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ARGUSシステムはシートメタルをはじめとする各種成形品のひずみ量を測定するための最適なシステムです
ARGUSシステムは面単位で成形限界線図(FLD)を測定し、また板厚減少率を演算することで材料特性の分析や成形品の割れシワ判定数値シミュレーションとの比較による検証が可能です。
◆ARGUSシステムによる不具合修正比較
従来手法である人手によるゲージやノギスを使用したスクライブドサークル測定法では、難しく手間のかかる形状全体のひずみ量の把握を容易かつ正確に測定が可能です。
ひずみ量から板厚減少率の算出や成形限界線図の作成を行うことで、プレス成形品の破断危険部位を特定します。
ARGUSシステムで得られた結果から、不具合時の金型修正工数を削減し、プレス成形工程の最適化が図れます。
◆解析結果と実測結果の比較
ARGUSシステムに、主要な成形解析ソフトウェアの解析結果を入力し、実測結果との差異を比較可能です。
例えば、プレス金型のトライ時に最大主ひずみの有限要素データとARGUSシステムで測定した結果を比較分析、全体の傾向や分布を素早く把握し、開発期間・コスト削減に貢献する事が可能です。
特にARGUSシステムは、トランクパネルやサイドアウターパネル等の大きな測定対象の迅速な測定に最適なシステムです。
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このカタログについて
ドキュメント名 | プレス成形解析 Optical Forming Analysis【ARGUS】 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1022.2Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 丸紅情報システムズ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
ARGUS 5M ARGUS 24M
ARGUSセンサ仕様
5M 24M
カメラ解像度(pixel) 2448×2050 6000×4000
センサータイプ 有線 無線
最大測定点数 無制限 無制限
ひずみ測定精度(%) 0.1 0.1
ひずみ測定範囲(%) 0.5 ~ 300 0.5 ~ 300
1shot測定範囲(mm) 250×210 ~ 740×620 430×290 ~ 2400×1600
カメラサイズ(mm) 90×70×120 135.5×106.5×76
カメラ重量(kg) 0.7 1
※センサの動作温度環境:5~ 40℃(結露しない環境下)
Optical Forming Analysis
Full-Field Forming Measurement
in Sheet Metal Stamping
■本製品に関する問い合わせは
製造ソリューション事業本部�計測製造ソリューション部
東京本社 :東京都新宿区大久保3-8-2 TEL:03-4243-4141
名古屋支店 :愛知県名古屋市中区錦2-2-2 TEL:052-209-2414
大阪支店 :大阪府大阪市淀川区宮原1-6-1 TEL:06-6395-5528
http://www.marubeni-sys.com/ E-mail:gom_info@marubeni-sys.com
AD1607040AD
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Optical Forming Analysis Application
ARGUS – Optical Forming Analysis ARGUSシステムによる不具合修正比較
ARGUSシステムはシートメタルをはじめとする各種成形品 従来手法である人手によるゲージやノギスを使用したスクライブドサークル測定法では、難しく手間のかかる形状全体のひずみ量
のひずみ量を測定するための最適なシステムです。 の把握を容易かつ正確に測定が可能です。
面単位で成形限界線図(FLD)を測定し、また板厚減少率を ひずみ量から板厚減少率の算出や成形限界線図の作成を行うことで、プレス成形品の破断危険部位を特定します。
演算することで材料特性の分析や成形品の割れシワ判定数値 ARGUSシステムで得られた結果から、不具合時の金型修正工数を削減し、プレス成形工程の最適化が図れます。
シミュレーションとの比較による検証が可能です。
修正前 修正後
Forming Limit Diagram Forming Limit Diagram
60
0.50 60.00
0.45 50
[log.]
0.25
0.40
[log.] 40
0.00 40.000.35
0.20 -0.05 30
0.30
-0.10
0.25 20
0.15 -0.15 20.00
0.20 -0.20
10
0.15 -0.25
0.10
0.10 -0.30 0 0.00-20 -15 -10 -5 0 5 10 15 20 -20 -15 -10 -5 0 5 10 15 20
-0.35
0.05 0.05 Minor Strain [Technical] Minor Strain [Technical]
-0.40
0.00 Color source:
Distance FLC
0.00 -0.05
-0.20 -0.15 -0.10 -0.05 0.00 0.05 0.10 0.15 0.20
Minor Strain [log.]
解析結果と実測結果の比較
基本原理 ARGUSシステムに、主要な成形解析ソフトウェアの解析結果を入力し、実測結果との差異を比較可能です。
例えば、プレス金型のトライ時に最大主ひずみの有限要素データとARGUSシステムで測定した結果を比較分析、全体の傾向や分布を
素早く把握し、開発期間・コスト削減に貢献する事が可能です。
事前に均等間隔のドットパターン処理がなされたブランク材を、プレス成形すると変形に応じて各ドット及びドット間隔が変化します。
特にARGUSシステムは、トランクパネルやサイドアウターパネル等の大きな測定対象の迅速な測定に最適なシステムです。
測定物周辺にコーデッドポイントを配置し、カメラで撮影します。フォトグラメトリ方式により撮影された各画像データを解析し、まず
コーデッドポイントの位置座標からカメラの撮影位置を算出し、測定物表面のドットの3次元座標を算出します。最後に隣り合うドットの 実測結果 [log.]0.40
距離を元の距離と比較し、全てのドットにおいてひずみ量を算出します。 0.360.32 最大主ひずみの差異表示 [log.]
0.28 0.25
0.24
0.20
0.20
0.16 0.15
0.12
K1
0.08 0.10
0.04
0.05
0.00
0.00
解析結果 [log.]0.40 -0.05
0.36
K3 0.32
-0.10
0.28
-0.15
0.24
P4 0.20 -0.20
P3 0.16
P -0.251 0.12
P2 0.08
0.04
成形前 成形後 フォトグラメトリによる測定 0.00
Major Strain [log.]
Major Strain [Technical]
Major Strain [Technical]