内部保管用アーカイブストレージシステム　ディターニティ オンサイト アーカイブ

Page 1:進化したテープストレージで、未来に続くアーカイブを。ディターニティ オフサイト アーカイブお客様の貴重なデータを当社のデータアーカイブセンターでお預かりして万全の体制で保管。専用Webサイトから、データの預かり状況の確認や返却、削除などの指示が手軽に行えます。また、データのご返却は、インターネット経由でのダウンロード、または、ご希望の記録媒体にコピーしてご返却いたします。『ディターニティ オンサイト アーカイブ』と併せてご利用いただくことで、データの長期保管と災害対策を同時に実現することができます。3重のアクセス管理システムや監視カメラの設置など外周警備の充実を図るとともに、最適な温湿度管理体制や高感度煙検知器の設置、災害対応のための2拠点保管、非常用電源の確保など、万全の保管環境を整備しています。富士フイルムがデータをお預かりするアーカイブサービス■さまざまな課題に応える『ディターニティ オフサイト アーカイブ』の特長万全のセキュリティ体制「ISO / IEC 27001：2013」取得（ISMS/ 情報セキュリティマネジメントシステム）信頼性の高い磁気テープで保管ストレージ故障ご希望の媒体でデータの取り出しが可能システムのディスコンデータは正・副の2巻作成し保管地震などの災害課題 課題課題 課題独自のシステム設計による高度なセキュリティ環境不正アクセス管理システムセキュリティ管理メディアネットワーク管理■関連サービス■主な仕様http://fujifilm.jp/dternity/●仕様は予告なしに変更する場合があります。　●本資料の記載内容は平成28年4月のものです。法人向けサービスディターニティ オンサイト アーカイブデータアーカイブソリューション2.機器仕様CISCO UCS C240 M4 LFF IBM TS3200寸法 幅448mm×高さ87mm×奥行き738mm 幅448mm×高さ175mm×奥行き740mmフォームファクタ 2U 4U重量 30.6kg（最大積載時） 21.3kg（テープ/ドライブ/ラックマウントキットを除く）3.稼働環境CISCO UCS C240 M4 LFF IBM TS3200温度 5℃～35℃ 10℃～45℃相対湿度 10%RH～90%RH 10%RH～80%RH電力11A（AC100V）、7A(AC208V）最大突入電流：30Aパワー サプライ ユニット最大電力：1200W4.0A(AC100V)、2.0A(AC240V)1.構成ディスク領域 テープ領域サーバー Cisco UCS C240 M4 LFF テープライブラリー IBM TS3200HDD（システム） 1TB HDD×2 (RAID1) テープドライブ IBM LTO7ドライブ×2台HDD（データ）4TB HDD×5 (RAID5 1Hotspare）※4TB×10本構成及び8TB×10本構成も選択可能テープカートリッジFUJIFILM LTO Ultrium7×40巻クリーニングテープ×1巻ソフトウェアOS Red Hat Enterprise Linux 7.1ファイルシステムIBM Spectrum Scale V4.2※ファイル共有プロトコルはCIFSまたはNFSのどちらかを選択テープファイルシステム IBM Spectrum Archive EE V1.2

Page 2:ディターニティ オンサイト アーカイブデータアーカイブソリューションアーカイブに使用する磁気テープ（LTO7）は、6.0TB（圧縮時15.0TB）の大容量で、HDDに比べて容量あたりの保管コストが圧倒的に安価。また、階層管理ソフトウェアも、アーカイブに必要な機能に限定することで低価格化を実現しました。これにより、240TB※1の大容量ストレージでありながら価格は「従来のディスクストレージの2分の1以下」に抑えられています。大 容 量・低 価 格240TB※1の大容量ストレージを自動階層管理し、データアーカイブの手間とコストを大幅に低減。データ保管のこんなお困りごと、ありませんか？□ 保管データが予想以上のペースで増えている。でもストレージコストは抑えたい。□ 持ち出し禁止の機密情報を社内でより安全に長期保管したい。□ 頻繁にアクセスするデータと使用頻度の低いデータが混在してしまっている。□ 長期保管するデータはテープに移したいが、手間と時間がかかりそう。◎磁気テープを最大限活用した、簡単に使用できる　 長期アーカイブ専用ストレージ◎コストパフォーマンスに優れた磁気テープを使用◎高信頼・オープンフォーマットのテープシステム『ディターニティ オンサイト アーカイブ』が解決します！磁気テープは、ハードディスクに比べてエラー発生率が低く、信頼性・長期保存性に優れるだけでなく、オフライン管理も可能なため、システム障害やウイルス、サイバーアタックなどに対しても高い安全性を保つことができます。また、オープン規格であるLTFS（LinearTape File System）フォーマットでデータを記録するため、他のテープドライブとの互換性も確保でき、柔軟な運用が可能です。安 心 ・ 安 全ディスクストレージに保存されたデータは、一定期間アクセスがない場合、自動的に磁気テープへ移動（マイグレーション）。データごとに適切な保管先を判断する必要がないため、より効率的なデータ管理が可能になります。また、テープ領域のデータにアクセスすると、自動的にディスク領域に戻り、簡単に取り出すことが可能です（リコール）。なお、ディスクからテープに移動するまでの期間は、アーカイブポリシーにより任意に設定できます。ライブラリー内のデータを磁気テープへ移動させ、そのまま取り出すことが可能です（エクスポート）。システムから切り離して外部保管することで、より万全な災害対策を図ることができます。簡 　 単■LTOテープとハードディスクのエラー発生率比較■LTOテープ大容量化のロードマップLTO12.5（1×1019bits）ビットエラー発生までの読み取り可能データ量（PB）LTOの信頼性の高さSATA Disk0.125（1×1015bits）SAS Disk1.25（1×1016bits）SATA Disk比 10,000倍SAS Disk比 1,000倍■データを外部保管することで災害対策も万全■優れた長期保存性と互換性■経済的なテープストレージ■アクセス頻度に応じたデータ移動を自動化●サーバーとテープライブラリーを階層管理ソフトウェアで結合し、アプライアンスとして提供。●サーバー内のディスク領域に保存されたデータは、一定期間アクセスがないと自動でテープ領域に移動。●磁気テープ(LTO7)を搭載し240TB※1の大容量を実現。《システム構成》年々、増大し続ける重要データ。その中で、アクセスすることの少なくなった、いわゆるコールドデータを、将来の活用に備えていかに安全に、かつ低コストで長期保管するか。そんな課題に、『ディターニティオンサイト アーカイブ』がお応えします。磁気テープを用いた240TB※1の大容量ストレージに、自動階層管理機能やエクスポート機能を搭載し、柔軟で効率的なデータ管理を実現。使用頻度に応じたデータの仕分けが自動で行え、外部に持ち出せない秘匿性の高いデータも、お客様のもとで安全に低コストで長期保管することができます。クライアントクライアントサーバーNFS/CIFSディターニティ オンサイト アーカイブテープ領域ディスク領域テープライブラリー・LTO7テープドライブ／テープサーバー・HDDストレージマイグレーションリコールLTFSで記録階層管理ソフトウェア「IBM Spectrum Scale」「IBM Spectrum Archive Enterprise Edition」※1 実効容量はお客様の環境でご利用になるファイルサイズや使用方法によって異なります。 ※Linear Tape-Open、LTO、LTOロゴ、UltriumおよびUltriumロゴは、Hewlett Packard Enterprise社、IBM社およびQuantum社の米国およびそのほかの国における登録商標です。テープ領域ディスク領域リコール マイグレーションエクスポートLTO 8LTO 9LTO 10容量［転送レート］6TB［300MB/秒］容量［転送レート］48TB［1,100MB/秒］UPTO容量［転送レート］25TB［708MB/秒］UPTO容量［転送レート］12.8TB［472MB/秒］UPTOテープ領域ディスク領域サーバー