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「目視・手書き」の メーター点検を今すぐやめる10の理由 

ホワイトペーパー

ヒューマンエラー「ゼロ」を目指して ~製造業・ビル管理業向け ミス防止ハンドブック

どんなに注意を重ねても起こってしまうヒューマンエラー。誰にでも一度は経験のあることだと思います。メーター点検やメーター検針の現場でも、点検作業時のメーターの誤認や、記載・転記時の書き間違いなど、意図しないミスがなかなかゼロにはならない現実があります。このハンドブックでは、ヒューマンエラーの起きる理由について紐解き、仕事の仕組みを変えてミスを起こさない方法について考察していきます。

生産工場・製造の現場や、ビルメンテナンスの現場にあるメーター点検・検針業務を、今日からミスなく効率化するために、ヒューマンエラー防止策を講じていきましょう。

このカタログについて

ドキュメント名 「目視・手書き」の メーター点検を今すぐやめる10の理由 
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 1.5Mb
取り扱い企業 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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ヒューマンエラー0を目指して 「目視&手書き」 のメーター点検を 今すぐやめる の理由 製造・ビル管理 業界向け ミス防止ハンドブック
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はじめに どんなに注意を重ねても起こってしまうヒューマンエラー。誰にでも一度は 経験のあることだと思います。メーター点検やメーター検針の現場でも、点 検作業時のメーターの誤認や、記載・転記時の書き間違いなど、意図しない ミスがなかなかゼロにはならない現実があります。このハンドブックでは、 ヒューマンエラーの起きる理由について紐解き、仕事の仕組みを変えてミス を起こさない方法について考察していきます。 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 メーター点検業務には、さまざまな工程があ り、その一つひとつに、ヒューマンエラーが 起きる要因が潜んでいるといえます ヒューマンエラーはなぜ起きるのか? 2
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ヒューマンエラーとはなにか まず、ヒューマンエラーとは一般に、人間と機械やシステムの間にある、人間 側のエラーに注目したもののことをいいます。決められたこと、すべきことが 決まっているときに、それらをしない場合やすべきでないことをした際に発生 します。逆にいえば、決められたことをきちんと行えばヒューマンエラーは発 生しないはずですが、人はなぜ、意図せずミスやエラーを発生させてしまうの でしょうか。 高木元也氏(独立行政法人労働安全衛生総合研究所)の著書*によると、ヒュー マンエラーには12種類のパターンがあるといいます。 「ヒューマンエラーの12パターン」 ①危険軽視・ ③無知・未経験・ ②不注意 ④近道・省略行動 慣れ 不慣れ ⑥高齢者の心身機能 ⑧単調作業による ⑤疲労 ⑦錯覚 低下 意識低下 ⑨場面行動本能 ⑩パニック ⑪連絡不足 ⑫集団欠陥 *『安全活動にカツを入れる本―建設現場をもっと“元気”にする方法』(2007/8) ひと言で「ヒューマンエラー」といっても、その種類によって、起こる原因も 起こりやすい場面も変わってきます。パターンごとの特徴をおさえて、自分に 起こりやすいヒューマンエラーを理解しましょう。 新人とベテランでは、同じ内容のミスが起きたとしても、 その原因は違っているのかも…!? 3
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①「危険軽視・慣れ」 新人が業務に慣れてきた頃にも、熟練したベテランにも起こりうるエラーです。人は慣れに よって、気を付けていたようなことでも、だんだんと気を抜いてしまいやすい傾向があるため、 注意しなければなりません。 ②「不注意」 最も一般的なエラー例かもしれません。注意をしなかったということですが、それが業務で あっても、何かに集中しているゆえに起こる可能性もあります。このエラーが発生したときに は、原因をつきとめて、周囲と共有して注意喚起することが大切です。誰にでも起こりうるタ イプのエラーだからです。 ③「無知・未経験・不慣れ」 新人に起こりやすいエラーです。理解が不十分な状態で業務を行っている場合、業務を習熟し ていく過程でエラーが起きるため、気を付けるだけではなく、その要因となっている知識不足 などを補填したり、何度も繰り返して体得していくことが必要になります。 ④「近道・省略行動」 決められている手順を守らずに行ったがゆえに発生します。近道や省略を行ってしまう理由の なかには、時間がない、生産性に対して圧力がかかっている、などの組織的な要因が、現場の 空気感となって引き起こす場合があります。 ⑤「高齢者の心身機能低下」 人間の身体機能は、一般的に加齢とともに低下していきます。視力などの分かりやすい機能だ けでなく、記憶力や認識力なども同時に低下していきます。 ⑥「錯覚」 ある条件下において感覚器に異常はないのに、その対象を通常とは異なったものと知覚してし まうことをいいますが、転じて、思い違いや聞き間違い、勘違いによる誤認のことを指します。 思い込みによっても引き起こしやすいエラーといえます。 4
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⑦「場面行動本能」 瞬間的に注意が一点に集中することで、周りを見ずに行動してしまう、または周囲への注意が 鈍感になったまま行動してしまう、人間が生まれつき持っている本能です。事故につながる要 素になりやすく注意が必要です。 ⑧「パニック」 自分が想定していなかった事態に直面し、慌ててしまうことにより引き起こします。通常間違 えることのない簡単なことでも、パニック状態では判断が狂ってしまうことがあります。さま ざまな事態に対応できるようシミュレーションをして、想定しておくことが大切です。 ⑨「連絡不足」 いわゆるコミュニケーションエラーです。複数人の人が関わる業務において発生することが多 く、個人同士の意思疎通の問題もさることながら、組織での連絡フローそのものがエラーを引 き起こしている場合もあるため、全体でエラー防止の観点を持つことが重要です。 ⑩「疲労」 人間の能力・機能を低下させる要因です。疲労の慢性化などが起こっていると、本人でさえ、 疲れていることに気がつかない場合があります。勤務体制や業務フローを整えて、過度な残業 を強いることのない環境を目指すのはもちろん、個人でも休憩を取りながら心身の管理を行う 意識を持つことが必要です。 ⑪「単調作業による意識低下」 何度も繰り返し単調な作業を行い続けることによる、集中力の欠如や意識の低下により起こる エラーです。 ⑫「集団欠陥」 現場の雰囲気で、本来取るべき行動がおろそかになっている、悪習慣によるエラーです。生産 性や効率に対するプレッシャーなどが要因となっている場合も多く、個人よりも組織で防止す る意識の必要なエラーになります。 5
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ヒューマンエラーをなくすには? このように、ヒューマンエラーにはさまざまな種類があり、起こりうる原因・ 環境が異なることがわかりました。では、いったいどのようにすれば、ヒュー マンエラーをなくすことができるのでしょうか。 これにはまず前提として、ヒューマンエラーとは「原因ではなく結果」であり、 故意に決められたことを行わずにエラーを起こすことではなく、意図せずにな んらかのエラーを起こしてしまっているのがヒューマンエラーです。 それはなぜかといえば、人間は「間違える」生き物なのです。なんだ、そんな ことかと思われるかもしれませんが、これを認識することは、ヒューマンエ ラーを撲滅するうえで、非常に大切な考え方になります。 そのうえで、以下の3つのポイントに注目していきましょう。 ◎間違いの要因となる手順をなくす・改善する ◎作業時間の見直し、疲労度の見直しを行う ◎エラー発生の可能性を、物理的に低くする 人間は、基本的に弱い特性を持っています。 間違えたり、ついうっかりしたり、横着になること、 忘れたり、不注意の瞬間があったり、思い込み、勘違い、 感情に走ることがある、という事実を、 まずは、しっかりと受け入れることが必要です。 6
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メーター点検における課題とヒューマンエラー 製造やビル・設備管理の現場にあるメーター点検・検針業務では、まだまだ 人の目視と手書きでメーターの数値を記録し、デスクに戻りパソコンで数値 を入力するという手作業が多く存在します。人手不足が深刻化するなか、業 務の負荷を下げたいというニーズは確かにあるものの、スマートメーターに 交換するには、大規模な設備投資がかかる、設備の運転停止はできないなど、 すぐには刷新できない課題もあります。 そしてこの工程には、いくつものヒューマンエラーの可能性も潜んでおり、 実際に誤認や誤記入といったミスがなくならずに、困っている現場もあるよ うです。 見間違い・ 誤記入の 入力ミス 誤認リスク リスク リスク これらのヒューマンエラーが発生する可能性のある作業を、すべてなくして しまうことができたら、どうなるでしょう。ミスの起こらない現場の実現に 一歩近づくことができるのではないでしょうか。 7
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メーター点検業務の手作業を減らす方法 工場内や設備、ビルに設置されているメーター点検から、ヒューマンエラー の発生要因となる、目視・手書き、PCでデータを転記などの作業を減らすた めには、以下のような方法が考えられます。 ●スマートメーターに付け替える スマートメーターとは、電力量計などにおいてデジタル計測ができるメーターのことです。 従来のアナログタイプのメーターとは異なり、デジタルで電力の消費量(kWh)を測定して、 データを遠隔地に送ることができます。それにより目視・手書きによる点検・検針人員が不 要になり、デジタル管理が実現できます。ただ、すべてのメーターを付け替えるために設備 投資が必要になります。 ●据え置き型カメラによる画像解析・メーター読み取り カメラに映るメーターの画像から数値の値を読み取り、サーバーに画像やデータを送ること で数値のデジタル管理が可能になります。一度カメラを設置すれば、スマートメーター同様、 点検・検針人員は不要になります。画像も同時に保存されエビデンスも残りますが、メー ター内部で機能するものではないので、初期投資としてそれぞれのメーターが映る位置にカ メラを設置する必要があります。通信するための電源(電池)、通信費用も必要です。 ●スマートフォンによる画像解析・メーター読み取り スマートフォンのカメラ機能とアプリを使って、メーターの画像から数値を読み取り、サー バーに画像やデータを送ることで数値のデジタル管理が可能になります。据え置き型カメラ と違い、点検・検針員は現場に写真を撮りに行く必要がありますが、初期投資が不要でカメ ラの設置も不要なこと、人間がスマホアプリを使うことで、ヒューマンエラーやミスを回避 できることが、特長としてあげられます。 作業者そのものを減らすのか、人間のミスを減らすのか、 今ある現場の課題と費用感で選択したいですね。 8
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ヒューマンエラー撲滅に効果的。 「スマホによるメーター読み取り」の仕組み それではここからは、大きな初期投資が不要で、スマートフォンやパソコン があれば始められるメーター読み取りの仕組みとして「hakaru.ai(ハカル エーアイ)byGMO」を例に紹介します。 ●初期設定は無料アプリのダウンロードとQRコードの貼り付けのみ hakaru.aiは、スマートフォンのカメラ機能と専用アプリを使って撮影したメーターの画像を クラウドサーバー上の画像解析AIで数値を読み取り、ウェブ上にある「Web台帳」への記録 を瞬時に完了させることのできるサービスです。 クラウドサーバー上のAIでメーター画像 「Web台帳」へ数値や画像が を認識して、数値を自動読取 記録されています 初期設定として、今あるメーターをhakaru.aiに登録し、記入するWeb台帳に紐づけを行う ため、QRコードを印刷してメーターに貼り付けます。そのあとは、スマートフォンを持って、 パシャリとメーターを撮影するだけ。どのメーターの数値をどこに記入するか、などを記憶 しておく必要もなく、パソコンで入力・転記をすることなく数値がデジタルデータとして記 録されます。撮影した画像と一緒に、撮影した日時も保存されるので、データ改ざんの防止 にも、エビデンスにもなります。 9
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「手書き&目視」のメーター点検を 今すぐやめる10の理由 ヒューマンエラーは、誰でも起こす可能性があることを理解し、対策してい くことが大切ですが、一つの選択肢として、hakaru.aiのようなデジタルツー ルを使い、AIの“目”を借りて、疲労の軽減や時間短縮を行うことで、さまざ まなヒューマンエラーの原因や可能性をなくしていくことが可能になります。 ●hakaru.aiで回避できる、ヒューマンエラーのパターン 以下の赤い○で囲まれた10のパターンは、hakaru.aiの利用で回避できる可能性のある ヒューマンエラーのパターンです。目視・手書きの点検よりも、ミスを起こしにくくするポ イントが、10もあります。 ①危険軽視・ ③無知・未経験・ ②不注意 ④近道・省略行動 慣れ 不慣れ ⑥高齢者の心身機能 ⑧単調作業による ⑤疲労 ⑦錯覚 低下 意識低下 ⑨場面行動本能 ⑩パニック ⑪連絡不足 ⑫集団欠陥 点検作業者がスマホでメーターを撮影する と、hakaru.aiがわずか数秒で処理した数 値を手元の画面表示と音声で返します。同 時に、その数値と画像データは遠隔の管理 者がウェブ上でリアルタイムに閲覧するこ とも可能です。手書きや入力時の作業エ ラーを防ぐだけでなく、作業手順の標準化 や、作業時の注意喚起ができるなどのメ リットもあります。 10
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ヒューマンエラーパターン別に活かせる hakaru.aiの機能・特長を解説します hakaru.aiでは、点検作業者のスマホで必ずメーターの写真を撮らなけ 危険軽視・ ればなりません。作業に慣れても、撮影時の読み取りの計測成功・失 敗は画面に表示され、AI解析で読み取れないメーターは、手入力で修 1 慣れ 正するフローがあるため、作業のムラを回避できます 新人もベテランも同じ作業を行うため、もし不注意によるミスが見つ 2 かれば、改善もまとめて共有して行うことで、エラーをなくせます不注意 無知・未経験・ スマホで写真を撮る、という誰にでもわかるシンプルな操作は未経 験者にもわかりやすく、作業者が入れ替わっても覚えやすいです 3 不慣れ 画像や点検(撮影)時の日時がエビデンスとして残るため、作業者は 近道・ 確実に点検を行わねばならない仕組みとなっています。さらに管理画 面で、未点検・点検済みなどをモニタリングできる機能があります 4 省略行動 導入企業様の実績では、従来の作業時間に対し最大82%の削減が実現でき ました。作業時間の短縮による疲労の軽減が見込めるほか、スマホに「自 撮り棒」をつけることで、高所設置のメーター点検時などの、不自然な姿 勢が改善でき、身体疲労の改善に役立ったとの報告もいただきました 5 疲労 11
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自動シャッターモードで撮影することもできるので、作業はスマ ホをメーターにかざすだけ、という単純動作で点検が行えます。 高齢者の また、視力低下による見誤りは、AIが助けてくれます 6 心身機能低下 スマホで撮影すると、AIで解析した値は画面に表示。画像も残るので、人 とAIの目でのダブルチェックが可能になり、見間違いがなくなります 7 錯覚 読み取り数値は、音声で読み上げることもできるので、画面を 見ながら、目や耳といった五感を使って、作業者が確認するこ 単調作業による とができ、意識低下を防止します 8 意識低下 個々のメーターに設定された、しきい値に対してエラーがある場合は、 管理画面にもエラー状況が表示され、点検者のメモも閲覧できる仕組 みになっており、連絡もれを回避します 9 連絡不足 画像や数値データ、撮影日時が保存される仕組みなので、データ改ざ んの防止、抑制となります 10 集団欠陥 12
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hakaru.aiを使ってみるには? hakaru.aiの公式サイトでは、登録当月が無料で使えるアカウントが配布され ています。自動更新もなく、途中キャンセルも可能なので、まずは安心して テストしてみることができます。 https://iot.gmocloud.com/hakaru-ai/ ※パソコンのウェブブラウザはGoogleChromeが推奨されています メールアドレスを入力して、チェックボックスに チェック後、登録ボタンをクリック。自動返信 メールの案内に沿って、本登録を アカウントの登録ができたら、 https://hakaru.ai/account/login よりアクセス 【スマートフォンアプリは こちらよりダウンロード】 登録したメールアドレスとパスワードを 入力して、ログインボタンをクリック 13
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最大1カ月間・登録無料 初期設定の5ステップ 1 2 3 4 5 アナログメーターは Web台帳の作成 点検メーター情報 Web台帳から QRコードシール 撮影して登録 の登録 QRコードを表示 を貼る ※ほかのメーターは ※点検メーターはWeb台帳に ※スマホ・PCどちら 撮影登録不要 紐づきます からでも スマホで撮るだけ! メーター点検 ハ カ ル エ ー ア イ 【お問い合わせ】 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 電話:0800-1234-250 [通話料無料] 受付時間:月~金(10:00~18:00) お問い合わせフォーム:https://form.gmocloud.com/iot/hakaru-ai/contact/ ※本資料は当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本資料の全部もしくは一部を引用ま たは複製、転送等により使用することを禁じます。 14 © 2020 GMO GlobalSign Holdings K.K. All Rights Reserved.