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【産業用途導入事例】組込専用プロジェクションモジュールLH-200(東京エレクトロンデバイス株式会社様)
組込専用プロジェクションモジュールLH-200の導入事例紹介資料です。
■概要
技術商社機能を持つメーカーとして、事業領域を拡大する東京エレクトロンデバイス株式会社。
そのデジタルファクトリーソリューション部門が開発した3Dビジョンロボットシステム「TriMath」(トリマス)のキーデバイスとして、カシオの組込専用プロジェ クションモジュール LH-200を採用。
製造・物流の現場へ、新たな変革をもたらしています。
■詳細は資料をダウンロード頂きご確認下さい。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 【導入事例】組込専用プロジェクションモジュールLH-200(東京エレクトロンデバイス株式会社様) |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 929.7Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | カシオ計算機株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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組込プロジェクション
採用事例 採用機種:CX-E1
東京エレクトロン デバイス株式会社 様 Case Study
プロジェクター活用で
対象物を高精度に認識。
製造・物流の現場に、
新たな変革を。
技術商社機能を持つメーカーとして、事業領域を拡大する東京エレクトロ 東京エレクトロン デバイス株式会社
ン デバイス。そのデジタルファクトリーソリューション部門が開発した3Dビ
ジョンロボットシステム「TriMath」(トリマス)のキーデバイスとして、カシオ 事業内容:半導体、ボード、ソフトウェア、電子部品等の販売、設
のプロジェクターを採用。製造・物流の現場へ、新たな変革をもたらして 計・開発。ネットワーク、ストレージ、ソフトウェアの販売、保守サー
います。 ビスなど
今回、カシオの小型プロジェクションモジュールの採用を新たにスタート 本社所在地:神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地4
横浜イーストスクエア
し、TriMathの更なる進化が見込まれます。
URL:https://www.teldevice.co.jp/
採用前の問題点 CX-E1採用による効果
● コンパクト形状による物的制約が緩和
● プロジェクターの性能を求めると、形状は大きくなり、
設置に関する物理的制約が大きくなっていた 〈LH-200への期待〉
● 独自機能により輝度向上による計測空間の拡大に期待
複雑な認識作業がキーポイントに
3Dビジョンロボットシステム「TriMath」は、精度の高い独自の認識技術
によりピッキング位置を自ら確認するなど、ピッキング・デパレタイズの現
場で課題であった自動化の促進に貢献します。その開発された背景と主
な機能について、あらためてPB BU設計開発センター第二開発部 部長
森川健一氏にお話を伺いました。
「慢性的な労働力不足が叫ばれる昨今、例えば年々荷物の取扱量が急
増する物流業界において、これまで人手に頼っていた荷物の積み下ろし
作業をロボットで自動化する動きが広がっていることは周知のことだと思
います。また、以前からロボットによる自動化が進んでいる生産現場にお
いても、製品や材料の入庫作業、完成品の出庫作業、製造工程におけ PB BU設計開発センター第二開発部 部長 森川健一氏
る多品種ワークのハンドリング作業など、まだまだ人手に頼る現場が残さ
れているのが実状で、多くの自動化ニーズが存在します。
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採用事例 Case Study
しかし、これらの現場で取り扱われる対象物は、大きさ、形、材質、重量な たり、マスターレスを謳っている製品でも、対応できる対象物が極めて限
どがまちまちであるため、ロボットにワーク情報を認識させるためのビジョン 定的であるという 課題があったりします。
機能を持たせることが必須になりますが、通常のロボットシステムは、これ 当社が提供する3Dビジョンロボットシステム『TriMath』は、こうした現場
ら対象物ごとにそのサイズや形状を事前にマスター登録する必要があっ 課題を独自の技術とアイデアで解決し、自動化の推進に貢献します」
すべての条件を満たしたカシオのCX-E1
認識技術の課題克服へ、どうしてプロジェクター方式が選ばれたのでしょ
うか。
「ロボットで対象物を正確に扱うためには、その対象物の三次元情報を高
い精度で認識する必要があり、当社でもお客様からのご要求内容や運用
される環境に応じて、ステレオ法、光切断法、TOF方式などの様々な手法
を採用していますが、プロジェクターとカメラを併用するパターン投映法は
処理速度と認識精度のバランスが非常に良く、幅広い対象物に対応で
きるので、『TriMath』においては最も採用事例の多い方式になります」
CX-E1(FORESIGHT VIEW)
CX-E1(FORESIGHT VIEW)
パターン投映法で物体を計測・認識。パーツの高精度なピックアップを可能に。
「『TriMath』が取り扱う対象物の大きさは、数センチ程度のものから1mを 長寿命、広い画角、自由な取付け角度』などの条件が求められます。これ
超えるものまで広範囲に渡り、その積載形態や運用環境も多種多様であ らを全て満たすことができるのがカシオのプロジェクター CX-E1でした」
ることから、パターン投映に使用するプロジェクターには『高輝度、高精細、
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採用事例 Case Sttudy
設置から計測結果まで満足のいく結果に
実際に組み込み、稼働された結果として、CX-E1をどのような評価された
のでしょう。
「『TriMath』が設置される現場では、光学系の設置スペースに制約が
あったり、劣悪な環境にも耐えられるように専用の防塵ケースに収納する
場合などがあり、その際にプロジェクターが占有してしまう大きなスペース
が常に悩みの種でしたが、カシオの小型プロジェクターCX-E1は大幅に
小型化されており、このような設置に際しての物理的な制約が一気に緩
和され、大変嬉しく思っています。もちろん、輝度や解像度などの基本性
能についても申し分なく、当社で実施した三次元計測の評価においても
大変満足のいく結果が得られています」 XJ-V110WとCX-E1
現場の声に応えた組込専用プロジェクションモジュールへ、高まる期待
カシオでは、こうした組込用途の声を受け、よりマシンビジョン用途のニー 届くと言いますか、現場の声を丁寧に拾い上げていただいていていること
ズを汲み、計測性能を向上させる組込専用プロジェクションモジュール に大変感謝しています」
LH-200をリリース。東京エレクトロン デバイスでもすでにシステム検証が
始まっています。 LH-200により、さらなる機能進化を見据える「TriMath」。作業の自動化ニー
ズが非常に高い製造/物流現場で、その可能性は、大きく広がっています。
「組込み対応モデルとなるLH-200では、緑もしくは青の単色投映におい
て輝度をさらに向上することが可能なエンハンスモードという新機能が搭
載されており、これは当社の『TriMath』にとって三次元計測が可能な空
間の拡大を意味しますので、大いに期待しています。
また、マシンビジョンとの連動を想定した映像出力同期信号の出力や、プ
ロジェクター内部の環境情報を取得するための通信機能についても積
極的に活用していきたいと考えています。
さらに、ロボットが運用される環境には振動がつきもので、プロジェクター
のズーム・フォーカスリングが動いてしまうことにも悩まされていたのです
が、専用の固定クリップも提供していただけるので、まさに痒い所に手が
LH-200により、計測性能がさらに向上。
採用事例を動画でもご紹介しています。
ズーム・フォーカスリングを固定可能に。振動対策も万全。
※所轄部署などは取材時のものです。
〒151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2
製品情報
https://web.casio.jp/projector/sp/builtin/
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