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切削シミュレーション…だけじゃない! あなたの現場の加工設備を活かすトータルソリューション
◆ Gコードをベースにした機械動作で、切削及び積層の検証可能なシミュレーターです。
◆ 様々なCAD/CAMとの連携ができ、CAMで使用した環境をそのままNCSIMULで使えます。
◆ CAMに戻らず、GコードまたはAPTファイルを取り込み加工工程の順番を入れ替えたり加えたりできます。
※詳細はカタログのPDFデータをご参照ください
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このカタログについて
ドキュメント名 | ノンストップ生産とコスト削減でものづくりを支えるNCSIMUL |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 6.8Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社セイロジャパン (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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切削シミュレーションだけじゃない
あなたの現場の加工設備を活かすトータルソリューション
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もっと生産性を上げたい! NCSIMUL について
現場の設備環境の不測の事態に対応する解決策のご提案です。
それは、どのお客様もお持ちの願いです。 このシステムは現場での加工機の運用を柔軟に行えるだけでなく、NCプログラムの作成を行う CAD/CAMの
30年来、繰り返されたものづくりの流れを のご担当者への負担を軽減し、新しいプログラム作成に集中させてくれます。
一新することで、加工現場の生産性を
スピードアップします。
NCSIMUL の構成
そのためのツールが、NCSIMUL
(エヌシーシミュル)です。 共通のデータベースで動作するオールインワンソリューションです。
機械動作切削シミュレータ <標準オプション>
NCSIMUL Machine (page3,4 参照) 切削シミュレーションビューワ
Page5 参照
✓ 安全な加工
✓ Gコードをそのままイン /アウト
✓ 画面連動で不具合を早期発見・早期対応
✓ 手戻りなく効率的な 3段階検証
<有償オプション>
CAD/CAMインターフェイス 切削データベースによる最適化
Page6 参照 Page8 参照
切削条件の最適化機能(手動) 切削シミュレーション自動化
Page7 参照 Page10 参照
自動レポート作成 /編集機能
Page9 参照
NCSIMUL の導入事例: エアバス社
切削シミュレータNCSIMUL MACHINE は、まさにエアバス社の要望で
開発されました。
切削シミュレーションでの導入実績は 30 シート以上で、リベットマシ
ンやコンポジットでの積層シミュレーションなど、NCSIMUL はエアバ
ス社と共に発展したソフトです。
詳細はセイロジャパンホームページをご参照ください。
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機械動作切削シミュレータ
NCSIMUL Machine( マシン) リアルなシミュレーションのための拡張性
複雑な機械動作シミュレーションにも対応
切削シミュレータNCSIMUL Machine は、Gコードダイレクトのシミュレータです。NCプログラムを変換
することなく直接読み込み、編集し、そのまま現場で加工できます。また、他のシミュレータでは見られな 1. プローブ測定の動作シミュレーション(測定可能)
いユニークな機能も持ち合わせています。 2. 複数の機械で行うシミュレーション
3. 複数系統を持つ複合同期加工シミュレーション
多様な工具への対応
数値入力で簡単な工具を作成するだけではなく、複雑な
工具も直接3Dデータを用いて作成することが出来ます。
特徴とメリット
NCSIMUL Machine は、下記の3つの基本的な特徴で検証の
効率UPに貢献します。 プロセスの比較機能
1. G コードダイレクト
読み込んだ Gコードをそのまま解読され、編集が可能です。 異なる検証データ(プロセス)間で、加工時間および切削距離(ツールパス長さ)の比較が行えます。対象はシミュ
修正された NC プログラムは、そのまま機械で加工可能です。 レーション用およびGコードコンバータ用の検証データです。異なる機械間でのNCプログラム加工評価が行えます。
2. 画面の操作性
検証に必要な画面が互いに連携動作を行うことで、問題点の
早期発見と早期解決を可能にします。 画面の連動性
3. 3 段階の検証プロセス
手戻りのない 3 段階のプロセスで、無駄のない検証を行います。
①NC プログラムのエラー検証 2つの工程間でのプロセス比較例 工程1用機械 工程2用機械 共通の加工
読み込み時に NC 装置と同等以上の NC プログラムチェック
を行います。(文法、補正エラー、範囲外、マクロ解析等)
②加工中の警告検証 工具突き出し長さの最適化
切削不具合、機械干渉中心のチェックを行います。
工具突き出し長さの最適値を自動計算します。 工具ホルダーが素材や冶具に接触しない丁度良い工具の突き出し長さを計算します。
③加工物の形状検証 開始時の工具突き出し長さは長くても短くても計算が行えます。
切削後の計測、および加工結果と完成形状の形状比較。
形状比較では、食い込み・削り残しとその値を計測できます。
3段階の検証プロセス
ホルダー下長さ計算
NCプログラム読込み時の
マクロ解析 (タッチプローブ) 加工物の形状検証
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標準オプション 有償オプション
NCSIMUL Machine の無償オプションです。 NCSIMUL Machine の有償オプションです。
切削シミュレーションビューワ専用プレーヤー CAD/CAMインタフェース
NCSIMUL Player(プレーヤー) お客様のCAD/CAMでご利用のデータをNCSIMUL Machine に送り、各々のソフトに必要なデータとして
受け渡し、すぐ作業できる状態にします。
(素材、完成形状、クランプ、工具、プログラム)
切削シミュレーションの結果を確認できるビューワソフトです。ライセンス不要で単独で使用できます。
現場とのコミュニケーションツールや、お客様へのベンチマークのプレゼンテーションとしてご利用いた CAD/CAMから加工まで一貫したデータの検討が行えます。
だけます。
NCSIMUL Machine 用 PC 端末 現場の NCSIMUL Player 用 PC 端末
CAMインターフェース
プロジェクト
ファイル CAD/CAM Cimatron シミュレータ NCSIMUL Machine
読み込み
実加工
現在対応中の CAD/CAM
完成した成果物 (ロボット )
上位工具管理システムとのデータ連携
ZOLLER 社等の上位の工具管理システムでの工具情報をNCSIMUL Machine に取り込むインターフェイス
です。
工場内で管理されている工具のアセンブリー状態で
NCSIMUL Player では、以下の内容の確認が行えます。 NCSIMUL 側に工具情報を取込めます。
①シミュレーション動作の再生 現場の機械にセットされる工具と同じ内容の工具を
②シミュレーション後の計測作業 切削シミュレーションに使用できます。
③NCSIMUL Machine での基本操作(定義や再シミュレーションは行えません )
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切削条件の最適化機能 先進のツールパスの最適化
NCSIMUL OPTITOOL(オプチツール) NCSIMUL OPTIPOWER(オプチパワー)
切削シミュレーション後の最適な送り速度を計算します。 切削データベースにより工作機械にも工具にも安全な送り速度を自動で提案
(1) 切削解析計算 (1) 特長とメリット
NCSIMUL OPTITOOLでは、下記の 3段階で切削条件を 多基準検索による各ツールパス区間への切削条件の解析を行います。
最適化します。 - 複数の工具に対する複数のNCプログラムを、その切削パラメータに従って解析。
(1) 切削解析計算 - プログラムに手を加えることなく、お客様が定義した切削条件に合致しない工具軌跡区間を発見。
ツールパスを分割し、切削条件となる各項目の 計算を ( 工具径に応じて設定可能)
行います。複数の切り口での解析が行えます。 - 機械軸の最大許容荷重による送り速度の制限により、機械に最大荷重がかかったときに負担が
(2) エアーカットの最適化 かからないように送り速度を減少させることで、機械や工具を保護。
工具の素材への接近と退避による素材外の時間短縮を
行います。 注意:最適化プロセスでは、ツールパスの形状は変更されません。プログラムにブロックを追加する形で新たな中間点
(3) 切削の最適化 を追加しても、ツールパスの整合性に影響を与えることはありません。
切削量に従っての素材内の送り速度の最適化を行います。
加工品質の安定、および工具寿命の向上も期待できます。
(2) エアーカットの最適化 (3) 切削の最適化 (2) 工具の刃部形状を考慮 (3) ISO 準拠の材料カタログ搭載
OPTIPOWERは、各工具の軸方向と半径方向の OPTIPOWERの材料カタログは、ISO規格(PMKNSH)に
ねじれ角と歯数を考慮します。 準拠しています。
旋削加工の解析と最適化 切削動力の計算およびグラフ化
旋削加工におけるエアーカット、および加工条件の最適化を行います。 OPTIPOWERは、切削動力計算を切削解析に統合し、切削動力と工具と材料の
複数系統の複合加工機での最適化は行いません。 相互作用を示すグラフを得ることができます。
(1) 回転数を基に軌道分割 (左上図 )
旋削工具の接触エリア解析を行います。
(2) 切り取り部分の形状解析 ( 左下図 )
AP、AD、およびHを計算します。
AP : 切り取り高さ(動作方向)
AD : 接触面 (切り取り素材の回転 -投影 )
H : チップ高さ
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自動レポート作成機能 切削シミュレーション自動化機能
NCSIMUL NCDOC(エヌシードック) AUTOMATION(オートメーション)
NCSIMUL Machine 上で、そのシミュレーション結果に対して、自動でミュレーションレポートを作成し
ます。 オートメーションって、こんな機能です。
お客様の工程指示書やライフサイクル管理のための技術文書としてもご利用いただけます。 (1) 切削シミュレーションを含む検証作業を自動化。
(2) 各 PC は切削シミュレーションの段取りだけ、
本業に集中し、検証結果のみを確認するだけ。
NCSIMUL Machine でシミュレーション検証を行った (3) 高速ファイルサーバーがあれば、検証をまとめて
結果を決まった書式でレポートを作成します。 依頼。
全ての PC が高速である必要はありません。(※2)
検証で使用された工具や、プロセス、工程指示、および
検査について自動的に記述されます。
有償でお客様の書式にカスタマイズすることもできます。 工程呼出しリスト
1. オートメーションは、下記の検証を自動で
工程管理画面 行います。
レポート作成までのプロセス
計算は、PCのバックグラウンド ( 背後 ) 処理で行われ
②工程を指定する ます。
ことで登録 (1) 切削シミュレーション、および干渉検出
①リストを呼出 (2) 最適化のための切削解析(※1)
(3) シミュレーション結果のレポート出力( ※1)
2. オートメーションの操作は簡単です。
<出力情報例>
(1) 工具情報 (2) エラー情報 ③登録順に切削シ 工程情報画面 (概略手順は左図をご参照)
NCSIMUL Machine (3) 加工警告 (4) サイクルタイム等 出力されたレポート ミュレーションを (1) 工程作成時に、あらかじめ行いたい検証内容を
即座に自動実行 指定された 設定します。
工程情報を表示 (2) 作成した工程を専用のリストに登録します。
(3) 工程は複数登録でき、登録順にその場で処理を
レポート編集機能 開始します。
NCSIMUL REPORT(レポート) 工程管理画面 ④ここをクリック (開始時間を決めてのスケジューリング処理も行えます )
(4) 自動化のメニューは運用に合わせてカスタマイズが
NCDOCで作成したシミュレーションレポートについて、編集および出力が行えます。NCSIMUL Machine 行えます。
とは独立して起動できますので、シミュレーション作業中でも、並行してシミュレーションレポートの編集 ⑤ここをダブル
作業が行えます。
指定の工程が呼び出され、 クリック
切削シミュレーション 3. 解析結果は一覧、切削結果も即呼出せます。
NCSIMUL NCDOCのライセンスが必要です。 結果がここに表示される (1) 処理された複数の工程は、リストで一覧できます。
(2) 各工程の詳細は、リスト右側に表示されます。
NCSIMUL Player のようにNCプログラムと工具・機 (3) 各工程情報箇所をクリックして、シミュレーション
械動作、および情報が確認できます。 工程の結果が即呼び出しできます。
加工部門への作業指示書および設計部署へのフィード ※1 実際には、ご利用に応じて、下記のものが別途必要となります。
バック資料として使用できます。 (1) 最適化機能(オプチツール )
(2) レポート出力(NCDOC)
※2 高速サーバーを含む複数 PC間で最低必要数のライセンスが必要
になります。ネットワークライセンスですので、早い者勝ちでの
ライセンスの仕様が可能です。
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NCSIMUL は、
あなたの加工現場の最適化ツールです!
推奨 PC 仕様
OS Windows 10 /11 Pro/Enterprise (64bit 専用 )
Windows server 2008/2012/2016 (64bit 専用 )
CPU Intel Core i7 3GHz 以上 ( 又は 100% 互換性のあるもの)
物理メモリー 16GB 以上 (大物加工、 小型精密加工は 32GB 推奨 )
グラフィックカード OpenGL 2.0 (NVIDIA 製 Quadro シリーズ推奨 )
2GB VRAM
モニター 解像度 1920×1080 ピクセル (96dpi)、 32 ビットカラー
HDD 空き容量 4.5GB 以上 ( 完全インストール時 3.5GB)
スワップファイル 搭載物理メモリーの 2 倍
マウス 3つボタン (スクロール推奨) マウス、 3Dマウス対応可
メディア DVD
ネットワークカード イーサネットカード
Microsoft .NETFramework Version 4.0
追加ソフトウェア Adobe Reader 6.0 以上 (PDF 文書表示時に必要 )
追加ハードウェア デュアルモニター
製品構成
<機械動作切削シミュレータ> 標準 ( マルチ ) 版、 ワンマシン ( シングル ) 版があります。
NCSIMUL Machine
ベーシックパッケージ 位置決め 5 軸ミーリング (同時 3 軸 (XYZ)+割出 2 軸 ( 回転軸 ))+同時 2 軸旋盤 (XZ)
スタンダードパッケージ 同時 5 軸ミーリング+同時 2 軸旋盤 (XZ)
プロパッケージ 同時 5 軸ミーリング+同時 5 軸複合加工 (単一系統加工 )
ユニバーサルパッケージ 同時 5 軸ミーリング+同時 5 軸複合加工 (複数系統同期加工)+パラレルリンク
標準インターフェイス
入力 IGES, STL, STEP
出力 IGES (輪郭データ) ,STL, STEP
販売元
https://www.saeilo.co.jp
本 社 〒344-0065 埼玉県春日部市谷原 3-1-8 マルヤビル 3F TEL:048(739)4332 FAX:048(733)3268
関 東 営 業 所 〒344-0065 埼玉県春日部市谷原 3-1-8 マルヤビル 3F TEL:048(733)7011 FAX:048(733)3268
名古屋営業所 〒457-0038 名古屋市南区桜本町 21 第 2 アマクサビル 2F TEL:052(819)4500 FAX:052(819)4501
大 阪 営 業 所 〒564-0052 大阪府吹田市広芝町 5-4 シーアイビル 3F TEL:06(6388)3311 FAX:06(6388)3511
広 島 営 業 所 〒733-0022 広島市西区天満町 13-19 天満町ビル 5F TEL:082(292)1331 FAX:082(292)0939