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米国MTL社が提供するオートハンドラは、PMフィルタの超精密秤量をロボットシステムで行う目的で開発された製品です(EPA 40 CFR 1065に準拠)
正確なデータを得るため、精密計量には細心の注意を払って検討された方法が必要となります。MTL社が提供するオートハンドラは、このような目的を達成するよう設計された商品です。
計量対象のフィルタをフィルタホルダの中に装填し、このホルダをオートハンドラのインプットサイロへ載せます。計量用のソフトウェアを立ち上げると、MTLシステムはここからホルダを持っていきます。このフィルタはIDを解読するバーコードリーダーのところまで進んでいきます。その後毎回の計量の度に、オートハンドラが天秤にフィルタを載せる秤量台のところまで正確に移動します。
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このカタログについて
ドキュメント名 | Autohandler(オートハンドラ) / PMフィルタ自動計量システム AH225 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社司測研 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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調質計量ルーム
国際的に認められた我々の専門的知識,
ソフトウェアのデザイン知識,および
エンジニアの経験等を結合させたMTL社は,
最先端の計量ルームを皆様にお届けしています.
過去 6年間に渡るエンジンの製造会社協会や
米国の EPAとの共同により,皆様の業界に
適用する規制の作成に助力してきました.
その結果,私達は何を求められているかを
熟知しています.
フィルタの計量には,このような閉空間
の良好な環境が必要となります.
我々のコントロールルームはこのような
分野の規制に適合し,特に次に示す 4方面
のキーエリアに的を絞っています: 私共は 40 CFR 1065を理解しています.
温度コントロール,露点のコントロール, 貴社のニーズが規定や技術的な考え方の
および流速のコントロールと浮遊粒子の 両面で合致するようMTL社は,設計,製
コントロール. 造およびプロジェクトの始めから終わり
最終的には機能するよう作られたルーム までの管理を行います.
となります.
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計量自動化システム
正確なデータを得るため,精密計量
には細心の注意を払って検討された
方法が必要となります.
MTL社が提供するオートハンドラ
は,このような目的を達成するよ
う設計された商品です.
計量対象のフィルタをフィルタホ
ルダの中に装填し,このホルダを
オートハンドラのインプットサイ
ロへ載せます.計量用のソフトウ
ェアを立ち上げると,MTLシステ
ムはここからホルダを持っていき
ます.このフィルタはIDを解読す
るバーコードリーダーのところま
で進んでいきます.
その後毎回の計量の度に,オート
ハンドラが天秤にフィルタを載せる
秤量台のところまで正確に移動します.
計量時のパラメータは試験を行う管
理者が決めます.時間の長さや計量
方法等のパラメータを調整すること
により,計量管理者はプロセス全体
に渡る完全なコントロールを有する
ことになります.
オートハンドラの手順には,温度,
露点および計量時の大気圧等の
NIST によるトレーサブル測定を含
んでいます.
浮力補正は自動で行われるため,最
終結果はレポートから報告される重
量となります.
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フィルタ計量用ソフトウェア
MTL 社は重量測定用フィルタ
のソフトウェアを自社でデザイ
ンしました.
MTL 社の自動計量システムを
使わずに手動の計量を望まれる
方々のため,本ソフトウェアパ
ッケージは様々な点で配慮がな
されています.
本ユニットが 40 CFR 1065 に
準拠して以来,システム管理者
はすべての計量結果が 1065 に
準じていると自信が持てるよう
になりました.
本機の手動操作を含む自動化シ
ステムが品質管理を提供します.
本ソフトウェアはオペレータが最小限の
トレーニングを受けることで,プロセス全
体のステップを踏めるようデザインされ
ています.これにより,新入社員や一連の
任務を通して移動となった方々に,このよ
うにデリケートな業務へ簡単に従事させる
ことができます.
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重量測定用フィルタ
MTL社は近年,重量測定用フィルタのエ
ミッション分野に進出しました.MTLの
Lab-Weigh ラインから出てくるフィルタ
の両面にはバーコードがあるため,ユーザ
によるデータの自動管理をより完全にす
ることを可能にしています.
バーコードラベルの印刷やフィルタ間の
混乱,およびペトリ皿等はすべて必要なく
なりました.
MTLが提供するPT47はPTFEのリング
が付いた 47mmのフィルタで,このフィ
ルタは認証試験の 40 CFR 1065の仕様と
合致しています.このフィルタは従来品
に較べ,水分変動の影響をより少なくす
るよう開発されています.
その結果,フィルタの計量に伴うすべて Lab-weigh フィルタは高度な計量能力
の不確定さを無くし,ラボの負担や労力 により,より精度の高い結果をもたら
を軽減します. し,高レベルな品質管理を可能にしま
す.
GP47 はグラスファイバ製
で PTFE をコーティングし
た 47mmのフィルタです.
開発試験等で安価なフィル
タを好まれる方には,低価
格オプションの GP47 を提
供します.
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ファラデーケージ・テクノロジー
フィルタ計量の不確かさに最も寄与する
要素は静電影響です.認証試験で必要とな
る PTFE フィルタでは特にこの問題を受
け易く,数十マイクログラムのエラーにな
ることがあります.静電影響を軽減する従
来の方法は,静電気を消失するためにポロ
ニウムを使うことです.
この影響をなくすため,特別なアプローチ
を天秤全体に施しました.MTL 社はフィ
ルタを囲むファラデーケージの計量容器 ステンレス製保存皿
を開発し,フィルタ自身の電子がフィルタ
を下側に引っ張らない工夫をしました.
(誤った高い読み値になる). 多くのラボでは計量を待機している間,ガ
ラス製のペトリ皿にフィルタを保存して
います.このような作業が便利に見える間,
実際には計量結果への影響が反対となり
ます.
PTFE を摩擦帯電スケールのローエンド
側にすると,ガラスがハイポイントになり
ます.その結果 PTFE 側への電子の伝達
となり,静電の問題を引き起こす原因とな
ります.
MTL 社はこのような問題をなくすため,
ラボで使えるステンレス製の保存皿を開
発しました.この皿の入口側には雰囲気的
に平衡で,ピンセットをフィルタまで届か
すことができる溝があります.
この皿は積み重ねることができ,ラボ内の
スペースをより効率的に使えるようにし
ファラデーケージは 2007年に導入し,容 ています.
器に入れたすべてのフィルタで利用でき 皿全体を集めて地面に置くと,残った静電
ます.メトラートレド社とザルトリウス社 気が消失します.
の天秤で互換性があり,MTL 社のオート
ハンドラ無しでも使用できます.
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計量チャンバ
必要な計量を行う経済的な解決法は,MTL社の計量
チャンバをお求めになることです.私達の計量ルーム
を開発したスタッフによる技術で品質管理の同じレ
ベルを成し遂げ,1065 に従ったデザインとなってい
ます - 車両エミッションの環境規制.
MTL 社が提供する計量チャンバ
は正確な測定を行う経済的な解
決法です.
流速,温度,露点および浮遊粒子を考慮する
ことは,規制値の閾値以下まで下げることを
保証しています.MTL 社製オートハンドラ
の内側にある計量チャンバは,他の追随を許
さない計量の解決法です.
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