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「次世代」粒子計測装置登場! 世界唯一のナノフローサイトメトリー評価を実現 単一粒子のサイズ・濃度・フェノタイピング同時測定
NanoFCMは単一分子レベルで検出できる高感度センサー(SPCM)を搭載しています。
EV1粒子ごとに内在性蛍光および蛍光標識の両方を計測し、蛍光EV集団と非蛍光集団を判別・解析することが可能です。
■マルチパラメーター
最大2つの蛍光標識により、粒子群を定量化
■単一分子の蛍光検出可能、フェノタイプ(表現型)はマーカー強度から定量化
■TEMに匹敵する高分解能サイズ分布
■全粒子と蛍光標識した粒子の個数濃度を測定
このカタログについて
ドキュメント名 | NanoFCM フローナノアナライザー |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | メイワフォーシス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Nano FCM
フローナノアナライザー
製品カタログ 2022年01月現在
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高速測定 ション結果を評価
メイワフォーシス 株式会社
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テ ク ノ ロ ジ ー ラ ボ : 〒135-0064 東京都江東区青海2-4-10 東京都立産業技術研究センター 製品開発支援ラボ318
慶應義塾大学-メイワフォーシス
ナ ノ 粒 子 計 測 技 術 ラボ : 〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1 慶應義塾大学 矢上キャンパス理工学部中央試験所 36棟213号室
※テクノロジーラボ、ナノ粒子計測技術ラボへの連絡は本社までお願いいたします。※外見・仕様・その他について、予告なしに変更をする場合がございます。
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※1
※2
NanoFCMは、従来のフローサイトメーターでは不可能であった、100nm未満の粒子群におけるフェノタイピング、サイズ、
濃度同時測定を可能にし、ウイルス、EV測定において新たな発展をもたらします。
仕様
サイズレンジ 7 ‒ 1,000 nm
サンプル量 10 ‒ 100 μL
サンプリングフローレート 約20nL/min
サンプリングレート 最大12,000event/min
使用レーザー 488nm&638nm または 528nm&638nmダブルレーザー
ソーティング機能 なし
1
側方散乱光最小検出感度 < 30 nm ※ TEM(透過電子顕微鏡)/DLS(動的光散乱法)/
NTA(ナノ粒子トラッキング解析法)
1 蛍光検出感度 < 10 MESF, < 1 PE ※2SPCM : Single Photon Counting Module 2
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CD63-EGFP CD9-AF488
3 4
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NanoFCMによる疾病早期診断への応用研究
1. 大腸がん細胞株における CD147 の解析
Nomal Colorectal Cancer
a b c d
106 106 106 NanoFCMによるレビウイルスMS2のラベルフリー検出
105 CCD-18Co HCT15 HCT116
5 5
9.6% 10 51.4% 10 47.5%
(796 events) (3,203 events) (3,179 events)
104 104 104
103 103 103
102 102 102
101 101 101
102 103 104 105 106 102 103 104 105 106 102 103 104 105 106
SSC(counts) SSC(counts) SSC(counts)
2. 血液中の EV濃度 3. 血液由来 EVの CD147 解析
NS P<0.0001
106 8.0 106
+ 1.5
n=32 n=37 CD147 EVs : 902 events n=32 n=37
105 105 Ratio : 15.4%
80nm FL SiNPs 6.0
104 1,304 events 104 1.0
4.0
103 103
Extracellular Vesicles 0.5
102 1,897 events 2.0 102
101 0.0
101 0.0
102 103 104 5 6
102 103 104 105 106 10 10
SSC(counts) CD147+
Total EV n Lowest Highest Ratio Mean ±s.d Concentration n Lowest Highest Ratio Mean ±s.d
Concentration althy donor 32 0.6×107/mL 1.0×108/mL 17 (4.1±2.3)×107/mL
Healthy donor 32 1.3×108/mL 5.3×109/mL 41 (0.9±1.2)×109/mL Patients 37 3.2×107/mL 12×108/mL 38 (2.9±2.9)×108/mL
Patients 37 1.2×108/mL 6.2×109/mL 52 (1.2±1.2)×109/mL Ratio / / / / 7.1
4. 早期診断と治療経過観察
1.5
(a) 1.5 P<0.01 (b) P<0.05
P<0.001
P<0.0001 n=7
n=11 1.0
1.0 P<0.001 n=12
n=7
0.5 0.5
n=32
0.0 0.0
hy do
nor
t tage
I
tage
II
tage
III
tage
IV
Heal S S S S
図 1. 正常な大腸細胞株と、大腸がん細胞から抽出した EVにおける CD147 の発現を比較 図 2. 健常者および大腸がん患者血漿由来の EVの濃度比較
図 3. 健常者および大腸がん患者血漿由来の CD147 陽性 EV の濃度比較 図 4. 健常者および異なるがんステージにおける CD147 陽性 EV の濃度比較(a)
および腫瘍の摘出手術前後の患者血漿由来 CD147 陽性 EV の濃度比較(b)
[1] S Zhu, et al. ACS Nano, 2014, 8, 10998-11006. [2] Y. Tian, et al. ACS Nano, 2018, 12, 671-680.
5 6
RBITC(counts)
Conc.(×109 particles/mL)
CD147 PE(counts)
Conc.(×109 particles/mL)
CD147 PE(counts)
Conc.(×109 particles/mL)
CD147 PE(counts) CD147 PE(counts)
Conc.(×109 particles/mL)