信頼性評価システム総合カタログ

Reliability Evaluation Systems Product Catalog 信頼性評価システム 総合カタログ 本社・大阪営業所 〒555-0011 大阪市西淀川区竹島2-6-10 Tel. 06-6471-3155　Fax. 06-6471-3158 東京営業所 〒104-0045　東京都中央区築地7-2-1 THE TERRACE TSUKIJI 4階 EAST Tel. 050-1743-7444　Fax. 050-3153-0646 URL : https://www.imv.co.jp e-mail : infomes@imv-corp.com ※本体及び外観は改良のため、予告なしに変更することがあります。 DSS事業本部 CN/14640E MES事業本部 大阪サイト IMV先端技術研究所 営業本部 品質保証部 人事・総務部 2019年9月制作 Cat.No.1909②003RES.PP JQA-1573

Reliability 多チャンネルタイプ MIG-8600B Evaluation Systems P5 IMVが 提唱する 小型・軽量タイプ MIG-87B 信頼性評価 IMVの絶縁劣化試験器は P7 システム ハイサイド/ローサイドが1台で対応可能 信頼性評価システムとは？ 低電圧・定電流タイプ MIG-8600PA 近年、ますます製品品質の向上が叫ばれております。 「信頼性評価システム」とは、製品の機能や動作の評価を行い、不具合を開発段階にて取り除くこ 高電圧タイプ とで製品の信頼性を向上するためのシステムです。 HIP-1000/2000/3000 業界で初採用した1ch /1電源 /1計測回路方式のマイグレーションテスター「MIGシリーズ」を P8 はじめ、IMVは信頼性・再現性の高い試験を提供いたします。 P9 使用例 基板 半導体 電気自動車 電子材料 リチウムイオン電池 1 2

MIGシリーズ　主な特長 11ch/1電源/1計測回路 3 IMVが業界 突入電流制限回路 MIGシリーズは印加電源、測定回路を各チャンネルに個別搭載しているので1チャンネルでマイグレーショグレ 初採用！ マイグレーションが発生することにより、過大な電流がサンプルに流れ次の悪影響を与える可能性があります。 ーションが発生しても他のチャンネルは一切影響を受けません。 ① デンドライト自体を飛散・消滅させ観、察・分析が不可能となる マイグレーション突入電流制限回路 恒温恒湿槽 ② サンプルの表面を炭化させ、それ以降のマイグレーションの発生を阻害する 電圧印加電源 IMVのMIGシリーズは全て突入電流制限回路を設け、サンプルに悪影響が出ないように保護しているので安心です。 マイグレーション回復時蓄積エネルギー消去回路 BIAS 試 　 験 サンプル BIAS D A MEAS Inside shield 二重構造アクティブガードケーブル 電流測定回路 二重構造アクティブガードケーブルを使用することで、周囲のノイズや商用ハムをカットします。よって微弱な 1チャンネル ブロック図 電流を測定するマイグレーション試験の精度が大幅に向上します。 多チャンネル/1電源図 サンプルのショート対策でサンプルとテスターに制限抵抗を挿入する場合がありますが、印加電圧に対応した制限抵抗を挿入する必要があります。 サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ 電 源 ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン V＝Vset プ プ プ プ プ 電 源 V＝Vset±α プ プ プ プ プ 電 源 V≒0 プ プ プ プ プ ル ル ル ル ル ル ル ル ル ル ル ル ル ル ル 激しい変動 ショート状態 正常な状態では、設定通りの電圧（Vset）が各サンプルに 1つのサンプルの抵抗値が激しく変動すると、全体のバイア 1つのサンプルがショートしたとき、全サンプルの印加電 印加されます。 ス電圧がその影響を受けて変動します。他サンプルのマイ 圧が低下する危険があり、この時点で全サンプルの評価 グレーション現象の成長に悪影響があると考えられます。 が中断の可能性があります。複数のサンプルを同時に評 価している意味がありません。 2 印加電圧のモニタリング・コントロール 計測側ケーブル 印加側ケーブル チャンネルごとに個別のハンダ付けのポイントでの印加電圧を常時モニタリングし、設定値通りにコントロールしています。 印加電圧 測定回路 マイグレーション突入電流制限回路 恒温恒湿槽 ■ 二重アクティブガード 一般的に測定に用いられる同軸ケーブルでは、微小電流を測定する際に マイグレーション回復時蓄積エネルギー消去回路 試 　 験 BIAS サンプル ① 測定ラインとシールド線との間の漏れ電流 BIAS ② 測定ラインの抵抗とシールド線との間の容量による時定数の測定への影響 D A MEAS Inside shield が問題になることがあります。 ハンダ付け 当社では測定ケーブルに二重シールド線を採用し、さらにアクティブガード機能も持たせることで、この影響を極力回避 ポイントで させています。 この構造では内側のシールド線を測定ラインと同じ電位に保つようコントロールすることで、測定ラインと 印加電圧 の印加電圧 を常時測定 内側シールド線との間の抵抗・容量の影響を打ち消すことができます。（電位差がなくなるので、電流も流れないし、容量 コントロール 成分を充電する必要もありません。）このことにより、上記①②による測定への影響を排除することができます。 1チャンネル ブロック図 3 4

画面イメージ MIG-8600B 多チャンネルタイプ IMVのベストセラー機！ この1台でローサイド・ハイサイド両方の対応が可能。 特 長 ■ 印加電圧・計測回路を個別搭載 ■ 微弱電流計測回路 ■ リアルタイムなグラフ描画 ■ 最大256chまで増設可能 リアルタイムにグラフ表示ができるので、試験中に劣化の進行状 測定ボードごとのデータ(8ch)を一目で確認できます。 態が簡単に把握できます。 測定中にデータがリアルタイムに更新され、瞬時に数値データとし て劣化の進行状況を把握できます。 接続イメージ図 製品仕様 MIG-8600B/32（ローサイドモデル） MIG-8600BHS/32（ハイサイドモデル） 最大256 印加電圧 +1.0V ～ +250V（ 0.1V 単位） チャンネルまで チャンネル数（ボードあたり） 8ch 増設が可能 最大増設チャンネル 256ch 絶縁抵抗測定範囲 105Ω～ 1014Ω（100V印加時） 測定電流測定範囲 ０．１ｐＡ～５００ｕＡ (5レンジ） ※固定レンジ・オートレンジ選択可能（ ０．１ｐＡ～５ｎＡ/１０ｐＡ～５００ｎＡ/１００ｐＡ～５μＡ/１０ｎＡ～５０μＡ/１００ｎＡ～５００μＡ） 測定レンジ 5nAレンジ ：±（5％fs +100pA） 5μAレンジ ：±（1％ｆｓ +10nA） 100Ｖ印加時 500nAレンジ ：±（2％ｆｓ +5nA） 50μAレンジ ：±（0.5％ｆｓ +0.1μA） 電流測定精度 ５００μＡレンジ ：±（０．５％ｆｓ＋１μＡ） バイアス印加方法 チャンネル独立バイアス方式（1パワーサプライ→1ch) 1台 2台 3台 8台 バイアス印加電圧設定 +1.0V～ +250V (0.1V 単位） オペアンプ方式 バイアス印加アンプ 出力ノイズ：最大±5mV 高圧アンプ安定化電源として直列型高圧安定化電源を採用 高圧オペアンプによる100μsecオーダーの高速レスポンス バイアス印加電圧精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール バイアス電圧測定精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール 最大試験可能時間 9,999 時間 測定回路 絶縁抵抗方式 :ローサイド電流計測 絶縁抵抗方式 :ハイサイド電流計測 電流測定ケーブル 二重構造アクティブガードケーブル ケーブルオープン検知機能 計測ケーブルのコネクター脱落を検知しアラーム警告・測定停止 収録データ内容 収録時間・経過時間・抵抗値・印加電圧・測定電流・温度 /湿度（ 要チャンバー通信オプション） パソコン OS : Windows 10 対応 マイグレーション エンドモード　 ： マイグレーション発生点で終了 トリガーモード　 ： マイグレーション発生しきい値で開始、終了しきい値で試験終了 測定モード タイムモード　： マイグレーション発生しきい値、終了しきい値で発生カウント（数値指定 50回） 電源 AC100V 50/60Hz　約 100VA/ラック（64ch) 収納ユニット外形寸法 W385 × D432 × H227mm (突起部を除く） 質量 約18kg（ 32ch） 5 6

MIG-87B MIG-8600PA 小型・軽量タイプ 低電圧・定電流タイプ 小型・軽量で省スペース化を実現！ 短絡時にも焼損しません MIG-8600Bの性能はそのままに16ch固定で小型の 低電圧試験でも電流制限して試験後の分析・解析を有 ため設置場所を選びません。小型ながら250Vまで印加 益に。 が可能。 特 長 特 長 ■ MIG-8600Bの性能をそのままに ■ MIG-8600Bの性能をそのままで小型化 ■ 微小電流でのマイグレーション検知 ■ 小型・軽量で設置・場所を選ばない ■ 半導体製品にも ■ 初期導入しやすい価格帯 製品仕様 製品仕様 MIＧ-87Ｂ MIＧ-8600PA 印加電圧 +1.0V ～ +250V（ 0.1V 単位） 印加電圧 +1.0V ～ +10V（ 0.1V 単位） チャンネル数（ボードあたり） 8ch チャンネル数（ボードあたり） 8ch 最大増設チャンネル 16ch 最大増設チャンネル 256ch 絶縁抵抗測定範囲 105Ω～ 1014Ω（100V印加時） 絶縁抵抗測定範囲 105Ω～ 1014Ω（ 100V 印加時） 測定電流測定範囲 0.1pA～ 500μA (5レンジ） 0.01ｐＡ～５0μＡ (5レンジ） ※固定レンジ・オートレンジ選択可能（ 0.1pA～ 5nA/10pA～ 500nA/100ｐA～ 5μA/10nA～ 50μA/100nA～ 500μA) 測定電流測定範囲 ※固定レンジ・オートレンジ選択可能（ 0.01ｐA～ 500pＡ/0.1pA～ 5nA/100ｐA～ 500ｎA/1ｎA～ 5μA/１0nＡ～５0μＡ) 測定レンジ 5nAレンジ ： ±（5％fs +100pA） 5μAレンジ ： ±（1％ｆｓ +10nA） 測定レンジ 500pＡレンジ ： ± （８％fs ＋５０ｐＡ） ５００ｎＡレンジ ： ± （２％ｆｓ ＋５ｎＡ） 100Ｖ印加時 500nAレンジ ：±（2％ｆｓ +5nA） 50μAレンジ ：±（0.5％ｆｓ +0.1μA） 100Ｖ印加時 ５ｎＡレンジ ：±（５％ｆｓ＋１０0ｐＡ） 5μAレンジ ：±（１％ｆｓ ＋１０ｎＡ） 電流測定精度 500μAレンジ：±（0.5％ｆｓ +1μA) 電流測定精度 50μAレンジ ：±（０．５％ｆｓ＋０．１μＡ) バイアス印加方法 チャンネル独立バイアス方式（1パワーサプライ→1ch) バイアス印加方法 チャンネル独立バイアス方式（1パワーサプライ→1ch) バイアス印加電圧設定 +1.0V～ +250V (0.1V 単位） バイアス印加電圧設定 +1.0V～ +100V (0.1V 単位） オペアンプ方式 オペアンプ方式 バイアス印加アンプ 出力ノイズ：最大±5mV バイアス印加アンプ 出力ノイズ：最大±5mV 高圧アンプ安定化電源として直列型高圧安定化電源を採用 高圧オペアンプによる100μsecオーダーの高速レスポンス 高圧アンプ安定化電源として直列型高圧安定化電源を採用 高圧オペアンプによる100μsecオーダーの高速レスポンス バイアス印加電圧精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール バイアス印加電圧精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール バイアス電圧測定精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール バイアス電圧測定精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール 最大試験可能時間 9,999 時間 最大試験可能時間 9,999 時間 測定回路 絶縁抵抗方式 :ローサイド電流計測 /ハイサイド電流計測 測定回路 絶縁抵抗方式 :ローサイド電流計測 電流測定ケーブル 二重構造アクティブガードケーブル 電流測定ケーブル 二重構造アクティブガードケーブル ケーブルオープン検知機能 計測ケーブルのコネクター脱落を検知しアラーム警告・測定停止 ケーブルオープン検知機能 計測ケーブルのコネクター脱落を検知しアラーム警告・測定停止 収録データ内容 収録時間・経過時間・抵抗値・印加電圧・測定電流・温度 /湿度（ 要チャンバー通信オプション） 収録データ内容 収録時間・経過時間・抵抗値・印加電圧・測定電流・温度 /湿度（ 要チャンバー通信オプション） パソコン OS : Windows 10 対応 パソコン OS : Windows 10 対応 マイグレーション エンドモード　 ： マイグレーション発生点で終了 マイグレーション エンドモード　 ： マイグレーション発生点で終了 測定モード トリガーモード　 ： マイグレーション発生しきい値で開始、終了しきい値で試験終了 測定モード トリガーモード　 ： マイグレーション発生しきい値で開始、終了しきい値で試験終了 タイムモード　： マイグレーション発生しきい値、終了しきい値で発生カウント（数値指定 50回） タイムモード　： マイグレーション発生しきい値、終了しきい値で発生カウント（数値指定 50回） 電源 AC100V 50/60Hz　約 60VA 電源 AC100V 50/60Hz　約 100VA/ラック（64ch) 収納ユニット外形寸法 W385 × D432 × H227mm (突起部を除く） 収納ユニット外形寸法 W385 × D432 × H227mm (突起部を除く） 質量 約14kg 質量 約 18kg（ 32ch） 7 8

HiP-1000/2000/3000 環境試験装置とは 高電圧タイプ 自然界の様々な状況を人工的に再現し、製品の信頼性をテストする装置です。 IMVの環境試験装置は「温度」「湿度「」電圧」を制御し、自然条件を再現します。 高電圧・微弱電流をリアルタイム計測 IMVの最大の特長である1ch/1電源/1計測回路方式 及び二重構造アクティブガードケーブルを採用し、高電 温度試験 圧印加を実現しました。 高温・温度サイクルなどによって生じる熱的・機械的ストレス、 および低温による材質変化、異種材料間の歪み等による性能 特 長 その他 劣化を調べる試験 騒音・じん埃 ■ 電流制限で試験を正確に 温度試験 ガス・日射試験 等 高電圧印加でありながら低電圧の制限ができます。 湿度試験 IMVで試験可能 風・気圧 ■ 誤作動防止 試験 高湿による絶縁不良、耐圧低下、吸湿による金属材料の腐食や 高電圧印加のため、誤動作防止のインターロックを装備。 電食、低湿によるプラスチックの亀裂、変形、静電気障害等による 人為的なミスを防ぎます。 性能劣化を調べる試験 ■ 最大256chまで増設可能（1筐体：32ch) 1000Vでありながら、最大256chまで増設可能です。 湿度試験 テストサンプル 振動試験 振動試験 (基盤等） IMVで試験可能 IMVで試験可能 製品が受ける振動環境を再現し、その信頼性や耐久性を評価 する試験 製品仕様 電圧試験 IMVで試験可能 電圧試験 HiP-1000 HiP-2000 HiP-3000 電圧印加による絶縁評価試験、異常電圧、電圧変動による 印加電圧 +1.0V ～ +1000V（ 1V 単位） +100V ～ +2000V（ 10V 単位） +100V ～ +3000V（ 10V 単位） マイコン誤動作、暴走、部品の破壊等を調べる試験 チャンネル数 (ボードあたり） 8ch 4ch 4ch 最大増設チャンネル 256ch 32ch 32ch 絶縁抵抗測定範囲 105Ω～1014Ω（100V印加時） 0.1pA～500μA（5レンジ）　 測定電流測定範囲 ※固定レンジ・オートレンジ選択可能 （0.1pA～5ｎA/10pA～500ｎA/100pA～5μA/10ｎA～50μA/100ｎA～5000μA) 5ｎAレンジ ：±(5％fs +100pA） 測定レンジ 500ｎAレンジ ：±(2％fs +5ｎA) 100Ｖ印加時 5μAレンジ ：±(1％fs +10ｎA) 電流測定精度 50μAレンジ ：±(0.5％fs +0.1μA) 500μAレンジ ：±(0.5％fs +1μA) 受託試験のご案内 バイアス印加方法 チャンネル独立バイアス方式（１パワーサプライ→1ch） バイアス印加電圧設定 ＋1.0Ｖ～＋1000Ｖ (1V 単位 ) ＋100Ｖ～＋2000Ｖ (10V 単位 ) ＋100Ｖ～＋3000Ｖ (10V 単位 ) IMVが開発したマイグレーションテスターを使って、お客様の信頼性試験をサポートします。 オペアンプ方式 バイアス印加アンプ 出力ノイズ：フルスケール 0.05％ こんなときは是非IMVまでお問合せください。 高圧アンプ安定化電源として直列型高圧安定化電源を採用 高圧オペアンプによる100μsecオーダーの高速レスポンス バイアス印加電圧精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール ±（0.4%+0.5V）フルスケール ±（0.5%+0.5V）フルスケール バイアス電圧測定精度 ±（0.3%+0.5V）フルスケール ±（0.4%+0.5V）フルスケール ±（0.5%+0.5V）フルスケール 1. より高精度なマイグレーション試験の要求がある。 最大試験可能時間 9，999時間 測定回路 絶縁抵抗方式:ローサイド電流計測 2. 研究開発段階のマイグレーション試験を行いたい。 電流測定ケーブル 二重構造アクティブガードケーブル ケーブルオープン検出機能 計測ケーブルのコネクター脱落を検知しアラーム警告・測定停止 3. 既設の設備ではチャンネル数が足りない。 収録データ内容 収録時間・経過時間・抵抗値・印加電圧・測定電流・温度 /湿度（ 要チャンバー通信オプション） 4. HASTで1000時間を超えるマイグレーション試験の要求がある。 パソコン OS : Windows 10 対応 エンドモード　 ： マイグレーション発生点で終了 5. 装置を買う予算はないが、マイグレーション試験は行わなければならない。 マイグレーション測定モード トリガーモード　 ： マイグレーション発生しきい値で開始、終了しきい値で試験終了 タイムモード　： マイグレーション発生しきい値、終了しきい値で発生カウント（数値指定 50回） マイグレーション現象 電源 AC100Ｖ 50/60Hz 約 100VA/ ラック ユニット外形寸法 Ｗ430×Ｄ550×Ｈ635mm (突起部を除く） 質量 約35kg 9 10