FH67シリーズ カタログ

NEW 0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ FH67シリーズ ワンアクションロック構造（寸法図： 30極） 挿入前にロックレバーを開けることなく FPC/FFC を挿入するだけ！ 5.2mm 21.08mm 3.57mm図① 特長 2点接触コンタクトによる異物対策 1． ワンアクションでロックが掛かる自動ロック構造 ・実装後、FPCを挿入するだけのワンアクションロック構造に より、作業性向上に貢献します。（図①をご参照ください） （ 抜去時はロックレバーを操作してロックを解除します） ・FPC嵌合時、ロックレバー操作が不要です。 片手で操作できます。 組立タクトタイムの短縮に貢献します。 操作による ロックレバーの破損が起こりません。 ロックレバー操作中のFPCのズレによる半嵌合が起こりま せん。 2． 2点接触による異物対策 独立したばね性を持った２点接点 図② ・それぞれにばね性を有した2点接触コンタクトを採用するこ とで、異物に対する高い接触信頼性を実現しています。 （図②をご参照ください） FPC/FFC/シールドFFC全てに対応可能 3． FPC/FFC/シールドFFC全てに対応 ・FH67でFPC/FFC/シールドFFCを自由に選択可能です。 ・シールドFFCを使用することでEMI対策が可能です。 （図③をご参照ください） 4． 高いFPC保持力 ・ワンアクションでFPC/FFCを挿入後は自動でロックが掛か り、FPC両脇の切り欠きをロックレバーで保持するため、小極 でも高いFPC保持力を有します。（図④をご参照ください） シールドFFCによるEMI対策 5． FPC/FFC嵌合状態を確認可能 ・FPC/FFCを挿入後はロックレバーの突起により挿入状態 を確認可能な為、組立工程での半挿入を抑制します。 シールドFFC （図⑤をご参照ください） GND端子 6． 環境対応 ・ハロゲンフリー コネクタに基準値以上の塩素、臭素は使用していません。 ※IEC 61249-2-21に従い定義 　Br： 900ppm以下、C：l900ppm以下、Br＋Cl： 1,500ppm以下 GND端子とFFCのGNDプレートは多点で接触 図③ 嵌合後のFPC/FFCを上面から確認可能 高いFPC保持力 ○： 正常挿入状態 ×： 半挿入状態 アクチュエーターが半開きになる 突起部 突起が見えない図⑤ 堅牢なロック構造によりFPC/FFCをしっかり保持 図④ 本製品を車載用途などの高い信頼性が求められる機器にご使用の場合は、弊社までお問い合わせください。 2019.10 1 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 製品規格 定格電流 0.5A 使用温度範囲 -55～+125℃（注1） 保存温度範囲 -10～+60℃（注2） 定　格 定格電圧 AC/DC 50V 使用湿度範囲 相対湿度90％以下 相対湿度90％以下（結露しないこと） 保存湿度範囲 （結露しないこと） 適合FPC端末仕様 ｔ＝０．３３±０．０３　信号パターン： 金めっき 、 GNDプレート： すずめっき 項　目 規　格 条　件 1. 絶縁抵抗 500MΩ以上 DC 100Vで測定 2. 耐電圧 せん絡・絶縁破壊がないこと AC 150Vを1分間印加 ［FPC］初期60mΩ以下, 試験後80ｍΩ以下 3. 接触抵抗 （FPC導体抵抗8mm含む）［FFC］初期80mΩ以下, 試験後100ｍΩ以下 AC 1mAで測定 （FFC導体抵抗26mm含む） 接触抵抗： 80mΩ以下（FPC）, 4. 繰り返し動作 100mΩ以下（FFC） 10回 破損・ひび・部品のゆるみがないこと 1μs以上の瞬断がないこと　　 5. 耐振性 接触抵抗： 80mΩ以下（FPC）, 周波数： 10～55Hz, 片振幅： 0.75mm、100mΩ以下（FFC） 3軸方向 各10サイクル 破損・ひび・部品のゆるみがないこと 1μs以上の瞬断がないこと　　 2 6. 耐衝撃性 接触抵抗： 80mΩ以下（FPC）, 加速度： 981m/s100mΩ以下（FFC） 持続時間： 6ms 正弦半波3軸両方向 各3回 破損・ひび・部品のゆるみがないこと 接触抵抗： 80mΩ以下（FPC）, 7. 定常状態の耐湿性　 100mΩ以下（FFC）絶縁抵抗： 50MΩ以上 温度： 60℃, 湿度： 90～95%の中に96時間放置 破損・ひび・部品のゆるみがないこと 接触抵抗： 80mΩ以下（FPC）, 8. 温度サイクル 100mΩ以下（FFC） 温度 : -55→+15～+35→+125→+15～+35℃ 絶縁抵抗： 50MΩ以上 時間 : 30→　2～3　　→　 30→　2～3分 破損・ひび・部品のゆるみがないこと 上記条件で5サイクル 9. はんだ耐熱性 外観の変形、及び端子等に著しいガタがないこと リフロー： 推奨温度プロファイルにて手はんだ： 350±10℃, 5秒 （注１）通電時の温度上昇を含みます。 （注2）ここでの保存とは、基板搭載前の未使用品に対する長期保管状態を表します。 基板搭載後の無通電状態は、使用温湿度範囲が適用されます。 材質・処理 部　品 材　質 処　理 UL規格 絶縁物 LCP グレー UL94V-0 LCP ブラック UL94V-0 信号端子 銅合金 ニッケルバリア金めっき --------------- グランド端子 銅合金 純すずリフローめっき --------------- 補強金具 銅合金 純すずリフローめっき --------------- 製品番号の構成 製品番号から製品の仕様をご判断頂く際にご利用ください。　 FH 67 − 30S − 0.5 SV (99) ❹ ❺ ❻ シリーズ名：FH 端子形状 シリーズＮo．：67 　 SV…SMT垂直実装タイプ 極数： 30 製品仕様 コンタクトピッチ： 0.5mm 　 無し：標準品（1000個梱包） 　（99）：500個梱包 2 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ ■コネクタ寸法図 （A） B±0.15 グランド端子No.2 D±0.1 2±0.1 D±0.1 （0.1） グランド端子No.1 キャビNo. （C） E±0.15 2 極性マーク 3.57±0.15 1 5 3 HRSマーク キャビNo. 信号端子No.1 a （ ） 40.15 （0.1） 0.5±0.1 F±0.15 G±0.15 a（10 : 1） （0.955） FPC/FFC/シールド FFC t=0.33 a（10 : 1） （0.91） （0.42） （0.25） 信号端子接点 5°）（4 グランド端子接点 0.25±0.15 0.25±0.15 信号端子リード グランド端子リード 補強金具リード 1.75±0.15 補強金具リード 0.65±0.1 1.52±0.15 0.65±0.1 1.17±0.1 1.83±0.1 0.57±0.1 （5.45） 注） 1. ( )内寸法は参考値を示します。 2. 端子及び金具リードの平坦度はMAX0.1mmです。 3. 本製品はエンボス梱包品です。詳細は梱包仕様図をご参照ください。 4. 改善によりひけ逃げ、肉盗み、スリットを追加することがありますので、ご了承願います。 5. モールドに黒点が発生する場合がありますが、品質に問題はありません。 6. 本製品はハロゲンフリー対応品です。 （ Br含有量： 900ppm以下、Cl含有量： 900ppm 以下、Br+Cl総含有量： 1500ppm以下） 単位：mm 製品番号 HRS No. 極数 A B C D E F G FH67-10S-0.5SV 計画中（注1） 10 7.15 4 5 2 11.08 4.5 9.5 FH67-20S-0.5SV 計画中（注1） 20 12.15 9 7.5 1.5 16.08 9.5 14.5 FH67-30S-0.5SV 580-4901-0 ** 30 17.15 14 8 2 21.08 14.5 19.5 FH67-40S-0.5SV 580-4903-0 ** 40 22.15 19 8 1.5 26.08 19.5 24.5 （注1）HRS No.未記入の極数は現在計画中の製品です。極数展開のご質問は、弊社営業担当までお願い致します。 3 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved. （1.9） （2.3） （2.55） （3.8） （0.95） 5.2±0.2

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ □推奨ランド寸法図　 G（±0.02） 2× 0.6±0.02 B（±0.02） 0.02 Z 0.3±0.02 H× 0.02 Z D 2 D （0.25） 0.5 0.3±0.02 n× 0.02 Z F±0.02 2× 0.6±0.02 0.02 Z G（±0.02） Z □推奨メタルマスク寸法図　 G（±0.02） 2× 0.6±0.01 B（±0.02） 0.02 Y 0.28±0.01 H× 0.02 Y D 2 D （0.25） 0.5 0.28±0.01 n× F±0.02 0.02 Y 2× 0.6±0.01 0.02 Y G（±0.02） Y 注） 7． ‘n’は極数を示します。 □推奨ランド、メタルマスク寸法表　 単位：mm 製品番号 HRS No. 極数 B D E G H FH67-10S-0.5SV 計画中（注1） 10 4 2 11.08 9.5 3 FH67-20S-0.5SV 計画中（注1） 20 9 1.5 16.08 14.5 6 FH67-30S-0.5SV 580-4901-0 ** 30 14 2 21.08 19.5 8 FH67-40S-0.5SV 580-4903-0 ** 40 19 1.5 26.08 24.5 11 （注1）HRS No.未記入の極数は現在計画中の製品です。極数展開のご質問は、弊社営業担当までお願い致します。 4 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved. 1.13±0.01 1.13±0.03 1.9±0.01 1.25±0.01 1.9±0.02 1.25±0.02 0.22±0.01 0.95±0.01 0.22±0.03 0.82±0.03 1.35±0.01 1.1±0.01 1.25±0.02 1.25±0.02 （0） （0.35）

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ □推奨FPC/FFC寸法図 J±0.05 0.8±0.05 （K） 0.8±0.05 F±0.02 X 0.33±0.03 1.3±0.05 1.3±0.07 0.5 n× R0.2 0.4±0.03 0.02 X R0.2 R0.2 R0.1±0.1 R0.1±0.1 R0.2 R0.2 1.3±0.07 1.3±0.07 J±0.05 L±0.01 □推奨シールドＦＦＣ寸法図 J±0.05 0.8±0.05 （K） 0.8±0.05 0.33±0.3 F±0.05 1.3±0.08 W1.3±0.08 R0.2 0.5 0.32±0.03 n× 1.1±0.3 （M） 1.1±0.3 R0.2 0.05 W R0.2 R0.1±0.1 R0.1±0.1 R0.2 R0.2 1.3±0.08 1.3±0.08 グランドプレート J±0.05 8 シールドテープ L±0.1 注） 7． ‘n’は極数を示します。 8 シールドはグランドプレートの上に重ね合わせてください。 □推奨ＦＰＣ/ＦＦＣ/シールドＦＦＣ寸法表　 単位：mm 製品番号 HRS No. 極数 F J K L M FH67-10S-0.5SV 計画中（注1） 10 4.5 7.1 5.5 9.1 4.9 FH67-20S-0.5SV 計画中（注1） 20 9.5 12.1 10.5 14.1 9.9 FH67-30S-0.5SV 580-4901-0 ** 30 14.5 17.1 15.5 19.1 14.9 FH67-40S-0.5SV 580-4903-0 ** 40 19.5 22.1 20.5 24.1 19.9 （注1）HRS No.未記入の極数は現在計画中の製品です。極数展開のご質問は、弊社営業担当までお願い致します。 5 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved. 1.25±0.1 2.9±0.1 4.15±0.1 4.75±0.3 1MIN（オーバーラップ量） 6MIN（補強フィルム） 1.25±0.12.9±0.1 4.15±0.1 0.5±0.3 4.75±0.3 1MIN（オーバーラップ量） 6MIN（補強フィルム）

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ □ＦＰＣ/ＦＦＣ/シールドＦＦＣ部材構成（推奨仕様） ②カバーレイフィルム ①シールドテープ ④表面処理 ③カバーレイ接着剤 ⑥ベース接着剤 ⑤パターン銅箔 ⑦ベース材 ⑧補強フィルム接着剤 ⑨補強フィルム ⑩グランドプレート接着剤 ⑬シールドテープ ⑪グランドプレート ⑫表面処理 FPC FFC 材料名 材質 厚み（ ） 材質 シールドFFC FFCµm 厚み（µm） ① シールドテープ ―― ―― ―― ② カバーレイフィルム ポリイミド 1mil 25 ポリエステル系 25 25 ③ カバーレイ接着剤 熱硬化接着剤 28 接着剤 25 25 ④ 表面処理 ニッケル下地1～6µm+ （3.7） ニッケル下地0.5～5µm+金めっき0.2µm 金めっき0.05～1µm （3.275） （3.275） ⑤ パターン銅箔 圧延銅 1oz 35 軟銅箔 35 35 ⑥ ベース接着剤 熱硬化接着剤 8 接着剤 25 25 ⑦ ベース材 ポリイミド 1mil 25 ポリエステル系 25 50 ⑧ 補強フィルム接着剤 熱硬化接着剤 55 接着剤 30 30 ⑨ 補強フィルム ポリイミド 8mil 200 ポリエステル系 150 188 ⑩ グランドプレート接着剤 ―― ―― 接着剤 30 ―― ⑪ グランドプレート ―― ―― 銅箔 37 ―― ⑫ 表面処理 ―― ―― すずめっき1～5µm ⑬ シールドテープ ―― ―― ―― 注意事項 1．FPC/FFC/シールドFFC部材構成は参考例です。嵌合部厚は、本部材構成を参考に0.33±0.03mmにて製作願います。 2．部材構成の詳細については、各FPC/FFC/シールドFFCメーカーにお問合せください。 6 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ □梱包仕様図 エンボスキャリアテープ寸法図 テープ幅： 24mm以下 テープ幅： 32mm以下 8±0.1 （5.4） Ø 4±0.1 （0.4） 1.5 （2）+ 8±0.1 　 00 .1 （5.4） Ø 4±0.11 （ .0.4） 5 + （2）　 00 .1 7 7 6 6 9 9 （0.95（）自動実装の吸着面） （C（）自動実装の吸着面） 引き出し方向 （0.95（）自動実装の吸着面） （C（）自動実装の吸着面） 引き出し方向 リール状態寸法図 リーダ部、トレーラ部寸法図 S±1（リール外側幅） 引き出し方向 8 引き出し方向 400mm以上（リーダ部） 160mm以上 （トレーラ部・空部） 100mm以上（空部） エンボスキャリアテープ トップカバーテープ U±1（リール内側幅） 注） 9． 1 リール1000個梱包とします。（標準品の場合） 10． 本梱包はJIS C 0806 及び IEC 60286-3（自動実装用部品パッケージング）に準拠しています。 単位：mm 製品番号 HRS No. 極数 C P Q R S U FH67-10S-0.5SV 計画中（注1） 10 5 24 ―― 11.5 29.4 25.4 FH67-20S-0.5SV 計画中（注1） 20 7.5 32 28.4 14.2 37.4 33.4 FH67-30S-0.5SV 580-4901-0 ** 30 8 44 40.4 20.2 49.4 45.4 FH67-40S-0.5SV 580-4903-0 ** 40 8 44 40.4 20.2 49.4 45.4 （注1）HRS No.未記入の極数は現在計画中の製品です。極数展開のご質問は、弊社営業担当までお願い致します。 7 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved. （Ø13） Ø380±2 Ø80±1 R±0.1 1.75±0.1 P±0.3 R±0.1 1.75±0.1 Q±0.1 P±0.3

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ □温度プロファイル MAX 250℃ 適用条件 245 リフロー方式 ： 遠赤・熱風リフロー 温 220℃ リフロー炉雰囲気 ： 大気　 　 はんだ ： クリームタイプSn/3.0Ag/0.5Cu 度 200 180℃ （千住金属製M705-GRN360-K2-V） （℃） 試験基板 ： 基板材質及びサイズ 150 　 ガラスエポキシ　45×25×1mm150℃ 　 ランド寸法　4ページ目記載の推奨寸法通り メタルマスク ： 厚さ及び開口寸法　 100 　 4ページ目記載の推奨寸法通り 20～40秒 この温度プロファイルは上記適用条件のものです。 50 （ピーク温度維持時間） クリームはんだの種類、メーカー、基板サイズ、その他の実装部材 25℃ 120±5秒 60～90秒 等の条件により異なる場合がありますので、実装状態を確認の上 ご使用願います。 0 （予備加熱時間） （はんだ付け時間） スタート 時　　間　（ 秒） 8 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【操作方法】 本コネクタは取り扱いについて注意が必要です。コネクタやＦＰＣの破損、 接触不良（嵌合不良、ＦＰＣパターンの断線）を防ぐ為、以下の内容をご確認の上、ご使用ください。 なお、本コネクタはＦＰＣ/ＦＦＣ/シールドＦＦＣに対応していますが、便宜上ＦＰＣのみの記載とします。 コネクタ上面（吸着面） （FPC挿入口） ロックレバー 絶縁ケース 補強金具 コネクタ下面（実装面） 信号端子 グランド端子 1． 初期納入状態 ロックレバー閉じ状態での納入いたします。ＦＰＣを挿入する前に、ロックレバーを操作する必要はありません。 　［注意］ 　・ＦＰＣ未挿入状態でロックレバーを開けないようにしてください。 　 なお、ＦＰＣ抜去時以外はロックレバーを操作する必要はありません。（例1） 　・基板未実装の状態でコネクタの操作を行わないでください。（例１） （例1） NG FPC未挿入 ―納入状態― ロックレバー［閉］ 未実装 ロックレバー［開］ 　 9 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【操作方法】 2． ＦＰＣ挿入方法 ＦＰＣは、基板面に対して垂直になるよう挿入し、（例２）奥まで確実に挿入してください。 　［注意］ 　・ＦＰＣを挿入する際はロックレバーが閉じていることを確認してください。 ロックレバーが開いた状態でＦＰＣを挿入しないでください。（例３） ロックレバーが開いた状態ではＦＰＣを挿入できない構造となっておりますが、無理に挿入すると 破損の原因となります。 　・ロックレバーを抑えてＦＰＣを挿入しないでください。（例４） 　・ＦＰＣのパターン面をロックレバー操作部の反対側にして挿入してください。（例５） 　・ＦＰＣ先端をコネクタ嵌合口両端の誘いで垂直に位置決めしてから真っ直ぐに挿入してください。（例6） 　・挿入方向に対し斜めにならないように挿入してください。（例7） 　・ＦＰＣを挿入の際、上下、左右、斜め方向にこじらないでください。（例8） （推奨挿入角度±2.5°以下） 　・ＦＰＣ挿入時にロックレバーを指で開けないようにしてください。（例9）　 （例2） （例3） （例4） NG NG FPC（垂直） ロックレバー［閉］ ロックレバー［開］ （例5） （例6） OK OK FPCパターン面 FPC（垂直） ロックレバー 操作部 ロックレバー［閉］ FPC先端の両端をコネクタ嵌合口両端の誘いで 垂直に位置決めさせて、真っ直ぐに挿入する。 　 10 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【操作方法】 （例7） （例8） （例9） NG NG NG FPC（斜め） ±2.5 FPC（斜め） ロックレバー［開］ 3． ＦＰＣ嵌合確認 ＦＰＣ挿入完了時は、ＦＰＣ挿入状態の目視確認をしてください。（例10） （本コネクタは、ロックレバーのロック突起によりＦＰＣを位置決めしております。） 　［注意］ 　・ＦＰＣの浅挿入や斜め挿入にならないようにしてください。（例11（）例12） 　・ワンアクションロック構造の為、ＦＰＣ挿入後にレバーを操作する必要はありません。 （例10） （例11） （例12） OK NG NG FPCが浅挿入され FPCが斜め挿入され FPCとハウジングの隙間が大きい FPCとハウジングの隙間が大きい FPCが嵌合口の突き当てまで FPCが浅挿入され嵌合口の FPCが斜め挿入され嵌合口の 挿入されている 突き当てまで挿入されていない 突き当てまで挿入されていない FPCが嵌合口の突き当てまで FPCが浅挿入されると FPCが浅挿入されると 挿入されると視認部が見える 視認部が見えない 視認部が見えない ロックレバーの突起が ロックレバーの突起が FPCタブに乗り上げている FPCタブに乗り上げている ―ロック部断面― ―ロック部断面― ―ロック部断面― 　 11 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved. X °MA

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【操作方法】 4． ロックレバーロック解除方法 ロックレバーをゆっくりと押し下げ、ロック解除してください。（例１３） 　［注意］ 　・ロック解除時、ロックレバーの中央部付近を操作してください。（例１４） 　・ロック解除時、ロックレバーの片端側だけを操作しないでください。（例１５） 　・ロックレバーは、４５°までしか開きませんので、それ以上の角度に開かないでください。（例１６） 　・ロックレバーを掴んで持ち上げたり引っ張ったりしないでください。（例１７） 　・ロックレバーの操作は必ず手で行い、ピンセット等、鋭利な治具で操作しないでください。（例１８） 　・作業時にハウジングに無理な力を加えないでください。（例１９）　 （例13） OK （例14） （例15） OK NG ロックレバー中央部で操作 ロックレバー片端側で操作 　 12 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【操作方法】 （例16） （例17） NG NG 回転軸　 ロックレバーを45°以上 回転軸に負荷が集中し 開こうとする 破損に繋がる　 （例18） （例19） NG NG 鋭利な治具 ロックレバーに無理な力を与える 　 13 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved. 45°

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【操作方法】 5． ＦＰＣ抜去方法 ロックレバー解除後ＦＰＣを基板面に対し垂直方向に引き抜いてください。（例２０） ＦＰＣ抜去時にロックレバーを押さえないでください。（例２１） 解除したロックレバーはＦＰＣ抜去と同時に自動的に閉じる構造となっていますが、 閉じなかった場合は指でロックレバーを閉じてご使用ください。（例２２） 　［注意］ 　・ロックレバーをロックした状態でＦＰＣを引き抜かないでください。（例２３） 　ＦＰＣ無理抜き後はＦＰＣ保持力が低下する場合があります。 　・本コネクタは、ロックレバーによるＦＰＣ保持機構を設けております。 　 ＦＰＣ抜去時は基板垂直方向以外に負荷をかけないでください。（例２４） （例20） （例21） OK NG 垂直方向 ロックレバー［開］ ロックレバー［開］ （例22） （例23） ―FPC抜去後状態― NG FPC抜去と同時に 自動的に戻る ロックレバー［閉］ ロックレバー［閉］ （例24） NG NG FPC（斜め） FPC（斜め） 　 14 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【操作方法】 【基板レイアウトのご注意】 嵌合するＦＰＣの引き回しによっては、コネクタに負荷が加わり、接触不良等の不具合に繋がる可能性があります。 不具合防止の為、機構設計上、下記項目にご配慮いただけますようお願いします。 　［注意］ 　・ＦＰＣを引き回して使う場合、ＦＰＣを引っ張らず余裕を持たせて引回しをして頂けますようお願いします。 　 その際、補強フィルムが基板面に対して垂直になるようご配慮お願いします。（例２５） 　・コネクタに引張り・挿入・横方向へ負荷が加わらないようご配慮お願いします。 　 コネクタの付近でＦＰＣが屈曲した状態でご使用になると、接触不良やＦＰＣの破損・断線の原因となりますので、 　 ＦＰＣを固定するなどの配慮をお願い致します。（例２６（）例２７） 　・ＦＰＣに干渉するような筐体、実装部品を配置しないでください。（例２８） 　・ＦＰＣの屈曲性については、ＦＰＣメーカー様と擦り合せをお願い致します。 　・ＦＰＣが斜め挿入にならないように、レイアウト設計時にＦＰＣ挿入スペースを確保できるように配慮をお願い致します。 　 また、ＦＰＣが短すぎても挿入が難しくなりますので、適切なＦＰＣの長さと部品レイアウトをお願い致します。 　・基板・レイアウト設計の際は、操作に必要なスペースの確保をお願い致します。 （例25） （例26） OK NG 補強フィルムに 補強フィルムに 負荷が掛からない引き回し 負荷が掛かる引き回し 補強フィルム 補強フィルム （例27） （例28） NG NG FPCと干渉する筐体・実装部品 FPCに負荷が掛かった状態 　 15 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved.

FH67シリーズ●0.5mmピッチ 奥行3.57mm ワンアクションロック垂直接続タイプ FPC/FFC/シールドFFC用コネクタ 【基板実装時/実装後のご注意】 【基板実装時のご注意】 基板実装の際は、下記に注意してください。 　［注意］ 　・実装基板ランド形状、メタルマスク開口形状、ＦＰＣ形状は、弊社推奨をご確認ください。 　・ランドが弊社推奨よりも狭い場合や、メタルマスク開口が弊社推奨よりも広い場合、はんだ（フラックス）上がりが 起きやすくなります。 弊社推奨パターンと相違する場合は、実装状態をご確認の上ご使用ください。 　・端子リード下面とモールド下面との段差はわずかな寸法設計となっております。 コネクタ下面にシルク印刷等がある場合、コネクタ下面を押し上げ、はんだ未着、はんだフィレット形成不良になる 可能性があります。 コネクタ下面にシルク印刷等がある場合は、実装状態をご確認の上ご使用ください。 　・リフロー条件は、弊社の仕様範囲内でご使用ください。 クリームはんだの種類、メーカー、基板サイズ、その他の実装部材等の条件により実装状態が変わる可能性があります。 実装状態をご確認の上ご使用ください。 　・基板の反り量は極力抑えるようにしてください。 本コネクタの平坦度は０．１ｍｍ以下でありますが、基板の反り量が大きいとはんだ付け不良となることがあります。 　・ＦＰＣへ実装する際は、必ず補強板を設け、取り扱い易いものにしてください。 補強板は、ガラスエポキシ材で厚さ０．３ｍｍ以上を推奨いたします。 　・エンボスをリールから引き出す際や、エンボスからコネクタを吸着する際など、 実装前のコネクタに過度な外力（１Ｎ以上）を加えないでください。 【実装後の基板取り扱いのご注意】 実装後の基板の取り扱いを行う際は、下記に注意してください。 　［注意］ 　・『多数取りの基板を割る』、『基板をネジ留めする』といったアッセンブリ工程で、基板に負荷を加えないでください。 コネクタに負荷が加わり、破損する可能性があります。 　・基板幅１００ｍｍにおいて、基板のたわみが１ｍｍ以下の条件でご使用ください。（例２９） 基板がたわむことによって、コネクタに負荷が加わり、破損する可能性があります。 （例29） 100 コネクタ コネクタ 基板 100 【手はんだのご注意】 リペアーなど手はんだを行う際は、下記に注意してください。 　［注意］ 　・コネクタにＦＰＣを挿入した状態で、手はんだを行わないでください。 　・過度の熱を加えたり、はんだコテがコネクタの端子リード部以外に触れないように注意してください。 コネクタが変形したり溶ける原因になります。 　・過度のはんだ（フラックス）は供給しないでください。 端子にはんだ（フラックス）を供給しすぎるとはんだやフラックスが接点に付着し、接触不良の原因となります。 また、補強金具にもはんだを供給し過ぎるとロックレバーの回転動作に支障が出てコネクタ破損の原因となります。 　 営業本部　神奈川県横浜市都筑区中川中央2丁目6番3号 　　　　　電話　045 － 620 － 3491（代表） 16 このカタログの内容は2019年10月現在のものです。尚、改良等により、予告なく内容変更をする場合もありますのでご了承ください。 Oct.1.2020 Copyright 2020 HIROSE ELECTRIC CO., LTD. All Rights Reserved. 1 MAX 1 MAX