電動リニアロータリアクチュエータ ユニークなリニア(Z軸)とロータリ(θ 軸)一体型アクチュエータ 推力/トルク、速度、位置を自在に制御可能 人手では困難なねじ穴検査の100%自動化を実現
様々な原因による、ねじ(タップ)穴の不良を検出します
■穴が無い・小すぎる・大きすぎる・浅いなど
■ねじ山が無い・浅い・深い・傾斜してるなど
人手による検査では困難な
■ねじゲージの押しつけ推力や回転トルクを設定できます
■ねじ穴の深さを計測できます
■ねじ山の始点(開口部)を検出できます
■ねじゲージの回転数からねじ山のピッチを計測できます
■ねじゲージの上下させて、ねじ山のガタ(遊び)を計測できます
リアルタイムにデータを取得
■ねじ穴の深さ、ねじ山のピッチ、ガタ(遊び)の大きさなど
ねじ穴検査の流れ(参考例)
■初期設定として、ホームポジションからねじ穴が始まる位置(高さ)、ねじ穴の深さ、ねじ山のピッチなどを決めます。
■ねじゲージをねじ穴の直前まで高速(指定した速度)に移動します。そこから速度を落としねじ穴に接触させます。
■ねじゲージがねじ穴が始まる高さを超えて降下した場合は、ねじ山が無い、ねじ穴が大き過ぎるなどの不良と判定します。
■ねじゲージをねじ穴に押しつけながら反時計方向に回転させます。ねじゲージが一瞬沈む地点がねじ山の始点と認識できます。
■時計回りに、ねじゲージを一定の力でねじ穴に押しつけながら、さらに指定のトルクをかけながら回転させます。
■回転中に直進方向の変化が発生しない、または変化量が少ない場合は、ねじ山の切り忘れ、ねじ穴が小さいなどが考えられます。
■ねじゲージが設定したねじ穴の深さに到達する前に、回転エラー(ロック)が発生した場合は、ねじ山が浅い、斜めねじなどの不良が考えられます。回転エラーとは指定のトルクをかけているにもかかわらず、ねじゲージが必要な分回転しない状態です。
■ねじゲージの先端が設定したねじ穴の深さに到達するとき、ねじ穴は正常と判定します。
■ねじゲージをねじ穴に入れた状態で上下に動かすことで、ねじのガタ量を計測できます。ガタ量が規定から外れる場合は不良と判定できます。
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | ねじ穴(タップ穴)検査 |
---|---|
ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 646.8Kb |
取り扱い企業 | SMAC Moving Coil Actuators (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
