食品業界の方必見!
AI導入による5つの効果
「品質向上」「省人化」だけではない!
視点を変えてAI導入効果を最大限に
目次
はじめに 2
さまざまな効果 3
ケーススタディ 4
「品質効果」「省人化」の先にある効果 5
視点を社会に向けた効果 7
まとめ 9
導入効果を最大限に引き出すMMEyeのご紹介 10
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はじめに
外観検査工程で導入されるAI画像判定では「人による判定」を再現することで
・不良品の見落としを減らし、判定のバラつきをなくして検査品質を向上できる
・目視検査をAIに置き換えることで省人化を図れるようになる
とご紹介しました。
しかし、AI画像判定や既存のカメラシステムでの判定を考える中で、「個人的にはAI画像判定に惹か
れている。上長へ具体的な検討の旨を申し出たい」となった場合、「効果が品質向上や省人化だけで
は…」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本資料では、「他の効果をもっと知りたい!」という方に向けて、AI画像判定と関連設備の組み合わ
せによるさまざまな効果をご紹介します。
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さまざまな効果
AIの導入効果は、「品質向上」「省人化」があげられます。さらに、
AI画像判定と関連設備を組み合わせることで次のような5つの効果を生み出すことができます。
経営力 優秀な 企業価値
の向上 人材獲得 の向上 環境保全 社会貢献
「どうしてこの5つの効果を生み出せるのか?」
まずは、 AI画像判定と関連設備の組み合わせによる 経営
の向の
力
上 の事例をご紹介します!
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ケーススタディ AI画像判定と関連設備の組み合わせによる 経営力
の向上 の事例
ピッキングロボット ・検査員8名→4名に削減
A + 原材料の異物混入 ・検査訓練費用削減
I 検知・除去を自動化 ➡初期投資を5年で回収
画
像
判 品質分析システム ・導入3か月で不良品発生を
定 + 不良原因を前生産工程に 1%削減
フィードバック ➡年間1,000万円の製造ロス削減
シ
ス
テ 排出機構 ・検査員を2名削減
ム + 原材料の異物混入 ・不良分析による改善サイクル短縮
検知・除去を自動化 ➡初期投資を3年で回収
※効果は導入企業様の環境などによって異なります。
(損益計算書)
このように P/L に現れるような、大きな効果を生み出す ことができます。
では、他の効果についても、どのようにして生み出されるのか、さらに詳しくご説明していきます!
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「品質向上」「省人化」の先にある効果
対象物の外観検査工程の業務は、良品・不良品判定不良品を排除する工程において、熟練した技術が求め
られます。さらに、非常に神経を使う工程であるため、従業員への負担も大きいことが課題です。
そこで、AI画像判定で不良品と判定された対象物を、ロボットやエアーノズルなど使って排出する機構を取り入れ、
併せて、前工程で検査対象物同士が重ならないように単層化する機構を取り入れることで、
「検査工程の全自動化」を図ることができます。
■AI画像判定を活用した外観検査装置と関連設備を組み合わせた例
光をさえぎる箱 カメラ
前工程:
対象物の単層化 照明
対象物を自動で エアーノズル 後工程:
(AIで判定した 不良品の排出
単層化し、 対象物をはじく) 検知した不良品を
重なりを防ぐ エアーノズルで狙い
反転機構 撃ちしライン外へ排出
①
対象物の
ばらし機構
②
AI画像判定に ③
最適な照明 取り除き ④
裏返し
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「品質向上」「省人化」の先にある効果
「検査工程の全自動化」が実現した結果 経営力 優秀な 企業価値
の向上 人材獲得 の向上
◆「品質向上」の先にある効果
▪不良品排除漏れがなくなり、さらなる品質向上により、食品や会社に対する評価が上がる
◆「省人化」の先にある効果
▪非常に神経を使う業務を減らすことで、従業員満足度(ES)の向上
▪他の業務に人手を当てることが可能となるため、人材の有効活用(働き方改革)に寄与
さらにこのような効果を実感されたお客様もいます!!
「省人化」による 新卒向けサイト・
転職サイトへの 会社の評判が上がる 採用応募が増え、
従業員満足度の向上 良い口コミが増える 優秀な人材確保!
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視点を社会に向けた効果 ~判定データをすべて活かします!~
視点を社会に向けた効果 ~判定データをすべて活かします!~
また、AI画像判定システムが得たデータの活用により、他の効果も見えてきます。
AI画像判定システムが HACCPで求められる 生産状況・原料工程の
対象物のデータを全取得 トレーサビリティーへの対応 状況の分析により
「データの見える化」 が可能になる 歩留まり改善
さらにAI画像判定システムのデータに基づいて、火力などを自動で調整することもできます‼
AI
C列がいつも焦げているから
C列の火力を弱くしよう!
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視点を社会に向けた効果
「データの見える化」が実現した結果 経営力 社会貢献
の向上 環境保全
◆視点を社会に向けた効果
▪判定分析結果から自動で火加減等の調整も可能となるため、不良品減少による製造原料ロス削減
▪製造原料を効率よく製品化できるため、無駄な配送を減らしCO2削減に寄与
地球環境保全にも貢献
お客様の事例
PoC後の試算に基づいて、導入の目標を設定
■ 製造原料ロス→10%削減
➡ 具体的な「ロス削減目標」を掲げ、経営目線と社会貢献からアプローチ
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まとめ
AI画像判定システムを用いることで、「品質向上」や「省人化」を図ることができます。
さらに関連設備を組み合わせることで、
経営力 優秀な 企業価値
の向上 人材獲得 の向上 環境保全 社会貢献
このような5つの効果を生み出すことが可能となるのです。
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導入効果を最大限に引き出すMMEyeのご紹介
導入効果を最大限に引き出すMMEyeのご紹介
AI画像判定サービス「MMEye」は、製造現場でリアルタイムに画像判定を可能とするサービスです。
「MMEye」の活用で、作業の効率化、検査品質の平準化、不良品低減による製造原料ロスの削減な
ど、食品製造業における外観検査工程での課題を解決します。
本サービスで出来ること 特長①:現場のリアルタイムAI画像判定
レベル判定 異物混入検査 個数カウント • エッジ端末で、現場でリアルタイムに画像判定
• 人の目に頼らず、AI技術(ディープラーニング)と独自の前処
理技術を用いて複雑なパターンも人並みに精度よく自動判定
特長②:使えば使うほど賢くなる、当社独自技術
• 正常な画像のみで、異常や不具合を判定可能
個体差のあまりない、判別基準が 金属探知機では見つけられない 包装の光沢などで難しかった • 類似度の低いものを自動抽出。データ分類の手間を削減
曖昧な対象物も正確に判別 異変や異物を発見 個数の判別・自動カウント • サンプル画像の自動生成技術で、画像収集にかかる時間を短縮
システム構成
現場 画像前処理技術
撮影した画像に特別な加工を加えることで、特徴点を
カメラ 検査 学習用
画像データ クラウド 際立たせ、高精度の判別を実現。
・画像取得 データ蓄積&学習
・判別
エッジ端末 ・モデル管理
(GPU搭載)・ログ送信 ・判別モデル作成
・判別結果表示 ・追加学習 ・画像閲覧
判別モデル ・データ自動分類 画像生成技術
少数の画像から自動で類似画像を生成することで、学
習用の大量の画像データ収集の手間を大幅に削減。
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導入効果を最大限に引き出すMMEyeのご紹介
導入効果を最大限に引き出すMMEyeのご紹介
YEデジタルだからこそ実現できる、AIと関連設備との連携
お客様PC
システム 排出機構
連携 判別モデル ロボット連携
実
FA分野における40年以上の実績をベースに、 行 安川グループ、
生産性向上を実現するスマートファクトリー 環
境 周辺SIパートナーとの連携による
製品群を合わせたソリューション提供 トータル提案
制御信号 データの 制御信号
見える化
生産設備 検査工程 排出・ピッキング機構
当社は、豊富な経験を活かし、メーカーや製品選定もサポートし、導入効果を最大限に引き出します!
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひYEデジタルにご相談ください!
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お問い合わせ先
株式会社YEデジタル マーケティング本部
〒802-0003
福岡県北九州市小倉北区米町2-1-21
✉ marke@ye-digitial.com
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