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多機能帳票作成ツール xReport サーバー版

製品カタログ

xReportサーバ版は、SOAP形式のWebアプリケーション。ERPや業務システムからネットワークを介してデータを受け取って帳票を作成。帳票サーバを別途立てるので、Webサーバに負担がかかりません。

帳票出力機能をWebサービスで提供
xReportサーバ版は、SOAP形式のWebアプリケーションです。
ERPや業務システムからネットワークを介してデータを受け取って帳票を作成します。
帳票サーバを別途立てるので、Webサーバに負担がかかりません。

xReportサーバ版の概要
WEBアプリ型のERPシステムから帳票用データをxReportサーバに渡すと、xReportサーバ版が帳票を作成します。その後、作成した帳票を保存しているアドレスをホストに返すことで各種帳票を入手できます。

2種類の運用形態
一つの業務システムの環境を1企業で運用するシンプル版と、複数の企業で運用する管理機能付きの2種類を用意しています。
管理機能付きでは、Webアプリケーションパッケージメーカー様がxReportを利用して帳票出力機能をお客様に提供するなどのメーカー様独自のサービスを開始することも可能です。

シンプル版
社内のWebシステムと連携して利用できます。システムの情報を元に帳票を出力できます。

管理機能付き
複数の会社にサービスを提供できます。
お客様別に利用できる帳票の登録や管理などを制御できます。

xReportのAPIについて
会社や使用する書式名・希望するファイル形式など、xReportの帳票出力に必要な情報を渡すための仕組みをコーディングしていただきます。
専用のAPIを用意しているのでxReportへの連携は容易です。

特長

Webサーバに負担がかかりません
帳票サーバを別途立ててAPIで業務システムと連携するので、Webサーバに負担がかかりません。

帳票デザインは馴染みのあるExcelを利用
専用のデザインツールはありません。馴染みのあるExcelを使ってデザインします。
作成した書式はxlsx(xls)形式のため、類似した帳票の設計もファイルを簡単に複製して流用できます。

汎用データ1つ用意するだけで複数の帳票を作成可能
受注、出荷、売上など種類ごとに明細データを用意するだけで、それぞれの明細、集計、横展開表など自由に帳票デザインができます。
明細用データ、集計用データなど帳票の種類別にデータをを用意する必要がありません。

業務システムのプログラミングなしでデータの加工が可能
組込型の場合データ加工はプログラミングで行いますが、XシリーズではExcelの機能で行います。

ユーザ独自の帳票を追加できます
ユーザが作成した書式(Excelファイル)をユーザ自身がアップロードして追加できます。
また、既存(デフォルトで用意されたものなど)の書式ファイルをダウンロードして修正も可能です。

ログ機能をつかったセキュリティ対策ができます
帳票を出力した「ユーザ名」「時間」「書式の種類」「出力ページ数」などが分かるログを記録します。

このカタログについて

ドキュメント名 多機能帳票作成ツール xReport サーバー版
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 537.9Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社エフ・ビー・エス (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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1.xReportサーバ版の概要 xReportサーバ版は、SOAP形式のXML Webサービスを提供するWebアプリケーションです。 業務アプリケーションからネットワークを介してデータを受け取り、帳票を作成します。 中間ファイルなどを必要としないため、業務アプリケーションとのシームレスな連携が実現できます。 ※ 帳票データの形式は、次の3種類が指定可能です: 1).NET FrameworkのDataSet型、2)XML形式の文字列、3)CSV形式の文字列 1
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2.xReportサーバ版の導入手順 xReportサーバ版の導入手順の概要を解説します。 はじめに、業務アプリケーションの開発プラットフォームをご調査ください。 A.業務アプリケーションの開発プラットフォームが .NET Framework である場合 1)[xReportServ]をWindowsサーバ(Webサーバ)にインストールする。 ※ [xReportServ]は.NET Frameworkで開発されたSOAP形式のXML Webサービスを公開するアプリケーションです。 2)業務アプリケーション側で、xReportサーバ版連携API [xReportAPI.dll] の参照設定を行う。 ※ 連携APIの利用には、業務アプリケーションが、.NET Framework 2.0以降の、 VB.NETもしくはC#.NETで構築されている必要があります。 3)業務アプリケーションに、「APIを利用して帳票を作成する処理」を実装する。 ※ 後述の[xReport API 利用例]をご参照ください。 B.業務アプリケーションの開発プラットフォームが .NET Framework でない場合 1)業務アプリケーションの開発プラットフォームのマニュアルを参照し、SOAP形式のWebサービスが利用 可能であることを確認する。 2)[xReportServ]をWindowsサーバ(Webサーバ)にインストールする。 ※ [xReportServ]は.NET Frameworkで開発されたSOAP形式のXML Webサービスを公開するアプリケーションです。 3)開発プラットフォームのマニュアルに従い、業務アプリケーションと、[xReportServ]が公開するWeb サービスとの接続設定を行う。 2
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3.xReport API 利用例 3
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4.xReport サーバ版 管理機能オプション 書式(帳票フォーマット)の管理や、利用状況の照会が可能なWebアプリケーションです。 ※ 管理機能オプションのご利用にはSQL ServerもしくはOracleが必要です。 <書式、イメージのアップロード> 書式(帳票フォーマット)のアップロード・ダウン ロード・削除を行うことができます。 <利用状況照会> 帳票の出力履歴を照会できます。 4
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5.連携API 連携API[xReportAPI.dll]は、「xReportサーバ版が提供するWebサービス」の使用を簡易にするためのプログラムです。 このAPIは、VB.NETおよびC#.NETにて利用できます。 xReportAPI.xReportIfクラス プロパティ № 名前 説明 * 1 CompanyCode 会社コードを指定します。(注1 * 2 WebPassWord Webサービスパスワードを指定します。(注1 * 3 FormatCode 書式ファイル名(拡張子つき)を指定します。 指定できる拡張子はxlsもしくはxlsxです。 * 4 OutputType 出力形式を指定します。(1:PDF 2:Xls 3:Xlsx 4:HTML) 5 OwnerPassword PDFのOwnerPassword、Excelのシート保護パスワードを設定する時に指定します。 6 UserPassword PDFのUserPassword、Excelの読み取りパスワードを設定する時に指定します。 7 DocSort ソート・小計設定を指定します。 この設定は、書式ファイルに記述されたソート・小計設定よりも優先して適用されます。 8 PersonCode 作成者コードを指定します。 9 PersonName 作成者名を指定します。 10 DocFileName 成果物の名称を指定します(拡張子なし)。 ファイル名として使用できない文字は、"_"へ置換されます。 省力時には自動付与します。 11 ServerName xReportサーバ版をインストールしたマシンの名称を指定します。 動的にWebサービスの提供元への接続を変更したいときに指定します。 12 CloseTimeoutSeconds xReportの接続の終了を待機する時間間隔を秒で指定します。(注2 13 OpenTimeoutSeconds xReportの接続の確立を待機する時間間隔を秒で指定します。(注2 14 ReceiveTimeoutSeconds xReportの読み取り操作の完了を待機する時間間隔を秒で指定します。(注2 15 SendTimeoutSeconds xReportの書き込み操作の完了を待機する時間間隔を秒で指定します。(注3 注1指xR定epしorなtサいー時バは版呼のび設出定しフ元ァのイCoルnfのig内フ容ァをイ指ル定のし設ま定す値。で処理します。設定が600秒未満の時は600秒に設定します。 設定ファイルが次の内容である場合、会社コードには'example', Webサービスパスワードには'webpassword'を指定します。 例:<add key="UserKey_example" value="webpassword"/> 詳細は[xReportサーバ版インストールマニュアル]を参照してください。 注2 指定しない時は呼び出し元のConfigファイルの設定値で処理します。 注3 指定しない時は呼び出し元のConfigファイルの設定値で処理します。設定が600秒未満の時は600秒に設定します。 ※アスタリスク(*)が記されている項目は必須項目です。 メソッド № 名前 説明 1 CallxReport(DataSet) 指定したデータを基にレポートを作成します。 作成したファイルのパスを戻り値とします。 2 Show(String) 指定したURLのファイルを開きます。 エラー発生時はエラー情報を戻り値とします。 3 Show(urlString, flg) 指定したURLのファイルを開きます。 エラー発生時はエラー情報を戻り値とします。 urlString……String型。ファイルのURLを指定します。 flg……Integer型。0:指定したURLのファイルを開きます。1:urlStringをUNCパスへ変換 し、UNCパスにてファイルを開きます("http://"を"\\"へ変換します)。 ※エラー情報……ナンバー記号(#)で始まる文字列です。 5
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6.xReportWebServ [xReportWebServ]は、xReportサーバ版が XML Webサービス として公開するクラスです。 連携APIはこのクラスを利用してレポートを作成します。 xReportWebServクラス メソッド № 名前 説明 HelloWorld Webサービスの接続確認用メソッドです。1 文字列"Hello World"を返します。 CreateDocDS(hdrData, dtlData) 2 ※引数は.Net FrameworkのDataSet型。 書類作成処理を実行します。正常終了したとき、作成した書類の CreateDocXml(hdrData, dtlData) 3 ファイルURLを返します。異常終了したとき、エラー情報を返します。 ※引数はXML形式の文字列型。 ※エラー情報の先頭文字はナンバー記号(#)です。 CreateDocByCsv(hdrData, dtlData) 4 ※引数はCSV形式の文字列型。 引数の解説 hdrData(ヘッダデータ)  ※連携APIのプロパティNo.1~10に相当します。 No. 項目名 桁数 説明 * 1 Doc_CompanyCode 10 会社コードを指定します。(注1 * 2 Doc_WebPassWord 20 Webサービスパスワードを指定します。(注1 書式ファイル名(拡張子つき)を指定します。 * 3 Doc_FormatCode 50 指定できる拡張子はxlsもしくはxlsxです。 * 4 Doc_OutputType 1 出力形式を指定します。(1:PDF 2:Xls 3:Xlsx 4:HTML) PDFのOwnerPassword、Excelのシート保護パスワードを設定する時に指定し 5 OwnerPassword 20 ます。 PDFのUserPassword、Excelの読み取りパスワードを設定する時に指定しま 6 UserPassword 20 す。 ソート・小計設定を指定します。 7 Doc_Sort 300 この設定は、書式ファイルに記述されたソート・小計設定よりも優先して適 用されます。 8 Doc_PersonCode 20 作成者コードを指定します。 9 Doc_PersonName 40 作成者名を指定します。 成果物の名称を指定します(拡張子なし)。 10 Doc_DocFileName 50 ファイル名として使用できない文字は、"_"へ置換されます。 省力時には自動付与します。 注 hdrDataの内容は1レコードのみとします。※CSV形式の場合は、列名の行とデータ行の計2行です。 注1xReportサーバ版の設定ファイルの内容を指定します。 設定ファイルが次の内容である場合、会社コードには'example', Webサービスパスワードには'webpassword'を指定します。 例:<add key="UserKey_example" value="webpassword"/> 詳細は[xReportサーバ版インストールマニュアル]を参照してください。 dtlData(明細データ) No. 項目名 桁数 説明 * 1 Doc_XmlSeqNo - 明細番号。連番値(1以上のユニークな数値)を指定します。 明細の区分を指定します。"C":一般 "K":経費 "N":ノーコマ * 2 Doc_DtlType 1 連携API使用時は、この項目は必須項目ではありません(この項目が 存在しない場合、すべての明細を区分"C"として扱います)。 3 任意項目 - 書式に設定した項目を定義し、出力する値を指定します。 ※アスタリスク(*)が記されている項目は必須項目です。 6
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7.xReportサーバ版のディレクトリ構成 xReportサーバ版のディレクトリ構成を解説します。 ■ディレクトリ構成 wwwroot ※C:\inetpub\wwwroot xReportServ ① xReportEraser ② xReportUser ③ xReportWebServ ④ log ⑤ [会社コードフォルダ] ⑥ form ⑦ temp ⑧ [会社コードフォルダ] form temp [会社コードフォルダ] : : xReport.lic ⑨ ■説明 xReportサーバ版のルートディレクトリ(インストールディレクトリ)です。 ① xReportServ tempフォルダを定期的にクリアするためのアプリケーションです。Windowsタスク ② xReportEraser にて実行します。 管理機能オプション(Webアプリケーション)です。 ③ xReportUser xReportサーバ版が公開するWebサービス[xReportWebServ]の、ルートディレクト ④ xReportWebServ リです。 エラーログの格納先です。 ⑤ log 書式の参照先、および帳票成果物の出力先です。連携APIの[CompanyCode]と対応 ⑥ [会社コードフォルダ] します。※[CompanyCode]の値がフォルダ名となります。 書式の参照先です。書式ファイルを格納します。 ⑦ form 帳票成果物の出力先です。 ⑧ temp FBSが発行するライセンスファイルです。 ⑨ xReport.lic 7