアークスポットで可能にしたモードです。 着も可能のハイパワーモード。ピアスのポス に使えます。 来のアーク溶接機では、出来なかった小さな 50μまでの溶接が可能。繊細な物に適した ト付けや、タイタックの溶接など従来の溶接 丸カンやデリケートな溶接が可能。 機能です。最高5ジュールまで出力可能。 では、難しかった作業を快適に変えます。 ▶連射・連続溶接機能搭載 高額なレーザー溶接機と同様な連射機能PiCO ピコモード 200i を追加。アークスポット溶接機で不可能とされていた、連射機能が150iには搭載さ 新たに200iは、「ピコモード」を搭載。ナノモード以上の れました。より早く、安定した溶接が可能 繊細な溶接が可能になりました。200iのパワーは、従来 です。200iには、連射溶接以外にも連続溶接機能も装備連射機能と連続機能の 出来なかった大きな溶接も可能にしています。 違いは、下記の図を参照。※分かり易く   した図なので、詳しくは問合せください。 ULTRA 200i 連射溶接機能▶ 200iウルトラモード 新たに200i/150iには、「ウルトラモード」を搭載。今まで 出来なかった大きなワークの溶接を可能にしました。 映像で⾒る 連続溶接機能▶ 200i 連続溶接 ▶ 設定と溶接の関係 ▶先端と溶接の関係 写真② ハンドピースの先端には、タングステンの先端を取付けます。タングステンもOrion溶接機で最高のパフォーマンスを発揮できる 独自の針になっています。タングステン針は、消耗品です。1本で2000発程度スパークが可能です。1本@\500程度で経済的です。 タングステンの先端形状が溶接の品質に大きくかかわります。先端が鋭い針状などスポット径が小さく溶接深度が高い溶接が 可能です(写真②参照)。 先端形状が尖ってなければ、スポット径が広い滑らかな溶接になります。(写真③参照) どちらの形状 写真③ も溶接方法や素材により使い分けることが出来ます。綺麗な溶接をするには、針のように尖った先端を保つことが大切です。 下記写真のように付属のダイヤモンドホイールで数秒研磨することで、いつでも綺麗な先端を作ることができます。  通常では使用しませんが、下記の図の様に、先端の角度で溶接することも可能です。 ▶パワーと溶接時間 ▶溶接と⾦属 パワーと溶接時間でスポット径や溶接深度を変えられます。 下記の表は、金属による溶接の難易度の表です。 左から 0 ms/2ms/4ms/8ms 左から 10 ms/20ms/50ms ステンレス チタン コバルト 亜鉛 鉄 パラジウム 溶接パワー 25Ws 溶接パワー 75Ws ニオビウム プラチナ アルミ 溶接時間での溶接スポット 純金 溶接時間を変えるだけで、 銀 下記の写真のような差がで ます。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 左 15㎜/秒   右3㎜/秒 難し 簡単
Page5

ページ 5

▶使いやすさを考えた顕微鏡とアーム ▶Orionマイクロスコープ ▶Orionマイクロスコープアーム 150S 200i 遮光シャッターとLEDライト付。セットには、マイクロスコープが標準 装備。マイクロスコープには、溶接機と連動して開閉する全⾃動 シャッター、⼿元を明るく、照らす調光機能付きLEDライトが標準装 シャッター、⼿元を明るく、照らす調光機能 付きLEDライトが標準装備。ハンドピースホ ルダーなど、Orion溶接機を使いやすく、作 業効率をUPさせる為の⼯夫が⾄るところに されています。 アームが更に溶接加⼯を楽に。 考えられたOrion⽤アームは、⾃由 に動くので⾊々な現場や加⼯場で 活躍します。 ▶ 溶接⽅法も作業に合わせ使⽤可能。 ▶顕微鏡を使った精密溶接作業 ▶⼿持ちで⾏う溶接作業 顕微鏡を使うことにより、繊細箇所の溶接を可能にしています。 ハンドピースを⼿で持って溶接する為、⼤きなワークの溶接も可能に。 Orion専⽤顕微鏡なので、スパークと同時に顕微鏡レンズのシャッターが閉まる ⼿持ちで⾏う場合は、オプションの遮光レンズスタンドや溶接メガネ等を着⽤し 構造になっています。 てください。 オリオン溶接機Q&A 購⼊前に良くある質問 Q:どのような業界で使⽤されていますか? A:産業業界・電材の溶接・宝飾や、デンタル・時計・⾦型の修正など、⾃動⾞業界でも多くの台数が納⼊されています。精密溶接が必要とされる⽤途で幅広く使⽤されています。 Q:どのような⾦属が溶接可能ですか? A:多種多様な材料を結合させるために、オリオンを設計しました。鉄・ステンレス、チタン、コバルト合⾦・貴⾦属、貴⾦属合⾦(⾦、銀、プラチナ、パラジウム)溶接が  難しいアルミニウム、スズ、真鍮と銅なども可能にしています。材料により難しい素材もあります。上記の⾦属は⼀部ですが多種多様の⾦属の溶接を可能にしています。  ※溶接時、有毒な煙などがでる素材は溶接しないで下さい。例)亜鉛など。アークモードでは、ロウ材の使⽤はやめてください。 Q:Orionは、同じ⾦属線で盛る(⾁盛り)作業はできますか? A:アークモードでは、同じ⾦属の線材で盛ることができます。タックモードでも盛る事ができます。盛るための線材は、溶接する⾦属や溶接物の⼤きさにより選ぶ必要があります。  例9⾦の⽖盛りには、0.25mmの線材が良いです。鉄などの隙間を埋める場合などは、1mm程度の線材がよいでしょう。Orionは、盛る作業なども簡単に出来るよう設計されました。 Q:他のアーク溶接機では、銀や銅などは難しいと聞きましたが? A:Orionは、難しい素材をより簡単にをコンセプトに設計されました。銀などは、⾦などより難しい素材ですが、Orionは細かい設定が出来るため、シルバーの溶接を可能にしています。 Q:異なる⾦属を溶接することができますか? A:できます。多くの場合、異なる⾦属の溶接が可能です。異なった⾦属をアークモードで溶接すると、接点部が合⾦になります。合⾦部は、新しい性質を持つため、  接点部が強くなる場合と弱くなる場合があります。仮着モードでも、可能です。 Q:溶接した場合、どれくらいの深さまで(深度)⼊り込みますか? A:Orionoの調節数値と溶接物の⼤きさ、⾦属により、⼤きく変わりますが、最⼤で1.0mm程度まで⼊ることもあります。 Q:Orion溶接機を使⽤す際に機械のメンテナンスなどは必要ですか? A:機械⾃体のメンテナンスは必要ありませんが、ハンドピース先端のタングステン針は使⽤する際に尖らせる必要があります。先端が丸 と々溶接のスポット径が⼤きくなり不完全な  溶接になる場合があります。 Q:通常使⽤で消耗するパーツや部品などはありますか? A:通常の使⽤で消耗すQる部品は、ハンドピース先端のタングステン針とアルゴンガスのみになります。Q:アルゴンガスは必要ですか?A:必要です。溶接を綺麗に⾏うには、絶対必要のガスです。アルゴンガスを使わないで溶接すると、溶接⾯が酸化し、溶接部がもろくなります。仮着では、アルゴンは必要ありません。Q:どれくらい、タングステン電極は持ちますか?A:通常の使⽤で、2000程度のスパークが可能です。( 1本の単価は@500程度で経済的です。)Q:溶接物は熱くなりますか?A:Orionのマイクロモードは、熱をほとんど持ちません。⼿で持っていていも⼤丈夫です。溶接パワー上げれば、熱を持つ場合もあります。基本的には、溶接する⾦属や、⼤きさにより 熱の持ち⽅も左右されます。熱くなることを想定して、初めからピンセットなどで掴むことをお勧めいたします。Q:⾃分で、アタッチメントを作ることはできますか?A:はい、できます。オプションのカスタムケーブルを使って、お気に⼊りの&ピンセットをOrion⽤に作ることができます。※ただAし、保障外になりますのでご注意下さい。Q:仮着モードで溶接はできますか? A:Orionは、産業のスポット溶接(抵抗溶接)技術で設計されました。出⼒を上げれば、溶接されてしまいます。逆に出⼒を下げることにより仮着になります。  ※出⼒を上げすぎると溶接する製品が壊れる事がありますし、⼤きくスパークするので危険です。注意して下さい。 Q:内部溶接監視とは何ですか? Orion200iのみの新機能で、選択した溶接パラメータで適切な溶接が⾏われているかどうかを監視します。 溶接時に最適なパフォーマンスを提供できるように、わずかな⾃動調整を⾏います。 この機能により、より良い溶接を可能にしています。 Q:パルスアークとレーザー溶接機の違いは? パ ルスアーク溶接機とレーザー溶接機は非常によく似た溶接を可能にします。しかし、溶接方法は異なります。レーザ溶接機は光ビームを使用し溶接します。 パルスアーク溶接機は電気とアークを使用して溶接します。レーザー溶接機は、溶接スポットサイズと出力されるエネルギー量を別々に制御できますが、 パルスアーク溶接機はエネルギーのみ制御します。パルスアーク溶接機では、大きな出力では広いスポットサイズを可能にし、小さい出力では、小さなスポット径を可能にします。 パルスアーク溶接システムは、溶接が難しい銀などにも深い浸透を可能にします。レーザ溶接機の光線は銀などは反射する為、溶接しずらい特徴があります。 レーザ溶接機は、レーザー光を広げてエネルギーを下げることで、溶接後の荒れた表面を滑らかにすることが可能です。 パルスアーク溶接機でも溶接部を滑らかにすることもできますが、レーザ溶接機の方が時間は短縮できます。(銀等はパルス溶接機が向いています。) パルスアーク溶接機は、導電性材料のみを溶接します。金属以外の部分では溶接作業が行われません。これは、ダイヤモンド、ルビー、または真珠等の近くの溶接作業で便利な事です。 レーザー溶接機では金属部以外にも反応する為、間違えた場合、別の部分に損傷が出る場合があります。 Q:波形とは何ですか? 波形は、溶接エネルギーの出⼒を制御します。複数の波形が、⾊々な⾦属の最適な溶接を可能にします。 オリオン200i専⽤の新しい波形(三⾓形と四⾓形)は、以前よりも難しい⾦属をよりよく溶接することができます。 Orionが提供するこれらの新しいオプションにより、銀の溶接がさらに簡単になりました。 ユーザーがどの波形を選択するかわからない場合は、"⾦属"画⾯で最⾼の波形提案をします。 Q:パルスアーク溶接はどれくらい深く浸透できますか? 溶接する金属により違いますが、材料によっては、深さ2mmまで入ります。
Page6

ページ 6

orironシリーズ 4機種の特徴 ピコモード搭載。 繊細溶接からハイパワー溶接が可能 全5つのモードを搭載した最⾼機種。新たに「ピコモード」を搭載。 今まで以上の繊細な溶接が可能になりました。200Jのパワーは、 映像で⾒る 従来出来なかった⼤きな溶接も可能にしています。 200i 150iの機能は、すべて装備。モニターも10インチタッチモニターに なり操作性も向上。連射機能もパワーアップ、1秒間30発の溶接 が可能。可動式アーム顕微鏡を採⽤で作業性が⼤幅に向上します。  200i 映像で⾒る 150S パワーも機能も充実。 仮着モードも装備した、スタンダード機 全3つのモードを搭載したスタンダード機種。 「パルスアークモード」「マイクロモード」 「タックモード」の3モードを搭載。新たにタッチ スクリーンタイプになりました。従来の設定より 更に細かい設定が可能に。新しくタックモード (仮着)も搭載。ハイパワー型なので銀の仮着から 溶接まで簡単に⾏えます。設定幅も柔軟で細かい パーツの溶接から⼤きなワークの溶接まで幅広 く使⽤できます。 150S コストパフォーマンスに優れた、精密アーク溶接機 価格と性能⾯、ユーザーのニーズから⽣まれたバランスがとれた100c。場所を取 らないコンパクトな設計とシンプルなタッチスクリーンシステムを採⽤する事により パワーコントロールもより簡単に素早く⾏う事ができます。そして何より今までにな いこのコストパフォーマンス。まさに理想を現実にした溶接機です。パワーコントロ 映像で⾒る ールではパルスアークモードとマイクロモードのシンプルな2つの機能を使い分け 100S る事によりパワフルな溶接から繊細な溶接まで幅広い⽤途で使⽤可能。 100C 映像で⾒る mP30 シンプル低価格で、精密溶接を実現。 シンプル設計の使いやすい簡単設定タイプのmP30が新発売。 価格は、従来の1/4を実現。「348,000円」で新しく発売。 タッチモニターを採⽤で簡単設定で溶接が可能です。 mP30
Page7

ページ 7

orironシリーズ 機種⽐較 200i 150s 100c mP30 ディスプレイサイズ 10 インチ 7 インチ 4.4 インチ 4.3 インチ 言語 日本語対応 日本語対応 日本語対応 英語のみ 本体サイズ(L x W x H): 12.4x12.4x68.5cm 29.8x20.3x20.3cm 23.5x14.6x16.5cm 14x13.3x9.2cm 初期登録金属設定 16 15 5 1 カスタム金属登録数 1000 10 5 0 CE 対応 ● ● ● ● USB アップグレードプログラム ● ● ● - パルスアーク溶接モード エネルギー (Joules) 0.01 – 200 1 – 150 3 – 100 5 – 30 電流(Amps): 6 – 1000A 6 – 900A 6 – 350A 25 – 300A パワー調整段階数 20000 280 105 11 溶接時間 0.1 – 100ms 1 – 60ms 3 – 40ms 5 – 15ms 溶接時間調整段階数 6000 200 3 1 溶接スポットサイズ ≈ 0.1 – 4.5mm ≈ 0.5 – 3.5mm ≈ 0.75 – 2.5mm ≈ 1 – 1.5mm 高周波 波形 マルチ/ 高性能 マルチ ベーシック - パルス整形: 高性能 ベーシック ベーシック ベーシック 最大溶接スピード(Hz): 30Hz 2Hz 1.5Hz .66Hz チャージ時間 1.2: s 1.2s 1.2s 3s シングルモード 1 溶接/0.5 秒 1 溶接/0.5 秒 1 溶接/0.7 秒 1 溶接/1.5 秒 連射モード 1–4 溶接/秒(4Hz) - - - シームモード(連続溶接) 1-30 溶接:/秒(33Hz) - - - ピコモード ● - - - ウルトラモード ● - - - アークスタート機能 ● ● - - 内部溶接監視 ● ● - - タックモード エネルギー (Joules): 5 – 200 5 – 150 3 – 100 - 電流 (Amps): 4,000A 4,000A 1,000A - パワー調整段階数 20000 150 97 - 溶接時間 60ms 5 – 60ms 20ms - 溶接時間調整段階数 1 1 1 - 顕微鏡 顕微鏡倍率 5x 5x 5x N/A 焦点距離 ~110 mm ~110 mm ~110 mm ~145 mm 遮光方法 遮光レンズ シャッター シャッター 遮光レンズ UV プロテクト > UV 16 Full Full > UV 11 IR プロテクト > IR 16 Full Full > IR 11 Orion純正アタッチメント(オプション) オリオンシリーズの特徴の⼀つが豊富なオプションです。溶接作業に合わせて選べます。 アーク⽤ タック⽤ 全機種 標準付属品 アーク用ハンドピーススタンド アーク用溶接テーブル アルゴン調整器特別仕様 アーク用逆ピンセット 全機種 標準付属品 ▲オプション 遮光スタンド 遮光スタンドも別売りであります。ハンドピースを 手で持って溶接する際など、遮光レンズの下で 簡単に溶接を行うことが可能です。 アーク用真鍮ピンセット アーク用ヘッドシャンクピンセット アーク用リングセットピンセット アーク用クリップ ハンドピースをスタンドに取付けることも可能です。 全機種 標準付属品 アーク用プライヤー アーク用リングクランプ アーク用アタッチメントケーブル 仮着用アタッチメントケーブル タングステンチップ     1.0mm 10本入     0.5mm 10本入 仮着用クリップ 仮着用プライヤー 仮着用ダブルポールピンセット 仮着用大電流ピンセット
Page8

ページ 8

詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.orionwelder.jp 製造元 3D&レーザー&溶接機器ショールーム シーフォース本社3Fショールームに3Dプリンターや3Dスキャナー、レーザー機器が 常時展⽰されています。デモも随時⾏えますので、是⾮、ご来社して頂き実物をご覧ください。 TEL:03-5817-1550 FAX:03-5817-1544 シーフォース 検索 製品のお問い合わせは、 TEL:03-5817-1550 mail : 3dlaser@seaforce.co.jp 販売代理店