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ドローンと測量器械を当社の開発したソフトウエアを介して通信と制御を行う一連のシステムです。
ドローン(マルチコプター)にレーザー光を反射する反射プリズ(コーナーキューブ)を取り付け、測量用の自動追尾トータルステーションで追尾します。リアルタイムにドローンの位置を計測し、あらかじめ決められた3次元位置とドローンの位置の差分を求めてドローンを自動誘導します。既存のドローンの小改造と広く流通している測量器械を用いるため、高額な投資をせず安価に自動化および省力化が得られるシステムです。
◆詳細は、カタログをダウンロードしてご覧ください。
このカタログについて
ドキュメント名 | 非GPS環境下でも有効なドローン精密誘導システム |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.1Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社ジツタ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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非GPS環境下でも有効な
ドローン精密誘導システム
「構造物の状態検査方法」 特願 2015-158665
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ドローンは「空の産業革命」と
言われているが。。。
主な利用シーン
・産業分野
(インフラ構造物点検、
土木測量、農業)
・運搬物流・監視(防犯)
なぜ「空の産業革命」なのか
・自律飛行による運用の容易さ
・機材も運用も低コスト
自律飛行が成り立つのはGPSで自
己位置を把握できる環境のみ
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インフラ点検はすべて非GPS環境。(非GPS環境とは、上空が閉塞
している、あるいはGPS受信がクリアでなく、人による操作が必要な環境。
トンネル 室内 鉄塔
ドローン
プラント・船倉 建築物(マンション等)
タブレット
・プロポ
測量器械
橋 崖
• 熟練した操縦者が必要
• しかも対象物には接近でき
ない
「空の産業革命」なのに実は“人
の腕頼み!”??
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製品概要
開発目標 解決策
• 非熟練者で操作可能 • 制御はすべてソフトウエアが担う
• 導入、運用とも低コスト • 一般に流通している機体を採用
(中小企業は高額投資はできない) メンテナンスも容易、初期投資や代替も安価
• 安価で軽量なカメラで運用 • 対象に近接できる精密誘導
(ドローンは飛行体のため軽量化は必須) (測量器械を使って1cm単位の制御)
概念図
①測量器械はレーザー光を照射してドローンを追尾
④プロポの通信機能でドローンを誘導
③タブレット内蔵のソフトウエア
②三次元座標を は目標点と現在座標の差分を計
タブレットに通信 算し、移動指示をプロポへ送る
(BLUETOOTH)
★すぐに使える実用性の高いシステム★
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製品概要2
項目 内容
・DJI A3+Lightbridge2搭載機種。Phantomシリーズ(3以降、Standard除
対応機種 く)・Inspireシリーズ・MavicPRO・MATRICE 200・MATRICE 600
・3DR Pixhawk(機体によって調整が必要です:別途有料)
座標系 公共座標、任意座標の両方に対応
±5cm(連続3秒)・±10cm(連続20秒):PhantomおよびInspireの実測
ホバリング精度
値。対象物への接近は安全を考慮して1m程度を推奨。
約900m (TOPCON GT1005とLeicaミニプリズム実測値)。測量器械および
追尾可能距離
プリズムの性能に依存します。
目標点数 無制限
受渡可能なTS数 現在は2台まで(システム上の制限は無し)
1年間使い放題¥1,200,000、または従量制(航路10m毎に¥1,000と目標
価格
点毎に¥1,000)。金額はいずれも税別で保守を含みます。
公的メリット
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社会的意義
1. 社会インフラの老朽化(激増する点検需要)
本提案で効果を上げるインフラ点検対象は、2030年には金額で、1兆45
46億円、マーケットに占める割合は約50%、伸び率は173%と推計
出典(株)富士経済「インフラ・設備機器保全マネジメント関連市場の現状と将来展望 2014」
2.まったなしの少子高齢化(深刻な建設業界におけ
る建設従事者の労働力不足)2025年度は2015年度比
30%減の予想 本システムは、①施工工程における無駄の排除、②安全
で高精度な計測結果、③熟練を必要としない自動化システム、④IT化とデ
ジタルデータによる情報共有とアーカイブ化が可能。
3.年配者の活躍
本システムは自動化シス
テムのため体力のある若
い社員で行う作業を、少
人数の年配者に置き換え
る効果は絶大。
4.第一次産業
(農業、林業)における異次元の効率化