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現場の安全管理、作業の可視化、モノの動きを制御。それらすべて位置測位で解決できます。位置測位技術を7つ比較し、目的に適して選択していただけるようノウハウを無料公開。さらに活用事例12選つき。
こんな課題はありませんか?
・作業者の転倒検知をしたい
・フォークリフトと作業者の接触事故を防ぎたい
・危険エリアへの進入を検知したい
・作業者の稼働状況を管理したい
・作業時の手順や工程を判定したい
・作業ミス・モレを防止したい
・熟練者技術をデータ化して、伝承したい
・ドローンを指定位置通りに動かしたい
・ロボットのコントロールを行いたい
・設計通りの動きをうすrか製品の性能検査を行いたい
これらすべて、「位置測位」で解決します。
ただ、一言で「位置測位」といっても、その技術はさまざま。
GPS・Wi-Fi・ビーコン・IMES・UWB・SLAM・モーションキャプチャ。
本カタログでは、これら7つの位置測位技術を比較し、最適な選択がいただけるようノウハウを無料公開。
さらに位置測位の事例12選を掲載しています。
このカタログについて
ドキュメント名 | 【比較表付き】7つの位置測位技術で100m範囲内の人・モノをデータ化【事例12選あり】 |
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ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
ファイルサイズ | 1.5Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | アキュイティー株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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比較表付き!7つの位置測位技術
位置測位
100m範囲内の
人・モノをデータ化
活用事例
12
選
画像処理のプロフェッショナル
だからできること
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こんな課題はありませんか?
作業者の転倒検査をしたい
現場の安全管理 フォークリフトと作業者の接触事故を防ぎたい
危険エリアへの進入を検知したい
作業者の稼働状況を管理したい
作業時の手順や工程を判定したい
作業の可視化
作業ミス・モレを防止したい
熟練者技術をデータ化して、伝承したい
ドローンを指定位置通りに動かしたい
ロボットのコントロールを行いたい
モノの動きを制御
設計通りの動きをするか製品の性能検査をし
たい
これら すべて 位置測位 で解決します
位置測位 とは
人やモノが、どこにあるかの情報をデータとして取得すること。
位置測位を行う技術はGPS・Wi-Fi・ビーコン・モーションキャプチャなど多岐にわたり、
屋外位置測位に適しているもの・屋内位置測位に適しているものがあります。また、
測位範囲も技術によって異なり、測位精度もそれぞれ異なります。
なんのために位置測位を行いたいのか。なんの位置を測位したいのか。それによって最
適な位置測位技術を選択する必要があります。
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位置測位技術 の 種類
測位対象へ
種類 測位範囲 測位環境 精度
取りつけるセンサー
衛星からの電波が 受信機
GPS 屋外 2-5m
届けばどこでも (スマートフォン等)
受信機
Wi-Fi 50m 屋内 5-10m
(スマートフォン等)
受信機
ビーコン 10-100m 屋内 0.5-10m
(スマートフォン等)
受信機
IMES 10-15m 屋内 5m
(スマートフォン等)
UWB 10m 屋内 5-10cm タグ
カメラ・スキャナ・
SLAM 300m 屋内・屋外 1-2m
ToFセンサー等
モーションキャプチャ 100m 屋内・屋外 0.1-1mm 反射マーカー
位置がわかると人・モノの動き がわかる
位置測位 の 活用例
転倒検知 フォークリフトの接触事故防止
危険エリアへの進入検知 手元作業のミス防止
動線分析 部品の所在管理
エリア内の人の在否判定 設備の性能検査
生産実績・作業稼働状況の可視化 ドローンやロボットの制御
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位置測位技術 の 測位範囲と精度
位置測位ができる技術は複数ありますが、測位できる範囲とその精度には大きな違いがあります。
ここでは、どの技術がどの程度の範囲で機能し、精度はどれくらいなのかをご紹介しています。
測位範囲 誤差
測位範囲はGPSが一番広く、人工衛星が出す電波が届けばどこでも測位可能です。
次点でSLAMの測位範囲:最大300m。100m程度のエリア内の位置測位であれば、モーションキャプ
チャやビーコンが最適です。
また、精度はモーションキャプチャが圧倒的に高く、実数値と測定値の精度誤差は±0.1mmと高精度。
正確に人やモノの位置データを取得できます。
GPSでは、2~5m程の精度。ビーコンは、それよりもさらに精度が低く、最大10m程度となっています。
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Acuity の 位置測位技術
センシングテック企業Acuityの位置測位は、モーションキャプチャ技術を用いて行います。
測位対象である人・モノに、マーカーを貼りつけ、そのマーカー位置情報をカメラで取得します。
マーカー情報の取得範囲は、カメラの撮像範囲内である必要があります。
カメラで構築した空間内で
マーカーの位置座標を取得
モーションキャプチャ による位置測位の メリット
作業者の姿勢をリアルタイムにデータ化
現場の安全管理 フォークリフトと作業者の位置情報を取得
危険エリアへの進入を精度0.1mmで検知
作業者の位置情報から稼働状況をログ管理
手元や道具の位置から作業工程を判定
作業の可視化
作業者の動きから作業ミス・モレを防止
熟練者技術のデータ化で、若手と技術比較
0.1mm以下の高精度でドローンを制御
人の動きをトレースして、ロボットの動きのコン
モノの動きを制御
トロール
縦・横・奥行・回転まで、製品の性能を検査
マーカーを貼付するだけで、全身・手元・モノの位置が高精度かつ3次元で取得できます。
これにより、現場の安全性が向上し、作業の効率化が図れるほか、様々な用途に活用できます。
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活用事例
人・モノを問わず、位置測位を行いたい対象にマーカーを貼付することで、簡単かつ高精度に、
「今どこにあるか」の位置情報をデータ化することができるモーションキャプチャ技術を活用した事例一覧。
課題と現状① 導入後の効果
現状
口頭説明やマニュアルでの指導
熟練者の技術や勘・ をメインにしている
コツを数値化して、若
長期間にわたって技術習得のた
手を育成したい めトレーニング・研修制度を設け
ている 作業者の動きだけでなく作業道具の
動きも同時に計測。熟練者と若手の
動きのAB比較も実現。
課題と現状② 導入後の効果
現状
組付け位置をリアルタ 複数人で作業~チェックを日数
イムにログ管理し、 をかけて行っている
生産性を向上したい チェック漏れが発生し、想定外の
コストがかかっている 工具の先端位置を測定することで、
作業結果をリアルタイムにログに反映。
作業~チェックまでを1人で完了。
課題と現状③ 導入後の効果
現状
3次元測定やコンベックスでは、
20m超えの大型製 製品を運搬しながら、現在の位
品の運搬作業で、 置情報が確認できず、大幅に工
正確な位置に運搬 数がかかっている
したい
そもそも大型製品のため、正確に リアルタイムな位置測位に優れており、
位置を測定できていない 常に所定位置との差分を計測。
0.1mm以下の高精度で運搬が完了。
手元位置取得による作業技術の伝承 溶接の技術伝承
活
用
事 工具の位置測位による組付けトレーサビリティ 作業者の進入出検知
例
造船パネルの溶接位置合わせ ドローンの位置制御
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AI によるセンサーレス 位置測位
GPS・ビーコン・Wi-Fi・モーションキャプチャ等で行う位置測位は、どれも受信機やマーカー等、
センサーが必要な技術になります。実際の現場の運用ではハードルが高いといった課題もある中で、
AIを活用すれば、センサーなしでできる位置測位があります。
課題と現状① 導入後の効果
現状
組み立て・ピッキング ヒューマンエラーが起きていて、生
工程における、 産性が課題となっている
部品の取り間違いを 熟練者と新人では作業時間に
なくしたい 差があり、スキルのバラつきが見
受けられる カメラ一台で左右の手がどこにあるかを
検知。任意のエリアごとに手の進入を
検知し、部品の取り間違いを防止。
課題と現状② 導入後の効果
現状
カメラでチェックはしているが、人に
作業者がどこにいるか
よる管理で、自動検知はできて
を可視化し、
いない
稼働状況をデータで
ビーコン設置で端末を作業者が
管理したい
携帯する運用だが、不携帯があ エリアを設定すると、どのエリアに何人ど
り、正確にデータが取れていない のタイミングで進入出したかをデータで
管理可能。カメラ一台で可視化。
課題と現状③ 導入後の効果
現状
GPSやWi-Fi等を導入し、大体
個々の導線を分析し、 の位置と稼働状況はデータ化で
現場改善や作業の効 きているが、精度が悪く、正確な
率化を図りたい データにはなっていない
実際の作業映像と稼働状況の 個別に作業者を特定し、カメラ一台で
データの連携はできていない 導線を分析。実際の作業映像と稼働
状況のデータの一元管理が可能。
組み立て・ピッキング作業の手元判定 部品の取り間違い検知・防止
活
用
事 生産工場の稼働状況の可視化 指定エリアへの進入回数のカウント
例
作業者別の導線分析 危険エリアへの進入検知
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センシングテック企業 Acuity その他の技術
Acuityではマーカーの位置情報から0.1mm精度で人・モノの位置をデータ化できる
モーションキャプチャ技術を活用し、変位計測や3次元測定、視線解析、動作分析のほか、
AI技術による製品の外観検査等の導入実績があります。
課題と現状① 導入後の効果
現状
測定精度0.1mmの
3次元で計測ができていない
高精度計測を
測定エリアによって精度が
3次元で行いたい 0.1mmより大きくなる
精度保証が取れているシステムであり、
信頼性の高い計測結果を3次元で取
得。
課題と現状② 導入後の効果
現状
透明な製品のためスキャナでの
メジャーやゲージでの 寸法測定ができず、メジャーを使
測定の手間を解消し 用して測定を実施
たい
複雑な形状のため手作業での寸
法測定を実施 3Dスキャナで測れない透明・黒・濡れ
た対象のほか、円形や複雑な形状の
測定を実現。
課題と現状③ 導入後の効果
現状
製品の傷・バリ・ほつれ・汚れを
製品の外観検査を 検査するため5人以上で作業し
自動化・省人化 ている
したい
閑散期と繁忙期があり、人手不
足が課題となっている 15人体制の検品作業がシステム稼働
確認のため2人体制に変わり、1年間で
87%のコスト削減。
5階建てビルの振動試験 鉄骨の曲げ試験
活
用
事 コンクリートの3次元測定 鋳造品のCAD比較
例
マスクの自動検品・寸法計測 コンテナの損傷箇所の自動検知