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『技能伝承と目視検査』 アイトラッカーEMR-9活用事例

事例紹介

目視検査において熟練者と初心者では不良箇所の確認精度に大きな差が出ることがあります。そのため、精度向上を目的としたマニュアル作成や教育の実施、検査の自動化に向けた熟練者の視線を定量化する試みが行われています。

アイトラッカーによる効果
・教育時間の短縮
・作業時間改善
・生産効率アップ

このカタログについて

ドキュメント名 『技能伝承と目視検査』 アイトラッカーEMR-9活用事例
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 1.4Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社ナックイメージテクノロジー (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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事例紹介

株式会社ナックイメージテクノロジー

このカタログの内容

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自動化・ロボット化といっても 最後は「人間」でしょ! アイトラッカー EMR-9 技術承継 と 目視検査
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技術承継と目視検査 作業の定量化・環境の再構築 目視検査は現在も多くの製造現場で継続的に行われていますが、作業は長時間に及ぶこ とが多いため無駄のない効率的で正確な作業が求められます。検査員の疲労度や照明条 件、検査場所、作業フローの違いにより、視線の動きや注目ポイントがどのように変わ るかを定量化するためアイトラッカーは使用されています。 技能伝承・作業マニュアル化 一部の目視検査では、職人が行うような言語化が難しい感覚的な判断が必要な場面や、 経験年数を重ねた熟練者にしか検知できないケースがあります。また、少子高齢化社会 を迎え、そうした技の伝承が急務となっています。アイトラッカーで視線の動きや注視 ポイントを定量化することで、的確なフィードバックや教育マニュアルの作成に役立て られています。 自動化、ロボット化に向けて 少子高齢化時代の到来に向けて目視検査も自動化が求められています。そのためこれま で行われてきた作業内容を定量化し、マニュアルの作成や手順化が必要になります。し かし、作業内容に関するアンケート調査や定性評価では、重要視されるべき作業の“コ ツ”や“勘どころ”といった情報が埋もれてしまうケースが多々ありました。視線計測を行 うことで定量的なデータをもとに、作業フローの見直しを行うことが可能です。 作業者の視線 言葉やニュアンスで方法を伝えるよりも、 各員の視線映像を使って指導したら、意識 的に見るようなって不良検出率と生産効率 が上がったじゃないか!! < 効 果 > ✓ 教育時間の短縮 ✓ 作業時間改善 ✓ 生産効率up! 上司・指導員
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アイトラッカー EMR-9 アイトラッカー EMR-9は、「人は何を見ているのか?」を観察、記録 できる装置です。裸眼やメガネ装着者、誰でも簡単に計測ができ、デー タは付属のSDカードに動画で保存できるため、記録後、即座に確認し たり、繰り返し計測することが容易に行えます。 ◆ 誰でも簡単調整、計測 ◆ 裸眼、メガネに対応 ◆ 視線動画を保存 リアルタイム処理 ✓高精度トラッキング ✓高確率計測
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解析ソフト EMR-dTarget EMR-9から得た注視時間と相対瞳孔径のデータをもとに注視対象の 静止画を自動で抽出し、ヒートマップや視線の順番を画像に重畳さ せることが可能です。 注視点の多彩な表現により視覚的に注目点を表現 ヒートマップ 注視点マップ
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作業分析・改善例 改善前 改善後 未整頓 箱に整列 作業者の視線 ムダ時間削減 通常 通常 ムダ ムダ エクセル出力(帳票作成) 効果 ①熟練者と初心者の比較再生 ✓ 技能伝承 ②繰り返し作業のサイクルごとの比較再生 ✓ 作業のバラツキ是正 ③ムダ取り再生による改善前後の比較再生 ✓ 改善前後の時間差を正規の作業時間に振り向けて生産性向上が見込 めます。 作業分析で「ムダ発見」や「作業改善」
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目視検査工程の改善例 板金工場 上級者 中級者 Aさん Bさん Cさん 検査時間 10.01秒 9.69秒 18.4秒 作業手順 統一 統一 不統一 視線軌跡 狭い 狭い 広い 視線移動速度 速い 速い 遅い 停留点回数 36回 34回 159回 停留点時間 5.3秒 5.6秒 15.3秒 ✓ 結果 「見ている範囲は狭い」にも関わらず「全体を把握している」 上級者は、「目線の移動は速く」「停留回数・停留時間は少ない」た め検査効率よく最終的な検査時間が短いことが分かった。 お問い合わせ https://www.eyemark.jp TEL 03-3796-7900 本社 東京都港区北青山2-11-3 E-Mail keisoku@camnac.co.jp