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Vibenite 高硬度・高耐摩耗材パウダ

製品カタログ

ご希望の用途に応じた部品・工具の3Dプリンタ積層造形が可能です。

VBN Components (ブイ・ビー・エヌ・コンポーネンツ)社は、要求の厳しいアプリケーション部品に使用される、さまざまな形状の3DP造形が可能で、非常に硬く、高耐摩耗性と高耐熱性がある金属材料を開発しました。VBN Componentsはエンジニアリングおよび受託製造サービス、ならびにお客様の工場で製造するためのライセンス・ソリューションを提供します。

•非常に高い硬度
•優れた耐摩耗性と耐疲労性
•気孔が無く均一な硬度
•AM-HSS™プロセスによる均一なミクロ組織
•製品開発の大幅な迅速化
•3Dプリンタ積層造形が可能

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このカタログについて

ドキュメント名 Vibenite 高硬度・高耐摩耗材パウダ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 1.4Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社エイチ・ティー・エル (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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VIBENITE® 高硬度・高耐摩耗性部品の再定義 Vibenite®高硬度・高耐摩耗材パウダで ご希望の用途に応じた部品・工具の 3Dプリンタ積層造形が可能です。 利点: •非常に高い硬度 •優れた耐摩耗性と耐疲労性 •気孔が無く均一な硬度 •AM-HSS™プロセスによる均一なミクロ組織 •製品開発の大幅な迅速化 •3Dプリンタ積層造形が可能
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VIBENITE® 高硬度・高耐摩耗性部品の再定義 VIBENITE® MATERIALS VBN Components (ブイ・ビー・エヌ・コンポーネンツ)社は、要求の厳しいアプリケーション部品に使用される、さまざまな形 状の3DP造形が可能で、非常に硬く、高耐摩耗性と高耐熱性がある金属材料を開発しました。VBN Componentsは エンジニアリングおよび受託製造サービス、ならびにお客様の工場で製造するためのライセンス・ソリューションを提供します。 AM-HSS™プロセス Vibenite®材料にはいくつもの利点があります。 材料はガス・アトマイズされた金属パウダから製造されるため アディティブ・マニュファクチャリング(AM)プロセスのおかげで 粉末冶金 (Powder Metallurgy: PM) 材料として分類 複雑な形状を設計したり、複数のパーツを1つに組み されます。 合わせたり、冷却用冷媒のチャネルを追加したり、重量を すべてのVibenite®材料は、超微細で均一なミクロ組織 軽量化したり、機械加工無しでコンポーネントに他の機能 により、非常に硬く、耐摩耗性があります。硬度と靭性は を追加したりできます。 熱処理ステップによって個々の範囲で調整できます。 また、新しい3D CAD図面を作成するだけでアイデアを 高性能と不要な材料使用量削減の組み合わせにより 簡単に実現できるため、製品の迅速な開発も期待できます。 ⾧寿命、高い生産性、およびコスト削減につながります。 Hardness (HRC) 硬度 青い部分はVibenite®材料が可能な硬度範囲を示しています。 75 70 65 60 55 50 開発中 45 40 35 30 25 20 H13 VIBENITE® VIBENITE® VIBENITE® VIBENITE® VIBENITE® VIBENITE® 比較材 130 350 150 480 280 290 (SKD61) ステンレス ハイブリッド 世界で カーバイド 最も硬い鋼 一般的な工具鋼であるH13(SKD61)と比較したVibenite®材料の硬度。
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VIBENITE® 高硬度・高耐摩耗性部品の再定義 VIBENITE® 150 VIBENITE® 480 多目的耐摩耗性材料 新しいタイプの超硬合金 高靭性・耐疲労性に優れた多目的耐摩耗性の粉末冶金(PM) カーバイド(炭化物)の含有量が多いため、以前は3DP造形に 鋼。細粒のFe基合金で、約58~64 HRC(600~780 よって超硬合金 (Cemented Carbide, Hard Metal) を作 HV)の硬度を備えています。機能的なプロトタイプ、加工が難し るのは、“不可能である”と考えられていました。 い部品、ツール・ホルダ、耐摩耗性と靭性の両方を要求する冷間 加工アプリケーション、プラスチック材料加工ツール、摩耗部品に しかし、Vibenite®480には驚くべきことに、約65%のカーバイ 適しています。 ド(炭化物)が含まれていますが、従来の超硬合金の製造プロセ スのように、混合、乾燥、プレス、焼結の必要がありません。 3Dプリンタによって部品の製造が可能です。 VIBENITE® 350 750°Cの⾧期耐熱性、約 66 HRC (860–870 HV) の硬 耐食性の多目的材料 度を持ち、耐食性と耐磁性を備えています。 Vibenite®480は、鋼が通常使用されるアプリケーションよりも このステンレス粉末冶金(PM)鋼は、プラスチック加工工具(押 ニッチですが、超硬合金に置き換えると生産効率が向上し、複 出成形および射出工具部品、セグメント・スクリュー)、ポンプ、バ 雑な形状の超硬合金アプリケーションにも適しています。 ルブ・リングなどのステンレス特性を必要とする耐摩耗性用途に最 適です。約60HRC(680~700 HV)の高硬度と高いクロム 粉末冶金(PM)高速度鋼と超硬合金の2つの材料の世界を組 含有量により、優れた摩耗特性と耐腐食特性が得られ、複雑な み合わせているため、“ハイブリッド超硬”と呼ばれます。 形状と高性能の両方が要求されるポンプ・インペラやバルブなどの Vibenite®480を使用すると、従来の超硬合金製造技術を 製品に最適です。これらのタイプの合金は通常、機械加工が非 使用した場合よりも遥かに大きな部品を1つの部品として製造 常に困難です。 できます。これにより、潜在的な使用領域が広がり、プロトタイプ を作成するための新しい機会が生まれます。 硬度 vs 温度(”高温硬度”) 90 80 70 60 50 Vibenite®480 40 Vibenite®290 Vibenite®350の 30 食品加工用刃物。 20 10 0 100 200 300 400 500 600 700 800 温度 [°C] ● セラミックス ● 超硬合金 ● Vibenite® 480 ● Vibenite® 290 ● 従来の粉末ハイス鋼(PM-HSS) ● 炭素鋼 Vibenite®480(黄色線), Vibenite®290(オレンジ線)と他の一般的な材料との”高温硬度”比較。 硬度 [ロックウェル C]
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VIBENITE® 高硬度・高耐摩耗性部品の再定義 VIBENITE® 280 VIBENITE® 290 高い硬度と耐摩耗性 世界で最も硬い鋼 Vibenite®280は、非常に耐摩耗性と耐熱性のある粉末冶金 世界で最も硬い市販鋼種:最大約 72 HRC まで硬化可能で (PM)材料であり、ギア・ホブ、ブローチ、シェーパ・カッタ、摩耗部 す。これにより、より高い高温硬度、またはより高い耐摩耗性を必 品などの切削用途に特に適しています。 要とする既存のHSSアプリケーションが改善されます。 また、PVDコーティングの硬質で耐熱性のある基板材料としても 適しています。 Vibenite®290の高いCo含有量は、非常に耐熱性のある硬質 合金を提供します。大量のカーバイド形成物が、高いカーバイド 微細でよく分散したカーバイド(炭化物)を大量に含む微細なミク 含有率を実現します。その結果、靭性と硬度の並外れた組み合 ロ組織により、高い靭性が得られます。その硬度は約63~70 わせにより、優れた耐摩耗性が得られます。 HRC(780~1000 HV)の範囲です。エンジン生産などの産 業用工具の生産能力を向上させることが証明されています。 Vibenite®290の独自の組成により、ギア・カッティング・ホブ、パ 非常に高い耐侵食性は、顧客のアプリケーションでも注目されて ワー・スカイビング・カッタ、シェイパー・カッター、ドライ・カッティング・ います。 アプリケーションなど金属切削工具用途に最適な材料です。 Vibenite®280はギア・ホブ用途で マルテンサイト Fe-Co 基合金中に微細で均一に分散したカーバイドを示 製造コストを30~40%削減した実績があります。 す典型的なミクロ組織です。カーバイド総含有量は約25vol%です。 このサンプルは1180°Cで焼入れし、560°Cで1h焼き戻しを3回行い 72HRCに硬化されたVibenite®290です。 免責事項 この材料データシートの記載内容は、ガイドラインであり保証値ではありません。3DP造形プロセスとそれに続く硬化、および最終的な研削は、適切に制御する必要があり ます。 Vibenite®は、VBN Components AB 社が所有する特許製品および登録商標です。「世界で最も硬い鋼種」という表現は、Vibenite®290ほど高度に合金 化できない、従来の鍛造鋼、および圧延棒鋼との比較に基づいています。(しかし、同様の硬鋼タイプも存在します。) ビッカースからHRCへの“正確な”変換はありません。 押し込み荷重が異なると、多相材料で異なる結果が得られます。 VBN Components AB VBN Components 社製品 日本総代理店: 株式会社 エイチ・ティー・エル Verkstadsgatan 8 · SE-753 23 Uppsala · Sweden 〒190-0012 東京都立川市曙町2-16-6 テクノビル3F www.vbncomponents.com · info@vbncomponents.com Tel: 042-523-2871 / Fax: 042-523-2803 +46 (0)18 24 07 60 · VAT number: SE 556791573001 E-mail: sales@htlco.co.jp / URL: www.htlco.co.jp VBN Components AB • Verkstadsgatan 8 · SE-753 23 Uppsala · Sweden www.vbncomponents.com ·info@vbncomponents.com •+46 (0)18 24 07 60 · VAT number: SE 556791573001 UPDATED: 2021-10-21 日本語版 更新日:2022-05-06-TK