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フィードバック制御による安定した速度制御を実現
このカタログについて
ドキュメント名 | ブラシレスモータ用速度制御ドライバー |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 630.6Kb |
取り扱い企業 | ツカサ電工株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
MOTOR DRIVER
モータドライバ
■ TCP-S30 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 152
(PWM制御型DCモータドライバ)
■ TCP-S27A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 154
(速度制御型ブラシレスモータドライバ)
■ TCP-P27A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162
(位置制御型ブラシレスモータドライバ)
■ 技術資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 170
Page2
速度制御型ブラシレスモータドライバ
TCP-S27A TCP-S27A-22A/22D/611B TCP-S27A-55NTCP-S27A-503A/503B TCP-S27A-609/619
特 徴 ・豊富な保護機能(過負荷、過電流、センサ異常、モータ軸拘束、ヒューズ保護)
・閉ループ PWM電圧制御による定速回転制御機能を内蔵
・外部機器からの電圧による回転数制御が可能(0 ~ 5V)
・内部に 2系統の速度設定VRを有し速度切換が容易
・ソフトスタート機能(内部VR設定)を内蔵
TCP-S27A-22A/22D/611B
■外形図 レディー表示LED(D1緑)
エラー表示LED(D2赤)
ヒューズ溶断表示LED(D3赤)
電源、制御信号入出力CN(CN1)
ソフトスタート(RV3)
速度設定2(RV2)
モータ接続CN(CN2) 速度設定1(RV1)
60MAX 45MAX
45±0.5 1.2
2-φ3.5
TCP-S27A-22D
2-M3
*取付ネジの深さ制限5mm以下
35±0.5
■仕様
ドライバ型式 TCP-S27A-22A TCP-S27A-22D TCP-S27A-611B
型 式 TG-22A TG-22D TG-611B
対応モータ
磁極センサ ホール IC(矩形波出力)
電源電圧 DC24V ± 10%以内 DC12V ± 10%以内 DC24V ± 10%以内
制御回路消費電力 1W以下
過負荷判定電流※1 285mA以上 570mA以上 360mA以上
電流制限値 2.2A
PWM周波数 約 20.0KHz
速度可変範囲※2 200 ~ 4900rpm 200 ~ 4900rpm 200 ~ 6900rpm
外部速度指令係数 1200rpm/V ± 5% 1500rpm/V ± 5%
速度設定(回転数設定) ドライバ内部設定:RV1、RV2の 2系統(速度切換入力により切換可)、外部速度指令入力:1系統
ソフトスタート設定※4 最大 1.67 秒 /1000rpmに RV3で設定可能。起動時、速度指令増速時に動作(動作時はD1点滅)
信号入力 スタート入力、回転方向切換入力、ブレーキ選択入力、速度切換入力、外部速度指令入力
信号出力 回転同期信号出力、アラーム出力
過負荷 定格出力電流を超える電流が連続して流れた場合に出力を遮断(状態保持)、スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
センサ異常 センサ信号の異常コードを検出して出力を遮断(状態保持)、スタート入力“開” 及び、電源再投入でリセット
モータ拘束 モータの拘束を検出して出力を遮断(状態保持) 速度指令値が 250rpm以上でモータ電流が 0.2A以上流れている時に
保護機能※5 2 秒以上の停止を検出して拘束と判定 スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
電源電圧低下 電源電圧の低下を検出して出力を遮断(自動復帰)
過電流 異常なモータ電流を検出して出力を遮断(自動復帰)
ヒューズ保護 異常な電源電流を検出して回路を遮断。F1(5Aチップヒューズ)
使用環境 0 ~ 40℃、85% RH 以下(結露無きこと)、熱対流のある雰囲気で使用
保存環境 - 10 ~ 60℃、85% RH 以下(結露無きこと)
付属品 モータ接続ケーブル(50cm)× 1本、電源 /制御信号入出力ケーブル(50cm)× 1本
質量 約 30g(本体のみ)
※1: この値を超えて連続運転した場合、過負荷アラームが発生します。使用するモータの定格電流以下で必ずご使用ください。動作中に過負荷判定電流を超える事で、エラー LEDが点灯
します。負荷状態の判定目安としてください。また、過負荷アラームの発生/非発生で定格内/定格以上を判定することは出来ません。
※ 2: 速度可変範囲の最大値は電源電圧に比例します。記載の値は規定電源電圧入力時の無負荷回転数で± 10%の誤差を含みます。
※ 3: 本ドライバは、重力負荷等のマイナス負荷が掛かるアプリケーションには使用できません。負荷側よりモータ軸を回したり、慣性モーメントの大きな負荷を駆動すると、モータの回生
エネルギーによる過電圧でドライバ回路又は、同一電源に繋がる装置を破損させることがあります。試運転時に回生エネルギーによる過電圧の発生が無いことをご確認ください。
※ 4: ソフトスタート機能は、加速時のみ動作し減速時には動作しません。
※ 5: 過負荷動作時は、必ず発生原因を取り除き、モータ及び、ドライバの温度が十分下がってからリセットしてください。モータ線短絡 /地絡の場合、過電流を検知して過負荷又は、モー
タ拘束エラーで停止することがあります。ヒューズが溶断した時は、交換 /修理が必要なため購入先に点検修理をご依頼ください。
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22.5±0.5
33MAX
Page3
■接続図
・外部速度指令を使用した接続例 ・内部速度設定VRを使用した接続例
モータ接続ケーブ ル +5V モータ接続ケーブル
CN2 CN2 +5V
赤 8 赤 8
黒 6 黒 6
茶 12 茶 12
11 NC 11 NC
TGー22A/D、611Bモータ 黄 10 TGー22A/D、611Bモータ 黄 10
4 NC 4 NC
白 1 白 1
2 NC 2 NC
青 5 青 5
緑 7 緑 7
橙 3 橙 3
9 NC 9 NC
スタート信号
回転方向切換信号 +5V スタート信号 +5V
ブレーキ選択信号 CN1 2.2K 回転方向切換信号 CN1 2.2K
外部電源(+5V) 茶 1 茶 1
速度切換信号 赤 2 ブレーキ選択信号
赤 2
橙 3 橙 3
黄 4 速度切換信号 黄 4
回転同期信号 緑 5 緑 5
青 6 青 6 アラーム信号 紫 7 紫 7
外部 電源GND 灰 8 アラーム信号 RL 灰 8
白 9 白 9
黒 10 黒 10
外部電源(+5V)
22KΩ 外部速度設定 VR 3 逆並列ダイオ ード
3
10KΩB 10KΩB
1 1 入力インピーダンス 12V、24V入力 入力インピーダンス
10KΩ以上 電源SW 10KΩ以上 逆並列ダイオ ード 0V入力
12V、24V入力 TCP-S27A-22A/22D/611B TCP-S27A-22A/22D/611B
0V入力 電源SW
※接続時の注意やタイムチャートについては、P.170 をご覧ください。
■入出力信号、各表示、設定の内容
名称、ピンNo. 線色 信号名称 内 容
1 茶 スタート入力 “H”:停止、アラームリセット、“L”:回転動作 ド
2 赤 回転方向切換入力※6 “H”:CW回転、“L”:CCW回転 モ“H”:開放 ライー
3 橙 ブレーキ選択入力 スタート入力が“H”に切換った時の停止方法を選択
“L”:0 ~ 0.7V バタ
“H”:フリーラン停止選択、“L”:ブレーキ停止選択 入力電流:3mA MAX
4 黄 速度切換入力 “H”:RV1選択、“L”:RV2選択
オープンコレクタ出力
CN1 5 緑 回転同期信号出力 回転に同期したパルス信号を出力(6パルス /回転)
TCP-S30
最大印加電圧:30V
(電源、制御信号入出力) 最大電流:20mA
6 青 アラーム出力 過負荷、センサ異常を検出して出力トランジスタON ON時飽和電圧:0.8V MAX
TCP-S27A
正常時は出力トランジスタOFF フリーホイールダイオード内蔵
7 紫 外部速度指令入力※7 入力電圧:0 ~ 5V(12V MAX)、入力インピーダンス:10KΩ以上 TCP-P27A
8 灰 GND 制御入力信号用グランド(CN1-10 と同電位)
9 白 + 12V、+ 24V入力
電源入力
10 黒 0V入力(CN1-8 と同電位)
8 赤 + 5V 磁極センサ用 5V出力(他の用途への使用不可)
6 黒 GND 磁極センサ用GND
12 茶 A相
10 黄 センサ信号入力 B相
1 白 C相
CN2 5 青 A相コイル
(モータ信号入出力) 7 緑 モータ出力 B相コイル
3 橙 C相コイル
11 -
4 -
NC 未使用
2 -
9 -
レディー表示 LED ・レディー状態(駆動可能状態) :点灯 ・エラー発生時 :消灯
(D1:緑色) ・ソフトスタート動作時 :点滅
・正常動作時 :消灯 ・モータ拘束検出時 :1回点滅
状態表示 LED エラー表示 LED ・パワーオンリセット時 :点灯(0.5 秒) ・過負荷検出時 :2回点滅
(D2:赤色) ・過負過判定電流以上を検出 :点灯 ・電源電圧低下 :D1/D2交互点灯
・センサ異常時 :連続点灯
ヒューズ溶断 LED(D3:赤色)ヒューズの溶断にて点灯
RV1※7 速度設定 SP1(出荷時は 0目盛りに設定)
調整VR ※7
(モータ回転数設定用) RV2 速度設定 SP2(出荷時は 0目盛りに設定)
RV3 ソフトスタート設定 SOFT(出荷時は 0目盛りに設定)
※6:回転方向はモータ単体での回転方向です。ギヤドモータ出力軸の回転方向は、各ギヤドモータ仕様書を参照ください。
※ 7: モータ回転数はRV1、RV2及び、速度指令入力の何れか高い設定値が優先されます。外部速度指令入力を使用する場合は、RV1,2を0目盛りに設定してください。内部速度設定VR(RV1,2)
を使用する場合は、外部速度指令入力をGND端子に接続してください。
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Page4
TCP-S27A-55N
■外形図
レディー表示LED(D1緑)
エラー表示LED(D2赤)
ヒューズ溶断表示LED(D3赤)
電源、制御信号入出力CN(CN1)
ソフトスタート(RV3)
モータ接続CN(CN2) 速度設定2(RV2)
60MAX 速度設定1(RV1) 45MAX
45±0.5 1.2
2-φ3.5
TCP-S27A-55N
2-M3
*取付ネジの深さ制限5mm以下
35±0.5
■仕様
ドライバ型式 TCP-S27A-55N
型 式 TG-55L TG-55M TG-55N
対応モータ
磁極センサ ホール IC(矩形波出力)
電源電圧 DC24V ± 10%以内
制御回路消費電力 1W以下
過負荷判定電流※1 620mA以上
電流制限値 3.3A
PWM周波数 約 20.0KHz
速度可変範囲※2 200 ~ 3700rpm 200 ~ 6350rpm 200 ~ 8000rpm
外部速度指令係数 1800rpm/V ± 5%
速度設定(回転数設定) ドライバ内部設定:RV1、RV2の 2系統(速度切換入力により切換可)、外部速度指令入力:1系統
ソフトスタート設定※4 最大 1.67 秒 /1000rpmに RV3で設定可能。起動時、速度指令増速時に動作(動作時はD1点滅)
信号入力 スタート入力、回転方向切換入力、ブレーキ選択入力、速度切換入力、外部速度指令入力
信号出力 回転同期信号出力、アラーム出力
過負荷 定格出力電流を超える電流が連続して流れた場合に出力を遮断(状態保持)、スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
センサ異常 センサ信号の異常コードを検出して出力を遮断(状態保持)、スタート入力“開” 及び、電源再投入でリセット
モータ拘束 モータの拘束を検出して出力を遮断(状態保持) 速度指令値が 250rpm以上でモータ電流が 0.5A以上流れている時に
保護機能※5 2 秒以上の停止を検出して拘束と判定 スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
電源電圧低下 電源電圧の低下を検出して出力を遮断(自動復帰)
過電流 異常なモータ電流を検出して出力を遮断(自動復帰)
ヒューズ保護 異常な電源電流を検出して回路を遮断。F1(5Aチップヒューズ)
使用環境 0 ~ 40℃、85% RH 以下(結露無きこと)、熱対流のある雰囲気で使用
保存環境 - 10 ~ 60℃、85% RH 以下(結露無きこと)
付属品 モータ接続ケーブル(50cm)× 1本、電源 /制御信号入出力ケーブル(50cm)× 1本
質量 約 30g(本体のみ)
※1: この値を超えて連続運転した場合、過負荷アラームが発生します。使用するモータの定格電流以下で必ずご使用ください。動作中に過負荷判定電流を超える事で、エラー LEDが点灯
します。負荷状態の判定目安としてください。また、過負荷アラームの発生/非発生で定格内/定格以上を判定することは出来ません。
※ 2: 速度可変範囲の最大値は電源電圧に比例します。記載の値は規定電源電圧入力時の無負荷回転数で± 10%の誤差を含みます。
※ 3:本 ドライバは、重力負荷等のマイナス負荷が掛かるアプリケーションには使用できません。負荷側よりモータ軸を回したり、慣性モーメントの大きな負荷を駆動すると、モータの回生
エネルギーによる過電圧でドライバ回路又は、同一電源に繋がる装置を破損させることがあります。試運転時に回生エネルギーによる過電圧の発生が無いことをご確認ください。
※ 4:ソ フトスタート機能は、加速時のみ動作し減速時には動作しません。
※ 5: 過負荷動作時は、必ず発生原因を取り除き、モータ及び、ドライバの温度が十分下がってからリセットしてください。モータ線短絡 /地絡の場合、過電流を検知して過負荷又は、モー
タ拘束エラーで停止することがあります。ヒューズが溶断した時は、交換 /修理が必要なため購入先に点検修理をご依頼ください。
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22.5±0.5
33MAX
Page5
■接続図
・外部速度指令を使用した接続例 ・内部速度設定VRを使用した接続例
※接続時の注意やタイムチャートについては、P.170 をご覧ください。
■入出力信号、各表示、設定の内容
名称、ピンNo. 線色 信号名称 内 容
1 茶 スタート入力 “H”:停止、アラームリセット、“L”:回転動作 ド
2 赤 回転方向切換入力※6 “H”:CW回転、“L”:CCW回転 モ“H”:開放 ラー
“L”:0 ~ 0.7V イタ
3 橙 ブレーキ選択入力 スタート入力が“H”に切換った時の停止方法を選択 バ“H”:フリーラン停止選択、“L”:ブレーキ停止選択 入力電流:3mA MAX
4 黄 速度切換入力 “H”:RV1選択、“L”:RV2選択
オープンコレクタ出力
CN1 5 緑 回転同期信号出力 回転に同期したパルス信号を出力(6パルス /回転)
TCP-S30
最大印加電圧:30V
(電源、制御信号入出力) 最大電流:20mA TCP-S27A
6 青 アラーム出力 過負荷、センサ異常を検出して出力トランジスタON ON時飽和電圧:0.8V MAX正常時は出力トランジスタOFF フリーホイールダイオード内蔵
7 紫 外部速度指令入力※7 入力電圧:0 ~ 5V(12V MAX)、入力インピーダンス:10KΩ以上 TCP-P27A
8 灰 GND 制御入力信号用グランド(CN1-10 と同電位)
9 白 + 12V、+ 24V入力
電源入力
10 黒 0V入力(CN1-8 と同電位)
8 赤 + 5V 磁極センサ用 5V出力(他の用途への使用不可)
6 黒 GND 磁極センサ用GND
12 茶 A相
10 黄 センサ信号入力 B相
1 白 C相
CN2 5 青 A相コイル
(モータ信号入出力) 7 緑 モータ出力 B相コイル
3 橙 C相コイル
11 -
4 -
NC 未使用
2 -
9 -
レディー表示 LED ・レディー状態(駆動可能状態) :点灯 ・エラー発生時 :消灯
(D1:緑色) ・ソフトスタート動作時 :点滅
・正常動作時 :消灯 ・モータ拘束検出時 :1回点滅
状態表示 LED エラー表示 LED ・パワーオンリセット時 :点灯(0.5 秒) ・過負荷検出時 :2回点滅
(D2:赤色) ・過負過判定電流以上を検出 :点灯 ・電源電圧低下 :D1/D2交互点灯
・センサ異常時 :連続点灯
ヒューズ溶断 LED(D3:赤色)ヒューズの溶断にて点灯
RV1※7 速度設定 SP1(出荷時は 0目盛りに設定)
調整VR ※7
(モータ回転数設定用) RV2 速度設定 SP2(出荷時は 0目盛りに設定)
RV3 ソフトスタート設定 SOFT(出荷時は 0目盛りに設定)
※6:回転方向はモータ単体での回転方向です。ギヤドモータ出力軸の回転方向は、各ギヤドモータ仕様書を参照ください。
※ 7: モータ回転数はRV1、RV2及び、速度指令入力の何れか高い設定値が優先されます。外部速度指令入力を使用する場合は、RV1,2を0目盛りに設定してください。内部速度設定VR(RV1,2)
を使用する場合は、外部速度指令入力をGND端子に接続してください。
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Page6
TCP-S27A-503A/503B
■外形図
レディー表示 LED(D1 緑)
エラー表示 LED(D2 赤)
ヒューズ溶断表示 LED(D3 赤)
電源、制御信号入出力CN(CN1)
ソフトスタート(RV3)
モータ接続CN(CN2) 速度設定2(RV2)
60MAX 速度設定 1(RV1) 45MAX
45±0.5 1.2
2-φ3.5
TCP-S27A-503A
2-M3
*取付ネジの深さ制限5mm以下
35±0.5
■仕様
ドライバ型式 TCP-S27A-503A TCP-S27A-503B
型 式 TG-503A TG-503B
対応モータ
磁極センサ ホール IC(短形波出力)
電源電圧 DC24V ± 10%以内
制御回路消費電力 1W以下
過負荷判定電流※1 1150mA以上 1790mA以上
電流制限値 6.6A
PWM周波数 約 20.0KHz
速度可変範囲※2 100 ~ 4900rpm 100 ~ 7220rpm
外部速度指令係数 1500rpm/V ± 5%
速度設定(回転数設定) ドライバ内部設定:RV1、RV2の 2系統(速度切換入力により切換可)、外部速度指令入力:1系統
ソフトスタート設定※4 最大 1.67 秒 /1000rpmに RV3で設定可能。起動時、速度指令増速時に動作(動作時はD1点滅)
信号入力 スタート入力、回転方向切換入力、ブレーキ選択入力、速度切換入力、外部速度指令入力
信号出力 回転同期信号出力、アラーム出力
過負荷 定格出力電流を超える電流が連続して流れた場合に出力を遮断(状態保持)スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
センサ異常 センサ信号の異常コードを検出して出力を遮断(状態保持)スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
モータ拘束 モータの拘束を検出して出力を遮断(状態保持)速度指令値が 250rpm以上でモータ電流が 1A以上流れている時に 2秒以上の停止を検出し
保護機能※5 て拘束と判定スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
電源電圧低下 電源電圧の低下を検出して出力を遮断(自動復帰)
過電流 異常なモータ電流を検出して出力を遮断(自動復帰)
ヒューズ保護 異常な電源電流を検出して回路を遮断 F1(5Aチップヒューズ)
使用環境 0 ~ 40℃、85% RH 以下(結露無きこと)、熱対流のある雰囲気で使用
保存環境 - 10 ~ 60℃、85% RH 以下(結露無きこと)
付属品 モータ接続ケーブル(50cm)× 1本、電源 /制御信号入出力ケーブル(50cm)× 1本
質量 約 30g(本体のみ)
※1: この値を超えて連続運転した場合、過負荷アラームが発生します。使用するモータの定格電流以下で必ずご使用ください。動作中に過負荷判定電流を超える事で、エラー LEDが点灯
します。負荷状態の判定目安としてください。また、過負荷アラームの発生/非発生で定格内/定格以上を判定することは出来ません。
※ 2: 速度可変範囲の最大値は電源電圧に比例します。記載の値は規定電源電圧入力時の無負荷回転数で± 10%の誤差を含みます。
※ 3:本 ドライバは、重力負荷等のマイナス負荷が掛かるアプリケーションには使用できません。負荷側よりモータ軸を回したり、慣性モーメントの大きな負荷を駆動すると、モータの回生
エネルギーによる過電圧でドライバ回路又は、同一電源に繋がる装置を破損させることがあります。試運転時に回生エネルギーによる過電圧の発生が無いことをご確認ください。
※ 4: ソフトスタート機能は、加速時のみ動作し減速時には動作しません。
※ 5: 過負荷動作時は、必ず発生原因を取り除き、モータ及び、ドライバの温度が十分下がってからリセットしてください。モータ線短絡 /地絡の場合、過電流検知が連続して発生し過負荷
又は、モータ拘束エラーで停止することがあります。ヒューズが溶断した時は、交換 /修理が必要なため購入先に点検修理をご依頼ください。
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22.5±0.5
33MAX
Page7
■接続図
・外部速度指令を使用した接続例 ・内部速度設定VRを使用した接続例
※接続時の注意やタイムチャートについては、P.170 を ご覧ください。
■入出力信号、各表示、設定の内容
名称、ピンNo. 線色 信号名称 内 容
1 茶 スタート入力 “H”:停止、アラームリセット、“L”:回転動作
2 赤 回転方向切換入力※6 “H”:CW回転、“L”:CCW回転 “H”:開放 ドラモ
“L”:0 ~ 0.7V ー
3 橙 ブレーキ選択入力 スタート入力が“H”に切換った時の停止方法を選択 イ“H”:フリーラン停止選択、“L”:ブレーキ停止選択 入力電流:3mA MAX バタ
4 黄 速度切換入力 “H”:RV1選択、“L”:RV2選択
オープンコレクタ出力
CN1 5 緑 回転同期信号出力 回転に同期したパルス信号を出力(9パルス /回転)(A・B) 最大印加電圧:30V TCP-S30
(電源、制御信号入出力) 最大電流:20mA
6 青 アラーム出力 過負荷、センサ異常を検出して出力トランジスタON ON時飽和電圧:0.8V MAX 正常時は出力トランジスタOFF TCP-S27Aフリーホイールダイオード内蔵
7 紫 外部速度指令入力※7 入力電圧:0 ~ 5V(12V MAX)、入力インピーダンス:10KΩ以上 TCP-P27A
8 灰 GND 制御入力信号用グランド(CN1-10 と同電位)
9 白 + 24V入力
電源入力
10 黒 0V入力(CN1-8 と同電位)
8 赤 + 5V 磁極センサ用 5V出力(他の用途への使用不可)
6 黒 GND 磁極センサ用GND
12 茶 A相
10 黄 センサ信号入力 B相
1 白 C相
CN2 5 青 A相コイル
(モータ信号入出力) 7 緑 モータ出力 B相コイル
3 橙 C相コイル
11 -
4 -
NC 未使用
2 -
9 -
レディー表示 LED ・レディー状態(駆動可能状態) :点灯 ・エラー発生時 :消灯
(D1:緑色) ・ソフトスタート動作時 :点滅
・正常動作時 :消灯 ・モータ拘束検出時 :1回点滅
状態表示 LED エラー表示 LED ・パワーオンリセット時 :点灯(0.5 秒) ・過負荷検出時 :2回点滅
(D2:赤色) ・過負過判定電流以上を検出 :点灯 ・電源電圧低下 :D1/D2交互点灯
・センサ異常時 :連続点灯
ヒューズ溶断 LED(D3:赤色)ヒューズの溶断にて点灯
RV1※7 速度設定 SP1(出荷時は 0目盛りに設定)
調整VR ※7
(モータ回転数設定用) RV2 速度設定 SP2(出荷時は 0目盛りに設定)
RV3 ソフトスタート設定 SOFT(出荷時は 0目盛りに設定)
※6:回 転方向はモータ単体での回転方向です。ギヤドモータ出力軸の回転方向は、各ギヤドモータ仕様書を参照ください。
※ 7:モ ータ回転数はRV1、RV2及び、速度指令入力の何れか高い設定値が優先されます。外部速度指令入力を使用する場合は、RV1,2を0目盛りに設定してください。内部速度設定VR(RV1,2)
を使用する場合は、外部速度指令入力をGND端子に接続してください。
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Page8
TCP-S27A-609/619
■外形図
レディー表示 LED(D1 緑)
エラー表示 LED(D2 赤)
ヒューズ溶断表示 LED(D3 赤)
電源、制御信号入出力CN(CN1)
ソフトスタート(RV3)
モータ接続CN(CN2) 速度設定2(RV2)
速度設定1(RV1)
60MAX 45MAX
45±0.5 1.2
2-φ3.5
TCP-S27A-609
2-M3
*取付ネジの深さ制限5mm以下
35±0.5
■仕様
ドライバ型式 TCP-S27A-609 TCP-S27A-619
型 式 TG-609A TG-609B、TG-609C TG-619B
対応モータ
磁極センサ ホール素子(アナログ電圧出力)
電源電圧 DC24V ± 10%以内
制御回路消費電力 1W以下
過負荷判定電流※1 1570mA以上
電流制限値 6.6A
PWM周波数 約 20.0KHz
速度可変範囲※2 100 ~ 3700rpm 100 ~ 3800rpm
外部速度指令係数 1000rpm/V ± 5%
速度設定(回転数設定) ドライバ内部設定:RV1、RV2の 2系統(速度切換入力により切換可)、外部速度指令入力:1系統
ソフトスタート設定※4 最大 1.67 秒 /1000rpmに RV3で設定可能。起動時、速度指令増速時に動作(動作時はD1点滅)
信号入力 スタート入力、回転方向切換入力、ブレーキ選択入力、速度切換入力、外部速度指令入力
信号出力 回転同期信号出力、アラーム出力
過負荷 定格出力電流を超える電流が連続して流れた場合に出力を遮断(状態保持)スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
センサ異常 センサ信号の異常コードを検出して出力を遮断(状態保持)スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
モータ拘束 モータの拘束を検出して出力を遮断(状態保持)速度指令値が 250rpm以上でモータ電流が 1A以上流れている時に 2秒以上の停止を検出し
保護機能※5 て拘束と判定スタート入力“開”及び、電源再投入でリセット
電源電圧低下 電源電圧の低下を検出して出力を遮断(自動復帰)
過電流 異常なモータ電流を検出して出力を遮断(自動復帰)
ヒューズ保護 異 常な電源電流を検出して回路を遮断 F1(5Aチップヒューズ)
使用環境 0 ~ 40℃、85% RH 以下(結露無きこと)、熱対流のある雰囲気で使用
保存環境 - 10 ~ 60℃、85% RH 以下(結露無きこと)
付属品 モータ接続ケーブル(50cm)× 1本、電源 /制御信号入出力ケーブル(50cm)× 1本
質量 約 30g(本体のみ)
※1: この値を超えて連続運転した場合、過負荷アラームが発生します。使用するモータの定格電流以下で必ずご使用ください。動作中に過負荷判定電流を超える事で、エラー LEDが点灯
します。負荷状態の判定目安としてください。また、過負荷アラームの発生/非発生で定格内/定格以上を判定することは出来ません。
※ 2: 速度可変範囲の最大値は電源電圧に比例します。記載の値は規定電源電圧入力時の無負荷回転数で± 10%の誤差を含みます。
※ 3: 本ドライバは、重力負荷等のマイナス負荷が掛かるアプリケーションには使用できません。負荷側よりモータ軸を回したり、慣性モーメントの大きな負荷を駆動すると、モータの回生
エネルギーによる過電圧でドライバ回路又は、同一電源に繋がる装置を破損させることがあります。試運転時に回生エネルギーによる過電圧の発生が無いことをご確認ください。
※ 4: ソフトスタート機能は、加速時のみ動作し減速時には動作しません。
※ 5: 過負荷動作時は、必ず発生原因を取り除き、モータ及び、ドライバの温度が十分下がってからリセットしてください。モータ線短絡 /地絡の場合、過電流検知が連続して発生し過負荷
又は、モータ拘束エラーで停止することがあります。ヒューズが溶断した時は、交換 /修理が必要なため購入先に点検修理をご依頼ください。
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22.5±0.5
33MAX
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■接続図
・外部速度指令を使用した接続例 ・内部速度設定VRを使用した接続例
※接続時の注意やタイムチャートについては、P.170 をご覧ください。
■入出力信号、各表示、設定の内容
名称、ピンNo. 線色 信号名称 内 容
1 茶 スタート入力 “H”:停止、アラームリセット、“L”:回転動作
2 赤 回転方向切換入力※6 “H”:CW回転、“L”:CCW回転 “H”:開放 ドラモ
“L”:0 ~ 0.7V ー
3 橙 ブレーキ選択入力 スタート入力が“H”に切換った時の停止方法を選択 イ“H”:フリーラン停止選択、“L”:ブレーキ停止選択 入力電流:3mA MAX バタ
4 黄 速度切換入力 “H”:RV1選択、“L”:RV2選択
オープンコレクタ出力
CN1 5 緑 回転同期信号出力 回転に同期したパルス信号を出力(12パルス /回転)(A・B) 最大印加電圧:30V TCP-S30
(電源、制御信号入出力) 最大電流:20mA
6 青 アラーム出力 過負荷、センサ異常を検出して出力トランジスタON ON時飽和電圧:0.8V MAX 正常時は出力トランジスタOFF TCP-S27Aフリーホイールダイオード内蔵
7 紫 外部速度指令入力※7 入力電圧:0 ~ 5V(12V MAX)、入力インピーダンス:10KΩ以上 TCP-P27A
8 灰 GND 制御入力信号用グランド(CN1-10 と同電位)
9 白 + 24V入力
電源入力
10 黒 0V入力(CN1-8 と同電位)
8 赤 + 5V 磁極センサ用 5V出力(他の用途への使用不可)
6 黒 GND 磁極センサ用GND
12 茶 +A相
11 灰 -A相
10 黄 + B相
センサ信号入力
CN2 4 灰 - B相
(モータ信号入出力) 1 白 +C相
2 灰 -C相
5 青 A相コイル
7 緑 モータ出力 B相コイル
3 橙 C相コイル
9 - NC 未使用
レディー表示 LED ・レディー状態(駆動可能状態) :点灯 ・エラー発生時 :消灯
(D1:緑色) ・ソフトスタート動作時 :点滅
・正常動作時 :消灯 ・モータ拘束検出時 :1回点滅
状態表示 LED エラー表示 LED ・パワーオンリセット時 :点灯(0.5 秒) ・過負荷検出時 :2回点滅
(D2:赤色) ・過負過判定電流以上を検出 :点灯 ・電源電圧低下 :D1/D2交互点灯
・センサ異常時 :連続点灯
ヒューズ溶断 LED(D3:赤色)ヒューズの溶断にて点灯
RV1※7 速度設定 SP1(出荷時は 0目盛りに設定)
調整VR ※7
(モータ回転数設定用) RV2 速度設定 SP2(出荷時は 0目盛りに設定)
RV3 ソフトスタート設定 SOFT(出荷時は 0目盛りに設定)
※6:回 転方向はモータ単体での回転方向です。ギヤドモータ出力軸の回転方向は、各ギヤドモータ仕様書を参照ください。
※ 7: モータ回転数はRV1、RV2及び、速度指令入力の何れか高い設定値が優先されます。外部速度指令入力を使用する場合は、RV1,2を0目盛りに設定してください。内部速度設定VR(RV1,2)
を使用する場合は、外部速度指令入力をGND端子に接続してください。
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技術資料
TCP-S27Aシリーズ
■接続時の注意
※ 電源遮断時のサージ電圧対策、回生電力による過電圧破損防止のため、電源SWには逆並列ダイオードを挿入することをお勧めします。
※必 要に応じて電源ラインにノイズフィルタ及び、回生電圧の吸収を目的として電解コンデンサを入れてください。
※ 外部速度指令で動作させる時、外部電源(+5V)が用意出来ない場合は、図に示す様に電源ラインから抵抗分圧で速度指令電圧を発生させてください。
10K Ω B の VR を使用する場合、22KΩ程度の抵抗を電源間に直列接続します(電源電圧 12V の時は 10KΩ程度の抵抗を接続)。
※ 電源 /制御信号入出力ケーブルは 50cm 以内でご使用ください。モータ接続ケーブルは 3mまで延長することが出来ます。
■タイムチャート
TCP-P27Aシリーズ
■接続時の注意
※原 点復帰が完了するまで「A 信号入力」、「B 信号入力」の信号は無視されます。
※ 原点復帰の位置決めを突き当てで行う場合は原点信号入力を電源にプルアップ又は、電源に接続してください。
※「 スタート入力」を開放した場合、再度原点復帰が必要になります。原点復帰の必要が無い場合は「原点復帰開始入力」と「原点信号入力」を共に“L”とし
てください。
※ 電源遮断時のサージ電圧対策、回生電力による過電圧破損防止のため、電源SWには逆並列ダイオードを挿入することをお勧めします。
※必 要に応じて電源ラインにノイズフィルタ及び、回生電圧の吸収を目的として電解コンデンサを入れてください。
※ 電源 /制御信号入出力ケーブルは 50cm 以内でご使用ください。
※ モータ接続ケーブルは 3mまで延長することが出来ます。
■原点復帰について
電源投入直後、又は「スタート入力」を“H”⇒“L”に切換直後、原点復帰動作待ちの状態となります(D1間欠点灯)。この状態で「原点復帰開始入力」を“L”
にすることで RV3 で設定された回転数、回転方向で原点復帰動作を開始します(D1点滅)。この時、「A 信号入力」、「B 信号入力」はインヒビット状態となり、
入力は無視されます。また、原点復帰中は電流制限値が下がり、突き当て原点検出時(拘束時)のメカ破損を防止します。原点復帰中は「原点復帰完了 /インポ
ジション出力」がOFF(“H”レベル)となり、原点復帰完了でONとなります(原点復帰中はインポジション状態であっても出力はOFFとなります)。
①原点リミットスイッチで原点を決める場合
原 点復帰を開始後、「原点信号入力」のレベルが“L”に切り換わった箇所を原点と認識し
ます。「原点信号入力」はプルアップされていないため、必ずプルアップ抵抗を付加くだ 【RV3の設定】原点復帰方向 /速度を連続的に可変させることが出来ます。
さい。(1KΩ~ 10KΩの抵抗を+ 5V~+ 24Vラインに接続します)
②突き当てで原点を決める場合
原 点復帰を開始後、モータ軸が約 0.2 秒間拘束されることで拘束された位置から 1回転
戻り、その箇所を原点と認識します。
原点復帰は電源投入後 1回のみ行えます。再度原点復帰を行う必要がある場合は、リセット
することで再度原点復帰が可能となります。
原点復帰を行わない場合は「原点復帰開始入力」「原点信号入力」を共に“L”としてください。
電源投入で原点復帰をスキップしレディー状態(回転指令パルス入力待ち)となります。
■パルス入力方式の切換え
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