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後続用アナンシェータは、リフラッシュユニット(KFA-333形)の出力を入力として取込み次々と発生し てくる故障の警報を発するアナンシェータ
通常のアナンシェータはブザー停止後、再故障となっても警報を発しませんが、当システムでは最初の故障と同じように動作するものですから、多入力故障を集約するアナンシェータとして、大規模な集中監視をするものに最適。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 【キムデン】後続用アナンシェータ KFA-330D / 330G形 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 816.2Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | キムラ電機株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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後続用アナンシェKーFAタ-330D/330G形
KFA-330D/330G形
❑ 特 長
● 後続用アナンシェータは、リフラッシュユニット(KFA-333形)の出力を入力として取込み次 と々発生し
てくる故障の警報を発するアナンシェータ。
● 通常のアナンシェータはブザー停止後、再故障となっても警報を発しませんが、当システムでは最初の
故障と同じように動作するものですから、多入力故障を集約するアナンシェータとして、大規模な集中監
視をするものに最適。
ア
ナ
ン
シ
ェ
ー
タ
ご使用上の留意点
●アナンシェータのアラームユニット、コモンユニットを着脱するとき、及びシャーシユニットを交換するときは、電源を
OFFにして行ってください。
● 警報入力接点および操作スイッチの配線は原則として、ツイストペアー線を使用してください。
● 操作用スイッチで不必要なものは、OPENのままでご使用ください。
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KFA-330D/330G形
❖ 製品の構成
KFA-330D/G形の製品構成はシャーシユニット(KFA-34D/G)、アラームユニット(KFA-35□□□)とコモンユニット(KFA-
36□□)で構成されていますので、下記の各形式構成をご参照のうえ手配願います。
シャーシユニットにはアラームユニット10個、コモンユニット1個を実装できます。
シャーシには警報入力用・表示灯出力用および操作入力用の端子台を設けています。
コモンユニット(KFA-36□□)1個に対してアラームユニットは100個まで増設が可能です。
❖ 形式の構成
KFA330D形 KFA330G形
■ シャーシユニット ■ シャーシユニット
KFA‐34D KFA‐34G
形式名 形式名
■ アラームユニット ■ アラームユニット
KFA‐35 C D5R KFA‐35 C G
基本形式 シーケンス b接点入力のみ 基本形式 シーケンス
番号 B を記入 番号
ファースト
ファースト リセットメモリー付のみ アウトなし
アウトなし M を記入 定格使用電圧
6:DC24V
定格使用電圧 7:DC48V
6:DC24V 8:DC100/110V
7:DC48V 9:DC125V
ア 8:DC100/110V
ナ 9:DC125V
ン
シ
ェ
ー ■ コモンユニット ■ コモンユニット
タ
KFA‐36D KFA‐36D
形式名 定格使用電圧 形式名 定格使用電圧
6:DC24V 6:DC24V
7:DC48V 7:DC48V
8:DC100/110V 8:DC100/110V
9:DC125V 9:DC125V
● ダミーユニット ● ダミーユニット
KFA‐35D KFA‐35D
形式名 形式名
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KFA-330D/330G形
❖ 定格・性能
● KFA-330D/330Gシステム
直 流 24V 48V 100V/110V 125V
定格使用電圧
許容範囲 定格使用電圧の±10%
使用温度・湿度範囲 -10~+60℃、45~85% RH(ただし氷結または結露しないこと)
耐環境性
保存温度 -20~+70℃(ただし氷結または結露しないこと)
耐振動 JIS C 0911に準拠
耐衝撃 JIS C 0912に準拠(10G、XYZ方向各3回)
耐ノイズ性 インパルス パルス幅1μs、150ns、1800V、80Hz
● シャーシユニット KFA-34 D/G形
絶縁抵抗 DC500Vメガ-50MΩ以上
充電部対シャーシ間
耐電圧 AC2000V 1分間異常なし
● アラームユニット KFA-35C形
形 式
項 目 KFA-35C 6□ KFA-35C 7□ KFA-35C 8□ KFA-35C 9□
消費電力(ランプ消費電力を除く) 0.3W Max. 0.6W Max. 0.9W Max. 1.1W Max.
接 点 N.O接点(無接点入力も可)
電 圧 24V 48V 100/110V 125V
警報入力
抵 抗 約8KΩ 約19KΩ 約60KΩ 約65KΩ
レスポンスタイム 約 5ms
接点入力 N. O
入力電圧 9.5V±1V
操作入力 入力抵抗 20KΩ±10%
動作テスト(FT) 警報入力(故障入力)が入ったと同様な動作をします。
時 間 約 50ms
警報出力 電 圧 24V 48V 100/110V 125V ア
(表示灯) 電流容量 250mA Max. ナ
ン
● コモンユニット シ
形 式 ェ
項 目 KFA-36D6 KFA-36D7 KFA-36D8 KFA-36D9 ー
消費電力(ブザー出力を除く) 0.2W Max. 0.5W Max. 0.9W Max. 1.1W Max. タ
警報出力(ブザー) 250mA(オープンコレクタ)BZまたはBLの切換えはスイッチによる。
フリッカ周期 0.7sec±10%
アラームユニット接続数 100個 Max.
❖ 材 質
端子台 TS-135 ● 製品重量
端子ねじ 炭素鋼 (ニッケルめっき)M3×6 シャーシユニット 約1600g
端子台カバー ポリカーボネート樹脂 アラームユニット 約 100g
プリント基板 ガラスエポキシ 厚さ1.6mm コモンユニット 約 90g
アラーム/コモンユニットケース ポリカーボネート樹脂 ダミーユニット 約 48g
シャーシ みがき鋼板
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KFA-330D/330G形 (訂正箇所は、青色で表記しています)
❖ 外形図
▼KFA-330D形システム全体図
480
458
25
35 1 35 2 35 9 35 10 36 11
アラームユニット コモンユニット
8 9.5
M3×6
▼ KFA-330G形用シャーシユニット(KFA-34G形)
・ 外形寸法は上図(KFA-330D形システム全体図)と同一寸法です。
・ KFA-330D用シャーシユニット(KFA-34D形)とちがう部分のみ
表示しています。
▼ KFA-34D/G形シャーシユニット
ア ●パネルカット図
ナ M3×6 434
4-M5タップ
又はφ6穴
ン
シ
ェ 458
ー
タ
▼ KFA-35C形アラームユニット ▼ KFA-36D形コモンユニット
銘板色(青色) 銘板色(茶色)
KFA-36 D□KFA-35 C□ BZ BL DC V JAPAN
DC V JAPAN
27 1 27 1
76.2 19.2 76.2 19.2
(92) (92)
I-30
KFA-34G
CHASSIS UNIT
NO KFA-34D . J A P A N CHASSIS UNIT N O . J A P A N
FC P LC
p FC P LCF1 N L1
n F2 N L2
P F3 BZ L3F4 BL L4
N F5 FA L5
0.5 F6 FT L6
F7 BS L7104 F8 ACT L8
F9 RST L9
F10 BZC L10
F11 BLC L11
KFA-35 BZ BL
DC V JAPAN
KFA-35 BZ BL
DC V JAPAN
KFA-35 BZ BL
DC V JAPAN
KFA-35 BZ BL
DC V JAPAN
KFA-36
DC V
ANNUCIATOR
SYSTEM
TYPE KFA-330D
NO.
18 27 TKYO JAPAN
6
57
105
57
103.5
107
18 106.5
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KFA-330D/330G形
❖ シーケンスパターン
KFA-330D
ACT ACT ACT ACT ACT
形 式 名 操作入出力 BS (ACK) RST BS BS (ACK) RST BS (ACK) BS (ACK) RST FT BS (ACK) RST
警報入力
KFA-
35C□D5R 表示出力
ブザー出力
KFA-330G
形 式 名 操作入出力 BS
ACT ACT ACT
(ACK) BS BS (ACK) BS (ACK) BS
ACT
(ACK) FT BS
ACT
(ACK)
警報入力
KFA-
35C□G 表示出力
ブザー出力
ア
ナ
ン
シ
ェ
ー
タ
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KFA-330D/330G形
● アラームユニットおよびコモンユニットの入出力端子番号
端子番号 記 号 機 能 説 明
警報表示灯出力端子
1 L
オープンコレクタ出力で表示灯をドライブする端子です。
3 P 定格使用電圧のプラス(+)側端子
ベル出力端子
5 BL
オープンコレクタ出力でベルをドライブする端子です。
フラッシング信号端子
9 FA
コモンユニット側からアラームユニット側へ入力され、警報表示灯をフラッシングさせます。
ファンクションテスト(動作テスト)端子
11 FT
シーケンス動作を確認するスイッチを接続します。
ブザー出力端子
13 BZ
オープンコレクタ出力でブザーをドライブする端子です。
ベルコントロール端子
15 BLC
警報入力時、アラームユニットから、コモンユニットへベル信号が入力されます。
ブザーコントロール端子
17 BZC
警報入力時、アラームユニットから、コモンユニットへブザー信号が入力されます。
警報表示灯のリセット端子
19 RST
警報表示灯のリセットスイッチを接続します。
確認端子
21 ACT
フリッカ停止用のスイッチを接続します。
ブザー停止端子
23 BS
ブザー停止用のスイッチを接続します。
定格使用電圧のN(-)側端子
25 N
すべての電流はこの端子を通して装置電源の(-)側にリターンします。
警報入力端子(故障入力端子)
27 F
警報接点(故障接点)はこの端子と定格使用電圧の(-)側に接続します。
・上記の11、19、21、23の各端子に接続されるスイッチは、N. O接点スイッチを使用し、
・ この接点に印加される電圧は約10Vで、入力インピーダンスは約20KΩです。
ア ・接続は定格使用電圧の(-)側とスイッチの各端子に接続します。
ナ
ン
シ
ェ ● シャーシユニットの入出力端子番号
ー 記 号 機 能 説 明
タ
LC 警報表示灯電源端子(+)
各アラームユニットの表示灯の出力端子
L1~L11 アラームユニットの出力トランジスタのコレクタに接続されます。
警報表示灯点灯時、この端子電圧はほぼ0Vとなります。
FC 警報入力(故障入力)共通端子
警報入力端子(故障入力端子)
F1~F11 この端子とFC間(-)側に警報接点(故障接点)を接続します。
警報接点(故障接点)開の時は、定格使用電圧がかかります。
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KFA-330D/330G形
❖ シャーシユニット接続図
▼ KFA-330D形
表示灯
LC LC L1 L2 L3 L4 L5 L6 L7 L8 L9 L10 L11
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
P P 1 LAMP OUT
BZ RY P 3 P(+)
電源 N 5 BL OUT
N
N 7BZ
9 FA
BL 11 FT
FA 13 BZ OUT
FT FT 15 BL. C
BS BS 17 BZ. C
ACT ACT 19 RST
RST RST 21 ACT
BZ. C 23 BS
BL. C 25 N(-)
27 F
操作入力 FC FC F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 F8 F9 F10 F11
警報接点
・シャーシユニットの接続図は1点鎖線内(― - ―)に示します。
・それ以外のスイッチ表示灯などは、このユニットには含まれません。
▼ KFA-330G形
・KFA-330G形は定格使用
電圧とランプ電圧が別々の
2電源方式となります。 表示灯 ア
LC LC L1 L2 L3 L4 L5 L6 L7 L8 L9 L10 L11 ナ
ン
p 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
シ
p 1 LAMP OUT
ランプ電圧 n n 3 P(+) ェ
P P 5 BL OUT
BZ RY N
ー
定格使用電圧 BZ 7 n(-)9 FA タ
N BL 11 FT
FA 13 BZ OUT
FT
FT 15 BL.CBS
BS 17 BZ.C
ACT
ACT
21 ACT
BZ.C 23 BS
BL.C 25 N(-)
27 F
操作入力 FC FC F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 F8 F9 F10 F11
警報接点
・シャーシユニットの接続図は1点鎖線内(― - ―)に示します。
・それ以外のスイッチ表示灯などは、このユニットには含まれません。
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KFA-330D/330G形
❖ システム接続図
▼ KFA-330D形
下図はアラームユニット(KFA-35C□□)とコモンユニット(KFA-36D□)を使用した時の基本的な接続を示したものです。
P (+)
アラームユニット S1 表示灯
KFA-35C□D5□
3 B.Z B.L 1
ブザー
15 BL. C
定
格 17 BZ. C ロジック回路
使
用
電
圧 27 25 23 21 19 11 9
RY
F BS ACT RST FT FA
N (-)
25 9 ・各ユニットの入出力の数字はコネクタピン番号で
17 す。
15 制御回路
3 RY ・スイッチS1はBZ出力またはBL出力を選択するも
のです。
13
・P/Nは定格使用電圧の極性を示します。
BZ
コモンユニット BL ・RYはリレーを表し、この接点を介してブザー電源
KFA-36D□ 5 を投入するものです。
▼ KFA-330G形
下図はアラームユニット(KFA-35C□□)とコモンユニット(KFA-36D□)を使用した時の基本的な接続を示したものです。
n (-)
ランプ電圧p (+)
ア P (+)
ナ
ン アラームユニット 表示灯S1
シ KFA-35C□G 3 B.Z B.L 1 7
ェ
ー
定 ブザータ 15 BL.C格
使 17 BZ.C ロジック回路
用
電
圧 27 25 23 21 11 9
RY
N (-) F BS ACT FT FA
25 9
17
3
15 制御回路 RY ・各ユニットの入出力の数字はコネクタピン番
13 号です。
BZ ・スイッチS1はBZ出力またはBL出力を選択するコモンユニット BL
KFA-36D□ 5 ものです。
・P/Nは定格使用電圧の極性を示します。
・p/nはランプ電圧の極性を示します。
・RYはリレーを表し、この接点を介してブザー
・KFA-330G形は定格使用電圧とランプ電圧が別々の2電源方式となります。 電源を投入するものです。
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