サブミクロン単位の位置決め&グラム単位の力制御!2.5億サイクルの長寿命品も
生産システムの小型化により、一層の高精度化が求められる自動化設備。
『電動アクチュエータ』を製造する当社では、
資料『ピック&プレースに最適なムービングコイルアクチュエータ』を進呈中!
自動化設備に関する要望にお応えする機能として、
極小部品や脆い部品にも対応可能な「グラム単位の力制御」、
ピック&プレースに最適な「動作制御」「作業と検査の同時進行」などを紹介。
自動化設備の効率化、設計の容易化を行いたい方にオススメです。
【SMAC 電動アクチュエータの特長】
■精密な推力制御を活かした“ソフトランディング機能”を搭載
■サブミクロン単位の位置決め精度
■加速度・速度・位置・力を自在に制御可能
■作業と検査の同時進行が可能
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このカタログについて
ドキュメント名 | P&Pに最適なムービングアクチュエータのご紹介 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.1Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | SMAC Moving Coil Actuators (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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ピックアンドプレース(P&P) に最適な
ムービングコイルアクチュエータのご紹介
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SMAC社製品が選ばれる理由
技術革新の速い電子機器産業では、更なるシステムの小型化に向け極小部品
や脆弱な部品の採用が進み、自動化設備の継続的な高精度化への改良が求
められています。
ムービングコイル方式のリニアモータがSMAC社のコアとなる技術であり、他の
リニア駆動技術と比べ明確な優位性を持っております。具体的には、軽い可動
部は少ない駆動電流で高い加速度を得る事が可能です。これに、自社開発の最
新のエンコーダ技術とソフトランディング機能を組み合わせる事で、微細な電子
部品のピックアンドプレースが可能となります。装置メーカー様は従来駆動技術
方式に比べ、微細な電子部品のピックアンドプレースが可能となります。
電子機器の自動組立機業界には機器の早い技術革新に対応した自動組立機
の迅速な開発が求められています。ピックアンドプレースのヘッド部にSMACの
リニアロータリアクチュエータを採用することで、ヘッド部設計を容易化し、技術
者のシステム設計に注力する事が可能となります。
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ピック&プレイスに最適なSMACアクチュエータ
リニアアクチュエータ~LCAシリーズ LCA8
LCA6 厚さ6mm ストローク10mm 可動部質量/最大推力未定(2017年1月発売予定)
LCA8 厚さ8mm ストローク10mm~ 可動部質量25g~最大推力2.6N~
LCA16 厚さ16mm ストローク10mm~ 可動部質量45g~最大推力6N~
LCA25 厚さ25mmストローク10mm~ 可動部質量40g~最大推力8N~
リニアロータリアクチュエータ~LCRシリーズ LCR13
LCR13 厚さ13mm ストローク25mm 可動部質量95g 最大推力7N~
LCR16 厚さ16mm ストローク25mm 可動部質量95g 最大推力7N~
LCR20 厚さ20mm ストローク25mm 可動部質量95g 最大推力25N~
※詳しい仕様は当社ホームページ http://www.smac-mca.co.jpをご覧ください。
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リニアロータリアクチュエータ LCR13
リニア・ロータリ一体型アクチュエータは、部品のピックアップ、回転位置調整及び高精度な配置を可能としま
す。
主な特徴
• 非常にユニークなリニア・ロータリ一体型アクチュエータ
• 長寿命 2億5000万サイクル以上
• 薄型13㎜で多軸の積層配列にも有効
リニア駆動部の特徴
• バックラッシュやコギングのないダイレクトドライブ方式
• メンテナンスフリーのリニアガイドを内蔵
• 40G以上の高加速度
• ストローク 25mm~
• 最大推力 7N~
• ワークへのソフトランディング(軟着陸)は約0.1N(10g)~
• 自社開発の光学式リニアエンコーダの分解能は 5µm標準, 1.0/0.1µmはオプション
• 電源OFF時の落下防止用バネ内蔵オプション
ロータリ駆動部の特徴
• 最大トルク47mNmのダイレクトドライブ・ブラシレス回転モータを実装
• 自社開発の光学式ロータリエンコーダの分解能は 24,000カウント/回転標準、40,960カウント/回転はオプション
• モータ直結シャフトにより振れ回り精度は10 µm以下
• 中空シャフトによる真空接続により、真空チューブの接続による可動部への影響を排除
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ソフトランディング機能
アクチュエータのロッドをワーク表面に軟らかく着地させ
る機能です。本機能は、デリケートで壊れやすい部品
の組立てやピック&プレース等に最適です。
最初に位置モードでワーク表面の近くまで高速に移動
します。次に速度モードに切り替えて接触ポイントを検
出します。この時に力をかけ過ぎないように最大電流値
を設定します。接触ポイントはエンコーダカウントの監
視により判定します。着地後は推力モードに切り替え
て、一定の加圧を保持することが出来ます。
低い推力で接触し、ワークの破損を防ぐ
ワーク面、または障害物を検知
(追従エラ
ーを待機)
主な用途
デリケートな電子部品などのピック&プレース
壊れやすい、またはフレキシブルな材質の寸法計測
スイッチやタッチパネルの検査
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加速度/速度・位置・力をプログラムで自在にコントロール
SMACのアクチュエータはDCサーボモータです。SMAC専用コントローラを使用することで、動作を自在
に制御することが可能です。
SMAC製コントローラのプログラミング機能により、次の3モードでアクチュエータを制御することが可能で
す。 LCAシリーズは1軸コントローラ、LCRシリーズは2軸用コントローラ(うち1軸はブラシレスモータ対
応)が必要です。
位置決めモード
アクチュエータのロッドの位置決め(スライドモデルの場合はスライド位置決め)を行うモードです。目標位置は
絶対位置、相対位置の何れかを指定します。また、速度、加速度も任意に設定可能です。
速度モード
アクチュエータのロッドを指定した速度で動作させるモードです。目標位置は有りませんので、どこまでも指定
された速度で動作します。指定速度に到達するまでの加速度も任意に設定可能です。また、推力を低く設定
することで、ソフトランディングを行う場合にも使用します。
推力/トルクモード
指定した推力/トルクで動作します。本モードはオープンループで動作します。現在の位置を監視することがで
きます。
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作業と検査を同時に行うことができます
SMACのアクチュエータはDCサーボモータで、推力/トルクは電流値に比例します。そのため、
モータに流れている電流値から推力の計算ができます。
電流値とエンコーダーの現在位置はリアルタイムに取得できるため、作業が正しく行われたどうか
を数値データから判定することが可能です。
ピック&プレイス例
ソフトランディングしたときの位置から部品の有無を判定
加圧をしたときに、正しい力で正しい位置(深さ)に部品が配置されたかを判定
スイッチの特性テスト例
加圧をコントールしながら位置を監視す
ることで、弱い力でスイッチが入ってし
まう、強い力でもスイッチが入らないな
どの不良を検出し、正しい力と指定の
位置(深さ)でスイッチが入ることを判定
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多数のピック&プレイスの導入実績がございます
• SMTマウンターヘッド
• LEDチップマウンターヘッド
• マルチヘッドICハンドラー
• スマートフォン向けレンズの組立て(多層位置決め、推力制御)
• その他多数
• ピック&プレイス参考動画(Youtube)
– https://www.youtube.com/watch?v=AAl0-Hm-MzU
– https://www.youtube.com/watch?v=VDQydFc45_o
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是非導入をご検討ください
• Youtube.comに多数の動画が登録されていますので、”SMAC
actuator”で検索してご覧ください。
• より詳しい製品情報については、www.smac-mca.co.jpをご覧くだ
さい。
• SMACでは各種カスタマイズやOEMに対応いたします。下記窓口
にご相談ください。
• デモ機の貸出しも行っております。
• お問合せ窓口 SMAC JAPAN
– TEL:03-6408-5358
– E-mail: info@smac-mca.co.jp