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カメラモジュール評価システム MERIDIAN(TM)

製品カタログ

小型化、コスト削減、容易な生産ラインへの組み込みが可能

Meridian カメラ評価システムは、テストサンプルの仕様にあわせてカスタマイズが可能で、革新的なハードウェアと ソフトウェアを提供しております。生産ラインでのカメラ検査に於ける汎用性の高いラストツールとして小型化、 コスト削減、容易な生産ラインへの組み込みを可能とします。グラフィカルなユーザーインターフェースは測定パラ メータの選択やセットアップを容易にすることを可能にし、またファンクションライブラリは顧客独自のテストソフ トへ簡単に組み込みが可能です。

このカタログについて

ドキュメント名 カメラモジュール評価システム MERIDIAN(TM)
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 706.5Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 旭光通商株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログ(カメラモジュール評価システム MERIDIAN(TM))の内容


Page 1:日 本 総 代 理 店旭 光 通 商 株 式 会 社〒150-0012 東京都渋谷区広尾 1-1-39恵比寿プライムスクエア 2FTEL:03-6418-6908 FAX:03-6418-6933kyokko.comカメラモジュール評価システム MERIDIAN™

Page 2:概念近年では小口径のウェブカメラ、車載用カメラ、携帯用カメラのような小型カメラの急激な普及と拡大により高速かつ高精度にカメラのフォーカスやアライメントを評価するニ-ズがあります。この評価において一般的には、測定対象物のカメラのすべての視野内で同時にされる必要はありません。従来これらの小型カメラ及びカメラモジュールの評価には、カメラの実際の無限遠の焦点位置でのイメージ視野に合わせ、大きなテストチャートを使用する必要があったために大きなスペースが必要とされ、評価工程に時間が掛かるなどの問題がありました。特有のアプローチOptikos 社は、これらに対するソリューションとして Meridian カメラ評価システムを設計・開発を行いました。Meridian カメラ評価システムは、テストサンプルの仕様にあわせてカスタマイズが可能で、革新的なハードウェアとソフトウェアを提供しております。生産ラインでのカメラ検査に於ける汎用性の高いラストツールとして小型化、コスト削減、容易な生産ラインへの組み込みを可能とします。グラフィカルなユーザーインターフェースは測定パラメータの選択やセットアップを容易にすることを可能にし、またファンクションライブラリは顧客独自のテストソフトへ簡単に組み込みが可能です。Meridian カメラ評価システムでは、被測定対象のカメラに対して要求される各視野ポイントに対して、背面照射されたオブジェクトパターンターゲットを特別に設計製作されたコリメータレンズまたは光学系を通し、テストサンプルの入射瞳に直接映し出すという技術が使われています。そしてこれらのテクノロジーによって被測定対象のカメラの各視野内で取り込まれたオブジェクトパターンターゲットは、Optikos 社が長年培ってきたイメージング解析のアルゴリズムによってソフトウェア上で計算・表示されます。固有のテスト要求に対する特注設計Optikos 社の Meridian カメラ評価システムと他のターゲットプロジェクションの間での大きな違いは、Meridian カメラ評価システムは、それぞれの視野角でターゲットが生成されるという点にあります。従来、それぞれの視野角位置でターゲットパターンが調整されるべきで、サンプルによって個々に調整される必要があります。単純に一面のターゲットパターンを光学系により小型化されただけでは実際の生産現場で役に立たないことという問題が表面化してきています。Optikos 社は、独自の光学設計と高精度な 5 軸 CNC マシーンにより、個々特有に要求される仕様に完全対応した Meridian カメラ評価システムを提供することが可能です。

Page 3:Meridian™ ハードウェアMeridian™ アーチ形状型Meridian のアーチ形状型は上面部プレートと 4 つの対象構造の羽根状のものから形成されており、それらの CNC 工作機により製作されています。また、これは CAM プログラミングにより高精度な配置が保証されます。そのアーチ形状の筐体は、中心に円筒状のターゲットプロジェクターが配置されており、被測定物のカメラ視野の基本方位に沿って対象配置で 4 つの羽根状が取り付けられています。それぞれの羽根状は、一枚板のプレートに 2 つの接合ピンで取付けられており、4 つの羽根状のものは、中心のターゲットプロジェクターの周囲を取り巻くように配置されるターゲットプロジェクターを固定しています。厳格な公差で精密に製作されたこれら円筒ターゲットプロジェクターは、高精度にそれぞれの視野角の位置に配置されます。Meridian カメラ評価システムのアーチ形状は、生産ライン上でのサンプルセットアップを含め、正確かつ高速測定要求にまさにふさわしい設計となっております。Meridian™ 星状型顧客からの特別な要求やテストセットアップが大きな場合には、取付けるターゲットプロジェクターの設計を考慮して星状型形状がより最適なソリューションとなる場合があります。アーチ型形状が板状のプレートへの組み込みであるのに対して、星状型形状ではターゲットプロジェクターの受け側が穴あけ加工された厚い板から成ります。これには 5 軸の CAM プログラミングにより CNC 工作機での製作が必要とされ、より高い技術力が要求されますが、アーチ型形状よりもより拡張性の高いパフォーマンスを提供することが可能です。Meridian™ ターゲットプロジェクターアーチ形状型及び星状型と共に複数個のターゲットプロジェクターが取付けられるように設計されています。これらのターゲットプロジェクターは、シリンドリカルの円筒形状でターゲットパターンを正確に映し出すための特別な設計がされた光学系が組み込まれており、ターゲットレチクルと照明で構成されています。ターゲットプロジェクターは、製品のアッセンブリ時に要求された共役系に対し、工場出荷前にセットされ、ターゲットレチクルはシリンドリカル形状に対し正確に中心へ配置調整されます。クロスターゲット用に本来の幾何学的配置ターゲットは、取付部に対してロール角がターゲットプロジェクター内の中心位置となるよう、メカニカル的に配置調整されます。ターゲットプロジェクターへの照明は、基本的に LED が使われます。 可視域(VIS)の単色光、白色光、RGB 光または赤外光(IR)等、ユーザーの要求に合わせて選択するこが可能です。また照明モジュールは、リモート制御のためのシリアルインターフェースが備わっており、個々のターゲットプロジェクター用 LED へ明るさ調整として電流制御、電流モニター、オン/オフ等のリモート制御を可能にします。

Page 4:Meridian™ カメラ評価システムで可能な測定• カメラ MTF(必要な各視野ポイントにおける)• カメラ筐体に対してのチルト角(LOS)• カメラ筐体に対してのロール角• カメラの視野角(対角)• カメラ画像のディストーション(歪曲収差)• カメラセンサーのホットピクセル/デッドピクセル判定• センサーの色検査及び再現性検査NOTES1. 照準合わせやチルト角の測定は Meridian 筐体とテストサンプルのカメラの規準位置において測定されます。2. 視野角とディストーション測定は、Meridian 筐体での既知の視野角/位置からのイメージ位置を使ってなされます。測定では FOV 内の視野位置から FOV のエッジを推定することが求められます。