エアフィルタ 制菌防カビフィルタ Zシリーズ

新発売 エ ア フィルタ 制菌防カビフィルタ Z シリーズ 衛生環境が要求される食品工場や医療機関などの施設に最適です。 ●特 長 ■ 捕集した微生物は、ろ材繊維をコ－ティング している制菌防カビ剤で機能を停止させ増殖を抑制 ■ 人の健康に悪影響がない制菌防カビ剤なので安全 ■ フィルタ性能は、標準品と同等 ◆◆◆制菌防カビ仕様 中高性能フィルタ◆◆◆ ○ 特殊エンボス仕様により低圧損を実現 ○ 必要最小限の材料により省資源に対応 ○ F12 150Dはろ材パックのみの交換により省資源・コスト低減 ［リムライト TM ］ 捕集効率（％） サイズ 定格風量 圧力損失 製品名 構造 型式 （H*W*D） （m3/min） （Pa） 0.4μm 0.7μ 比色法 ※1 m※1 リムライト TM RLZ-65-F12 610×610×150 56.0 60 ＜40 ＜50 65％ エンボス RLZ-65-F6 610×610×65 56.0 65 セパレ-タ RLZ-90-F12 610×610×150 56.0 80 ＜70 ＜80 90％ RLZ-90-F6 610×610×65 56.0 95 ※1 試験方法ＪＩＳ B 9908-2011 形式 2 ※ 上記以外のサイズにも対応可能です。お問い合わせください。 制菌防カビ仕様 HEPA フィルタ ［SPleatsTM セル型］ ［SPleatsTM パネル型］ ○ 糸状セパレ－タで折り込んだ低圧損タイプ ○ 樹脂を含浸させた糸状セパレ－タを流入・流出に切れ目なく配置し高い耐圧強度を発揮 ○ 奥行 68mmの薄型では、業界最速の面風速 1.24m/s を実現（ﾊﾟﾈﾙ型） ○ 従来セパレ－タ型と比べろ材面積が約 2倍になり、多風量・長寿命を実現（ｾﾙ型） 捕集効率 サイズ 定格風量 圧力損失 製品名 構造 型番 ％） （H*W*D） （m3 （ /min） (Pa) ※0.3μｍ Z1506-12 SPleats TM セル型 糸セパレ－タ 610×610×292 56.6 250 99.97 ［8V］ （0.5） 140 Z3501-62 610×610×52 (0.85) 250 SPleats TM パネル型 糸セパレ－タ 99.99 （0.5） 100 Z3601-62 610×610×68 (1.24) 250 ※（ ）内は風速m/secです。 ※ 上記以外のサイズにも対応可能です。お問い合わせください。

■カビの繁殖と胞子飛散のリスク 湿度調整不足や空調運転の停止などにより微生物の繁殖に適した環境となった場合、フィルタのろ材面でカビが繁殖し下流側に 胞子を飛散させる可能性があります。 ※胞子の大きさは 1-2μm 【ろ材表面拡大】 【フィルタろ材下流側】 【フィルタろ材上流側】 ■制菌防カビフィルタの有効性 ◇ 制菌評価 ［JIS L 19022015に基づく繊維製品の抗菌性試験・定量試験］ 供試菌 抗菌活性値 効果 備考 黄色ブドウ球菌 ※制菌対象菌 5.8（合格：≧2.3） 有 人の皮膚、腸常在菌。食中毒、皮膚感染症 肺炎桿菌 ※制菌対象菌 6.3（合格：≧2.9） 有 口腔や腸管常在菌。呼吸器感染症など MRSA ※制菌対象菌 5.3（合格：≧2.2） 有 黄色ブドウ球が耐性化した病原菌。人の皮膚常在菌 大腸菌 ※オプション菌 6.0（合格：≧2.5） 有 腸内細菌。殆ど無害。感染症。O157 は強い病原性 緑膿菌 ※オプション菌 5.9（合格：≧2.0） 有 土壌など環境中に生息。腸内細菌。薬剤抵抗性大 ◇ 防カビ評価 ［JIS Z 29112010カビ抵抗性試験（湿式法）方法に基づく］ 供試菌 供試ろ材 供試カビ Aspergillus niger ［（クロ）コウジカビ］ 期間 1 週目 2 週目 Penicllium citrinum ［アオカビ］ 標準ろ材 2 2 Chaetomium globosum ［ケタマカビ］ Myrothecium verrucaria ［クワ暗斑病菌］ 制菌防カビ 0 0 以上 4 種の混合 ［判定］ ［標準ろ材］ ［制菌防カビろ材］ 0：試料又は試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められない。 1：試料又は試験片の接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積は 全面積の 1/3 を越えない。 2：試料又は試験片の接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積は 全面積の 1/3 を越える。 ◇ ろ材上での菌繁殖テスト （社内試験） ※浮遊粒子を捕集したろ材を高温高湿状態の環境下で微生物が繁殖するか、繁殖事例の環境に近い条件にて微生物の抑制効果を確認しました。 培養結果 テスト内容 標準ろ材 制菌防カビろ材 ① ろ材に空気中の浮遊粒子（浮遊菌）を捕集 ※ろ材写真 ② 30℃､80%以上の環境下でろ材を培養 ③ その後ろ材表面をマイクロスコ－プで観察 ④ 菌の繁殖有無を確認 結果：標準ろ材に微生物の生育を確認、制菌防カビろ材では未確認 ⑤ 各ろ材表面を別の標準ろ材に転写 ※寒天培地写真 ⑥ 転写した標準ろ材の表面を寒天培地に転写し 30℃で培養 ⑦ 菌の繁殖有無を確認 結果：標準ろ材表面からアスペルギルス等を確認 制菌防カビろ材表面からは未確認