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ここのロールはスリッターロールと言われる産業機械の搬送部品です。フィルムや紙を決められた幅に切るために使用されるロールです。ロール表面には一定の間隔で溝が切られており、ここに刃物を当てロール表面にフィルムや紙が流れる際にカットされます。写真のロールは、直径がφ500㎜、長さが8000㎜以上もあり、表面には2000本以上の溝が等間隔で加工されています。液晶テレビの大型化や生産効率の向上のためにフィルムの幅がどんどん広くなり、このような長尺のロールが必要とされています。また、仕様として耐摩耗性ではHv800以上や表面の粗さでは面粗度Ry=0.6μm、機械精度の要求も高く、これらの要件を満たすためにその表面には硬質クロムメッキが施工されています。
弊社では、メッキ、研磨を社内で一貫して対応することにより、その品質向上、品質安定に努めています。
このカタログについて
| ドキュメント名 | 長尺スリッターロール |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 事例紹介 |
| ファイルサイズ | 430Kb |
| 取り扱い企業 | 株式会社野村鍍金 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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