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虫が見る光を測る
◆虫にとっての放射照度を測定(UV誘引光、アザミウマ、蛾3グループ、蜂)
◆植物にとっての光量子測定(光合成に寄与する光放射量を表示)
◆310nmから800nmの環境光を簡単センシング
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このカタログについて
ドキュメント名 | 虫用分光放射照度計 CP160 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 690.8Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ノブオ電子株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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虫用分光放射照度計 CP160
虫が見る光を測る
特徴
➢ 虫にとっての放射照度を測定(UV誘引光、アザミウマ、蛾3グループ、蜂)
➢ 植物にとっての光量子測定(光合成に寄与する光放射量を表示)
➢ 310nmから800nmの環境光を簡単センシング
用途
➢ 防虫・防除のための食品工場、塗装工場、温室、小売店舗の環境光測定
➢ 植物育成のためのLED照明光などの環境光評価
➢ 光による虫の行動活性や誘引性などの行動特性の研究
環境光と⾍の⾏動
環境光に対する昆⾍の反応は、光源に引き寄せられ
る誘引性と光により活性化する⾏動活性に分けること 誘引性
ができます。そしてその反応の仕⽅は昆⾍の種類に特
有な⾏動特性分光感度により推定できます。このこと
を、浜松医科⼤学の針⼭特命研究教授グループ*が⾒出
しました。CP160は、測定した環境光スペクトルに⾏動
特性分光感度を重み付けすることにより、環境光が昆
⾍の⾏動に与える影響を定量化できます。
* 特許第6422261号、特許権者 国⽴⼤学法⼈浜松医科⼤学
発明者 針⼭孝彦、弘中満太郎 ⾏動活性
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⾏動特性分光感度
⽐視感度(⼈間)
右図は昆⾍Aの⾏動特性分光感度と⼈間の光の明るさに 昆⾍A
対する分光感度である⽐視感度を⽰しています。
相
⾏動特性分光感度は短波⻑側、⻑波⻑側の⼆つの感度 対
感
の合成です。短波⻑側の分光感度による信号出⼒が昆 度
⾍Aの誘引性に、⻑波⻑側の分光感度による信号出⼒が
⾏動活性により強い影響を与えます。
300 400 500 600 700 800
波⻑ (nm)
性能
測定波⻑範囲 310nm 〜 800nm
波⻑分解能 約9nm
波⻑再現性 ±1.5nm
測定範囲
放射照度 0.5 〜 500 [W・m-2]
光強度(350 〜 400nm) 5✕10 15 〜 5✕10 18 [photons・m-2・s-1]
光合成有効光量⼦束密度 0.5 〜 100 [μmol・m-2・s-1 ]
測定再現性*(2σ) ±0.7%
重み付け曲線 ⾏動特性分光感度(UV誘引光、アザミウマ、蛾3グループ、蜂)
⽐視感度(⼈間)
表⽰データ スペクトル分布
任意の2波⻑間の積分値
PPFD, PFD-UV, PFD-B, PFD-G, PFD-R, PFD-FR
使⽤温度範囲 10度〜40度
操作端末 スマートフォン(アンドロイドOS, SIMなし)
データ出⼒ CSV ファイル
*常⽤標準光源L7810-02(浜松ホトニクス)の放射照度10回連続測定時の標準偏差をσとする 操作画⾯
CP160及びオプション
CP160外観 ➢ センサーヘッド CP141
(センサーヘッドCP141+操作端末) 校正済みの放射照度データが内蔵されています。
受光波⻑範囲は310〜800nmです。
➢ API
センサーヘッドと通信を⾏いデータを読み出すため
のコマンドの仕様書です。CP141と組み合わせることに
よりユーザーの設計による分光放射照度計が実現できます。
➢ PC用ソフト(開発中)
センサーヘッドからデータを読み出し、解析を⾏い結果
を保存できます。PCによる操作が可能になります。
➢ 校正作業
常⽤標準光源(JCSS校正証明書付き)により、分光感度
と出⼒カウント放射照度変換係数を再校正します。
本カタログに記載された機能、性能は予告なく変更されることがあります。 2022/07/01
ノブオ電子株式会社 TEL: 053-488-7302 email: info@colorpyxis.com https://www.colorpyxis.com/