1/2ページ
カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(590.3Kb)

スマート工場実現の4つのフェーズと投資対効果

製品カタログ

【生産効率向上×現場起点の製造DX】DSF Cyclone製品カタログ Vol.3

スマート工場推進の目的は「利益が上がる工場」!スマート工場を実現するための具体的な4つのフェーズをご紹介します。

<DSF Cycloneとは?>
DSF Cycloneは、製造実績と生産計画を構造化されたデータでつなぎ「生産性の高い工場」を実現します。
製造現場から段階的に導入でき、カイゼンサイクルを回しながら企業全体への展開を可能とします。

このカタログについて

ドキュメント名 スマート工場実現の4つのフェーズと投資対効果
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 590.3Kb
取り扱い企業 株式会社マクニカ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
DXプロダクト開発が前に進まないあなたに
ホワイトペーパー

株式会社マクニカ

この企業の関連カタログの表紙
温度&湿度データロガー『iButton®』
製品カタログ

株式会社マクニカ

このカタログの内容

Page1

生産効率向上 × 現場起点の製造DX 1 2 3 4 5 Vol.3 スマート工場実現の4つのフェーズと投資対効果 スマート工場を実現するための4つのフェーズ スマート工場推進は、多くの企業で様々な模索が進んだものの、明確な投資対効果を得ることが難しいと言われています。 では、どうすればスマート工場推進が成功するのでしょうか。4つのフェーズに区切って整理します。 フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3 フェーズ4 目標設定 パイロットライン ロードマップ策定 関係者の の選定 合意形成 フェーズ1 目標設定 スマート工場推進の目的は「利益が上がる工場であり続けるため」。 その成功には組織階層に合わせた目標指標の設定が必要です。 例えば、「生産現場のカイゼン活動によってライン生産効率が〇〇%良くなったから、一連のプロセスにおける生産性がいくら良 くなった」と、連動して把握できるようにすることが大切です。 プロセスA プロセスB プロセスC 経営層 製造金額 製造金額 製造金額 収益性 (出荷数量×販売単価) 使用資本利益率 (%) 事業部長・ 工場経営者 使用資本 プロセスA 製造金額(出荷数量×販売単価) 生産管理部 プロセス 生産性 人時生産性 (円/単位時間) 製造にかかった時間の合計 生産管理者 加工ライン 組立ライン 検査ライン 製造部 製造理論時間 製造理論時間 製造理論時間 ÷ ÷ ÷ 製造現場リーダー・ 作業者 ライン生産効率 ライン生産効率 ライン生産効率
Page2

フェーズ2 パイロットラインの選定 製造 設備データの 設備データの データ取得における 全体 データソース データ取得の容易さ 製造現場の負担 投資対効果の高いパイロットライン選定とは? 3 つのポイントをご紹介します。 作業員 なし 大 ①生産物の選定 生産量が安定的にある生産物を選びましょう。 後付けセンサー 小 ②取り組み対象範囲の定義 下記のような現実性を事前に考慮することが重要です。 設備 古い機械 ・生産現場からデータ取得が可能か? ・データ収集のネットワーク付設や電源確保はできそうか? ・取り組み対象とした製造プロセスの関係者は協力的か? 信号灯 小 ③取り組みやすさでパイロットラインを決める まずは、早期に成功体験が得られるパイロットラインを選定す PLC ることが重要です。 比較的取り組み 大 やすい範囲 フェーズ3 ロードマップの策定 生産部門 全社 ビジョン 中期経営 計画 デジタル革新は、データを蓄積すれ 上位方針 ばするほど効果が得られるという特 現実的な企画 デジタルトランス フォーメーション 徴があります。 クイックスタート クイックウィン 無理に初期段階から大きな経済効 目的の IoT技術 果をコミットせず、現実的かつ段 設定 AIアルゴリズム 階的なロードマップを策定するこ とが、継続した投資を行うために ライン 現在地 選定 ロードマップ は重要です。 マイルストーン設定 企業価値向上 スケジュール設定 (将来利益、 ROE等) フェーズ4 関係者の合意形成 スマート工場推進プロジェクトの関 名称 定義 係者は複数の部署に存在しています。 プロジェクト責任者 スマート工場推進プロジェクトに関する承認を行い、責任を負う。生産部 関係者全員に目標および具体的なロ 門を統括する役員、工場長が担うことが多い。 ードマップを共有したうえで、どの スマート工場推進者 スマート工場推進に向けた目的設定、ロードマップ策定、システム導入 などの取りまとめや、具体的なシステム活用および横展開作業を行う。 タイミングでどういった支援を得る 生産現場リーダー シ ステム導入後、生産現場でシステム活用を行う。生産効率向上のため、 必要があるか、合意形成を行うこと 生産現場の作業者に具体的な指示を行う必要がある。 が重要です。 生産現場作業者 生産現場で製造活動を実施。スマート工場推進において業務データの入力 やカイゼン活動を担う。 情報システム部門 システムの設定やシステム導入における社内セキュリティポリシーの順 守を行う。 生産計画を策定し、工場に対してどの製品を、どれだけ、いつまでに作 生産管理者 るか指示をする。スマート工場システム導入後、十分な投資対効果が得ら れるかは生産管理者次第。 製品について お問い合わせ 株式会社マクニカ デジタルインダストリー事業部 〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3  マクニカ第1ビル   045-470-9118    consulting-iot@macnica.co.jp