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製造ライン全体の設備状況をリアルタイムに可視化 「匠の技」を数値化し、より効率的で質の高い生産体制を構築
東洋製罐株式会社様のMotionBoard活用事例です。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 「匠の技」の数値化で 属人化を解消【東洋製罐株式会社】MotionBoard事例紹介 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 1.7Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ウイングアーク1st株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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製 造
製造ライン全体の設備状況をリアルタイムに可視化
「匠の技」を数値化し、より効率的で質の高い生産体制を構築 CASE STUDY
東洋製罐株式会社
課題になりつつあった製造現場の人手不足に対応
東洋製罐株式会社(以下、東洋製罐)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)による経営改革を目指している。その
一環で製造ラインの複数の設備データをMotionBoardに取り込み、ライン全体の状況を可視化した。一定の条件でア
ラートを通知する仕組みを構築し、担当者に通知している。こうした仕組みで、ベテラン担当者のスキルを見える化して
若手社員に伝え、より効率的な生産につなげている。
写真左より:テクニカルセンター技術開発統括室IoT・ロボット推進プロジェクト主幹菊地 隆之氏、テクニカルセンター設備技術開発部制御グループ主査
高田 淳一氏、テクニカルセンター設備技術開発部制御グループ横山 尚弘氏、テクニカルセンター設備技術開発部制御グループ森下 数麻氏
写真外:テクニカルセンター設備技術開発部制御グループ副主査中山 和彦氏、テクニカルセンター設備技術開発部制御グループ佐川 準氏
Summary
概 要
背景・課題 解 決 策 効 果
• 現 場の人手不足や担当者の高齢化が課 • 製造ラインで取得できる細かなデータを • ラ イン全体の状況がリアルタイムに把握
題となり、経験の浅い社員でも品質を保 MotionBoardで可視化、リアルタイムで でき、少ない人数でも品質を保持してラ
持しながら効率的にラインを稼働できる ライン全体の状況を把握 インを稼働できるようになった
体制づくりが求められていた • MotionBoardのアラート機能を利用して、 • ベテラン担当者だけでなく、若手の担当
• 製造工程で問題が起きると他の工程の ラインの異常を素早く知らせる仕組みを 者も適正な対処ができるようになった
状況を調べる必要があり、対処に遅れ 構築 • 製造ライン情報をユニバーサルデザインで
が生じる恐れがあった • 一定の条件でアラートが担当者に通知さ 表現することによって、現場が明るくなった
• 働 き方改革や環境経営を行うには、製 れる仕組みを自社開発し、担当者の負担 • デ ジタル化・可視化の効果が見えたこと
造現場でのデジタル化が欠かせないと を軽減 で、他のラインや工場への展開に弾みが
感じていた ついた
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導入製品・サービス
MotionBoard
ビジネスのあらゆるデータを可視化するBIダッシュボード。
データを必要なカタチで、シンプルに可視化。 CASE STUDY
ベテラン社員の暗黙知を数値化し、
多くの社員が素早く対処できるように
東洋製罐はグループ会社を含めた全組織の
デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り
組んでいる。その一環で製造現場の人手不足 半製品の搬送状況を可視化
の対策強化に向け、デジタル技術を活用した と指摘する。ラインの効率的な稼働を維持する のライン管理が、同社の一部の工場で稼働した。
解決策を検討することになった。 には、担当者全員が各工程の状況をリアルタ 導入後は、ベテラン社員の暗黙知に頼らず、グ
製造設備の改善を担うテクニカルセンター イムに確認できる必要があった。 ラフ化されたデータを監視して経験の浅い社
を中心に検討を開始し、2019年に新たな体制 目標が明確になり、各種BIツールを検討し 員でもトラブルに素早く対処できるようになった。
づくりに着手した。菊地氏は「人手不足が顕在 た結果、MotionBoardの導入を決定した。選 アラート機能を利用して、異常が発生した場
化する前に手を打つ必要がありました。ベテラ 定には試験導入がしやすくユーザービリティー 合には担当者のスマートフォンに通知を行う機
ンのスキルを可視化して、若手でも品質を保持 を体感しやすい、異常値が発生した際のアラー 能も独自に開発し、各担当者の負担も軽減さ
できる環境づくりに取り組みました」と振り返る。 ト機能を備えている、不良分析に使えるチャー れた。
現場の各製造ラインは複数の工程が連なっ トが充実しているといった機能を重視した。横 同社ではこの仕組みを他のラインや工場、さ
て稼働している。担当者は前後の工程の状況 山氏は「様々な可視化ツールが充実している らにはグループ企業へ展開することを視野に
を確認して自分の機器を操作する必要がある。 点が魅力的でした」と振り返る。森下氏は、「特 入れ、ライセンスを拡張している。
高田氏は抱えていた課題として「ベテランであ 別なスキルがなくても、さまざまなカスタマイズ 菊地氏は「全社的なDX推進に向け、もっと
れば、自分の工程の機器を見ていれば稼働タ ができる点に惹かれました」と語る。 広い範囲でMotionBoardを利用できると確信
イミングを予想できますが、若手では難しい」 こうして、MotionBoardによるリアルタイム しています」とさらなる展望を語る。
各工程の設備状況をリアルタイムで可視化
東洋製罐株式会社
設立 : 2012 年(1917 年創立)
所在地 : 東京都品川区
URL : https://www.toyo-seikan.co.jp/
金属、プラスチックとそれらの複合材料を素材とした包装容器
の設計・開発・製造・販売、食品関連機械、包装システムの販売
および技術サービス。「容器を通じて人類の幸福繁栄に貢献す
る」という企業理念のもと、安全・安心で暮らしをより豊かにで
きる容器を提供している。
サイト内でより詳しく
ご紹介しております。
https://www.wingarc.com/
product/usecase/562.html
E-Mail: tsales@wingarc.com
[ 本 社 ] TEL: 03-5962-7300(代) [ 福 岡 ] TEL: 092-292-1092 [ 新 潟 ] TEL: 025-241-3108
[ 大 阪 ] TEL: 06-6225-7481 [ 仙 台 ]TEL: 022-217-8081 [ 広 島 ] TEL: 082-535-5291
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〇掲載内容は、2022年6月現在のものです。
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〇記載の会社名・製品名等は、弊社および各社の商標または登録商標です。 CSALL067A2206