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このカタログについて
ドキュメント名 | GSP-9330 スペクトラムアナラウザ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2.3Mb |
取り扱い企業 | 株式会社テクシオ・テクノロジー (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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豊富な測定機能を小型・軽量ボディーに搭載!!
簡単・便利なEMCプリテスト機能を装備!!
※GSP-9330VG/9330VGT
GSP-9330
9kHz~3.25GHz GSP-9330
トラッキングジェネレータ付き GSP-9330VT
● 周波数レンジ:9kHz ~ 3.25GHz、周波数分解能:1Hz
● RBW(3dB) フィルタ :1Hz ~ 1MHz、1-3-10 ステップ。EMI 用 RBW(6dB) フィルタ :200Hz、9kHz、120kHz、1MHz
● 位相ノイズ:<-88dBc/Hz@1GHz、10kHz 代表値
● スイープ時間:最高 286μs の FAST モードを搭載。測定時間の短縮と高速で変化する信号をとらえます。
● EMC プリテストモード:EMCプリテスト用の設定を内蔵。
別売のプローブセットGKT-008 と組み合わせれば設定・測定などの時間とコストを節約可能
● EMI 用に Quasi-peak と Average ディテクタをサポート
● 自動測定:2FSK 解析や ASK/FSK 変調の復調と解析や P1dB ポイント測定
フィールドセンサ×2
チャンネルパワー、OCBW、ACPR、SEM、位相ジッタ測定などをサポート ソースコンタクトプローブ
マーカ機能:マーカ、ノイズマーカ、ピークマーカ、マーカ周波数カウンタ AC電圧プローブ
● RFケーブル
● 自動起動モード:指定した曜日と時間で自動的に電源オンが可能です。 SMA-Nアダプタ
● シーケンス機能:繰り返し操作を 20ステップ記憶させ作業効率をアップ
● インターフェース:USB デバイス、LAN(LXI 対応)、RS-232C を標準装備。
GP-IB 対応モデル :GSP-9330VG、GSP-9330VGT を用意。
● 外部メモリ:USB メモリ、マイクロ SDに画面イメージ、波形データ、パネル設定など保存 /呼出可能
● PC ソフトウェア:SpectrumShot で波形データや画面イメージを取得可能。
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最新の測定機能や表示機能を小型・軽量のボディーに搭載し
ベンチ測定からバッテリ駆動でフィールド測定まで活躍します!!
モデル名 価格(税抜) 内容
GSP-9330 \598,000
GSP-9330VT お問い合わせく
だ\7さ7い8。,000 トラッキングジェネレータ付き
GSP-9330VGT \808,000 トラッキングジェネレータ+GP-IB付き
GSP-9330VG \628,000 GP-IB付き
1 2 3 4 5 6
17 18 19
30
7 29
8
28
9
10 27
11
17 16 15 14 13 12 26 25 24 23 22 21 20
① ディスプレイ :8.4インチSVGAカラーTFT液晶 ⑰ USBデバイスポート :PCコントロール用USBポート
② ファンクションキー :画面メニューを選択 ⑱ LANポート :PCコントロール用LAN(LXI)ポート
③ メインキー :周波数、スパン、振幅の設定とAutoset ⑲ 冷却ファン :本体の冷却用ファンです。
④ コントロールキー : 各種機能の選択キー ⑳ ACインレット :電源コードを挿入します。
⑤ ファイルキー :ファイルの保存/呼出し ○21 バッテリカバー :バッテリパックのカバーです。
⑥ マーカキー :マーカ表示と種類を選択します。 ○22 GP-IBコネクタ :GP-IB(GSP-9330VG/VGT)
⑦ 電源スイッチ :電源をオン/オフします ○23 リファレンス入力端子 :BNC端子、リファレンス信号を入力します。
⑧ ステートキー :プリセット、モードとシステムを選択します。 ○24 リファレンス出力端子 :BNC端子、リファレンス信号を出力します。
⑨ スクロールノブ :設定の変更をスクロールノブでします。 ○25 アラーム出力端子 :PASS/FAIL判定の信号を出力します。
⑩ Quick Save :保存設定で指定された場所へ保存を実行します。 ○26 トリガ/ゲート入力端子: トリガゲート信号を入力します。
⑪ 矢印キー :設定の変更を矢印キーでします。 ○27 オーディオ出力端子: AM/FM復調信号を出力します。
⑫ RF入力端子 :信号を入力します。50Ω、最大DC電圧:±50V ○28 IF出力端子 :IF信号を出力します
⑬ 電源端子 :オプション用DC電源;DC +7V/ 最大500mA ○29 RS-232Cポート :PCコントロール用RS-232C端子
⑭ キーパッド :数値キー、BSキーとEnterキーで値を変更します。 ○30 DVI-I端子 :画面と同じ映像信号を出力します。
⑮ TG出力 :オプションのトラッキングジェネレータ出力端子
⑯ マイクロSD :マイクロSDまたはマイクロSDHCを挿入します。
⑰ USBフラッシュメモリ :USBフラッシュメモリを挿入します。
小型・軽量で高効率な放熱を実現した優れたボディーデザイン
A 高い熱効率とフィードバック温度制御 B 起動クロックでウオームアップ時間待ちの短縮
GSP-9330は、高効率な放熱とフィードバック温度制御を実現した特許デザイン
のダイキャストボディにより小型・軽量化と安定した性能を実現しました。 曜日
電源をオン後、即時に内部温度が安定し維持することで正確な振幅測定と、
0.025ppmの周波数安定度で周波数測定ができます。また、ダイキャスト内をブ 起動
時間
ロック構造にすることで各ブロックのシールド性能を向上させました。
さらに、各ブロック基板間の線材による配線をなくし安定した性能を発揮します。
ダイキャストボディー
表示・キー 電源モジュール GSP-9330の起動クロック機能は、設定した曜日と時間で自動的に起動します。
モジュール インターフェースモジュール 自動起動することで事前にエージングをしておき希望する時間から正確な試験を
実施することが可能です。低い温度環境でエージング時間が必要な測定に最適
です。
背面パネル
●
サブパネル 設定数:1~7
● 曜日:月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜、日曜
RFモジュール ● 時間:0~23時:0~59分
前面パネル ● 起動設定:繰り返し、一回
DSPモジュール
1
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EMCプリテストモード
EMCプリテストモードは、別売の近傍界プローブセットGKT-008との組み合わせで製品開発段階の早期段階からEMCの事前試験がEMCボタン
を押すだけで面倒な設定なしに簡単に行えます。
部品選定やプリント基板設計の早い段階からノイズ源を特定しEMI 対策に費やす期間とコストを節約するのに有効です。
EMIフィルタ(-6dB)200Hz/9kHz/120kHz/1MHzとEMI用Quasi-peakとAverageを標準装備しプリセットされた各種規格リミットにより測定の
Pass/Failが簡単にチェックできます。また、TG付きモデルではATA-04/05*を使用しDUTのイミュニティ(妨害感受性)テストが可能です。
GKT-008 の特長
近傍界プローブセット ○ ATA-04/05 は、小型で実際の放射源を正確に判断できます。 EMIテストモードを選択する
GKT-008 ○ ATA-04/05 は、一般的な電界プローブより感度が良い。 と周波数軸表示を対数※/
リニアスケール選択可能
○ ATA-04/05 は、 電界 / 磁界プローブ別々でテストを行う必要ない
○ ATA-04/05 は、H- プローブのような測定角度の問題がない。
○ PR-01/PR-02 は、簡易に基板トレース、I/O 端子や Log スケール
AC 電源の端子雑音の測定が可能 ※;User Defineを除く
EMI M プローブ: AC電圧プローブ:AC電源ノイズを測定します。
製品の空間ノイズのエネルギー分布とソースを診断する場合、
EMI プローブを使用します。 PR-01
ANT-04 最大測定電圧:CATI/ CAT II、AC 300V
EMI E プローブ:PCB トレース、I/O 端子などの測定。グランドまたは部品の
直径:26mm 端子導体ノイズの発生源を測定します。
角度が変わっても測定値の差が少ない。
グランドプレーン PCBトレース I/O端子
ANT-05 PR-02
最大測定電圧 CATⅠ、DC 50V
直径:18mm
GKT-008 とペアなら僅かなキー操作で即 EMC測定可能 !!
GKT-008 を接続し EMCボタンを押し測定周波数 EMI プリテスト
範囲を選択すれば測定開始 !! 遠傍界シミュレーション
5 つの一般的な EMC機能:
EMI、Sensor, Source Contact、Voltage
EMS テスト※
プリセット規格周波数範囲
9k ‒ 150kHz、150k ‒ 30MHz
30M ‒ 300MHz、300M ‒ 1GHz
1G ‒ 3GHz, User Define
周囲雑音除去(Amb.Noise) モード
プリセット ITE 規格用リミットライン
EN55022A、EN55022AB、FCC A、FCC B
Log/Lin スケール表示
※:EMSテストには、トラッキングジェネレータが必要です。
A 最高286μsの高速スイープモード B 2FSK信号解析
センター周波数:1.625GHz
Span(Hz) RBW (Hz) Norm. Fast
AUTO Mode Mode
3.25G 1M 169ms 84.8ms
2G 1M 104ms 52.2ms
1G 1M 52ms 31.1ms
500M 1M 31ms 16.8ms
200M 1M 13.4ms 6.72ms
100M 1M 6.7ms 3.36ms
GSP-9330は、最高286μsの高速掃引を 50M 300k 10.7ms 716µs GSP-9330は、民生用電子機器、自動車用電子機器、RFID、自動読取電気
実現したFastモードをサポート。 20M 100k 23.4ms 573us メータや産業用制御装置など低消費電力で低転送レートの通信システムに
タイヤ空気圧監視システム(TPMS)、 10M 100k 11.7ms 286us 採用されている2FSK変調を簡単に測定・解析し合否判定ができます。
ブルートゥース、周波数ホッピング信号、 5M 30k 28.9ms 655us
2FSK信号のキャリア電力、FSK周波数偏移、キャリア周波数、キャリア周波
2M 10k 101ms 1.96ms
同調発振器、ISM周波数帯における他
1M 10k 50.9ms 1.31ms 数オフセットを含むパラメータを自動測定できます。
の干渉信号など過渡信号の捕捉に高速 500k 3k 6.88ms 6.88ms
スイープモードは有効です。
C AM/FM信号の復調と解析 D ASK/FSK信号の復調と解析
AM/FM信号の復調・解析機能は、AM変調度、周波数偏移、変調レート、キャリ ASK /FSK復調と解析は、RFID、光通信システムなどで利用されている振幅
ア電力、キャリア周波数オフセットとSINADを含むパラメータが測定できます。 偏移変調(ASK)と無線電話、RFIDなどで利用されている周波数偏移変調(
PASS/FAILテスト判定用としてオフセットAM深度、周波数偏差、キャリア電力と FSK)の AM変調度、周波数偏移、変調レート、搬送波、SINADなどのパラ
キャリアの基準を設定できます。 メータ測定表示と画面上部にシンボルまたは波形を表示します。
AM / FM復調機能はAMやFM放送信号を聞くのに便利なイヤホンソケットを装 AM変調度、周波数偏移、キャリア電力、キャリアオフセットのリミット値を設
備し、復調したベースバンド信号をイヤフォン端子から聞くことができます。 定することで合否判定が可能です。 (写真は、シンボル表示画面) 2
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E トポグラフィックとスペクトログラム表示 F SEM( Spectral Emission Mask)
スペクトラムエミッションマスク(SEM)は、チ
ャネル内電力によって定義されるチャネル
外放射を測定します。 SEM測定では、メイ
ンチャンネルのパラメータ、チャンネル範囲
外、リミットライン、その他を設定できます。
SEM測定は、合否判定結果と各チャネルリ
ミット範囲を超えた周波数を表示します。
SEM設定と一致しない測定結果でアラーム
トポグラフィク表示は、信号イベントの出現頻度をカラー分布で表示します。 信号が出力されます。
断続的で微弱な信号や電磁干渉信号のような時間変化に応じた信号変化 SEM設定には、3GPP、WLAN 802.11b /g /n、WiMAX 802.16設定を内蔵
の過程をカラー変化で明瞭に観測・理解することができます。 し、ユーザー定義も可能です。
スペクトログラム表示は、電力、周波数、時間を同時に表示するため時間
変化に応じた周波数および電力変動をカラー分布で確認できます。
特に、間欠的に現れる信号を観測するのに便利です。
G OCBW/ACPR H ゲートスイープ
トリガ信号
外部トリガ
ゲート時間
バースト信号
RF 入力端子
OCBW測定は、OCBW、チャネルパワーとPSD(電力スペクトル密度)を同時 ゲートスイープ機能は、外部からトリガ信号を入力することでゲート時間中のみ
に表示することができます。 OCBWの単位は、パーセントで示されます。 測定します。レーダやTDMA通信システムなど間欠的な出力信号の送信ペクト
OCBWを使用中は、帯域幅を含む測定領域を画面に表示します。 ACPR測 ル、GSMやWLANなどのバースト信号(上図のように)の測定が可能です。
定は、干渉源を特定することを助ける漏れ状態を調べることができます。 ●ゲート時間:58μs~1000s ●ゲート遅延時間:0s ~ 1000s
I 高調波(Harmonic)測定 J CNR/CSO/CTB
高調波測定は、基本周波数の振幅と10 CATVアンプとそのシステム性能を測定する
次高調波まで簡単に測定をすることが CNR/ CSO/ CTB測定機能をサポートしてい
できます。この機能は、高調波とそれに ます。
対応する基本キャリアの比率である振 CN比(Carrier to Noise ratio)、
幅(dBc)測定と全高調波ひずみ(THD) 複合2次歪(Composite Second Order:CSO)
を計算します。 複合3次歪(Composite Triple Beat:CTB)
K 位相ジッタ L TOI(Third Order Intercept)
位相ジッタ測定は、RF信号源と発振器の TOI測定機能は、有効なキャリアを自動的に
キャリアずれによって生じる位相雑音を テストし相互変調側波帯を測定することがで
即時に測定します。 きます。
位相信号ジッタを位相(rad)と時間(ns) ミキサ、ローノイズアンプ、受信機のような非
に直接変換し表示します。 直線システムの直線性を測定することできま
す。
M 周波数カウンタとノイズマーカ N 豊富なマーカ機能
周波数カウンタ ノイズマーカ マーカとデルタマーカ ピークマーカ
周波数カウンタ機能は、最高1Hz分解能までの正確な周波数測定を行こ 本器は、ノーマルマーカとデルタマーカと2種類の基本マーカが用意されてい
とができます。 ます。
ノイズマーカ機能は、マーカ位置から参照した1Hz帯域幅の平均ノイズ ノーマルマーカ6個とデルタマーカ6個が同時に表示できます。
レベルを計算し表示します。 また、10個のピークマーカが表示できます。
便利な機能
A シーケンス機能 B リミットライン機能
シーケンス機能は、パネルキーの操作手順
を記憶させ、呼び出して自動実行するので
繰り返し操作を簡略化し誤操作をなくし作業
効率がアップします。
シーケンスは、パネル操作を20ステップまで
そのまま記憶させるので簡単に作成できま
す。また、シーケンスの中に一時停止と遅延
を挿入するとシーケンス測定実行中に波形
や測定値を観察が可能です。さらに、シーケンスの中に別シーケンスを呼 リミットライン リミットラインテーブル
び出せるので複雑な操作も組み合わせて実行できます。 リミットライン機能は、プリセットした基準にもとづいて合否判定テストができ
ます。判定結果は、画面上に表示するだけでなく背面パネルのアラーム端
シーケンス数:5セット
子からアラーム信号を出力します。
3 シーケンスのステップ数:20ステップ
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EMI Pre-test は、 USB/ LAN/ RS-232C/ GP-IB Get Trace モードでは、 USB/ LAN/ RS-232C/ リモートコントロールモードは、 LAN 経由で
経由でリモートコントロールと長時間の波形データ GP-IB 経由で長時間の波形データを取得でき GSP-9330 の設定を PC 画面上から制御で
の記録ができます。 ます。 きます。
EMI プリテストモードでは、 伝導と放射測定をす 異常な無線信号の検出などスペクトル監視に
るために必要な CISPR EMI 規格の設定が可能な 有効です。
ため EMI テストの社内レポートや評価に便利で 異常事態が発生した場合に、 指定先へ電子
す。 メールを送信する機能をサポートしています。
GSP-9330 仕様
仕様は、特に指定のない限り本器が20℃~30℃の温度で少なくとも電源を投入後、45分以上ウォームアップした状態のときに適用されます。
周波数
範囲 9kHz ~ 3.25GHz
分解能 1Hz
周波数リファレンス
確度 ±(最終調整後の期間×エージングレート)+全温度範囲での安定性+供給電圧安定度
エージングレート 最大±1ppm 最終調整から1年後
周波数安定度(全温度範囲) ±0.025ppm 0℃ ~ 50℃
供給電源安定度 ±0.02ppm
周波数リードアウト確度
Start、Stop、Center、Marker ±(マーカ周波数表示×周波数リファレンス確度+10%×RBW+周波数分解能[1])
トレースポイント 最高601ポイント、最少6ポイント
マーカ周波数カウンタ
分解能 1Hz、10Hz、100Hz、1kHz
確度 ±(マーカ周波数表示×周波数リファレンス確度+カウンタ分解能) RBW/Span ≧0.02 ;
周波数スパン MkrレベルからDNL > 30 dB
レンジ 0Hz (ゼロスパン)、100Hz ~ 3.25GHz
分解能 1Hz
確度 ±周波数分解能[1] RBW:オート
位相ノイズ
キャリアからのオフセット Fc=1GHz;RBW=1kHz、VBW=10Hz;平均≧40
10 kHz < -88dBc/Hz Typical[2]
100kHz < -95dBc/Hz Typical
1MHz < -113dBc/Hz Typical
分解能帯域幅(RBW) フィルタ
フィルタ帯域幅 -3dB 帯域幅:1Hz ~ 1MHz、1-3-10シーケンス
-6dB 帯域幅:200Hz、9kHz、120kHz、1MHz EMIフィルタ
確度 ±8%、RBW = 1MHz Nominal[3]
±5%、RBW < 1MHz Nominal
Shape Factor < 4.5 : 1 Nominal Normal Bandwidth Ratio: -60dB:-3dB
ビデオ帯域幅(VBW) フィルタ
フィルタ帯域幅 1Hz~1MHz、1-3-10シーケンス 帯域幅 -3dB
[1] 周波数分解能 = Span / (トレースのポイント - 1)
[2] このデータシート上のTypical(代表値)は、性能が温度範囲20℃~30℃、信頼レベル95%で製品の80%が示す性能を意味します。
それらは製品保証の対象ではありません。
[3] Nominal(公称値)は、性能の期待値を示します。性能保証の対象ではない製品性能を示します。
振幅
振幅範囲
測定範囲 100kHz ~1MHz 表示平均ノイズレベル(DANL)~18dBm
1MHz ~ 10MHz DANL ~ 21dBm
10MHz ~ 3.25GHz DANL ~ 30dBm
アッテネータ
入力アッテネータ範囲 0 ~ 50dB、1dBステップ オートまたはManual
最大安全入力レベル
平均トータル電力 ≦ +33dBm 入力アッテネータ ≧10 dB
DC電圧 ± 50V
1dB Gain Compression
トータル電力(1st Mixerにて) > 0dBm Typical, Fc≧50MHz; プリアンプ オフ
トータル電力(プリアンプにて) > -22dBm Typical, Fc≧50MHz; プリアンプ オン
ミキサ電力レベル(dBm) =入力電力(dBm)–ATT(dB)
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表示平均ノイズレベル(DANL)[4]
プリアンプ オフ ATT 0dB;RF入力を50Ωで終端、RBW 10 Hz;VBW 10 Hz; スパン 500 Hz;
リファレンスレベル = -60dBm;トレース平均≧ 40回
9kHz ~100kHz < -93dBm Nominal
100kHz~1MHz < -90dBm – 3×(f/100kHz) dB Nominal
1MHz~2.7GHz < -122dBm Nominal
2.7GHz~3.25GHz < -116dBm Nominal
プリアンプ オン ATT 0dB;RF入力を50Ω負荷で終端. RBW 10Hz;VBW 10Hz;
スパン500Hz;リファレンスレベル= -60dBm;トレース平均≧ 40回
100kHz~1MHz < -108dBm – 3×(f/100kHz) dB Nominal
1MHz~10MHz < -142dBm Nominal
10MHz~3GHz < -142dBm + 3×(f/1GHz) dB Nominal
[4] DANLの仕様は、スプリアス応答を除外しなければいけません
レベル表示範囲
スケール Log、Linear
単位 dBm、dBmV、dBuV、V、W
マーカレベルリードアウト 対数ケール:0.01dB、リニアケール:リファレンスレベルの0.01%
レベル表示モード トレース、トポグラフィク、スペクトログラム 全画面 / 分割表示
トレース数 4(トレース1:黄色、トレース2:ピンク、トレース3:青、トレース4:オレンジ)
検出器 +ピーク、-ピーク、サンプル、ノーマル、RMS (not Video)、Quasi-Peak,Average トレースごとに設定可能
トレース機能 Clear & Write、Max/Min Hold、 View、Blank、Average、トレース演算
絶対振幅確度
絶対ポイント センター =160MHz ; RBW 10kHz; VBW 1kHz; span 100kHz; log スケール ;
1dB/div; ピークディテクタ ; 23℃±1℃; 信号はリファレンスレベル
プリアンプ オフ ± 0.3dB Ref レベル 0dBm; RF ATT10dB
プリアンプ オン ± 0.4dB Ref レベル -30dBm; RF ATT 0dB
周波数応答
プリアンプ オフ ATT: 10dB; リファレンス 160MHz; 20℃~ 30℃
100kHz~2GHz ±0.5dB
2GHz~3.25GHz ±0.7dB
プリアンプ オン ATT : 0dB; リファレンス 160MHz; 20℃~ 30℃
100kHz~2GHz ±0.6dB
2GHz~3.25GHz ±0.8dB
アッテネータ切り替えの不確かさ
アッテネータ設定 0 ~ 50dB, 1dB ステップ
不確かさ ±0.25dB リファレンス : 160MHz, ATT 10dB
RBWフィルタ切り替えの不確かさ
1Hz~1MHz ±0.25dB リファレンス : 10kHz RBW
レベル測定の不確かさ
全体の振幅確度 ±1.5dB 20℃~ 30℃; 周波数 > 1MHz; 信号入力 0 ~ -50dBm;
リファレンスレベル 0 ~ -50dBm;
入力 ATT 10dB; RBW 1kHz; VBW 1kHz;
校正後 ; プリアンプ オフ
±0.5 dB Typical
スプリアス応答
第2高調波インターセプト プリアンプ オフ ; 入力信号 -30dBm; ATT 0dB
+35 dBm Typical; 10MHz < fc < 775MHz
+60 dBm Typical; 775MHz≦ fc < 1.625GHz
3次インターセプト プリアンプ オフ ; 入力信号 -30dBm; ATT 0dB
> 1dBm 300MHz ~ 3.25GHz
入力関連スプリアス < -60dBc 入力信号 -30dBm, ATT. モード , Att=0dB; 20℃~
残留応答(固有) <-90dBm 30℃ 入力端子 ; Att 0dB; プリアンプ オフ
スイープ時間
範囲 310µs ~ 1000s Span > 0Hz、 RBW=Auto
50µs ~ 1000s Span = 0Hz; 最小分解能 = 10µs
スイープモード 連続 ; シングル
トリガソース Free run; Video; External
トリガスロープ +エッジまたは-エッジ
RFプリアンプ
周波数範囲 1MHz ~ 3.25GHz
利得 18dB Nominal, 標準装備
前面パネルの入力/出力端子
RF入力 コネクタ形状 : N 型メス、
インピーダンス : 50Ω Nominal
VSWR ;<1.6 : 1 300kHz ~ 3.25GHz; 入力 ATT≧10dB
オプション用電源 コネクタ形状 : SMB オス。 電圧 / 電流 : DC +7V/ 最大 500mA 短絡保護あり
USBホスト コネクタ形状 : A プラグ、 プロトコル : Version 2.0 Full/High/Low スピードをサポート
MicroSDソケット プロトコル : SD1.1、 サポートカード : MicroSD、 MicroSDHC 最大容量 32GB まで
5
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背面パネルの入力/出力端子
リファレンス出力 BNC 端子、 メス、 周波数 10MHz Nominal、 3.3V CMOS、 50Ω
リファレンス入力 BNC 端子、 メス , 周波数 10MHz、 入力振幅 : -5dBm ~+10dBm
周波数ロック範囲 : 入力リファレンス周波数の ±5ppm 以内
アラーム出力 BNC 端子 メス、 オープンコレクタ出力 機能により自動選択
トリガ入力 / ゲートスイープ入力 BNC 端子、 メス、 入力レベル 3.3V CMOS、
LAN TCP/IP インターフェース RJ-45、 10Base-T; 100Base-Tx; Auto-MDIX
USB デバイス B プラグ、 プロトコル Version 2.0、 リモートコントロールのみ、 USB TMC サポート
IF 出力 SMA 端子 , メス , 50Ω Nominal, 886MHz Nominal, 出力レベル -25 dBm ATT : 10 dB; RF 入力 : 0 dBm @ 1 GHz
イヤホン出力 3.5mm ステレオジャック , モノラル結線、 ON/OFF 可能
ビデオ出力 DVI-I , Single Link. アダプタ経由で VGA または HDMI 規格に対応
RS-232 インターフェース D-sub 9 ピン、 メス Tx, Rx, RTS, CTS
GP-IB インターフェース IEEE-488 bus コネクタ
電源
電源電圧 AC 100 V ~ 240 V, 50Hz/60Hz、 自動レンジ切り替え
バッテリーパック (別売) 6 セル , Li-Ion 充電式 , 3S2P, DC 10.8V, 5200mAh / 56Wh With UN38.3 Certification
ディスプレイ 8 インチカラー TFT 液晶、 SVGA (800×600 ピクセル)
内蔵メモリ 16MB Nominal
消費電力 < 82W
ウォームアップ時間 < 45 分
温度範囲 動作 : +5℃~ +45℃、 保存 : -20℃~ + 70℃
質量 約 4.5 kg 全オプションを装着 ( 基本 +TG+GPIB+ バッテリー )
寸法 350 (W) x 210 (H) x 100 (D) mm
付属品 CD (ユーザーマニュアル)、 電源コード
トラッキングジェネレータ
トラッキングジェネレータ仕様[6] (GSP-9330VT/GSP-9330VGT)
周波数範囲 100kHz ~ 3.25GHz
出力電力 -50dBm ~ 0dBm, 0.5dB ステップ
絶対確度 ± 0.5dB @160MHz, -10dBm, ソース - スアッテネータ 10dB, 20℃~ 30℃
出力平坦性 リファレンス~ 160MHz, -10dBm
100 kHz ~ 2GHz ± 1.5dB
2GHz ~ 3.25GHz ± 2dB
出力レベル切替の不確かさ ± 0.8dB リファレンス~ -10dBm
高調波 < -30dBc Typical, 出力レベル = -10dBm
逆電力 最大+30dBm
コネクタ形状 N 型、 メス
インピーダンス 50Ω Nominal
出力VSWR < 1.6 : 1 300 kHz ~ 3.25 GHz, ソースアッテネータ≧12dB
[6] TG出力がオンのとき、最少RBWフィルタは10kHzです。
アクセサリ
型式 価格 内容 ADB-002 ADB-006 ADB-008
OPT02-B-SP9300 \25,000 BNC(F)-BNC(M) N(F) - N(M) SMA(F)-SMA(M)
バッテリーパック
GSC-009 \13,500 ソフトキャリングケース
GRA-415 お問\2い5合,0わ0せ0 ラックマウントキット
ADB-002 くだ\さ8い,0。00 DCブロック BNC(F)-BNC(M)プラグ、50Ω 10MHz~2.2GHz
ADB-006 \8,000 OPT02-B-SP9300
DCブロック N(F) - N(M)プラグ、50Ω 10MHz~6GHz
ADB-008 \8,000 DCブロック SMA(F)-SMA(M)プラグ、50Ω 0.1MHz~8GHz
アクセサリ セット
GKT-001 アダプタ ADP-002 x 2 GKT-003 50Ω終端器 GAK-001 ATA-001
汎用アクセサリセット SMA(J/F)~N(J/F)、<10GHz RLBアクセサリセット N(P/M) ロッドアンテナ
BNC端子
10dB AttenuatorATN-100 ガードキャップ GAK-002 3段:200/120/80mm
N(J/F)~N/P(P/M) N(P/M)
RFケーブル GTL-303 x 2 RFケーブル GTL-302 x 2
RG316,SMA(P/M),600mm RG223,N(P/M),300mm
GKT-002 アダプタ ADP-001 x 2 GKT-008 GPL-5010
CATVアクセサリセット BNC(J/F)50Ω~N(P/M)50Ω、 近傍界プローブセット トランジェントリミッタ
<4GHz フィールドセンサ:
アダプタ ADP-101 x 2 ANT-04
BNC(J/F)75Ω~BNC(P/M)50Ω
ANT-05 周波数帯域:9kHz-200MHz
RFケーブル GTL-304 x 2 リミットレベル:50mW(+17dBm)
RG223,N(P/M)-N(J/F),280mm AC電圧プローブ(最大AC300V) システムインピーダンス:50Ω
PR-01 コネクタ:入力 BNC (メス)
出力N型 (オス)
AC電圧プローブ(最大DC50V) 最大入力レベル:連続 2.5W(+34dBm),
PR-02 パルス 10kW(10us), DC ±12V
寸法:118(L)x44(W)x23(H)mm
RFケーブル、SMA-N変換アダプタ 質量:約 92g
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周波数ドメインの基礎学習・実験に最適!!
スペクトラムアナライザGSP-730とRF通信トレーナGRF-1300Aの組み合わせでAM変調/FM変
調など高周波の周波数ドメイン学習ができます。
3GHzスペクトラムアナライザGSP-730は、主にRF通信教育用として基本機能のみに限定した低価格のスペクトラムアナライザです。
RF通信の基礎教育に高価な測定器を使用することはコストがかかりますが RF通信トレーニングキットGRF-1300AとGSP-730を組み合わせるとRF通信のための実験
を低価格で実現できます。
GRF-1300Aには、3MHzまでのベースバンド信号として正弦波、方形波、三角波の出力と870M~970MHzのAM/FM変調信号など基本的なRF信号とトラブルシューティ
ングのための信号がありスペクトラムアナライザの基本操作や周波数ドメインの学習に最適です。
3GHzスペクトラムアナライザ 特徴 マーカ番号、周波数、振幅
GSP-730 ● 周波数範囲 : 150kHz ~ 3GHz
● RBW範囲 : 30kHz, 100kHz, 300kHz, 1MHz
● 表示ノイズレベル : -100dBm マーカ
● RBWレンジ : 30kHz, 100kHz,300kHz, 1MHz
● ACPR/CHPW/OCBW 測定機能
● リミットライン機能
● マーカ機能:マーカ5個、ピーク検索、ピークマーカ
● 分割画面機能:上下2分割
● 各機能をアイコンで表示
● 3トレース:各トレース(A、B、C)を異なる色で表示
● インターフェース : USBデバイス/ホスト,VGAビデオ出力端子
● 5.7インチ液晶ディスプレイ
GSP-730の測定画面 マーカテーブル
正弦波 2MHz 三角波:2MHz 方形波:2MHz FM変調波 3 トレース ACPR測定
RF通信トレーナ 特徴
● 出力波形: ● Mixer & 2.4GHz バンドパスフィルタ
GRF-1300A 正弦波:0.1~3MHz、10kHzステップ ● 電源︓AC100~240V、50/60Hz、約7VA
方形波:0.1~3MHz、10kHzステップ ● 寸法:165(W)×155(H)×90(D)mm
三角波:0.1~3MHz、10kHzステップ ● 質量 約1.2kg
● RF周波数:870~920MHz 【 GRF-1300Aの付属品 】
● AM変調とFM変調 RFケーブル100mm×3、RFケーブル200mm×1、
● トラブルシューティングの学習用に8種類の RFケーブル800mm×2、
不良状態をシュミレーションする5個の アンテナ(800~1000MHz)×2
ON/OFFスイッチと5個テストポイント 電源コード、CD(ユーザーマニュアル、PCソフトウェア)、
N-SMA変換アダプタ
● USBデバイスポート:PCリモート用
FM変調の実験用接続例
測定のためのケーブルやコネクタはGRF -1300Aの付属品を使用できます。
RFケーブル100mm×3、RFケーブル200m m×1、
RFケーブル800mm×2、
アンテナ(800~1000MHz)×2
電源コード、CD(ユーザーマニュアル、PCソフトウェア)、
N-SMA変換アダプタ
RF通信トレーナ:GRF-1300A 3GHzスペクトラムアナライザ:GSP-730
機器に関する仕様、デザインは改善のため、予告なく変更することがあります。
安全にお使いいただくために、ご使用前は必ず「取扱説明書」をご覧ください。
当社の製品は、十分な知識のある方の監督のもとで使用ください。
注意 当社の製品は一般家庭、消費者向けに製造されたものではありません。
表示価格には消費税が含まれておりません。
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