太陽光発電システム用絶縁抵抗計　IR4053

絶縁抵抗計 IR4053 INSULATION TESTER IR4053 太陽光発電システム用 PV の絶縁抵抗測定を 安全に、正確に、素早く ■ PV の絶縁抵抗を昼間でも安全、正確に測定 ■ PV 専用ファンクション搭載、測定開始から４秒で測定値を表示 ■ 通常の絶縁抵抗測定５レンジ (50/125/250/500/1000V) 搭載 ■ 1000V 対応 PV システムの開放電圧点検に電圧測定 DC1000V 搭載

2 PV 専用ファンクションで 正確、安全に４秒で測定 発電中 PV の影響を 受けずに測定 PV 用に設計された IR4053 は、 発電中 PV の影響を受けずに正 確な絶縁抵抗値が測定できます。 短絡しなくても 正確、安全に測定 通 常、 発 電 中 PV の 正 確 な 絶 縁抵抗値の測定には測定回路 を短絡させる必要があります。 IR4053 ではその必要がありま せん。（左画像：短絡開閉器） 4 秒で測定値表示 測定開始から４秒で測定値を表 示します。１回目の表示後は 1 秒ごとに表示値を更新します。 素早い測定で快適な使い心地で す。 電圧測定レンジで PVΩ ファンクションで PVΩ 測定結果 N-E 間に 0.4MΩ の 地絡がある場合の測定値 正確、安全に測定 通常絶縁抵抗レンジ測定結果 断路器を OFF 開放電圧、極性を確認 PVΩファンクションで測定 測定の前には必ず断路器、出力開 P (+) と N (-) にプローブをあて、 PVΩ ファンクションで正確な絶縁 閉器を OFF にします。 開放電圧値と極性を確認します。 抵抗値を測定します。PV 専用の 極性が誤っている場合、赤色点灯 ファンクションなので、通常の絶 ※出力開閉器入力部にサージアブソーバが 　ついている場合は取り外して下さい。 でお知らせします。1000V 対応 縁抵抗測定では出せない正確な値PV システムの開放電圧点検も可能 を得る事ができます。 です。 測定準備 測定方法1測定方法2 測定方法 1 ど ち ら か の まずは、 測定前の確認 方 法 で 測 定 4 秒で測定完了 PVの絶縁抵抗測定 効率的に測定

3 従来の絶縁抵抗計だと何が問題？ 一般社団法人日本電機工業会のガイドライン JEM-TR228 によって 規定されている 2つの測定方法と従来絶縁抵抗計の問題点 短絡しない測定方法 短絡させる測定方法 P P 接続箱接続箱 P P 接続箱接続箱 N N N N PV PV漏電漏電 PV PV PV発電電PV流発電電流 絶縁抵抗絶計縁測抵定抗電計流測定電流 接地接地 接地接地 従来の絶縁抵抗計でこの測定をした時の問題点 従来の絶縁抵抗計でこの測定をした時の問題点 正確な絶縁抵抗値が測れない 危険性が高い・手間がかかる 危険性は低いですが、回路の状態によっては発電中 発電中 PVを正確に測定するには測定回路を短絡させ PVの影響を受け、実際の絶縁抵抗状態とは違った る必要があります。短絡開閉器を別途設置する必要が 測定結果になる可能性があります。 あり、アーク発生の危険性もあります。また、危険を × 正確な測定値　　○ 安全性 回避する為に夜間の測定が推奨されています。 ○ 正確な測定値　　× 安全性 通常の絶縁抵抗レンジで 地絡があったら赤色点滅でお知らせ 現場で役立つ機能 比較判定機能・赤色点灯 任意に規定した値に対し比 較判定を行います。規定値 に対し NG の場合、赤色 点灯でお知らせします。 スピーディーに測定 ドロッププルーフ P (+) と接地間を測定 N (-) と接地間測定 コンクリート上1mから落 極性を確認したら、※ 必ず P (+) 側と接地 接地と P(+) 間の測定に異常がなけ としても壊れない頑丈設計で 間から絶縁抵抗値を測定します。測定値に れば、引き続き N (-) と接地間の絶 安心して使用出来ます。 異常がある場合は N (-) と接地間の測定は 縁抵抗値を測定します。測定値に 行わず、測定方法 1 のやり方で、接地 -P 異常がある場合は測定方法 1 のや 間を再度、測定します。 り方で再度、測定を行います。 ※測定する PV に合った測定電圧を印加してください。 電圧を検出すると赤色点滅で地絡 スイッチ付きリード 測定方法 2 をお知らせします。 手元のスイッチで測定電圧の印加、ライト点灯、 コンパレータの結果を 効率的に測定 簡易点検 LED で表示します。

仕様 ( 確度保証期間 1 年 , 調整後確度保証期間 1 年 ) 絶縁抵抗測定 測定電圧（DC） 50 V 125 V 250 V 500 V 1000 V 有効最大表示値 100 MΩ 250 MΩ 500 MΩ 2000 MΩ 4000 MΩ 第 1 有効測定範囲 [MΩ] 0.200 〜 10.00 0.200 〜 25.0 0.200 〜 50.0 0.200 〜 500 0.200 〜 1000 確度 ±4％ rdg. 第 2 有効測定範囲 [MΩ] 10.1 〜 100.0 25.1 〜 250 50.1 〜 500 501 〜 2000 1010 〜 4000 確度 ±8％ rdg. その他の測定範囲 [MΩ] 0 〜 0.199 確度 ±2％ rdg.±6dgt. 定格測定電圧を維持できる下限測定抵抗値 0.05 MΩ 0.125 MΩ 0.25 MΩ 0.5 MΩ 1 MΩ 電圧測定 PVΩ 測定 レンジ 4.2 V 42 V 420 V 1000 V 測定電圧 (DC) 500 V 1000 V 直流 電圧 最大表示値 4.200 V 42.00 V 420.0 V 1100 V 最大表示値 2000 MΩ 4000 MΩ 確度 ±1.3％ rdg.±4dgt.（1000V 超の範囲は確度保証なし） 測定範囲 [MΩ] 0.200 〜 500 501 〜 2000 0.200 〜 1000 1010 〜 4000 レンジ 420 V 600 V 確度 ±4％ rdg. ±8％ rdg. ±4％ rdg. ±8％ rdg. 交流 電圧 最大表示値 420.0 V 750 V　 その他の測定範囲 [MΩ] 0 〜 0.199 確度 ±2.3％ rdg.±8dgt.（600V 超の範囲は確度保証なし） 確度 ±2％ rdg.±6dgt. 機能 基本仕様 バックライト ○ 使用温湿度範囲 0 〜 40℃ , 90％ rh 以下（結露無きこと） ドロッププルーフ コンクリート上 1m 保存温湿度範囲 -10 〜 50℃ , 90％ rh 以下（結露無きこと） 対地間最大定格電圧 AC/DC 600 V（測定カテゴリ III）予想される過渡過電圧 6000V 電池の残量表示 ○ 耐電圧 AC7060 V　50/60 Hz　測定端子一括 - 筐体間　1 分間 オートパワーセーブ 約 10 分後に OFF IP 保護等級 IP40（EN60529） 活線警告 ○ 適合規格 JIS C1302（絶縁抵抗測定）,EN61326（EMC）,EN61557-1/-2 自動放電 ○ 電源 寸法 • 質量 比較判定 ○ 電源種類 単 3 形アルカリ乾電池（LR6）×4 寸法 159W×177H×53D（mm） 交流 / 直流自動判別 ○ 連続使用時間 約 20 時間 質量 約 600g（電池含む , テストリード含まず） 製品名：絶縁抵抗計 IR4053 製品名：絶縁抵抗計 IR4053 形 名 形 名 （発注コード）（仕様） （価格） （発注コード）（仕様） （価格） IR4053-10 （テストリード L9787付属）.......¥ 35,000 ( 税抜き ) IR4053-11 （スイッチ付きリードセットL9788-11付属） .......¥ 39,000 ( 税抜き ) テストリード スイッチ付きリードセット L9787 L9788-11 別売価格￥2,000（ 税抜き） 別売価格￥6,500（ 税抜き） 【その他付属品】首掛けストラップ ×1, 取扱説明書 ×1, スイッチ付リードは測定開始停止のリモート制御が可能 , 手元を照らすライト付き 単 3 アルカリ乾電池 (LR6)×4 【その他付属品】首掛けストラップ ×1, 取扱説明書 ×1, 単 3 アルカリ乾電池 (LR6)×4 オプション L9787 専用 L9788-11 専用 共通 ブレーカ端子チェック用 ブレーカ端子チェック用 EARTH 側リードの L9787 の赤プローブ先端に装着 L9788-10 の赤プローブ先端に装着 先端につけて使用 φ11mm キャップ 22mm/φ3.7mm 8.0mm/φ4.0mm 48mm/φ2.6mm 65mm/φ2.6mm φ 3.2mm 35mm ブレーカピン L9787-91 スイッチ付きリード L9788-10 ブレーカピン L9788-92 先ピン L9788-90 マグネットアダプタ 9804-02 ....................￥800（ 税抜き） .................. ￥5,000（ 税抜き） ................ ￥1,200（ 税抜き） ... ￥1,000（ 税抜き） .................... ￥3,000（ 税抜き） お問い合わせは ... 本 社 〒386-1192 長野県上田市小泉81 製品に関するお問い合わせはこちら 本社 カスタマーサポート 0120-72-0560 （9:00 〜12:00, 13:00 〜17:00, 土・日・祝日を除く） 0268-28-0560　 info@hioki.co.jp 詳しい情報はWEBで検索 HIOKI ■本カタログの記載内容は 2018 年 7 月 11日現在のものです。 ■本カタログ記載の仕様、価格等はお断りなく改正・改訂することがあります。 ■本カタログで使用している会社名および製品名は、各社の登録商標もしくは商標です。 校正書類について 校正書類は別途ご発注をお願いします。海外へ持ち出しされる場合は注意事項があります。詳しくは弊社 HP をご確認ください。 販売店の皆様へ ご注文・修理・校正のご用命は本社受注センターまで。 TEL 0268-28-1688 FAX は弊社営業拠点と共有で受信できますので、担当営業拠点宛にお願いします。 IR4053J7-87M