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ユーザー調査で判明した「正しくできていない原因」も解説
このカタログについて
ドキュメント名 | “振動解析を用いた予防保全”を確実・簡単に行うためのコツ【ウェビナー資料】#aperzaTV |
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ドキュメント種別 | その他 |
ファイルサイズ | 6.6Mb |
取り扱い企業 | プルーフテクニック株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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“振動解析を用いた予防保全”を確実・簡単に行うためのコツ“ユーザー調査で判明した「正しくできていない原因」も解説実例:クリーンルーム送風機
#今さら聞けない #こっそり聞きたい
“振動解析を用いた予防保全”を確実・簡単に行うためのコツ“
ユーザー調査で判明した「正しくできていない原因」も解説
実例:クリーンルーム送風機
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スライド番号 2
ゲスト紹介
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スライド番号 3
2
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会社概要
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スライド番号 5
100社に振動に関するアンケート結果
全体振動が主な取得データ
詳細解析は浸透していない
使用している目的 振動測定機器 振動データの種類
予防保全 故障原因追求 その他 ポータブル オンライン その他 全体振動のみ 詳細解析 その他
20% 20%
30%
50% 10% 10%
70% 70%
20%
4
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スライド番号 6
振動測定の現状
1. 壊れてから振動測定をしている。予防保全は実現していない。
2. いつ頃機械が破損するか予測できていない。
3. 全体振動のデータを取得しても、解析まで至っていない。
• 担当者依存
• 知識の不足や偏り
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スライド番号 7
回転機械の故障原因は、現場にある
送風機の故障原因 → 回転数の倍数
1.ファンのアンバランス → 1倍
2.ベルトのミスアライメント → 1倍と2倍
3.モーター不良(ベアリング) → ベアリングの回転周波数
4.ベアリングの不良 → ベアリングの回転周波数
「詳細解析」
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スライド番号 8
詳細解析はなぜ必要か?
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スライド番号 9
周波数と回転数の関係(モビウス社振動基本資料より抜粋)
v [mm/s] 速度(機械)スペクトルでわかる異常種類
アンバランス 芯ずれ ベアリング ローター摩耗 ファンなど自励振動
取付不備
ベルト 電気的
オイル f 異常
ワール n fBPF
<0.5 2x
xf 2xf 3x 4x 5x
f n main
belt2x3x s 6x 7x 8x 9x etc.
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 f [Hz]
a [m/s2] 加速度 周波数スペクトルでわかる異常の種類
ギア噛合い異常 ローラーベアリング
破損
f 電気的
z 異常 2x
3x
frod 4x
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 f [kHz]
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スライド番号 10
詳細解析は難しい?
全体振動値=周波数成分が回転数の1倍と3倍
速度FFT値
全体振動値 5月26日 15時52分16秒
5月26日 15時52分16秒 合計 約0.8 mm/s
0.969 mm/s 1倍 0.277 mm/s
+
3倍 0.584 mm/s
5月26日 15:52 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3
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スライド番号 11
詳細解析の値を自動追従
全体振動の60%が回転数の1倍
速度FFT値 回転数の1倍
5月26日 15時57分29秒
4.239 mm/s
全体振動値 速度FFT 回転数の3倍
5月26日 15時57分29秒 5月26日 15時52分16秒
6.075 mm/s 0.584 mm/s
5月26日 15:57 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3
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スライド番号 12
ソフトの機能 ベアリング情報設定
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スライド番号 13
ベアリング外輪、内輪の周波数特性
a) 外輪損傷 BPFO b) 内輪損傷 BPFI
fA 2⋅fA 3⋅fA 4⋅fA fn
Velocity
mm/s
Sidebands at intervals of fn
fI 2⋅fI 3⋅fI 4⋅fI
f [Hz] f [Hz]
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スライド番号 14
ベアリングの交換時期
ステージ1 ステージ2 ステージ3
ショックパルス
固有振動測定方法 固加有速振度動エン測ベ定ロ方ープ法測定 速度測定FFT
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スライド番号 15
ステージ2のベアリング解析例
ベアリングケース01 ベアリングケース02
ベアリング外輪の周波数
ベアリング外輪の周波数の値のみトラッキング
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スライド番号 16
小規模オンラインのすゝめ
ポータブル振動器で対応不可能な装置
条件
1. 回転速度が一定速度ではない。(速度変化、稼働時間が短い)
2. 主要コンポーネントが4個以上 特にギアボックスがある
3. 壊れるまでの時間が短い
4. 作業員への制限
• 騒音の中になる
• 危険な箇所
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スライド番号 17
小規模オンライン導入例
半導体工場の屋上にある送風機
導入理由:
① 稼働状態が常に変化しており、回転数が変動する。
② 大型のためポータブルセンサーをつけられない。
詳細解析対象:アンバランス、ベアリング異常。
(シンガポール、マイクロン半導体工場)
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スライド番号 18
まとめ
下記のような装置は小規模オンラインがおすすめ
• 大型送風装置(クリーンルーム、ビルの空調設備、乾燥室等)
• 高速クレーン装置(港湾等のコンテナクレーン)
• 低速度撹拌機
• 圧延ロール
ポータブルでは難しい工場設備が意外と多いので、振動解析による予防保全は先ずプロに相談ください。
正しい機器と知識があれば予防保全は難しくありません。
振動解析は人ではなくソフトにまかせて、時間を節約し作業効率を上げましょう。
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スライド番号 19
視聴者からの質問
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視聴者からの質問
視聴者からの質問
1.解析の委託、測定の設定委託は可能ですか?
回答:データベースの作成や解析は、
振動診断士レベル3以上の正式な認証を受けた診断士が対応いたします。
2.振動以外のデータも取り込めますか?
回答: 可能です。トルク、発電量、温度等多岐にわたる信号も入力可能です。
回転数などは、PLCからいただくことが多いです。
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