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このカタログについて
ドキュメント名 | 製造DXを実現するためのDXソリューションのご紹介 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 6.9Mb |
取り扱い企業 | 株式会社FAプロダクツ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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製造DXを実現するためのDXソリューションのご紹介
株式会社 FAプロダクツ
R&D部
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製造DXソリューション一覧
DXトライアングル(生産グランドデザイン/構想設計、工場自動化・ITグランドデザイン/構想設計
目指す方向性 現状問題点 活動目標 目標実現 施策評価 ロードマップ 投資額 改革
/活動指針 課題 /コンセプト テーマ/施策 優先度設定 /スケジュール /費用対効果 体制図
検
討
事
項
デジタル側DXソリューションパッケージ リアル側DXソリューションパッケージ
①投入計画最適化 ②人員配置最適化 ③AGVロボット ④設備保全 材料&ツール自動 材料交換 マルチ組立
ソリューション ソリューション ソリューション ソリューション 交換ロボットシステム ロボットパッケージ ロボットパッケージ
⑤品質改善 ⑥ペーパーレス ⑦自動点検 ⑧グローバル ツール自動交換 アパ作レル成ピッキ中ング マルチ検査
ソリューション ソリューション ソリューション 工程設計ソリューション ロボットシステム (乞ロボうットごパッ期ケージ待) ロボットパッケージ
⑨現場調整0 ⑩xR ⑪食品メーカ向け ⑫リソース管理 洗浄・焼嵌め 重量仕分け 自動搬送
ソリューション ソリューション ソリューション ソリューション プリセッタステム ロボットパッケージ パッケージ
DX型ポイントソリューション
HMD
稼働監視 予知保全 シュミレータ 工程設計(BOP) AR センサー GW PLC カメラ
ペーパーレス MES ロボットSim VR AI(要因分析)
AGV/AMR ロボット 生産設備 検査装置 2
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食品メーカ
DX型ソリューションパッケージ 位置づけ 向けSol
検査指示書 VRによる グローバル ペーパーレスでの
作成 検証 工程設計 見える化、分析
工場系xR 自
グローバル 上流への リソース管理 意思決定 動点検
品質の
生産要件 Sol Sol
工程設計S作oり込l み フィードバック Sol
チェック
在庫管理 保全管理
+YYY
XXX -ZZZ BOP
作業 設備保全Sol
検査 (工程モデル)
指示書 M-BOM ERP EAM
指示書
トレーサビリティ 物流管理 IoTPF
3D設計
3Dモデル PLM 品質改善Sol
人員配置 D I MES WMS
+YYY BOP
XXX 指示書 NC/ M S
-ZZZ (工程モデル)
最適化Sol /OLP 品質データ収集
最適投入計画立案 工場内物流 物流コントロール
3D自動検査
最適人員配置
投入計画 最適化Sol在庫データ
金型設計 NC
DMIS OLP 最適物流計画
収集
最適化Sol
コスト
見積り
保全データ収集 ペーパーレス
加工パス 動作検証
検査パス作成 現場OLP調整0 Sol
仮想試S運o転l 電力データ収集 ペーパーレス
© 2021A TReam作 C業ross指 FA示 3
作業・検査指示
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① DX型投入計画最適化ソリューション
従来のやり方 ソリューションのご提案
投入計画最適化ソリューションを適用すれば、生産ラインからの
様々なタイムリーな情報を収集し、そのデータを基に生産
発行された生産計画をもとに現場オペレータが、現状の生産状 シミュレーションにて最適な投入計画を自動的に導き出し、製
況や段取り時間、仕掛り状態などを考慮し、その担当者が今ま 造現場へダイレクトコントロールする
での経験やカン、コツなどで、生産計画を修正。
生産現場情報と基幹システムを連携し、最適な投入計画をシミュレーションで自動的に計画実施
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① DX型投入計画最適化ソリューション
■導入効果
「投入計画」の自動化で生産管理面の課題を解決
生産・稼働面でのデジタルツインにより投入計画の立案・修正を自動化
生産効率の向上 管理工数の削減 急な変更にも即対応 属人化の解消 自動コントロール
・既存設備の稼働率/ ・在庫やバッファサイズを最適 ・前日までの出来高実績や ・誰でも簡単に計画の立 ・人による段取り、調整時間
生産性の向上 化し、在庫管理工数を削 在庫/仕掛品の状況などを 案が可能 の短縮による生産効率向上
減 反映し、適時計画の立案
・故障要因を特定/分析 が可能 ・時間をかけずに計画の ・省人化
することで改善に繋げる ・稼働状況や生産状況を常 立案が可能
に見える化し、人が確認し ・設備の稼働状況や故障
・段取り替えのタイミングを ていた管理工数を削減 実績を反映させることで実
最適化 績との差異の少ない計画立
案が可能
・生産計画立案時間 : 5時間⇒10分
過去実績 ・特急対応時の再計画時間 : 5時間⇒10分
・平均余剰在庫数 : 20%削減
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・納期遅れ :納期遅れなし、納期短縮
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② DX型人員配置最適化ソリューション
従来のやり方 ソリューションのご提案
スケジュール例(日付と担当者のみが確認可能) 人員配置最適化シミュレーション分析イメージ
・スケジューラ等を使って生産計画に合わせて作業者
を割り当てる
・各工程の人員数に不足が無いように均等に配置 人体負荷検証のシミュレーション分析イメージ
現場の状況がわからず
本当にこれで良いのか・・・
・スケジューラ等は作業者の能力まで入力することが プラントシミュレーションを活用しバーチャル上
出来ない為、過剰配置、過少配置 で工場を再現、人員配置等の様々な項目
・各工程ごとの作業負荷が正確に把握されておらず、 についてシミュレーションが可能
作業者ごとの負荷バランスが異なっている ※オプションを追加する事で、人体的な
・突然欠員が出た時に補うことが出来ず生産が 負荷を検証、作業内容の見直しが可能
遅れたり、止まってしまう事がある
・特急納期の受注が入ると現場の負荷状況がわから
ず、納期回答に困ってしまう
上記のシミュレーション分析結果を現場にフィードバックし、最適な人員配置を実現
投入計画ソリューションと同じ仕組みでアプローチが異なる
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② DX型人員配置最適化ソリューション
■導入効果
➢人の能力値を考慮したシミュレーションにより受注後の納期算出が可能
・担当者不在時も、他の人を割り当てた場合の再スケジュールのシミュレーション等が可能
・一人一人の負荷バランスを確認でき、作業負荷を均等にすることが出来た(負荷のばらつきが5%以内になった)
・相対時間シミュレーションができる事で、特急対応の納期回答が即答できた
・当日の欠員に対しても対応でき、生産が遅れることがなくなった
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③ DX型AGVロボットソリューション
<従来の工場内物流>
工程1 工程2
部品倉庫 出荷バース
積 卸 積 卸 積 卸
ぶつ切れの「搬送だけの自動化」では、効果は限定的
<これからの工場内物流>
MES WCS シミュレーション
生産計画 最適化
大日程 製造管理 AGV台数の最適化
生産計画 投入計画の策定 搬送順序の最適化
レシピ管理 実績報告
ERP
搬送ルートの決定 搬送 品種情報
生産管理 制御指示 AGV+ロボット
購買管理 購買計画 出庫指示 AGVへ搬送指示
販売管理 WMS 自律搬送 搬送指示
実績報告 ピックアンドプレース
バラ積みピッキング
在庫エリアの決定 実績報告
作業エリアと行先
エリアを決定 『モノ』を運ぶだけでなく、その先の『ロボット』までをコントロール
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③ DX型AGVロボットソリューション
■AGVソリューション|導入効果
■AGVを導入しない 市場ニーズの多様化
• 生産量が増えると搬送するものが増え、人・台車・設備を増加する必要がある
• 作業者による、ピッキング間違いが減らず、照合工程が増える 製造・物流業界の課題
• 人の雇用が減って、作業者の負荷が増大し、雇用を維持できない ・変種、変量
■部分最適によるAGV導入 ・人手不足
• 運搬のみの自動化により、省人化の効果は限定的
• レイアウトを変更する際に、工事費用・工事期間が増大する
• 運搬導線が悪く、運搬時間・燃料などのコスト改善が出来ない 人手で吸収はもはや不可能
• 維持管理、更新ができなくなり使われなくなってしまう
システムによる吸収が必要不可欠
■全体最適による導入 これからのシステム
バーチャルによる最適化
バーチャルとリアルがシームレスに連動することで、
変種変量生産を自動でコントロール 双方が連動することにより、
変種変量生産を自動でコントロールし、
• 運搬台車、フォークリフト、カートを動かす人の無人化 全体最適が実現
• ロボットによるピッキングの自動化
• 作業者への体力負担削減 リアルによる自動化
• 省スペース化(レイアウトフリー)
• 導線距離の改善による運搬率アップ
• AGV最適台数の導入 DXが主導する次世代スマートファクトリー
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④ DX型設備保全ソリューション
従来のやり方 ソリューションのご提案
各設備に対して、事後保全、計画保全、予知保全の選別を実施し遠隔で監視する。
• 設備が故障してから修繕を行う、事後保全が多い 事後保全:設備の状態を監視し、安定稼働の確認と故障時に見逃がしを防ぐ
計画保全:設備の状態を監視し安定稼働の確認をしつつ、保全タイミングのアナウンスと
• 定期的にメンテンナンスを行う計画保全 その費用を算出
予知保全:設備の状態を監視し、故障予測を算出し、保全タイミングのアナウンスと
その費用を算出
予知保全
• ベテラン技術員による点検や修繕によって、設備の延命を続けている
人依存
【課題】
• ベテラン技術員が1人で行っており、不在の場合の損失が大きい • 故障予兆を察知し、事前に修繕計画を立てれるようになり、さらに生産計画の立案に
• 計画的に修繕を実施しているものの、費用負担が大きい 大きく貢献する
• 他の社員、他工場から各機器の状況が分かり、会社全体の設備状況を確認できる
• 故障予兆を察知し、事前に修繕計画、生産計画を立てれるようにした
• 修繕周期の適正化ととともに、修繕に必要な部材の一覧を算出し、設備に対する
い コストの予測を行える
今後、予知保全の適用拡大を図ることで、製造現場への負担とコスト面の低減
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④ DX型設備保全ソリューション
■導入効果
• 故障予兆を察知し、事前に修繕計画を立てれるようになり、さらに生産計画の立案に大きく貢献する
• 他の社員、他工場から各機器の状況が分かり、会社全体の設備状況を確認できる
• 修繕周期の適正化ととともに、修繕に必要な部材の一覧を算出し、設備に対するコストの予測を行える
6000万円程度
100%
90%
79% 33%削減 2000万円程度削減
80%
4000万円程度 67%
60%
0年目 2年目 4年目 5年目
迫孝司『本当に必要な振動診断技術のポイント』日刊工業新聞主催セミナー資料参考
■間接的導入効果(シナジー)
• 機器の故障を未然に防ぎ、不良品の発生を抑える
• 機器の故障予兆から、生産計画等へ反映し、生産性向上につながる
• 社員・工場間での状況を把握し、生産性や品質の向上、また社内間の情報連携につながる
• 修繕周期の適正化と、修繕時の必要部材等を算出することでコスト削減につながる
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修繕コスト
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④ DX型設備保全ソリューション
FAPの予知保全の主な考え
1.機械学習時と同条件での定期的な振動測定を行い、劣化指標で判断する。
2.対象設備は、同種であっても個々に振動測定し機械学習させる。
3.データの蓄積により、故障個所や故障原因が特定しやすくなる。
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⑤ DX型品質改善ソリューション
従来のやり方 ソリューションのご提案
・人の目で良品/不良品を判別し、取り分けしているため、作業者の ・画像所処理とAIを組み合わせることで、従来出来なかった検査を自動化
負担が大きく、ミスにもつながる ・人の感覚による判断をAIに学習させることで不良個所の分類が可能
・自動化目的で画像検査を導入したが、NG品の不良個所分類をする ・受け入れ時に不良情報、不具合箇所をサプライチェーンへ自動
ために人が判断している フィードバック
・品種が多く、検査条件や測定箇所もバラバラ、そのため検査ミスが ・検査データを蓄積し、設計・開発へ不良品特定情報をフィードバックし、
発生する 不良品が出来にくい製品改良へ
・人による検査ミスを防止するため、中間検査を多くしたり、2重検査 ・分類された不良品の製造条件を分析し、生産設備へ自動フィードバック
するなど検査工程が増え人・製造コストが上がる することで品質コントロールが実現
・不良品発生の原因が特定できず、トライ&エラー再発の繰り返し
検査の自動化だけではなく、不良品を製造させないモノづくり
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⑤ DX型品質改善ソリューション
工程リスクの見える化と、工程・作業を軸としたノウハウ集約による未然防止
工程/作業のリスクを リスクと作業を標準化
過去トラ・ベテラン知見含めて 標準化された作業を利用した
体系的に見える化 工程設計によりリスクを評価
発生防止・流出防止策を
製品設計/工程管理項目へフィードバッ
ク 16
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⑤ DX型品質改善ソリューション
ISO9001認証の要求事項の変化
2015年9月の改訂により、幾つかの要件の重要性が高まっている。
ケース1)
7.5文書化された情報
a)この規格が要求する文書化された情報
→文書化された手順等の“文書類”及び“記録”含む文書が、文書化された情報に言い換えられ“記録”という
用語が使われなくなった。
ケース2)
8.1運用の計画及び管理
4.4に示すように必要なプロセスを計画し、実施し、かつ管理しなければならない
※4.4品質マネジメントシステム及びそのプロセス
b)プロセスに関する基準、製品及びサービスの合否判定に関する基準の確立
d)その基準に従ったプロセスの管理の実施
→“製品実現の計画”が“運用の計画及び管理”に変更となり、プロセスに関する基準が明示された。
Copyright 2020 Team Cross FA 17
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⑤ DX型品質改善ソリューション
導入効果
• 不良品低減 30~50%改善
• 品質の安定化
• 人によるミス防止
• OEEの向上=生産効率UP 5~10%UP
• 省人化 など
間接的導入効果(シナジー)
• 作業者のノウハウのデジタル化(自動化)
• 不良品の廃棄率の低減(環境対策)
• 価格・品質面などによる機会損失の低減 など
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⑥ DX型ペーパーレスソリューション
従来 ソリューションのご提案
・手書き作業でのヌケ、モレによる修正などの手間がかかる ・製造現場から帳票に必要な情報を電子データとして収集・集約し、
・紙から紙、紙から電子化の転記の手間がかかる、入力間違いが起こり モニタリングを行う。
やすい ・取得された電子データを蓄積・加工、分析を行う。
・紙文書の作成、管理にコストをかけたくない(かけられない) ・基幹システムや生産スケジューラなどの業務システムと連動し、直接
・紙文書の保管コスト/スペースが多くかかってしまう 作業者と設備に情報をフィードバックする。
・異常値がリアルタイムで分からず処置が遅れる可能性がある
・必要な紙資料の検索に時間がかかり、情報共有がしにくい
紙文書を電子化だけではなく、蓄積と集約し基幹システムや生産スケジューラと連動させることで、
生産全体の情報を見える化にし、効率及び品質改善に貢献。
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⑥ DX型ペーパーレスソリューション
導入効果
• リアルタイムで情報が可視化でき、異常処置等のアクションが迅速化
• 品質、実績データ等が即座に検索や集計でき、意思決定の迅速化
• 変種変量生産に柔軟に対応できる
• 記録方式が簡略化、作業時間が60%以上短縮
間接的導入効果(シナジー)
印刷・輸送費用など情報共有コストの低減
ユーザ管理、アクセス制限の設定で不正利用が防止
情報漏洩対策、BCP対策(事業継続対策)
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⑦自動点検ソリューション
設備点検の自動化
設備ごとに点検する箇所をセンサ・カメラなどを活用し一括でデータ取得を行い、点検が困難な場所のデータや遠隔地からでデータ取得が可能
スケジューラや品質情報、設備状態などのデータと連動し、決まった時間、生産/設備状態に合わせて自動取得が可能
また、設備側へ遠隔コントロールも行う事が可能(取得機器による)
■構成イメージ
データ取集 データ蓄積 遠隔モニタリング・操作
生産設備
Simulation+
カメラ スケジューラ
操作パネル オンプレミス
各種センサ
ゲートウェイ
BIツール
クラウド
制御盤 振動センサ
点検箇所が困難な I/O信号 アセットマネージメント
場所など システム
(設備保全管理システム) 帳票出力
メータやバルブなど PLC通信
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⑦自動点検ソリューション
■導入効果
• 遠隔地・高所・危険な箇所などのデータ取得が困難な設備から容易にデータ取得が可能
• 作業者の点検・記入時間の短縮
• 手書きによる誤記、エクセル入力などの手間の削減
• デジタル化による、段取り・設定・記入ミス、データ改竄防止 コスト削減
• 点検移動時間の短縮
• ダウンタイムの短縮 省人化
生産性向上
■導入間接効果 信頼性向上
• 点検時間の短縮による負荷時間の増加
• 作業者の負担軽減(チェック作業からの解放) 品質改善
• メンテンス計画作成時間の削減
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