このカタログについて
| ドキュメント名 | ユニチカ 環境配慮型材料のご紹介 |
|---|---|
| ドキュメント種別 | 製品カタログ |
| ファイルサイズ | 4.4Mb |
| 取り扱い企業 | ユニチカ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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環境配慮型材料のご紹介
１．会社概要
２．環境方針
３．樹脂事業部概要
４．製品紹介
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会社・概事要業 概要
CCoomppaannyy& CCrreeaattiioonn
> 会社概要・沿革 経営理念
> 主な事業内容 暮らしと技術を結ぶことによって社会に貢献する
それを実現するのは、 です。
> 活動拠点
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１．会社概要 ～ 会社概要・沿革 ～
http://www.unitika.co.jp
■ 設 立： 1889年（明治22年）6月19日
■ 資 本 金： 100,450,000円
■ 売 上 高： 連結 114,713 （百万円） 尼崎紡績本社工場 1898年（明治31年頃）
‘22年3月期 個別 77,483 （百万円）
■ 従 業 員： 連結 2,999人（‘22.3月現在）
【大阪本社】
〒541-8566 大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-3
TEL. 06（6281）5695
大阪本社 東京本社
【東京本社】
〒103-8321 東京都中央区日本橋本石町4-6-7 日本橋日銀通りビル
TEL.03（3246）7540
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１．会社概要 ～ 主な事業内容 ～
高分子事業 機能資材事業 繊維事業
Polymers Performance Materials Industrial Fibers & Textiles
> フィルム > ガラスクロス > 産業繊維 > 衣料
> 樹脂 > 不織布 > ガラスビーズ > 生活雑貨
> 活性炭繊維 > 高機能多孔板
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会環社境・概方事要針業 概要
CCEonomviprpoaannmyye&n CtCarrle ePaaottilioiocnny
> ユニチカ地球環境憲章
> 環境配慮型素材 環境 / Environment
～明日の地球生活のために～
> 排出削減目標
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２．環境方針 ～ ユニチカ地球環境憲章 ～
宣誓
私たち人類の活動範囲が広がり、活発となるに伴って、空気、水、土などの自然環境が地球的規模で急激に変化し、地球という限られた生態系の中で、私たちと共に
生きている動植物のみならず、私たちの存亡さえ危惧される事態に立ち至っている。ユニチカは、一世紀余りにわたる事業活動を通じて社会に貢献してきたが、このような
地球環境の厳しい現状を深く認識し、地球環境の保護、改善に一層の配慮をし、適切な方策を講じることが企業活動の根幹であることを宣明する。
基本理念
暮らしと技術を結び、人と自然との共生に貢献する企業活動を行う。
行動指針
1．地球環境を常に配慮する
企業活動を行うに当たっては、地球環境に与える影響を常に配慮する。殊に製品の製造に当たっては、地球環境に悪影響を与えないように厳格な管理をする。
2．技術開発で貢献する
地球環境の保護、改善に貢献する技術の研究開発を積極的に推進する。
3．資源・エネルギーを効率的に利用する
資源・エネルギーの効率的な利用を促進するとともに、限られた資源のリサイクルに努める。
4．広報、啓発活動を推進する
地球環境の保護、改善に関する情報について積極的な広報活動を行うとともに、広く啓発活動を推進する。
5．ユニチカグループの総合力を発揮する
ユニチカグループは、この憲章にのっとり総合力を発揮して、地球環境の保護、改善の実現に努める。
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２．環境方針 ～ 環境配慮型素材 ～
日々の暮らしから、明日の環境を変えていく──ユニチカグループは、素材からエコを考えています。もっと地球にやさしい生活へ
進むためには、身近な日用品や工業製品の部品など、製品を形作る素材が重要な役割を担っています。環境にも、人にもやさし
い製品が、もっともっと広がっていくように。
ユニチカは明日の地球生活を、暮らしとともに考え、つくっていきます。
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２．環境方針 ～ 排出削減目標 ～
ユニチカは他社に先駆けて事業所内にコジェネレーターを導入するなど、CO2排出量の削減に力を入れています。
ユニチカでは、2030年度の国内エネルギー起源CO2排出量の削減目標を2013年度比46％削減※に設定しました。
2050年カーボンゼロを目指しています。
※ 2021年4月の日本政府発表の温室効果ガス排出量削減目標値引上げに連動
（従来目標 「2030年度に2013年度比26%削減」 → 現目標 「2030年度に2013年度比46%削減」）
【実績値】
ユニチカは環境中期計画を3カ年毎に策定（現在第9
次）しており、その中期計画に基づき、長い年月をかけて
CO2排出量を段階的に削減してきました。
結果、エネルギー起源CO2排出量を大幅に削減すること
ができました。
2005年度比でCO2排出量を50％削減するという環境
中期計画の目標の達成度は91％です。
現在の政府目標の2013年度を基準年とした場合の削
減率は約23％です。
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樹脂事業部概要
Plastics Division & Creation
> 事業部体制
> 開発・サポート体制
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３．樹脂事業部概要 ～ 事業部体制 ～
ユニチカ フィルム事業部
高分子事業本部 樹脂事業部 エンプラ営業部
ナイロン(PA6、PA66、PA10T)
ポリアリレート (Uポリマー、ユニファイナー)
樹脂業務室 (大阪)
エンプラ第一G (東京)
樹脂管理G
エンプラ第二G (大阪)
樹脂生産業務G
エンプラ第三G (名古屋)
海外統括室 (大阪)
市場開発G (東京)
ユニチカアドバンス (タイランド) 機能樹脂営業部 (東京・大阪・宇治*)
機能樹脂第一G (アローベース・エリーテル)
ユニチカ香港
機能樹脂第二G (PET・テラマック・ユニレート)
ユニチカ上海貿易有限公司(樹脂部門) *機能樹脂第三G (Uイミド(芳香族ポリイミド))
広州分公司 樹脂生産開発部 (宇治)
エンプラ開発G
テラボウ株式会社 (大阪) 機能樹脂開発G
樹脂製造課 (Uポリマー製造)
：海外を担当する会社、部門等 樹脂品質保証部(宇治) 10
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３．樹脂事業部概要 ～ 開発・サポート体制 ～
■ 開発拠点
所在地：京都府宇治市
・ 樹脂テクニカルセンター
・ 中央研究所
お客様と共同で開発ができるよう、セキュリ
ティーを強化、成形機、押出機、評価機
器などを備え、実験・試作を行います。
樹脂テクニカルセンター
ユニチカ は、お客様とともに、
素材開発を通じて新しい未来をカタチにします。
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製品紹介
Plastics Division & Creation
> バイオマス材料
> リサイクル材料
> リデュース材料
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４．製品紹介
環境意識の高まりを背景に、サステナブルな社会の実現に向けて樹脂事業部では、バイオマス、リサイクル、リデュースの3つの観
点から、環境に貢献する材料をご提案します。環境に貢献する材料をご提案することで、環境に配慮した製品をお作りしたいお客
様のご要望にお応えします。
明日の地球生活のために。
ナノコン / NANOCON?(原着材) 低CO2ナイロン6
RUN series
プレコンシューマリサイクルCoPET
Foamilon?
アローベース? / エリーテル Reduce Recycle ケミカルリサイクル PET
?
Uイミド? ナノコン / NANOCON?
XecoT? TERABO Recycle Resin
テラマック?
カラクル?
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４．製品紹介
XecoT? 植物性由来、高耐熱
バイオマス テラマック? (PLA) 植物性由来、生分解
カラクル? たまごの殻、低CO2
TERABO Recycle Resin マテリアルリサイクル
プレコンシューマリサイクルCoPET マテリアルリサイクル
リサイクル ケミカルリサイクル PET ケミカルリサイクル
低CO2ナイロン6 ケミカルリサイクル
ナノコン / NANOCON? マテリアルリサイクル
ナノコン / NANOCON?(原着材) 塗装レス、メッキレス
RUNシリーズ 高剛性、金属代替、製品小型化
リデュース Foamilon? 樹脂量削減、軽量化、射出発泡
アローベース? / エリーテル? 水系エマルション、トルエン削減
Uイミド? 樹脂量削減、軽量化、高耐熱 14
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４．製品紹介 ～ バイオマス ～
XecoT?
トウゴマから作られた植物性由来(56%)のスーパーエンプラ(PA10T)で環境に貢献！
樹脂1kg当たりのCO2排出量
ホモポリマー（共重合成分なし）：高結晶性 単位：CFP kg-CO2 eq/kg
PA10T 非強化
XP500,XP300 *1
PA10T GF30%強化
XG510A30D *1
PA10T GF50%強化
XG510A50D *1
PA66 *2
芳香族環：高耐熱付与 PA6 *2
デカンジアミン：植物性由来
・高融点（315℃）
長鎖ジアミン構造：低吸水性
・高ガラス転移温度（120℃）
Source: *1 internal calculations (software:MiLCA, database:IDEA,ver2.3)
*2 external publication (Plastics Europe)
※CFP=Carbon Footprint of Product, calculated CO2 emissions from extraction
of resources through manufacturing of products.
射出成形品 (一例) 板材（開発中）
トウゴマ (実) ひまし油 XecoT ペレット 成形品 15
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４．製品紹介 ～ バイオマス ～
テラマック?
トウモロコシなどの植物資源からつくられた、画期的な植物性由来の生分解性樹脂で環境に貢献！
日本バイオプラスチック協会(JBPA)の生分解性バイオマスプラマーク、バイオマスプラマークに対応したグレードあり
PLAの生分解特性
保存安定性 ：通常の環境下ではほとんど分解せず安定
高温多湿な環境、アルカリ条件下で分解が進行
生分解性 ：コンポスト内など適切な環境下で最終的に二酸化炭素と水に分解
生分解速度 ：廃棄処理過程のコンポスト内では速く、土や水中ではゆっくりと分解（数年要する）
分解の過程 ：温湿度やpHにより加水分解が起こり、そののち微生物による生分解が起こる。
テラマックの物質循環システム 生分解挙動 (コンポスト中(静止) 58℃±2℃)
0日目 1日目 3日目 7日目
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４．製品紹介 ～ バイオマス ～
カラクル?
「もったいない！」との思いから開発した、卵殻添加のバイオマス素材で環境に貢献！
食品加工工場・割卵業社等から年間約20万トンの「たまごの殻」が廃棄物として発生、うち80%が焼却や埋め立て処分されているのは「もったいない！」
<特徴>
+ = ＊持続的に国内自給できるバイオマス素材（廃棄資源）
＊たまごの殻を入れれば入れるほどCO2排出量を削減
＊食品加工で発生する廃棄物を削減（現状は焼却や埋立て)
卵殻 各種樹脂
<個性> <スタンダードグレード> <カスタマーグレード>
たまごの殻は天然由来の為、色目のバラツキもございます。
これはタンパク質等の変色によるもので、それぞれの「個性」です。 ベースポリマー :PP、PA6、PA11 ベースポリマー :リサイクルナイロンやご希望の樹脂
この「個性」を活かしてあげるモノづくりをご検討いただければ、
卵殻添加量 :20、35、55% 卵殻添加量 :希望に合わせて
たまごの殻も喜ぶと思います。
タイプ :一般タイプ、強靭タイプ ※添加剤、顔料も含め自由のカスタムコンパウンドいたします。
(出来る範囲もあるので、詳しくはご相談になります。)
お問合せはテラボウ株式会社まで：http://www.terabo.co.jp/index.html 17
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４．製品紹介 ～ リサイクル ～
TERABO Recycle Resin
マテリアルリサイクルにより、工程内端材や使用済み製品を再利用、再資源化で環境に貢献！
<リサイクルの形態>
〇実績のあるベース樹脂
・各種ポリアミド樹脂
(PA6、PA66、PA6T、PA610、etc)
・各種ポリエステル樹脂
(PBT、PET、etc)
・各種オレフィン樹脂
(PP、ABS、etc)
工程内端材をリサイクルし、再資源化に貢献 使用済みの製品をリサイクルし、再資源化に貢献
テラボウは、あなたのリサイクルをお手伝いします
お問合せはテラボウ株式会社まで：http://www.terabo.co.jp/index.html 18
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４．製品紹介 ～ リサイクル ～
プレコンシューマリサイクルCoPET・・・UEPシリーズ
PET樹脂のマテリアルリサイクルで環境に貢献！
UEPシリーズの特徴
＊リサイクルPET（ポストコンシューマ）と比べて、
成形品の色調良好 ・・バージン材と同等
肉厚透明可能 ・・CoPET
⇒リサイクルPET（ポストコンシューマ）では実現できない製品カテゴリーに対応可能
UEPシリーズの外観 ・・バージン材同等
＊製品のエコマーク取得可能（エコマーク認定基準に準ずる）
用途例
化粧品ボトル、医薬ボトル
雑貨（歯ブラシハンドルなど）
etc
㈱プラシーズ様ご提供 19
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４．製品紹介 ～ リサイクル ～
ケミカルリサイクル（CR）PET
PETボトルフレークを原料とする、高機能性ポリエステル樹脂で環境に貢献！
ケミカルリサイクルプロセス
解重合・共重合技術 CR（ホモタイプ）PET ☆CO2削減率（石化PET対比）
CR（共重合）PET
解重合工程： 削減率(%)
回収PETボトルを使用
ボトルフレークを低分子量オリゴマーとする バイオEG使用PET 13
再重合工程：
樹脂設計(共重合による機能性付与） CR100% 90
難燃性、剛性、柔軟性、染色性など CR60% 64
ペットボトルフレーク CR30% 36
・リサイクル率は100～30%程度で任意に設定 ペレット
原料～重縮合工程までのCO2削減率を算出
(算出に用いたバイオEGのCO2排出量には
炭素貯蔵量を含む)
CRPETを使用した環境配慮型素材の展開例
・高機能繊維・・・常圧カチオン可染糸、難燃糸、高発色糸、高ストレッチ糸
・成形品・・・化粧品ボトル、雑貨
繊維 ボトル
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