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工場のデジタルトランスフォーメーションを行うにあたって、どこから手を付けた
ら良いか、迷っている方、分からない方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。
DXに関連したスモールスタート可能な3つのトピックをご紹介します。
このカタログについて
ドキュメント名 | 簡単に始められるDX |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2.2Mb |
取り扱い企業 | エンドレスハウザー ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Products Solutions Services
簡単に始められるDX
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工場のデジタルトランスフォーメーションを行うにあたって、どこから手を付けた
ら良いか、迷っている方、分からない方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。
DXに関連したスモールスタート可能な3つのトピックをご紹介します。
■ 巡回点検の効率化
■ 予知保全の実現
■ モート監視
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巡回点検の効率化
生産設備を正常に稼働しているか、トラブルが発生していないかを確認する巡回点検ですが、
現場機器の数に比例して点検ポイントも多くなります。安定した生産に欠かせない、この巡
回点検ですが、こんな課題をお持ちではありませんか?
課題
◼ アナログ計器で針が見にくい
◼ 読み取り値が人によって異なる
◼ 個々の現場機器表示を確認するのに時間がかかる
◼ 移動距離が長い
◼ アクセスしにくい場所にある
◼ 危険場所に設置されているため、安全に配慮した作業や追加装備が必要
解決のヒント
① データをBluetoothで出力する現場機器の活用
② Bluetooth接続でスマートホンやタブレットにデータを自動表示させる
③ 危険場所には危険場所に対応した①と②を活用
解説
Endress+Hauserは、Bluetoothモジュールを搭載した流量計、圧力計、レベル計、レベルスイッ
チ、水質分析計とスマートフォン、タブレット用AppSmartBlueを提供しています。SmartBlue
で一度接続した機器は、2回目からは接続可能な距離に近付くと、機器リストにTAG番号、測
定値、状態を自動で表示します。
Endress+Hauser社製以外の現場機器の場合、HART信号を出力する機器であれば、ワイヤレスア
ダプタFieldPort SWA50を接続します。SWA50でHART信号をBluetoothに変換することで、
Bluetoothモジュールを搭載した現場機器と同じように、ステータスを確認することができます。
防爆対応のタブレットもございます。
Bluetooth機器の詳細はこちら
SWA50の詳細はこちら
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予知保全の実現
設備の保全業務は、安定した工場の生産活動に欠かせない業務です。従来の保全業務を画期
的に改善する予知保全が提唱されています。ビッグデータの活用やAI技術の進歩によって現
実的なものとなりつつありますが、こんな課題はありませんか?
課題
◼ 大量のデータを集めて、解析を行うことが前提のため、データ集めから始めなければなら
ない
◼ AIや専用ツールを導入するには、高額な費用が掛かることが予想される
◼ 使っているセンサや現場機器がアナログ計器であるため、測定データやON/OFFの情報しか
データがない
解決のヒント
① 自己診断機能を持った現場機器の導入と活用
② 自己診断の結果を自動で報告書作成
③ 報告書の中に現場機器の内部パラメータが記録されるので、保全活動のヒントとして活
用
解説
Endress+Hauserが提供する流量計、圧力計、レベル計、レベルスイッチ、水質分析計、温度計
には、自己診断技術であるHeartbeat Technologyを搭載しています。Heartbeat Technologyによっ
て、計測を行っている裏側で常時自己診断を行っており、機器に異常があればすぐにお知らせ
します。
また、Heartbeat Technologyの機能の一つ、検証機能では、診断結果を報告書として、作成して
PDF化します。この報告書の中に機器の内部パラメータが記載されるため、この値を監視、比
較することで、予知保全につなげることができます。
HART信号を出力できる機器の場合、内部パラメータをHART信号で伝送できるため、このパラ
メータを予知保全に使用することもできます。
Heartbeat Technologyの動画はこちら
Heartbeat Technologyの詳細はこちら
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リモート監視
コロナ禍において、一気に加速したリモートワーク。それと同時にリモート監視にも注目が
集まりましたが、導入においては、次のような課題を抱えていないでしょうか。
課題
◼ センサや現場機器がそもそも設置されておらず、目視による現場確認を行っている
◼ 現場表示のみでデータが計器室に上がっていない
◼ 電源やケーブルが通っていない
◼ センサや現場機器、受信装置は持っているが、ネットワークにつながっていないため、リ
モート化するためには、高額なコストが発生しそう
解決のヒント
① 無線機器を導入する
② クラウドベースで監視を行う
③ 既設設備はそのままで、ゲートウェイやエッジデバイスを追加する
解説
Endress+Hauserでは、現場機器のリモート監視を実現するため、以下の関連機器を提供してい
ます。
➢ WirelessHARTアダプタおよびゲートウェイ
➢ ウェブサーバー搭載のデータロガー
➢ クラウド接続型IoTレーダーレベル計
➢ クラウドにデータを伝送するためのエッジデバイス
WirelessHARTアダプタとゲートウェイの組み合わせで、最大250点の測定点を無線で接続して、
リモート監視をすることが可能です。
データマネージャーRSG45は、ウェブサーバーを搭載しているため、データマネージャーに接
続された現場機器の測定値をインターネット経由で確認できます。
電源も信号線も引かれていない場所でのレベル測定には、バッテリ駆動タイプのMicropilot
FWR30を使用することでレベル測定値をNB-IoTでクラウドに直接送信することができます。
HART機器用のエッジデバイスも提供しています。
クラウドサービスの詳細はこちら Micropilot FWR30の詳細はこちら
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www.jp.endress.com