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内部に2系統の速度設定VRを用意、外部機器からの速度設定も可能
対応DCモータ(当社製)
【TCP-S30-100】
・TG-01F、TG-01G、TG-47E、TG-201A、TG-301A
【TCP-S30-160】
・TG-01H、TG-05J、TG-05K、TG-47F、TG-47G-12V、TG-87B、TG-201B
【TCP-S30-300】
・TG-05L/P、TG-05R、TG-06E、TG-47G-24V、TG-70A、TG-85C、TG-87A
【TCP-S30-650】
・TG-06D、TG-30P/S、TG-85B、TG-321A、TG-321B
このカタログについて
ドキュメント名 | ブラシ付DCモータ用速度制御ドライバー |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 191.3Kb |
取り扱い企業 | ツカサ電工株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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MOTOR DRIVER
モータドライバ
■ TCP-S30 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 152
(PWM制御型DCモータドライバ)
■ TCP-S27A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 154
(速度制御型ブラシレスモータドライバ)
■ TCP-P27A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 162
(位置制御型ブラシレスモータドライバ)
■ 技術資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 170
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PWM制御型D.C. モータドライバ
TCP-S30 TCP-S30-100 TCP-S30-160TCP-S30-300 TCP-S30-650
特 徴 ・PWM電圧制御による回転制御が可能
・外部機器からの電圧による回転数制御が可能
・内部に 2系統の速度設定VRを内蔵し速度切替が容易に可能
・メカにやさしいソフトスタート機能を内蔵
・モータ焼損事故防止のため過負荷保護機能を内蔵
・駆動素子に POWER MOS-FET を使用しているため低損失
■外形図 45±0.5 1.2
2-φ3.5
CN1(電源、制御信号入力) RV3(ソフトスタート設定 VR)
CN2(モータ信号入出力) RV2(速度設定 SP2)
RV1(速度設定 SP1)
2-M3
*取付ネジの深さ制限5mm以下
35±0.5
60MAX
■仕様
ドライバ型式 TCP-S30-100 TCP-S30-160 TCP-S30-300 TCP-S30-650
TG-01F TG-01H TG-05L/P TG-06D
TG-01G TG-05J TG-05R※1 TG-30P/S※ 1
TG-47E TG-05K TG-06E TG-85B※1
対応モータ TG-201A TG-47F TG-47G-24V TG-85ETG-301A TG-47G-12V TG-70A TG-321A
TG-87B TG-85C※1 TG-321B
TG-201B TG-87A
電源電圧※2 12 ~ 24V± 10%以内
制御回路消費電力 1.5W以下
定格出力電流※3 100mA 160mA 300mA 650mA
最大出力電流※4 0.7A 1.0A 1.9A 4.1A
PWM可変範囲 0 ~ 100%
PWM周波数 12.5KHz
保護機能 過電流検知保護:過電流を検出して PWM1周期を遮断(自己復帰)過負荷検知保護:過負荷を検知して出力を遮断(リセット及び電源再投入で復帰)
使用環境 0 ~ 40℃、85% RH 以下(結露なきこと)、熱対流のある雰囲気で使用
保存環境 -10 ~ 60℃、85% RH 以下(結露なきこと)
付属品 モータ接続ケーブル(50cm)× 1本、電源/信号入力ケーブル(50cm)× 1本、取扱説明書
質量 50g以下
※ 1: ドライバの定格電流以下でご使用ください。
※ 2:使 用するギヤドモータの定格電圧でご使用ください。
※ 3:使 用するギヤドモータの定格電流以下でご使用ください。
※ 4: 最大出力電流はドライバの許容瞬時最大電流値です。
※ 5:負 荷側よりモータ軸が回されるアプリケーションにおいては使用できません。回生電力により内部電源電圧が上昇し破損に至る場合があります。
※ 6: モータ負荷により、ドライバ内部で 1V程度の電圧降下が発生します。最高回転数付近で使用する場合は予め考慮願います。
152
45MAX 22.5±0.5
33MAX
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■接続図
モータ接続ケーブル
CN2
赤 1
黒 2
DCモータ
スタート信号
回転方向切替信号 +5V
2.2K
ブレーキ信号
外部電源(+5V) CN1
茶 1
速度切替信号 赤 2
橙 3
黄 4
緑 5
ラーム信号 青 6
紫 7
外部電源GND 灰 8
白 9
外部電源(+5V) 黒 10
3
外部速度設定VR
10KΩ
1
+12~24V
0V 入力インピーダンス10KΩ以上
TCP-S30
*電源遮断時のサージ電圧対策のため、電源 SWには逆並列ダイオードを挿入することをお勧めします。
*必要に応じて電源ラインにノイズフィルタを入れてください。 ドラモ
イー
バタ
■入出力信号
名称、ピンNo. 線色 信号名称 内 容
1 茶 スタート入力 ※1 “H”で停止、アラームリセット TCP-S30“L”で動作
2 赤 回転方向切換入力 ※2 “H”:A側-、B側+ TCP-S27A“L”:A側+、B側- “H”:開放
“L”:0 ~ 0.9V
3 橙 ブレーキ入力 ※3 “H”でブレーキ動作 入力電流(L):3mAMAX TCP-P27A“L”で通常動作
4 黄 速度切換入力 ※4 “H”で RV1を選択CN1 “L”で RV2を選択
(電源、制御信号入力)
5 緑 ̶̶ オープンコレクタ出力
最大印加電圧:30V
6 青 アラーム出力 過負荷アラームを検出して出力トランジスタON 最大電流:10mA
7 紫 速度指令入力 ※5 0 ~ 5V(10Vmax)
8 灰 GND 制御入力信号用
9 白 + 12、+ 24V入力
電源入力
10 黒 OV入力
CN2 1 赤 出力A
(モータ信号入出力) モータ出力2 黒 出力 B
状態表示 LED POWER 正常時:緑色過負荷検知時:赤色
RV1※6 速度設定 SP1
調整VR RV2※6 速度設定 SP2
(モータ回転数設定用) RV3 スロースタート、スローダウン設定用VR
RV4 外部速度指令係数設定用(工場出荷時調整用)
※1:“ H”から“L”にした場合、スロースタート設定が有効になります。 *モ ータ回転数は内部設定VR (RV1、RV2) と速度指令入力の何れか高い設定値が優
過負荷アラームが発生して停止した場合、この入力を“H”にする事によりリセット 先されます。
が可能です。 * PWM 100%とは電源電圧でモータを回すのに相当します。
この場合、必ず過負荷発生の原因を取り除いてからリセットを行ってください。 *電源電圧に回転数が依存しますのでご注意ください。
※2:回転方向の切換えではスロースタート、スローダウン機能は動作しません。 ※7:過電流検知保護
ギヤモータ出力軸の回転方向は、ギヤモータ仕様書を参照ください。 主回路電流が最大出力電流以上になったのを検出して PWM の 1 周期(80μ S)を
※3:“H”とする事で、ショートブレーキ(モータ出力を駆動トランジスタによりショート 遮断し次の周期で自己復帰します。この保護機能は通常動作時における過電流遮断を
して停止させる)状態となります。回転動作中に急停止の必要がある場合にこの機能 目的としており、モータ出力線を短絡させた場合は、出力トランジスタが破損に至る
を使用します。モータ停止中のブレーキ効果はありません。 場合があります。
ブレーキ機能を使用しない場合は、常時“L”とします。 ※8:過負荷保護機能
“H”から“L”にした場合、スロースタート設定が有効になります。 出力電流が連続(1.5 秒以上)して定格以上になった場合、過負荷と判断して出力を
※4:基板上の速度設定VR を選択する入力です。RV1と RV2 の切換時はスロースタート 遮断しその状態を保持します。また、過負荷停止時は“POWER”LED(D11)が赤
スローダウン設定が有効になります。 色に点灯します。
※5:速度指令入力端子を使用する場合は、予め RV1、RV2 を最小に設定してください。 PWM パルス幅が 70%以下で運転の場合、過負荷保護機能は動作しませんのでご注
入力電圧に対する PWM パルス幅は基板上の RV4 により可変できます。 意ください。
信号ラインが 50㎝より長くなる時はノイズの影響を抑える為、ツイストペアケーブ リセットは電源の再投入又は、スタート入力を“H”にすることにより行います。
ルやシールドケーブルをご使用ください。 この場合、必ず過負荷停止の原因を取り除いてから行ってください。
※6:速度切換入力の設定により RV1、RV2 が有効、無効になります。 *過負荷保護機能の動作、非動作で、定格以上、定格以内の判断はできません。
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