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アプリケーション集(産業用・民生用電子機器編)

事例紹介

当社製品を利用したアプリケーションをまとめたカタログです。

産業用・民生用電子機器で想定される各種試験を中心にご紹介しております。
掲載のない試験でも、ご検討案件がございましたらぜひご相談ください。

このカタログについて

ドキュメント名 アプリケーション集(産業用・民生用電子機器編)
ドキュメント種別 事例紹介
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このカタログの内容

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アプリケーション集 産業用 ・ 民生用電子機器編 A p p l i c a t i o n S e e t
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産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 パワエレ事業概要 配電用6kV油入変圧器の Power Electronics Overview 262 誘導耐電圧試験方法 (JISC4304) 電動化、 HVDC化、 インバータ化の「3化」 を今後のパワエレの主要テーマとして捉え、「試 www.keisoku.co.jp/pw/app 験&計測」で永年培ってきた当社の「コア技術」やノウハウに加えて最先端技術やデバイスを積 極的に取り入れた製品開発設計を進めて「Creative Lab.」の深化を目指していきます。 2次側へ励磁電流を供給 定格電圧を2倍の電圧を」印加  出力電圧は定格の2倍 定格210Vrms→420Vrms 定格420Vrms→840Vrms 定格440Vrms→880Vrms 計測 試験システム 電源自動 高周波測定 試験システム 大容量プログラマブル交流電源  出力周波数は   計 測 「QA-T4シリーズ」 定格50Hz→400Hz & 定格60Hz→480Hz 測 計測ソフト 三相出力タイプ 配電用6kV で15sで試験可能 油入変圧器 計測 制御 定 2次側(3相) 1次側(3相) ソフトウェア 治具 システム構築 210V / 420V / 440V 6000V~6600V センシング 系統 技術 連系 電子計測器 概 要 製品の特長 高確度 (プローブ) 高周波 計測 スイッチング 無負荷電流が過大となるのを防ぐ為、 定格周波 ●  シンプル機能なので、リーズナブルな価格 コア技術 数よりも高い周波数で高い電圧を印加し、 絶縁破 で15kVA~90kVAまで提案可能! ●  出力周波数40~500Hz特注オプションに 回生型 ハイブリッド 壊のよる急激な試験電圧の低下がないことを確認 電子負荷 大電力 制御 する試験です。 て、 短時間試験(15s)に対応 ●  出力電圧350Vrms(線電圧時606Vrms) 変換 電圧は 2 倍で周波数は 高速電子負荷 オプションにて、440V変圧器まで対応可 PWM 120 × f t 能! デジタル 制御 t = n fn ft ft パ 制御 回生型電源 リニアアンプ アナログ (双方向) ー で規定されております。 制御 回路   試 験 時 間 は 最 長 60 秒 で、 50Hz 定 格 で は 大容量プログラマブル交流電源   シ    模 擬 400Hz、 60Hz 定格では 480Hz を 15 秒間試験 QUAD Ene-phant® ステ します。 「QA-T4シリーズ」 三相出力タイプ 電子負荷 ムインテグレー ショ ン交流安定化電源 カスタム電源 2 3 3 動 作   スイッチング&ド ロッ
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 レガシーIF(RS-232C)を アナログ制御を利用した 268 利用した従来試験設備の流用 269 既存試験設備へ電源採用 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app アナログ制御を標準装備 生産中止による後継機種 直流電源の場合 非採用 レガシーI/F削除 GENESYS+シリーズ × 主流のLAN、USBのみ 既存設備の入れ替え検討 RS-232C I/Fをオプションで準備 (USB/LAN/アナログIFは標準) 交流電源の場合 アナログ制御をオプションで装備 既存試験設備 アナログ制御 QAシリーズ ○ 薄型・多機能交流電源 4-20mAを電圧に変換する方法 採用 8500 STD/ADVシリーズ [V] 10 4~20mAを 500Ω GENESYS+ 出力する機器 (1/4W以上) R QA 2 シリーズ 従来試験設備 4 20[mA] 4~20mAを電圧に変換する場合の抵抗値は、2~10Vに変換する場合500Ωが使用されます。消費電力は最大で0.2W(=10Vx20mA) 制御I/FにRS-232Cを使用 ですから、定格は1/4W(0.25W)以上、変換精度をあげる為、一般的には±0.1%を選定します。 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 従来使用していた試験設備を新規に構築する場 ●  超高電力密度設計で同等クラスで最もコ 製造機種の変更や故障による電源入れ替え検討 ●  単相で10kVA~30kVA、三相で 合、 過去使っていた機器の生産中止品により、 機 ンパクト ・ 軽量 ( 当社調べ )。 3kVA で などがあった場合、 アナログ制御でシステム構 15kVA~90kVAをラインナップ 器制御方法を変更せざるをえない事が発生する場 2U/15kg、 6kVA で 4U/28kg を実現 築してい た 場合、 0 ~ 10Vdc もしく は 4mA ~ ● オプションで単相600Vrms、三相 合があります。 ●  ワールドワイド入力に対応 (100-240V 20mA の物理量でコントロースする為、 ソフト変 606Vrms(線間)、1040Vrms(線間)の出力 特に古い試験設備などでは、 レガシー I/F である 2kVA まで、 200-240V 4kVA まで、 更もほとんどすることなく、 当社電源機器を採用 可能 RS-232C を使用していることが多くあり、 最近主 6KVA はマルチ入力) することが可能です。 ● TDK ラムダ製の可変直流電源 Genesys+ ●  USB/LAN/ アナログを標準装備。 GP-IB/ も 販 売 可 能。 1.0kW ~ 15kW、 最 大 流である LAN や USB に対応するには、 制御ソフ RS-232C はオプションで対応 1500V、 1500A まで トを大幅に変更する為対応にコストアップにつな がります。 大容量プログラマブル交流電源 QUAD Ene-phant® 直流安定化電源 QAシリーズ 「GENESYS+シリーズ」 薄型・多機能交流電源 「8500STD/ADVシリーズ」 4 5
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 メモリ機能を使った 双方向電源を使った 270 バッテリースタック放電装置 273 バッテリー模擬 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 双方向モードで UPS AC Grid 充電・放電を模擬 AC DC NT-AA-50KE-L 放電 + DC AC リチウム電池(スタック) R 3310Gシリーズ ワンタッチでメモリに格納した S 設定電圧【A】 放電パターンを呼び出し可能! T Li-ion - 充電 PCからソフトにて 双方向電源 バッテリー模擬する 3つの放電モードの指定が可能。メモリ機能への格納ができ、ワンタッチで放電モードが指定。 PC ことが可能です。 制御PCが無くてもプログラムができ、作業現場の放電設備として最適です。 Ene-phantシリーズ CCモード CPモード CCモードまたはCPモード 蓄電池模擬電圧[V] :模擬中の電池容量 電圧 電圧 電圧 バッテリー電圧 バッテリー電圧 バッテリー電圧 バッテリー電圧 Aの設定電圧値が一定になるように SOC100%時の バッテリー電圧 バッテリー電圧 蓄電池電圧 UVP UVP CVモードを指定し自動的に充電・放電を 繰り返します。 バッテリー電流 バッテリー電流 [A] CCモード バッテリー電流 CPモード 放電 これによりA電圧を模擬することで 充電 時間 時間 時間 放電時間 CC+UVPモード動作イメージ CP+UVPモード動作イメージ (1sec~27Hr) バッテリー模擬を行うことが可能です。 放電 放電時間設定時の動作イメージ SOC%0時の 0 100 指定電圧までCC放電 指定電圧までCP放電 指定電圧までCC/CP放電 蓄電池電圧 SOC対電圧グラフ SOC[%] 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 バッテリー製造過程で不具合品が出た際に、 調査 ●  ターボ機能を搭載。定格電力・電流の2~4 バッテリーを使用した製品を評価する場合、 バッ ●  回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 ならびに廃棄するため、 バッテリーの放電作業が 倍までシンク可能 テリーを準備した検証実験が必要となります。バッ 他機器への動作不良が発生させない低ノ 必要です。 作業者の安全や破棄時の事故を防ぐ ●  リチウム電池用BMSの短絡保護や過電流 テリーの場合、 評価した充電 ・ 放電の容量まで調 イズ 上で、 指定された電圧になるまでの放電をする上 保護の機能確認にBMSテスト機能を搭載 整が必要となる点や充放電を繰り返すことで、バッ ●  350V・750V・1500V、50kW~250kW で、 電圧を監視する電圧計や放電装置 (抵抗負 ●  ヒューズ(リセッタブル)などの電流保護素 テリー自体が劣化してしまう為、 バッテリー動作 (50kW単位で拡張)の双方向電源をライ を模擬可能な電源機器が必要となります。 ンナップ 荷や電子負荷) が必要になります。 子の試験用にヒューズテストモードを搭載 ●  充電から放電時間が10 msec以内 (-90 %~+90 %)と高速応答 ローコストプラグイン電子負荷 回生型直流電源(双方向) (ターボモード付) 「Ene-phantシリーズ」 「3310Gシリーズ」 6 7
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 双方向電源を使った 大型空調機電源の評価試験 274 大容量充放電装置 275 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 双方向モードで 最大線間電圧520Vrms 充電・放電動作 NT-AA-50KE-L LIB(スタック) オプションで606Vrms 模擬として電子負荷 充電 高効率による を使用 の対応が可能です 高電圧化 R + S QL-D-15K-1 150V 1500A 15kW T - 高効率直流変換装置 系統 (PFC 回路) 放電 三相3線 出力電圧 400V 双方向電源 PCからソフトにて R R + 400V~600V Ene-phant 充放電試験する シリーズ PC S S DUT(評価物 ) ことが可能です。 T T 20k~ 30kW - [A] 設定項目 系統 充電シーケンス 充電電流(電力)・充電電圧・ 三相3線 充電 大容量プログラマブル 今後、中南米の電源電圧 大容量直流電子負荷 電流 Time[s] 充電時間・充電終止電圧条件 200V 交流電源 三相460Vの再現が必要 待機シーケンス 待機時間 QL-Dシリーズ  「QA-T4シリーズ」  放電シーケンス 放電電流(電力)・放電時間 ・放電終止電圧条件 三相出力タイプ 放電 電流 ※上記シーケンスの組み合わせでパターンを作成 充電 待機 放電 ※双方向電源はCCモードまたはCPモード指定し充放電動作 シーケンス シーケンス シーケンス ※各時間設定は1s~86400sで設定できます 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 リチウム電池 (LIB) のスタックは、 高電圧なら ●  回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 さらなる高効率化の為、 空調用インバータ駆動用 ● 15kVA~90kVAをラインナップ。三相3線 びに大容量となる為、 一般的な充放電装置では 他機器への動作不良が発生させない低ノ の直流電圧は高電圧化しており、 前段の直流変    三相4線での出力可能(QA-T4シリーズ) 容量が足りなくなります。 また電子負荷や電源の イズ 換装置の評価には、 高電圧化に対応した電子負 ●  150V/600V/1000V、5kw~25kWをライン 組合せにおいても大容量となる為、 ケーブル配 ●  350V・750V・1500V、50kW~250kW 荷装置が必要となります。 ナッ プ。一体型で負荷配線が簡単(QL-D 線の手間や直流電源の逆電圧防止用のダイオー (50kW単位で拡張)の双方向電源をライ 効率測定においては、 入力電圧も各地域の電 シリーズ) ドの大型 ・ 高電圧となる為、 種類が少なく選定が ンナップ 源電圧事情に合わせる必要があり、 線間電圧で ●  増設に便利。同電圧であれば異容量間 ●  充電から放電時間が10 msec以内 (-90 で もマスタースレーブ接続可能(QL-D シ 困難です。 %~+90 %)と高速応答 500V 程度出力可能な交流電源も必要となってき リーズ) ます。 大容量プログラマブル 交流電源 ハイエンド大容量直流電子負荷 QUAD Ene-phant® QUAD Ene-phant® 「QA-T4シリーズ」 「QL-Dシリーズ」 回生型直流電源(双方向) 三相出力タイプ 「Ene-phantシリーズ」 8 9
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 既設AVR(自動電圧調整器) 交流電子負荷を使った 287 から交流電源の切替メリット 289 突入電流シミュレーション www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 突入電流シミュレーション波形 導入コストが同じで小型化 突入電流シミュレーション(例:3270設定パラメータ) 価格が安いが大型 既存設備の入れ替え Istart設定(スタート電流) 0~75A 新設を検討 Tstep設定(継続時間) 0.1ms~100msec Istop設定(ストップ電流) 0~37.5A UPSや商用インバータ (AVR:自動電圧調整器) Auto voltage Regulator DUT サージ電流シミュレーション波形 プログラマブル交流電子負荷 + 3270シリーズ サージ電流シミュレーション(例:3270設定パラメータ) スライダック 検討時、設置面積の課題 大容量 S1,S2電流設定 0~75A (自動化の場合 プログラマブル が発生する可能性あり T1,T2時間設定 0.01s~0.5sec 交流電源 電動スライダック) S3電流設定 0~37.5A QAシリーズ T3時間設定 0.01s~9.99secまたは連続 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 AVR (Auto voltage Regulator : 自 動 電 圧 調 ● 単相で10kVA~30kVA、三相で UPS や商用インバータの評価や試験において、 ●  マスタースレーブモードで単相90kWまで 整器 ) は電圧安定と周波変換を目的に使用され、    15kVA~90kVAをラインナップ 突入電流試験を行う際は、 実負荷の準備や試験 拡張可能 電圧可変が必要となった場合、 スライダックを追 ● オプションで単相600Vrms、三相 回路などで再現させる為、 準備や必要な突入電 ●  直流電子負荷としても使用可能。バッテ 加し、 低コストに VVVF 電源を構築することがで   606Vrms(線間)、1040Vrms(線間)の出 流値の設定に多くの時間がかかる試験項目でし リー放電モードを搭載 き、 既設設備に導入されております。 コストメリッ   力と標準でリモートセンス機能を装備 た。 シミュレータ機能をもって交流電子負荷を ●  波形観測に便利なアイソレーションされ トは非常に高いのですが、 2つの製品を組合わせ ●  AVR+スライダックと比べ、出力安定度の 用いることで、 各種パラメータの設定により、 要 た電圧・電流モニタを標準搭載 高く省スペース化が可能 る為、 大型化となり設置スペースの確保が問題と 求する容量負荷性の突入電流や電源投入時のシ なります。 QA シリーズは、 AVR +スライダック ミュレーションおよび電化製品へ直接電源を差し と納入コストで同等で、 さらに小型になるメリット 込んだサージ電流の再現を簡単に行うことができ があります。 既設更新時に課題となる設置スペー ます。 ス問題において、 回答の一つとして提案可能です。 大容量プログラマブル 交流電源  QUAD Ene-phant® プログラマブル交流電子負荷 「QAシリーズ」 「3270シリーズ」 10 11
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 交流電子負荷を使った 交流電子負荷の 290 ダイオードや 292 力率可変機能を使った トライアック整流器の模擬 発電機の自動評価方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 半波整流模擬 NT-AA-50KE-L NT-AA-50KE-L NT-AA-50KE-L 発電機 インバータやUPS R 置き換え S RLC負荷 T 交直両用回生電子負荷 正出力 負出力 RLC負荷と交直両用回生負荷の比較 Ene-phantシリーズ DUT NT-AA-50kE-Lx3 NT-AA-50kE-L RLC負荷 位相変調模擬 サイズ 小(0.54㎡) 大(1.92㎡) 床面積で約1.38㎡削減が可能 組合せで単相・単相3線・ 発注時の指定した結線のみ プログラマブル 結線 世界のすべての結線に対応 三相3線/4線まで対応可 (専用器として使用) 交流電子負荷 入力電圧 50V~480Vrms*1 指定した電圧まで 世界のすべての電圧に対応 3270シリーズ 容量拡張 マスタースレーブ増設 なし 容量の増設が簡単に可能 保護機能 あり なし 異常時の保護機能が充実 測定機能 あり なし パワーメーターと同機能装備 各種パラメータを設定することで トライアック制御 IGBT+遅延タイマ 通信機能 LAN/RS-232C 接点のみ PC制御で自動化が可能 簡単に模擬が可能です。 (90 度立上り) (逆位相90度) 回生機能 あり なし 負荷を熱に変えずにエコ消費 力率可変 あり(40~400Hz)*1 あり(50/60Hz固定) 周波数の影響なく40~400Hz力率可変 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 インバータや UPS などの出力電圧の安定性の試 ●  マスタースレーブモードで単相90kWまで 発電機の評価 ・ 検査において、 一般的には RLC ●  進み遅れの位相設定により、容量性負荷・ 験や評価では、 ダイオードやトライアックなどを用 拡張可能 負荷を用いて試験をしておりますが、 特性上、 固 誘導性負荷・抵抗負荷の再現可能 いて試験回路を組み上げる為、 試験電流や位相 ●  直流電子負荷としても使用可能。バッテ 定周波数における力率可変や負荷容量が固定さ ●  直流・交流どちらも併用な交直両用モデ 制御の調整に多くの手間をかけておりました。 特 リー放電モードを搭載 れており、 発電機毎に別途 RLC 負荷を準備しな ル。回生機能を有し省エネ評価に貢献 殊負荷モードに対応した交流電子負荷を用いる ●  波形観測に便利なアイソレーションされた ければならない為、 価格メリットの反面拡張性が ●  50kWモデルまで標準品ラインナップ。最 ことで、 各種パラメータの設定により、 半波整流 電圧・電流モニタを標準搭載 ない欠点があります。 大150kWの三相交流負荷の構築が可能 などのダイオード負荷を再現が可能です。 またシ 交直両用回生電子負荷 Ene-phant は、 50kW リコン制御整流子 (SCR) であるトライアックや を原単位とし、 周波数に依存しない力率可変機能 IGBT とオフ遅延タイマを用いた逆位相制御など や容量拡張が容易にでき、 入力電圧が 480Vrms の位相変調模擬も簡単に行うことができます。 までと広く、 あらゆる発電機の評価を自動化させ ることができます。 効率化がなかなか進まない発 プログラマブル交流電子負荷 電機評価 ・ 検査に最適です。 交直両用回生電子負荷 「3270シリーズ」 「Ene-phantシリーズ」 12 13
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 系統電源の 三相4線出力方式による 293 イレギュラー電圧を再現する 294 世界各国(ワールドワイド)の 入力電圧倍電圧試験 電源電圧再現方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 入力電圧波形模擬 QAシリーズ背面例 オプションにより相電圧 AV機器 標準出力(三相4線/3線) を310V→350Vへ変更 T 倍電圧再現波形 白物家電 310V R DUT ~ ~ 310V N 350V 情報機器 350V etc. ~ 310V S 大容量プログラマブル交流電源 350V QAシリーズ 大容量プログラマブル交流電源 例)100Vまたは200V入力における倍電圧試験電圧 QA-T4 200Vrms(400Vrms) シリーズ 三相出力タイプ 三相4線480Vrms±10%の変動試験を行う場合、432Vrms~528Vrmsの変動電圧が必要 100Vrms(200Vrms) 三相4線480Vrms±20%の変動試験を行う場合、384Vrms~576Vrmsの変動電圧が必要 Lowレンジ(線電圧) Highレンジ(線電圧) 100Vrms(200Vrms) 最大606Vrmsの出力可能。 200Vrms(400Vrms) 標準仕様(300Vrms) 0~268Vrms(L-L間) 0~536Vrms(L-L間) よって世界最大系統電圧 480Vrms±20%の試験が可能。 瞬時倍電圧 連続倍電圧 350V出力オプション 0~303Vrms(L-L間) 0~606Vrms(L-L間) 世界各国の電源電圧を再現 *分かりやすいようにピーク値ではなく、実効値表記としております。 350V出力オプション追加時の電圧について 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 系統電圧の異常電圧でも、 機器が正しく動作する ●  瞬時倍電圧試験に最適なサージ&ドロッ 一般的な三相交流電源は、 出力最大電圧が最大 ●  15kVA~90kVAをラインナップ。三相3線、 か?評価する為、 倍電圧試験が実施されておりま プ機能を搭載 310V( 線間電圧 537V) です。 よって三相 480V の 三相4線での出力可能 す。 規格試験ではなく各メーカ社内規定の基く試 ●  600Vの他、1000Vオプション(1kVAおよび 模擬では +10%(528V) の再現しかできません。 し ●  AVR(自動電圧調整器)と同価格帯で通信 験方法です。 100V、 200V、 ワールドワイド入力 2kVAのみ)を準備。部品評価用に最適 かし最大電圧変動として± 20% を求めるケース 制御可能なVVVF電源 があり、 それぞれ最大電圧の倍の電圧を短時間 ●  純粋なリニア型タイプとして500VA~ があり、 特注以外での対応はできませんでした。 ●  容量モデル別に一体型とすることで、小 印加します。 通常交流電源は最大でも 310V 出 5KVAの5機種ラインナップ QA-T4 シリーズでは、 標準化した 350V オプショ 型・軽量を実現 力しかなくトランス昇圧方式で試験しておりました ンを用いることで、 ローコストに世界各国の電源 が、 安定度が悪い欠点があります。 6700 シリー 電圧を再現することが可能です ズの 600V 出力オプションを使うことで、 交流電 源の安定度そのままで、 設定も簡単に試験するこ とが可能です。 大容量プログラマブル プログラマブルリニア交流電源 交流電源  「6700シリーズ」 QUAD Ene-phant® 「QA-T4シリーズ」  三相出力タイプ 14 15
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 水(液体)抵抗負荷に変わる 系統三相3線200Vに対応した 296 コンパクト交直両用電子負荷 318 大容量回生型直流電源 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 発電機やUPS NT-AA-50KE-L L NT-AA-50KE- L NT-AA-50KE- ・トランスの準備が面倒・・・・ NT-AA-50KE-L R ・安全面の申請が面倒・・・ 置き換え S 水(液体) ・設置面積が限られている・・・ 本体側で系統三相3線200Vに 対応しており、安全面も設置面 T 抵抗負荷 大容量(550kkW以上) 積も標準仕様サイズで対応可能 回生型直流電源 (入力系統3相3線400V) 水(液体)抵抗負荷と交流回生電子負荷の比較 + 回生型交直両用電子負荷 NT-AA-150kE-L 水(液体)抵抗負荷装置 Ene-phantシリーズ 三相400V⇔200V NT-AA-50kE-Lx3 組合せで単相・単相3線・ 発注時の指定した結線のみ 変換トランス 回生型直流電源 結線 三相3線/4線まで対応可 (専用器として使用) 三相交流負荷 Ene-phantシリーズ 容量拡張 マスタースレーブ増設 なし 一般的な回生型直流電源(50kW以上) 可搬性 キャスターによる可搬式 固定式 回生型直流電源(50kW以上) 比較項目 + Ene-phantシリーズ 変換トランス 設置方法 系統とつなぐだけ 給水及び排水設備が必要 スペース 大きい 小さい 負荷設定 CC,CR,CPで任意に設定可能 濃度調整や電極調整が必要 メンテナンス 電源機器と同様 給排水設備回りのチェックなど複雑 安全面 トランスにおいて活電部・熱対策 標準品の為、仕様にて規定しており や安全対策申請が必要 申請は簡単 通信機能 LAN/RS-232C装備。自動化可能 無し 増設毎にトランスの追加が必要 200Vオプション追加のみ 増設時 スペース大 標準仕様のサイズの増設のみ 排熱方法 回生方式(効率90%以上) 水の連続給水が必要 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 大型の発電機や UPS の検査において、水 (液体) ●  回生電力ノイズCISPRのClassAに準拠。 回生型直流電源は、 電子負荷と直流電源の機能 ●  インバータ駆動に便利なソフトスタート機 抵抗負荷を用いて試験する場合がありますが、 省 他機器への動作不良が発生させない低ノ をシームレスに偏移させることができる為、 今日 能を装備。1、2、5、10秒の設定が可能 スペース化や価格メリットやある反面、 給排水設 イズ のパワエレ機器の開発には重要な位置づけの電 ●  350V・750V・1500V、50k~250kW(50kW 備工事やメンテナンスの手間があり、 乾式の抵抗 ●  50V~480Vrms ※1 、50k~250kW 源装置となっております。 電気設備の関係から 単位で拡張)の双方向電源をラインナップ 負荷へ移行が進んであります。 ただし乾式タイプ (50kW単位で拡張)の交流電子負荷をラ 50kW 以上は 「低圧」 ではなく 「高圧」 となる為、 ●  キャスター付きで移動が簡単に可能で、レ ですと大型になる点や負荷エネルギーを無駄に排 インナップ 50kW を超える回生型直流電源は系統三相 3 線 イアウト変更や移設が簡単 ●  進み遅れの位相設定により、容量性負荷・ 熱し、 大きな環境負荷が発生してしまいます。 誘導性負荷・抵抗負荷の再現可能 400V が一般的となります。 しかし工場以外では 交直両用回生電子負荷 Ene-phant は、 可搬が 三相 400V の設備がなく、 三相 200V で駆動する できる回生可能な抵抗負荷として地球温暖化防 為に変換トランスを用いますが、 安全面や設置面 止対策となる環境対応型の負荷試験装置です。 積に課題が残ります。 Ene-phant シリーズでは 系統三相 3 線 200V へ変更する工場出荷オプショ 交直両用回生電子負荷 ンを用意しており、 変換トランスの準備なく安全 回生型直流電源(双方向) 「Ene-phantシリーズ」 に省スペースにお使いいただくことが可能です。 「Ene-phantシリーズ」 16 17
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 大容量回生型直流電源の 安全試験器を用いた 319 一体側のメリット(優位点) 320 高電圧絶縁耐力評価 (段階昇圧試験) www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 試験方法 短時間法 長時間(V-t試験)法 段階昇圧法 ・システムラックが必要・・・・ ・安全面確保の検討・・・ 一般的に10~20秒で絶縁破壊 短時間試験から予想される絶縁破壊電圧の40%を 試験電圧を変え1分~100 ・配線作業が面倒・・・・・・・ が起こるよう昇圧速度を選択し 印加し、この電圧で20秒加えても破壊しなければ 試験内容 時間程度印加し破壊する 電圧を印加し破壊するまでの時 規定の段階電圧に従い、順次20秒づつ高い電圧を までの時間を測定します。 間を測定する試験です。 加え破壊するまで続ける試験です。 別途拡張ケーブルが必要 機器毎に電源 配線が必要 Master 最小0.4秒、最大999.9時間 活電部の保護 Slave まで電圧印加設定可能 が必要 ・50KW一体型でコンパクト 印加電圧 Slave ・標準品として安全面も確保 指定電圧までの時間設定で 最大50個分の段階電圧 設置面積の 昇圧速度を試験規格の の設定が可能 確保が必要 ・キャスター付きで移動可能 100V/s、200V/s、500V/s、 Slave ・系統三相3線200Vオプション 1000V/s、2000V/s、5000V/s の設定が可能 Slave 接続用の Op�on 03-77またはOp�on 04-77実装時 端子台が必要 1台毎に移動が必要 - + 7700シリーズで対応可能な試験一覧 一般的な回生型直流電源10kWで50kW 回生型直流電源 モデル 7705 7710 7715 7720 を構築した場合 Ene-phantシリーズ 定格電圧 AC10kV DC12kV AC20kV DC20kV 50kW一体型のEne-phantシリーズは、配線類などの準備、設置スペース 超高電圧耐圧試験器 定格電流 20mA 10mA 10mA 5mA や安全面の確保を別途することなく、すぐに設置・運転可能です。 7700シリーズ 7700シリーズモデル仕様 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 回生型直流電源は、電子負荷と直流電源の機能 ●  インバータ駆動に便利なソフトスタート機 絶縁耐力とは、絶縁体が絶縁状態を保てなくなる ●  ベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、 をシームレスに偏移させることができる電源装置 能を装備。1、2、5、10秒の設定が可能。 電圧=絶縁破壊電圧を求める試験です。絶縁破壊 AC20kV)の出力が可能 です。一般的な回生型直流電源は10kW が基準容 ●  350V・750V・1500V、50k~250kW(50kW 電圧とは、自由に動き回れる電荷がほとんどない ●  電気絶縁材料の絶縁耐力評価に特化した 量でそれ以上容量が必要な場合、マスタースレー 単位で拡張)の双方向電源をラインナップ 絶縁体へ高電圧を印加 (負荷)することで、絶縁 短時間、長時間(V-t試験)、段階昇圧法に ブ接続で拡張します。10kW 単位で拡張できる便 ●  キャスター付きで移動が簡単に可能。レイ 体内部の電荷が急増し導体 (構造変化)となった 対応 利な半面、接続台数が多くなると配線ケーブルな アウト変更や移設が簡単 電圧となります。 ●  電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC) と、微小電流まで測定と遮断電流の設定 どの準備、設置スペースの確保、活電部や非常停 これらを評価する方法として短時間法(10 ~20 秒 が可能 止SW、ゲートブロックによる安全面の確保など、 一定速度で電圧印加)と、長時間法( 試験電圧を 導入時に手間や購入部材が必要となります。一体 変えて1 分~100 時間電圧印加) があります。当社 型の場合、それらを準備をすることなく、手間なく 7700 シリーズは短時間法と長時間法(V-t 試験) すぐにお使いいただくことが可能です。 の試験に加え、段階昇圧法 (指定時間順次に電圧 回生型直流電源(双方向) を階段状に印加)も対応しており、電気絶縁材料 超高電圧耐電圧試験器 「Ene-phantシリーズ」 の絶縁耐力評価に最適な20kV 絶縁破壊試験器 「7700シリーズ」 です。 18 19
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 カーボンニュートラル(脱炭素) 安全試験器を用いた 327 に対応した発電機の試験方法 329 高電圧絶縁耐力評価 (段階昇圧試験) www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 位相(力率)可変機能 力率を可変し無効電力を発生 系統側単相3線200Vオプション により単相200Vの系統電圧源 でも使用可能です。 高電圧時でもリターン(GND)に電流測定を することでDMM(測定器)の入力耐電圧に 進み位相 遅れ位相 関係なく測定することが出来ます。 油中電極治具や気中電極治具を使ってV-t試験や L R 絶縁耐力試験時の測定電流を高精度に測定する ことも可能です。 S N T 1次側 2次側 系統電源 エンジン発電機 発電機負荷モード動作波形 三相3線 交直両用回生電子負荷 DUT Ene-phant 200V シリーズ NT-AA-10kE-L 超高電圧耐圧試験器 DMM 絶縁材料や半導体 最大90%の回生効率 7700シリーズ デジタルマルチメーター などの電子部品 10kW負荷動作で1か月あたり 発電機負荷に特化した発電機用 最大約640kgのCo2を削減 DMMのもつ電流測定機能を使い7470シリーズのもつ 負荷モードをオプションで準備 ※1日8H連続運転で20日の場合 電流測定分解能1μA以下での電流測定が可能です。 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 2050 年カーボンニュートラル、 脱炭素社会の実 ●  歪み波形に強い発電機用定電流/定抵抗 耐電圧試験による絶縁材料や半導体部品の絶縁 ●  ベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、 現に向け、 Co2 削減が今後企業における付加価 モードをオプションで準備 破壊時の漏れ電流測定において、 耐電圧試験器 AC20kV)の出力が可能 値として注目されていく中、 Co2 削減させる方法 ●  発電機評価に最適な力率可変機能。家電 のもつ測定電流仕様を超えた分解能で測定した ●  2種類の昇圧試験(段階昇圧試験や急速 として消費エネルギーを回生する電力変換方式 製品からモーター機器などの駆動模擬が い場合、 DMM( デジタルマルチメーター ) をリター 昇圧試験)に対応。絶縁耐力試験にも使 が高い効果を発揮します。 従来エンジン発電機 可能 ン (GND) 側へ設置することで、 高分解能で電流 用可能 などの評価では、 抵抗負荷を用いる為、 負荷電 ●  定格電力15%以上で回生効率80%以上。 測定を実施する方法です。 ●  電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC) 広範囲で高効率回生を実現 と、微小電流まで測定と遮断電流の設定 力は熱エネルギーに変化し空気中に放熱されま DMM のもつ電流分解能で測定することが出来る が可能 す。 放熱による冷却の為空調も必要となり抵抗 為、 絶縁破壊付近の電流挙動についてより正確 負荷の場合 Co2 は、 削減することなく排出する に測定することが可能です。 のみでした。 抵抗負荷を交直両用回生電子負荷 NT-AA-10KE-L に置き換えることで、 負荷電力を 超高電圧耐電圧試験器 油中電極治具装置 最大 90% 回生できる為、 1 か月あたり最大で約 「7700シリーズ」 交直両用回生電子負荷 640kg の Co2 を削減することが可能です。 「Ene-phantシリーズ」 NT-AA-10KE-L 20 21
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 シャント抵抗を利用した 各種交流電子負荷による 330 超高電圧試験時の 331 力率可変機能の挙動について 電流波形観測方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 各種交流電子負荷による力率可変の違い NT-AA-10kE-L 3270シリーズ RLC負荷 高電圧時でもリターン(GND)に電流測定用 比較モデル のシャント抵抗を設置することでオシロス コープの入力耐電圧に関係なく波形観測を することが出来ます。 油中電極治具や気中電極治具を使ってV-t試験や 絶縁耐力試験時の電流波形の観測も可能です。 力率(位相)を変更し、 CFを変更し、正負範囲 LCの容量を可変させ、 正弦波での位相可変 のみ位相変更 正弦波での位相可変 力率変動時 の動き DUT シャント抵抗 1kΩ酸金抵抗 無効電力の再現可! 無効電力の再現不可 無効電力の再現可! 超高電圧耐圧試験器 絶縁材料や半導体 力率(±1.00)と位相(±90deg)の 力率(±1.00)の設定のみ LCの容量可変をしながら 7700シリーズ などの電子部品 設定範囲 2種類の設定が可能 ※CFの値は自動設定 観測波形から位相差を確認 印加電圧 無し 有り 有り の依存性 任意の設定で要求位相の再現可 印加電圧に応じてCF値が可変 印加電圧に応じて調整が必要 回生機能 有り(カーボンニュートラル対応) 無し 無し オシロスコープ CF可変 √2~4.0 √2~5.0 無し 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 現在主流の耐電圧試験器はデジタル化に伴い電 ●  ベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、 発電機や自立運転出力を持った PCS など、 緊急 ●  進み遅れの位相設定により、 容量性負 流モニター端子のある試験器はなく、 トランス方 AC20kV)の出力が可能 時における AC 電力供給機器のニーズは高く、 不 荷・ 誘導性負荷・ 抵抗負荷の再現可能 式を採用した旧タイプしかありません。 ただしト ●  2種類の昇圧試験(段階昇圧試験や急速 特定多数の負荷が供給機器に接続され使われる ●  直流・ 交流どちらも併用な交直両用モデ ランス方式の場合、 通信制御やランプアップ機能、 昇圧試験)に対応。絶縁耐力試験にも使 環境から、 交流出力の評価では、 クエストファク ル。 回生機能を有し省エネ評価に貢献 測定精度などデジタル方式に比べて、 絶縁材料 用可能 タ (CF) の再現や無効電力 (力率変動) の発生 ●  50kWモデルまで標準品ラインナップ。 最 や半導体の絶縁耐力試験要求において十分満足 ●  電流測定分解能が0.1μA(DC)、1μA(AC) が必要です。 特に無効電力は回転機器 (モーター 大 150kWの三相交流負荷の構築が可能 と、微小電流まで測定と遮断電流の設定 できない仕様となります。そこで電流波形モニター が可能 内蔵) への供給時に発生する為、 それらの再現 がない試験器で電流波形を観測したい場合、 シャ 可能な負荷装置の選定が必要となります。 各種 ント抵抗をリターン (GND) 側へ設置することで、 負荷装置における無効電力 (力率変動) の動作 オシロスコープによる電流波形観測が可能です。 に関して、 動作の違いについて解説します。 絶縁材料や半導体部品における実際の絶縁破壊 超高電圧耐電圧試験器 油中電極治具装置 プログラマブル 交直両用回生電子負荷 時の電流波形などの観測をすることができます。 「7700シリーズ」 交流電子負荷 「Ene-phantシリーズ」 「3270シリーズ」 22 23
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 半導体製造装置の蒸着時 半導体の絶縁耐力試験に用いる 332 (CVD/PVD)の凹凸に対する 334 低温(冷凍温度)時の油中試験方法 交流電源を使用した改善方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 系統電圧 交流電源を導入することで 低温恒温恒湿器 三相200V->190V 設定電圧の保持が可能 -40~60℃範囲 へ変動した場合 例)三相3線200V 400mm 半導体製造装置 400mm 超高電圧耐圧試験器 (CVD/PVD時) 高圧ケーブルには 7700シリーズ 耐寒耐熱性のある サイリスタ AC センサーケーブルは シリコンケーブルを使用 300mm 耐寒耐熱性のある 制御 ヒーター テフロンケーブルを使用 サイリスタ制御の為、電圧が変動す 温度センサー ると電流が可変してしまう。入力電圧 -50℃~150℃ 大容量プログラマブル交流電源 を安定化することでACヒーターを一定 QA-S2/QA-T4シリーズ 特注低温油槽治具 油槽は市販品を採用(SUS430) 温度測定ユニット の温度制御可能となり、凹凸(加工ム ラ)なくCVD/PVD処理可能です。 2重化し油槽が割れた場合を考慮 安立計器製 ①AVR+スライダックと納入コストで同等 ステンレス(SUS430)製 -50℃まで油槽の ②安定度に関しては高額な交流電源と同等 溶接を無くし熱膨張に対応 ※一部消耗部材あり ③一体型で省スペースなコンパクトサイズ 半導体製造装置への交流電源導入例 温度を測定観測 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 半導体製造装置では一般的に AC ヒーターなど ●  単 相 で 1 0 k V A ~ 3 0 k V A 、 三 相 で 油中電極治具装置に内蔵されているオイルバスを ●  ベンチトップ型で超高電圧(DC20kV、 を用いて、 正確な温度制御を行い素材への蒸 15kVA~90kVAをラインナップ 使うことで、 高温 (200℃ ) で絶縁耐力試験など AC20kV) の出力が可能 着 (CVD/PVD) を行っております。 AC ヒーター ●  世 界 の 電 源 電 圧 の シ ミ ュ レ ー シ ョ は可能です。 また低温とくに冷凍温度 (-15℃以 ●  2種類の昇圧試験(段階昇圧試験や急速 での制御である為、 入力電圧の変動がある場 ン が 可 能 な オ プ シ ョ ン を 準 備 。 下) での油中試験では、 低温恒温恒湿器を使っ 昇圧試験) に対応。 絶縁耐力試験にも使 合正確な温度制御ができず凹凸 (加工ムラ) が 単相で 600Vrms、 三相 606Vrms(線間 )、 て温度環境の再現可能です。 ただし恒温槽内で 用可能 発生することがあります。 直下では 2020 年の 1040Vrms(線間 )の出力が可能 使用する油槽治具において冷凍温度以下から室 ●  特 注 低 温 油 槽 治 具 を 用 い た ス テ ム で ●  AVR+スライダックと同等コストで出力安 -40℃からの温度サイクル絶縁耐力試験 冬に電力供給不足があり、 需要者への供給が 定度の高く省スペース化が可能 温などの温度サイクル試験をした場合、 熱膨張が が可能 33,000V → 32850V になったケースもあり、 製 発生し油槽治具を破損してしまう可能性がありま 造時の品質に影響を及ぼしたケースが実際発生 す。 当社特注低温油槽治具は本問題点を考慮し、 しております。 そこで交流安定化電源を導入する AC または DC20kV 出力可能な耐電圧試験器と ことで電力供給不足に対して、 安定した製造を維 大容量プログラマブル交流電源 -50℃まで測定可能な温度測定器とあわせたシス 持することが可能です。 QUAD Ene-phant® テムとして、 低温時 (冷凍温度下) の絶縁耐力 超高電圧耐電圧試験器 QA-S2/QA-T4シリーズ 試験環境を構築することが可能です。 「7700シリーズ」 24 25
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 負電圧(DC)出力に対応した JIS C 2110-1に準拠した 337 耐電圧・絶縁抵抗試験器 350 絶縁耐力試験方法と試験器 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 極性変更 ・極性変更方式だと安全面が不安 JIS C 2110-1 固体電気絶縁材料−絶縁破壊の強さの試験方法(商用周波数交流電圧印加による試験) ・負電圧の耐電圧試験が生産中止に・・・ 0V 20秒段階昇圧試験 低速昇圧試験120~240秒 試験方法 短時間(急速昇圧)試験 (60秒段階昇圧試験) (超低速昇圧試験300~600秒) V 10~20秒で絶縁破壊が起こるよう昇圧 予想される絶縁破壊電圧の40%電圧を印 予想される絶縁破壊電圧の40%電圧から一 V 速度を選択し電圧印加する試験です。 加し、この電圧で20秒(60秒)加えても破壊 定速度で昇圧する試験です。昇圧開始後 試験内容 00V/s、 120~240秒(300~600秒)の間に絶縁破壊が (JISC2110 昇圧速度は100V/s、200V/s、5 より しなければ、規定の段階電圧に従い順次高 1000V/s、2000V/s、5000V/sから選択 い電圧20秒(60秒)づつ加え破壊するまで続 起こるように昇圧速度を選択します。昇圧速 抜粋) します。(一般的には500V/s)。 ける試験です。絶縁破壊の強さは20秒に耐 度は1V/s、5V/s、10V/s、20V/s、50V/s、 えた最も高い電圧に基づいて決定されます。 100V/s、500V/s、1000V/sから選択します。 +500V V V V DUTのシャーシには500Vの電位が発生 触れた場合感電事故の可能性あり ΔV 試験イメージ ΔV Vs Δt Opt.12-78を実装することで、DC耐電圧および絶縁 Δt Vs 真の負電圧 抵抗を最大-6000Vdcの真の負電圧出力が可能 0 t1 t 0 t1 t2 t3 t4 t5 t 0 t1 t JIS C 2110-1試験器をパッケージ化。悩まずに試験器導入可能! 標準品で200℃、特注品で250℃まで対応! 0V 半導体のジャンクション温度も簡単再現! JIS C 2110規定 の電極冶具を 0V 計5種類準備。 DUTのシャーシはアース電位と同じで触れても 多機能安全試験器 アースと電位差がないので感電は発生しない 7800シリーズ 超高電圧耐圧試験器 7700シリーズ 油中電極治具装置 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 安全試験の規格試験において負電圧の試験が必 ●  負電圧出力により、 PIDテストやモーター 絶縁材料として固体電気絶縁材料がありますが、 ●  卓上タイプのベンチトップ型で超高電圧 要な場合があります。 従来極性を変更して試験 の絶縁抵抗試験(IEEE 43規格) などに対 それぞれ材料毎に絶縁耐力試験に関する記載は (AC10kV、 AC20kV) の出力が可能 することが可能ですが、 一般的な耐電圧試験器 応 なく、 日本では JIS C 2110 に包括され試験方法 ●  JIS C 2110-1に準拠した昇圧試験および は正出力である為、 極性変更して使用した際、 ●  ランプアップ・ ランプダウンコントロール が規定されております。 商用交流周波数を用いた 段階昇圧試験に対応 DUT のシャーシ側 ( グランド電位) が高圧部とな 搭載 方法が一般的であり、 JIS C 2110-1 に記載されて ●  JIS C指定の電極や治具装置も準備。 簡 る為、 シャーシに触れた場合感電する可能性があ ●  試験に便利な 8chスキャナをオプションで おります。 様々な試験条件がありますが、パッケー 単に固体電気絶縁材料の絶縁破壊試験 り事故につながります。 負電圧出力に対応した多 内蔵可能 (オプション: 268-01) ジ化された試験器を採用することで悩むことなく。 が可能 機能安全試験器 7800 シリーズを用いることで耐 JIS C 2110-1 の試験を実施することが可能です。 電圧 (DCW) および絶縁抵抗 (IR) 試験ともに 安全に規格試験を実施することが可能です。 超高電圧耐電圧試験器 油中電極治具装置 「7700シリーズ」 多機能安全試験器 「7800シリーズ」 26 27
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 ASTM D149で 電流シミュレーション機能を 351 規定されている 352 搭載した交流電子負荷の 絶縁耐力試験方法 簡単操作方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app JIS C 2110-1 固体電気絶縁材料−絶縁破壊の強さの試験方法(商用周波数交流電圧印加による試験) 電圧・電流 20秒段階昇圧試験 低速昇圧試験120~240秒 試験方法 短時間(急速昇圧)試験 (60秒段階昇圧試験) (超低速昇圧試験300~600秒) 波形の観測可能! 10~20秒で絶縁破壊が起こるよう昇圧 予想される絶縁破壊電圧の40%電圧を印 予想される絶縁破壊電圧の40%電圧から一 オシロスコープ 速度を選択し電圧印加する試験です。 加し、この電圧で20秒(60秒)加えても破壊 定速度で昇圧する試験です。昇圧開始後 試験内容 昇圧速度は100V/s、200V/s、500V/s、 (JISC2110より しなければ、規定の段階電圧に従い順次高 120~240秒(300~600秒)の間に絶縁破壊が 1000V/s、2000V/s、5000V/sから選択 い電圧20秒(60秒)づつ加え破壊するまで続 起こるように昇圧速度を選択します。昇圧速 抜粋) します。(一般的には500V/s)。 ける試験です。絶縁破壊の強さは20秒に耐 度は1V/s、5V/s、10V/s、20V/s、50V/s、 えた最も高い電圧に基づいて決定されます。 100V/s、500V/s、1000V/s 位相変調模擬 半波整流模擬 から選択します。 V V V ΔV 試験イメージ ΔV Vs Δt DUT Δt Vs LAN 1 3 4 t5 t t t 0 t1 t インバーター 0 t t2 t t 0 1 UPSなど JIS C 2110-1試験器をパッケージ化。悩まずに試験器導入可能! プログラマブル交流電子負荷 AC E-Load Playerを使うと・・・ 3270シリーズ ・専用テスト機能を簡単設定、 標準品で200℃、特注品で250℃まで対応! ・シーケンス作成と実行も可能 半導体のジャンクション温度も簡単再現! ・三相制御も可能 JIS C 2110規定 の電極冶具を 計5種類準備。 超高電圧耐圧試験器 7700シリーズ 油中電極治具装置 突入電流シミュレーション サージ電流シミュレーション 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 絶縁材料として固体電気絶縁材料の絶縁耐力 ●  卓上タイプのベンチトップ型で超高電圧 プログラマブル交流電子負荷 3270/32701 シリー ●  専用テスト機能(Non-L, NL+CR, FUSE, 試 験 方 法 は、 JIS C2110-1 以 外 に ASTM D149 (AC10kV、 AC20kV) の出力が可能 ズには電流シミュレーション機能が搭載され、 位 BATT, TRANS, INRUS, SURGEなど) を に包括された試験方法が規定されております。 ●  A S T M D 1 4 9 の 試 験 方 法 に 準 拠 し 相変調、 半波整流、 突入 ・ サージ電流シミュレー 簡単に設定 ASTM は、 米国における工業材料や試験方法に た S h o r t-t i m e 、 Ste p - b y - ste p 、 ションなど様々な模擬が本体で設定可能ですが、 ●  単独運転か同期運転(三相動作やマス 関する規格で任意規格でありながら、 世界各国 SlowRate-of-RiseTestに対応 その分設定するパラメータが複雑となり機能をす タースレーブ動作) に応じて 2種類のソフ で法規制などの基準とされるなど、 国際的に広 ●  ASTM指定の電極や治具装置も準備。 簡 べて生かすことができませんでした。 アプリケー トを準備 単に固体電気絶縁材料の絶縁破壊試験 ●  LAN接続で PCから簡単動作。 シーケン く通用しています。 ASTM D149 の試験方法は が可能 ションソフト AC E-Load Player では、 PC ベース ス作成と実行も出来、 トレンド負荷の模 JISC2110-1 と似ており、 試験方法に関して紹介 で様々な電流シミュレーションの設定が可能です。 擬に最適! します。 設定後のシミュレーション電流パターンも PC モ ニタ上で確認することができ、 設定のミス無く実 コントロールソフトウェア 超高電圧耐電圧試験器 油中電極治具装置 行をすることができます。 また交流電子負荷には 「AC E-Load Player」 「7700シリーズ」 プログラマブル交流電子負荷 絶縁された電圧 ・ 電流モニターも搭載しており、 「3270シリーズ」 オシロスコープで実波形の観測も可能です。 28 29
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 三相交流電源の回路方式 MD回路(人体模擬)の 355 による違いと特長について 356 波形観測可能な リーケージカレントテスタ www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 三相電圧型インバーター方式 三相電圧型インバータ特長 汎用安全試験器との比較 ACW : AC耐圧 R ・三相荷限定のみ 機能 DCW : DC耐圧 8200シリーズ ACW DCW IR GB LCT IR : 絶縁耐圧 S GB : アース導通 ・相アンバランス時に電圧波形の 汎用試験器 ACW IR LCT : 漏洩電流 T 歪みや各相の電圧降下が大きい GUI 8200シリーズ LCD N ・部品点数が少ない為、低コスト 汎用試験器 アナログ 安全規格適合アナライザ 単相同期運転電圧型インバーター方式 8200シリーズ 測定分解能 R 8200シリーズ uA mA カラー液晶 汎用試験器 mA バイリンガル表示 単相同期運転電圧型インバータ特長 S ・単相、三相負荷どれでも可 模擬回路の電流波形の観測可能! ・相アンバランス時でも電圧波形の 歪みや各相の電圧降下が無い T ・部品多い為、コストアップ N オシロスコープ リアパネル A 10kΩ QA-T4 シリーズは単相同期運転 電圧型インバータ方式で三相電圧型 MD回路発生する電流測定以外にリアパネルにある 1kΩ 0.015uF このポイントの 電流値を観測 BNCをオシロスコープに接続することで、実際にMD 大容量プログラマブル交流電源 インバータ方式と同価格帯で購入可能! 回路に流れた電流波形の観測も可能です。  「QA-T4シリーズ」  B 内蔵MD回路例 三相出力タイプ 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 三相交流電源には2つの回路方式で構成されて ●  15kVA~90kVAをラインナップ。 三相 3線、 一般的なリーケージカレントテスタでは、 安全規 ●  リーケージカレント試験の他に、 耐電圧、 おります。 回路ブロック図では DC/AC インバータ 三相 4線での出力可能 格に合わせた MD 回路 (人体模擬) に流れる漏 絶縁抵抗、 アース導通試験をパッケージ としか記載が無くその違いはカタログや WEB な ●  AVR(自動電圧調整器) と同価格帯で通 れ電流 (リーケージカレント) において、 RMS で ●  アース導通と耐電圧を同時試験可能な どでは分かりません。 一般的には三相電圧型イ 信制御可能な VVVF電源 平均化されたデジタル値でしか測定できません。 デュアルチェック機能を搭載。 試験時間 ンバータ方式と単相同期運転電圧型インバータ方 ●  容量モデル別に一体型とすることで、 小 8200 シリーズでは波形観測用 BNC 端子を直接 の短縮に 式があり、 それぞれの違いと特長をご案内します。 型・ 軽量を実現 オシロスコープに接続することで、 実際に流れて ●  供給試験電圧最大 277V。 海外入力電圧 におけるリーケージカレント試験に使用 いる漏れ電流を波形にて目視観測することが可能 可能 です。 漏れ電流の周波数成分や Peak 波形など デジタル測定では分からない部分を確認すること ができます。 大容量プログラマブル交流電源  QUAD Ene-phant® 「QA-T4シリーズ」 安全規格適合アナライザ 三相出力タイプ 「8200シリーズ」 30 31
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 整流方式の違いによる MD回路(人体模擬)基板の 357 リニア式交流電源の 358 確認ができる 出力ノイズについて リーケージカレントテスタ www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 当社6700シリーズ の採用整流方式 ダイオード整流方式 出力波形 ダイオード整流方式 ・効率が悪い(30%~40%) L リーケージカレントテスタ 超低ノイズ! ・超低ノイズ 620L N サイリスタ整流方式 サイリスタ整流方式 リアパネル ・効率が悪い(40%~50%) L ・50Hzまたは60Hzのノイズ MD回路(人体模擬)の見える化 50Hz or 60Hzで が出力に発生 自由設計可能な外部MD N ノイズ発生 PWM整流方式 PWM整流方式 ・効率が良い(50%~55%) 模擬回路や抵抗などの誤差範囲の 基板上の模擬回路の L ・PWMスイッチングノイズ 取り外し可能な外部MDを搭載。 確認が出来るように、MD回路(人体 ロケーションは取説 自由に人体模擬回路を組み込 模擬)ユニットの取り外しが可能です 出力全体に微小 内の資料で確認可能 が微小だが出力に発生 N のノイズが発生 むことが可能 抵抗誤差0.1% ! コンデンサ誤差1%! 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 リニア式交流電源の最大の特長は綺麗(低ノイズ) ●  500VA~ 5kVA、 5機種をラインナップ。 一般的なリーケージカレントテスタでは MD 回路 ●  無停電極性切替や 6700Series交流電源 な出力電圧です。 ただし内部回路の整流方式に 1kVAで高さ 2Uと省スペース設計 (人体模擬) に関してブラックボックス化されてお の制御が可能。 リーケージテストの完全 より、 出力電圧の品質が異なります。 その違いは ●  出力電圧変更オプションにて最大 1000V り取扱説明書などに記載されている回路図でしか 自動化 カタログや WEB などでは分かりません。 一般的 の交流出力が可能(6710、 6720専用) 確認できません。 認証機関などで型式試験など ●  最大入力電流 40Armsに対応。 今まで出 にはダイオード整流方式、 サイリスタ整流方式、 ●  0.1mA/0.01W高分解能オプションでパ の認可を受ける際、 人体模擬回路に関して目視 来なかった大型機器のリーケージ試験に PWM 整流方式があり、 それぞれの違いと特長を ワーメータ要らずの測定確度(6705、 にて回路構成や抵抗などの誤差範囲の確認が必 最適 6710専用) ●  最大供給試験電圧 277Vrmsに対応。 海 ご案内します。 要となる事があります。 当社リーケージカレント 外入力電圧によるリーケージカレント試 テスタでは MD 回路を取り外すことができ目視に 験が可能 て回路構成や抵抗などの誤差範囲の確認が可能 です。 プログラマブルリニア交流電源 「6700シリーズ」 リーケージカレントテスタ 「620L」 32 33
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 IEEE Std 43-2000で プレミアモーター(JIS C 4034)の 359 規定されている 360 起動電流に対応した モーターの絶縁抵抗試験方法 交流電源 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 巻線定格電圧(V)※ 試験直流電圧(V) Opt.798を実装することで、DC耐電圧および絶縁 起動時の電圧を抑えること 抵抗を最大-6000Vdc 赤:電流波形 の真の負電圧出力が可能 で起動電流を低減! <1000 500 青:電圧波形 1000–2500 500–1000 2501–5000 1000–2500 5001–12,000 2500–5000 多機能安全試験器 7800シリーズ >12,000 5000–10,000 真の負電圧 プレミアモーターの起動電流 起動電流低減(プログラムモードで起動) ※交流の場合は定格線間電圧、 直流の場合は界磁巻線の定格電圧 QA-T4シリーズ 出力ON Step1 Step2 Step3 プログラムモード設定 0V step1 step2 step3 0V 200V 100V 150V 200V 200V 1秒 1秒 連続 150V 0V 0V 連結 連結 100V 表1 絶縁抵抗試験に使用する試験電圧のガイドライン DUTのシャーシはアース電位と同じで触れても 大容量プログラマブル交流電源 出力電圧レベル アースと電位差がないので感電は発生しない  「QA-T4シリーズ」  (最大20ステップまで電圧可変可能) 出典:IEEE Std 43-2000 三相出力タイプ 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 750W 以上の回転機で、 電機子および界磁巻線 ●  負電圧出力により、 PIDテストやモーター プレミアモーターは一般的なモーターよりも起動 ●  15kVA~90kVAをラインナップ。 三相 3線、 で構成されるモーターの絶縁抵抗試験では、 通 の絶縁抵抗試験(IEEEstd43規格) など 電流が連続的に続くため、 モーターの定格容量よ 三相 4線での出力可能 常負極性の 500V ~ 10,000V の直流電圧で試験 に対応 りも大きい電流供給可能な電源選定が必要となり ●  AVR(自動電圧調整器) と同価格帯で通 します。 古いモーターなど環境化において湿気が ●  ランプアップ・ ランプダウンコントロール搭 ます。 QA-T4 シリーズはプログラム機能を使い、 信制御可能な VVVF電源 存在する場合、 正極性で試験すると異なる絶縁 載 プレミアモーターの駆動時に発生する起動電流の ●  容量モデル別に一体型とすることで、 小 抵抗値となる電気浸透の現象が稀に見られます。 ●  試験に便利な 8chスキャナをオプションで 発生を抑えて駆動させることができます。 プレミ 型・ 軽量を実現 内蔵可能 (オプション: 268-01) IEEEStd43-2000 (モーターの絶縁抵抗試験) アモーターに関する規格 JIS C 4034 において起 において、 電気浸透の現象に対応するには、 負 動電流における検査規定はなく、 本方法で行うこ の極性が好ましいと記載されており、 絶縁抵抗の とで定格容量にあった電源選定が可能です。 読み取りは、 試験直流電圧を 1 分間印加した後 に実施することが推奨されております。 大容量プログラマブル交流電源  QUAD Ene-phant® 多機能安全試験器 「QA-T4シリーズ」 「7800シリーズ」 三相出力タイプ 34 35
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 交流電源の パワーメーターと 361 ソフトスタート機能を利用し 366 同等の分解能をもつ交流電源 た起動電流の低減方法 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 赤:電流波形 起動時の電圧にスロープを持 青:電圧波形 たせることで起動電流を低減! プレミアモーターの起動電流 起動電流低減(ソフトスタート機能で起動) QA-T4シリーズ ソフトスタート機能 出力ON step1 ランプアップ 1秒 200V 200V 1秒 0V 大容量プログラマブル交流電源 ソフトスタートで設定した時間で 設定電圧になるようにスロープ状に 出力電圧レベル  「QA-T4シリーズ」  電圧が上昇する。 0.1秒~999.9秒 0.1秒分解能で設定可能 三相出力タイプ 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 プレミアモーターは起動電流が一般的なモータに ●  15kVA~90kVAをラインナップ。 三相 3線、 交流電源は電圧源の発生器として使用される為、 ●  出力波形品質の良いリニアアンプ方式を 比べて大きい為、 モーターの定格容量よりも大 三相 4線での出力可能 設定精度に関しては非常に優れておりますが、 測 採用。 低ノイズ出力 きい電流供給可能な電源選定が必要となります。 ●  AVR(自動電圧調整器) と同価格帯で通 定で重要な電流、 電力分解能については高くな ●  出力電圧 600V指定オプション (Opt.624) QA-T4 シリーズはソフトスタート機能を用いるこ 信制御可能な VVVF電源 く、 製品の出荷試験などにおいては別途パワー を追加することにより、 全世界の電源電 とで、 指定した時間で指定電圧になるように徐々 ●  容量モデル別に一体型とすることで、 小 メータを用意して測定することが一般的です。 求 圧に対応 に電圧がスロープ状に上昇し、、 駆動時に発生す 型・ 軽量を実現 める性能としては十分ですが、 導入コストや設置 ●  開始、 停止位相設定ならびに瞬断試験に 便利なサージ &ドロップ機能を搭載 る起動電流の発生を抑えてモーター駆動させるこ スペースなどの課題もあります。 当社交流電源 とができます。 よって定格容量に応じた電源選定 6705/6710 には、 パワーメータに匹敵する高分 ができ、 導入コストの削減が可能です。 解能測定 (0.1mA / 0.01W) に対応した工場出 荷オプションがあり、 内蔵することでパワーメー 大容量プログラマブル交流電源  ターを用意することなく高分解能での測定が可能 QUAD Ene-phant® 「QA-T4シリーズ」 となります。 プログラマブルリニア交流電源 三相出力タイプ 「6700シリーズ」 36 37
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産業用 ・民生用電子機器 産業用 ・民生用電子機器 アプリケーション集 アプリケーション集 現場への可搬可能な 高圧受電設備で使用される 367 小型・軽量 373 電力ケーブルや器具等の AC/DCアース導通試験器 絶縁耐力試験器 www.keisoku.co.jp/pw/app www.keisoku.co.jp/pw/app 組み上げ完了後、装置の接地 可搬可能な5kg 対象電気設備 電路(ケーブル)、変圧器、器具等 抵抗が規格範囲か試験が必要 AC/DC40Aに対応 使用電圧(公称電圧) 試験電圧 / 連続印加時間 7000V以下のもの 最大使用電圧の1.5倍の電圧 / 連続印加時間10分間 7000Vを超え15000V以下の 最大使用電圧の0.92倍の電圧 / 連続印加時間10分間 中性点接地方式のもの 7000Vを超え 最大使用電圧の1.25倍の電圧(10500V未満となる場合は、10500V) 60000V以下のもの / 連続印加時間10分間 表 絶縁耐力試験の電圧と時間 半導体製造装置や医療器など 小型・軽量AC/DCアース導通試験器 現場で組み上げる大型精密機器 3240 試験電圧は、最大使用電圧7,000V以下の場合、「最大使用電圧×1.5倍の電圧」となります。 ※最大使用電圧・・・・・・・・・・使用電圧に規定された係数を乗じたもの。6600Vでは係数は「1.15/1.1」となっています。 つまり最大使用電圧=使用電圧×1.15/1.1と言うことです。 比較項目 汎用モデル 3240 ※使用電圧(公称電圧) ・・・・電路を代表する線間電圧。これは6600Vを指しています。 国内唯一の 例)最大使用電圧 = 使用電圧×1.15/1.1 = 6600V×1.15/1.1 = 6900V 出力 AC40A 両用!AC/DC40A AC/DC両用試験器 試験電圧 = 最大使用電圧×1.5 = 6900V×1.5 = 10350V よって試験電圧は10.350V(連続印加時間10分) 質量 11kg~17kg 約5kg 40Aモデル最軽量 モデル 7705 7710 7715 7720 サイズ(幅) 330mm~440mm 215mm 定格電圧 AC10kV DC12kV AC20kV DC20kV 40Aモデル最小サイズ サイズ(高さ) 88mm~132mm 88.1mm 定格電流 20mA 10mA 10mA 5mA 超高電圧耐圧試験器 ※当社調べ 7700シリーズ 7700シリーズモデル仕様 概 要 製品の特長 概 要 製品の特長 半導体製造装置や医療器など大型精密機器は、 ●  コンパクトな筐体でありながら AC40A、 電気設備は、 絶縁耐量が維持できているか試験 ●  可 搬 性 に 優 れ た ベ ン チ ト ッ プ 型 ( 質 量 搬入路や輸送制約により納入先で組み上げや試 DC40A両方のアース導通試験が可能 を行う必要があります。 技術的要件は省令によっ 23kg)、 超高電圧(DC20kV、 AC20kV) 験を実施しております。精密機器ではIEC 規格に ●  クラス最軽量 5kgを実現。 汎用モデルの て規定されており 「電気設備の技術基準の解釈」 の出力が可能 より、接地抵抗の測定が出荷試験に義務付けら アース導通試験器の質量に対し約 55%の によって、 具体的な判断基準が設けられておりま ●  試験時間設定が任意に可能。 電気設備の れており、納入先の現場で測定が必要です。汎用 軽量化 す。 低圧回路については絶縁抵抗測定で確認さ 技術基準の解釈における 10分間試験に最 アース導通試験器は大型で重量物の為、可搬には ●  簡単操作! 4.3インチ TFTカラー液晶・タッ れますが、 高圧回路については絶縁抵抗測定で 適 チパネル採用 ●  電流測定分解能が 0.1μ A(DC)、 1μ 不適切でした。3240 は汎用品に比べ、質量比、容 はなく、 規定の試験電圧を 10 分間印加して耐え A(AC)と、 微小電流まで測定と遮断電流 積比ともに約55%削減し、可搬が必要な現場測 る事の確認が必要です。 当社超高電圧耐電圧試 の設定が可能 定器として最適です。またAC40A 以外にDC40A 験器 「7700 シリーズ」 は、 最大電圧 20kV で質 が可能な両用試験器ですので、今後インフラ設備 量 23kg と現場への持ち込みが可能なコンパクト で増加する急速充電器などの接地抵抗測定にも モデルです。 トレーサビリティをもった校正も可能 最適なAC/DC アース導通試験器です。 小型・軽量AC/DCアース導通試験器 ですので、 試験データに関して安心して採用いた 超高電圧耐電圧試験器 「3240」 だけます。 「7700シリーズ」 38 39