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電解試料研磨機『ELOPREP-102』

製品カタログ

試料の電解研磨、エッチングを簡単、安全に行えます。

<特長>

●オートスキャン機能で自動で最適なパラメータを設定します。

●薬液の温度上昇を抑える冷却機能付きです。

●外部エッチングユニットで手動でエッチングが出来ます。

●電解研磨ユニットの増設も可能です。

●試料に合わせたマスク、カソード等のアクセサリーを取り揃えております。

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このカタログについて

ドキュメント名 電解試料研磨機『ELOPREP-102』
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 1Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ハルツォク・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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ELECTROLYTICAL SAMPLE PREPARATION 完全自動電解研磨/エッチング装置
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ELOPREP 102 は、材料微細構造検査用試料作製のための 自動およびプログラム可能な電解研磨および電解エッチング 装置です。  完全自動の電解研磨/電解エッチング装置  HMI タッチスクリーンを用いてプログラム可能  研磨およびエッチング電圧の自動決定  迅速で効果的な研磨結果  最高の安全基準  外部エッチングユニットも可能  常温および低温電解研磨の両方に適応 研磨とエッチング 先進の制御ユニットを用いた完全自動電解研磨と電解 エッチング装置です。通常の機械式の研磨/エッチング と比較して、短い作業時間で済みます。 ELOPREP 102 は、先進の技術とプログラム可能なカ ラーHMI タッチスクリーンのソフトウェアを備えてお り、そして生産性、試料の同一性、そして快適な操作性 を増進させています。全てのパラメータ;温度、時間、 流量、ポンプ回転数などは、プロセスの進行中モニター する事が出来ます。ポンプの回転数はもちろん可変速で す。 試料名又は番号で関連付けられる 99 個の異なるプロ グラムを全てのパラメータとともに保存する事が出来、 何時でも呼び出す事が出来ます。 ELOPREP 102 は、制御ユニットと研磨ユニットの 2 つ の ユニ ッ ト に 分 か れて お り ま す 。研 磨 、 エ ッ チン グ ユ ニットは、制御ユニットから離して、ドラフトチャンバ ー内に設置する事が出来ます。電解液カートリッジは、 簡単に交換する事が出来、研磨、エッチングユニットに 挿入されます。 ELOPREP のスキャン機能により、エッチングと同様 研磨に必要な正確な電圧値が自動的に得られます。 追加の研磨およびエッチング装置を同じ制御装置に接 続することができます。 し た が っ て、 2 つ の 研 磨 およ びエッチングユニットを個別に操作することができま 研磨およびエッチングユニット 電解液カートリッジ す。 これは、研磨とエッチングで異なる電解液を必要 とする試験片に特に便利な機能です。 試料は、0.5cm2-5cm2 から選択可能なオプションの ELOPREP 102 は 、常温電解研磨と低温電解研磨の両方に適していま マスクを用いて、研磨、エッチングテーブルの上に置き す。 冷却水接続および循環システムは両方の目的のために特別に設計 ます。冷却用チューブは、電解液槽内に固定されていま されています。 研磨およびエッチングユニットは、通常の研磨用に水 す。ELOPREP 102 は、最高の安全設計になっており 道水または氷点下の 低温研磨用に外部冷却装置のいずれにも接続する ます。冷却水は、設定温度に到達すると自動的にスイッ ことができます。この目的のために別の装置や追加の装置は必要ありま チがオンになります。冷却水は、ソレノイドバルブの働 せん。 きで消費量が最小限に抑えられます。
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ELOPREP 102 が給水栓に接続されていない場合、または温度 が事前定義された温度制限を超えて上昇した場合は、警告音がオ ペレータに通知され、プロセスは自動的に停止します。 ELOPREP 102 には・研磨またはエッチング、・研磨後の自動 エッチング、・外部エッチングの 3 つの異なる動作モードがあり ます。 研磨とエッチングに異なる電解液を使用する必要がある場合は、 オプションの外部エッチングを使用できます。 試験片が外部エ ッチング装置の電解液に接触するとすぐに ELOPREP が自動的 に作業を開始します。 設定されたエッチング時間に達すると、 E tial 160 アルミニウム WC-Co シンターメタ プロセスは自動的に停止します。 倍率:100x ル倍率 800 倍(DIC) すべての作製パラメータは、特定のプログラム番号でメモリ に保存できます。 各プログラムは、「鋳鉄、青銅、Al-Si 合 金」などの材料固有の名前で保存できます。保存できるパラ メータは次のとおりです。 これら研磨電圧、時間と流量、 エッチング電圧と時間のパラメータは入力されてメモリに 保存され、カラーLCD 画面にプリセット値として表示され ます。 オペレータの操作は、特定のプログラムを呼び出し て「スタート」キーを押すことだけです。 USB メモリース ティック(エクスポートまたはインポートプログラム)から パラメータを転送することが可能です。 プログラマブル HMI タッチスクリーンコントロール 二連(追加)の研磨&エッチング装置 外部エッチング装置
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仕 様 発注番号 46 02 46 01 ELOPREP モデル番号 ELOPREP 102 電解研磨、エッチングシステム 温度リミッタ ℃ 30~50 材料微細構造検査用試料の自動プログラム可能な 電解研磨、電解エッチング装置 ポンプ 磁気スターラー シーメンス社製 PLC 制御ユニット、ユーザフレ 電解質容器の容量 mL 1000 ンドリー7”LCDタッチスクリーン制御を有し短 時間の研磨時間で最高の再現性を発揮 外部エッチング容量 mL 1200 冷却用給排水パイプ付分離式研磨ユニットおよび オプションで外部エッチングユニット附属可能 冷却システム 組込み 研磨用電圧 0-100V、エッチング用電圧 0-25V 低温研磨操作 可能 と外部エッチング用電圧 0-15V の出力。 可変研磨時間と流量、流量限界付、電解液の連続 マスク寸法 cm2 0 – 0.5 – 1 – 2 – 5 制御付安全装置 スキャン機能 自動 パラメータの簡単な設定のためのスキャン機能、 電解液の流量用マグネチックスターラ付可変速ポ コントロールパネル 7”HMI タッチスクリーン ンプ制御 プログラムメモリー数 99 即運転可能状態で出荷 230V、1 相、50Hz 出力 電圧/電流 研磨 0~120 V エッチング 0~35 V ELOPREP 用オプションアクセサリー 外部エッチング 0~15 V 46 10 外部エッチングユニット 46 11 蓋付き電解液用容器 電源 単相 110/120 V 46 12 0.5cm2 マスク、 単相 230 V 1 セット 5 枚入り 46 13 1cm2 マスク、1 セット 5 枚入り 寸法 WxDxH mm 46 14 2cm2 マスク、1 セット 5 枚入り 制御装置 404 x 370 x 305 46 15 5cm 2 マスク、1 セット 5 枚入り 46 16 切り込み無し、1 セット 5 枚入り 研磨装置 210 x 370 x 305 GR7599 1 セット(0.5、1、2、5cm2 重量 kgs 切り込み無し各 1 枚) 制御装置 20 YM6904-00 ステンレススチール カソード 研磨装置 5 YM6936-00 チタン カソード GR6937-00 銅 カソード *電圧と周波数は顧客のご要求に応じて変更可能です。 すべての仕様は予告なしに変更されることがあります。
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電解質サンプルの調製 電解研磨は、変形を起こしやすい非常に柔らかい材料を研磨 するための最良の方法です。 複雑な形状の物体にも簡単に 適用できます。 電解研磨またはエッチングにうまく機能する材料は、とりわ け、軟質オーステナイト系ステンレス鋼、アルミニウムおよ びアルミニウム合金、銅および銅合金です。 伝統的な機械的作製と比較して、電解研磨およびエッチング プロセスによる作製はより短時間でできます。 電解研磨の主な要件は、試験片が導電性であることです。 電解研磨は、機械研磨の場合に通常観察される表面層の機械的変形を引き起こさないため、透過型電子顕微鏡用の薄い金属サン プルの作製にも一般的に適用されます。 METKON 社は、全自動電解試料作製用に ELOPREP 電解研磨&エッチング 装置を提供しています。 電解試料作製方法は、 いくつかの工程からなります。 以下に述べる電解液試料作製の工程をご参照ください。 ステ ップ 1: 電解液の準備 個々の試験片には異なる種類の電解液を必要とすることが ありえます。 個別の試験片に適切な電解液を選択してくだ さい。 一般的な電解液の性状については ELOPREP の取扱 説明書をご覧ください。 ELOPREP の電解液容器に正しい電解液を満たし、研磨ユニ ットの上に置きます。 異なる電解液を必要とする異なる試 験片がある場合は、追加の電解液容器を使用できます。 し たがって、異なる種類の試験片に合わせて電解液を交換する 必要はなく、電解液容器を交換するだけで済みます。 ステップ 3: 流量調整 運転前に電解液の流量を調整する必要があります。 言い換えれ ば、電解液は乱流のない状態でマスクの上のレベルに到達する 必要があります。 そうでなければ、研磨作業は適切に行われ得 ません。 ステップ 4: 試験片の調製 試験片の表面は電解質作製のために粗くてはいけません。 試験片は電解調製の前に 1200 グリットの SiC 研磨紙まで磨い ておくべきです。 ステップ 2: マスクの選択 耐酸性マスクは、試験片の研磨領域を決定するために使用され ます。 マスクには特定の開口部があります。 電解液はこの開 口部から試料表面に接触するため、この部分のみが研磨されま す。 マスクは 0,5-1-2 と 5 cm2 の開口サイズで利用可能で す 。 マ ス ク は陰 極 上 に置 き 、 試料 は マ スク の 上 に置 き ます 。
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ステップ 5: 電圧の決定 電圧は電解研磨にとって最も重要なパラメータの 1 つです。 ELOPREP には、パラメータを簡単かつ正確に決定するためのス キャン機能があります。 ELOPREP のスキャン機能で、正しい 研磨電圧を自動的に定義することができます。 サンプルに設定 する研磨電圧に関する知識がない場合は、スキャン機能を使用し て正確な電圧を決定できます。 正しい電圧について時間のかか る試験やエラーテストを行う必要はありません。 * 試料をマスクの上に置きます。 開口部が完全に覆われている ことを確認してください。 * 確実に接触するように、陽極アームをサンプルの上に置きま す。 * スキャンメニューに入り、スキャン電圧と流量パラメータを (Al-Cu 鋼のミクロ組織) 設定し、スタートを押します。 エッ チングのみモード * しばらくすると、試料に最適な研磨電圧が画面に表示されま 研磨時間と研磨電圧を設定しないでください。 これらは 0 にす す。 る必要があります。エッチング時間とエッチング電圧を設定のみ を設定してください。スタートを押すと操作が自動的に進行し完 了します。 エッチング作業が完了したら、試験片を洗浄する必 要があります。 エッチング面の微細構造は次に示すようになります。 (Al-Cu 鋼のミクロ組織) 研磨後の自動エッチングモード 研磨電圧、研磨時間、エッチング電圧、エッチング時間を設定し ます。 スタートを押します。 研磨作業終了後、エッチングは自動的に行われます。 試料はエ ッチング操作が完了した後に洗浄しなければなりません。 外部 エッチングモード 研 磨用 と エ ッ チ ン グ 用 の電 解 液 が 異 な る 場合 は 外 部 エ ッチング 装置を使用することができます。 ス テップ 6: 電解研磨&エッチング ELOPREP には、研磨のみ、エッチングのみ、研磨後の自動エッ * 外部エッチングユニットに電解液を満たします。 チ ング、外部エッチングの 4 つの異なる動作モードがあります。 * 外部エッチング装置のケーブルを制御装置に接続します。 * 外部エッチングメニューに入ります。 エッチング電圧と時間 *試料をマスクの上に置きます。 開口部が完全に覆われている を設定します。 ことを確認してください。 * はさみでサンプルを持ちます。 *陽極アームを確実に接触するようにサンプルの上に置きます。 * サンプルを外部エッチング装置に浸します。 サンプルが電解 *研磨&エッチングメニューに入ります。電圧、流量、マスクタ 液と接触するとすぐに、プロセスは自動的にスタートします。 イプ、時間のパラメータを設定してください。 * 設定されたエッチング時間に達するとすぐにプロセスが完了 研磨のみモード したことを音響信号で知らされます。 エッチングが完了した 研磨時間と研磨電圧のみを設定してください。 エッチング時間 ら、試料を洗ってください。 とエッチング電圧を設定しないでください。これらは 0 にする必 要があります。 スタートを押すと操作が自動的に進行し完了し ます。 研磨作業が完了したら、試験片を洗浄する必要がありま す。 磨かれた表面と微細構造は次に示すようになります(Al-Cu 鋼の ミクロ組織)。
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