減速機動力伝達効率試験機

減速機動力伝達効率試験機 1. 概 要 • 減速機動力伝達効率試験器は減速機等の研究開発（性能試験）耐久試験、製品検査 等に使用できます。 • 減速機動力伝達効率試験器は駆動・吸収が出来、ベクトルモータを使用することにより インバータ制御（可変周波数電源）で高精度な速度制御とトルク制御が可能です。 • 試験体取付台及びモータベースがスライド可能で、様々な大きさ・種類の試験体に対応 可能です。 • 駆動モータはエンジンのように加振させながらの運転が可能です。 • 回転方向は正逆方向対応しています。 • 吸収側ではコンバータを設けることにより、モータからの発電した電気を回生 （電気を１次側に戻す）し省エネ運転が可能です。 • モータ試験装置は空冷のインバータ専用かご形三相誘導電動機（汎用モータの 軸端にロータリーエンコーダを搭載）を使用しており、電気以外の設備が不要です。 • 計測した回転速度とトルクはアナログ出力が可能で、様々な機器で取り込むことが できます。 ＊本装置は改良のため、予告なく変更することがあります。

減速機動力伝達効率試験機 2. 用 途 ・減速機の動力伝達効率を計測。 ・減速機のフリクションを計測。 ・減速機、の性能・耐久・振動・騒音試験。 ・潤滑油温度を一定にしての性能試験。 *１ ・減速機全体の温度を一定にしての性能試験。 *2 ・減速機ギアのバックラッシュの計測。 *3 ・減速機のヒステリシスの計測。 *4 *1 別途潤滑油温度調装置が必要となります。 *2 別途恒温槽が必要となります。 *3,4 別途エンコーダの追加や、FFTアナライザーによる計測が必要となります。 3. 仕 様 最大動力 基底回転数 最高回転数 最大駆動トﾙｸ 最大制動トﾙｸ 慣性ﾓｰﾒﾝﾄ 定格電流 定格容量 トルクフランジ Kw(PS) rpm rpm Nm(Kgm) Nm(Kgm) J(Kgm2) （A) （KVA) Nm(Kgm) 3.7 (5) 1500 8000 23.6 (2.4) 23.6 (2.4) 0.016 18.0 6.8 50 (5) 5.5 (7) 1500 8000 35.0 (4.9) 35.0 (4.9) 0.030 27 10 100 (10) 7.5 (10) 1500 8000 47.8 (4.9) 47.8 (4.9) 0.037 37 9.5 100 (10) 11 (15) 1500 8000 70.0 (7.1) 70.0 (7.1) 0.085 49 14 200 (20) 15 (20) 1500 8000 95.5 (9.7) 95.5 (9.7) 0.11 63 19 200 (20) 22 (30) 1500 7000 140.1 (14.3) 140.1 (14.3) 0.23 90 29 500 (51) 30 (41) 1500 7000 191.0 (19.5) 191.0 (19.5) 0.34 119 38 500 (51) 37 (50) 1500 7000 235.6 (24.0) 235.6 (24.0) 0.41 146 47 500 (51) 45 (61) 1500 7000 286.5 (29.2) 286.5 (29.2) 0.47 180 57 1000 (102) ① モータはインバータ専用かご形三相誘導電動機です。 ②電源電圧は 3相、AC200V系です。400V系は別紙をご参照ください。 ③お客様ご提示の仕様より設計・選定した結果が、上記記載の仕様と異なることがあります。ご了承ください。 ＊本装置は改良のため、予告なく変更することがあります。 〒211－8577 神奈川県川崎市中原区今井南町10番４１号 TEL：044-738-2402　 FAX：044-738-2405 E-mai l：　eng@tokyometer .co . jp URL： http：//www.tokyometer .co . jp