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Aピラーラッチ用ハンドル治具を3Dプリンタで造形
世界中の自動車・航空機製造企業向けに生産オートメーション・システムを開発していValiant TMS 社樹脂や金属の造形が可能な複数のシステムを保有しています。
自動車のA ピラーのドアラッチを取り付けるための新しいハンドル治具には、人間工学、強度、最小重量といった要件があります。人間工学に基づいた設計に不可欠な点は、十分な強度を提供する材料で、非常に滑らかで、欠陥のない表面仕上げを達成することでした。Origin One 3Dプリンタと専用にLoctite® が開発したフォトポリマーDura56 の組み合わせで、より等方的で高い強度を提供します。結果、78%のコスト削減と79%の造形時間短縮が実現しました。
このカタログについて
ドキュメント名 | 活用事例:Aピラーラッチ用ハンドル治具「Valiant TMS社」 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 848.9Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社ストラタシス・ジャパン (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Valiant TMS
使用例 - Aピラー・ラッチ・ツール・ハンドル
Valiant TMS社について
Valiant TMS 社は、世界中の自動車・航空機製造企業向けに生産オート
メーション・システムを開発しています。アディティブ・マニュファクチャ
リング(AM技術)などの最新テクノロジーを活用してお客さまのご要望
に応えています。Valiant TMS アディティブ・マニュファクチャリング研究
所は、樹脂や金属の造形が可能な複数のシステムを保有しています。
CADによるAピラーツールの完成予想図
課 題 (ハンドルは金色)
自動車の Aピラーのドアラッチを取り付けるための新しいハンドツールに
は、人間工学、強度、最小重量の組み合わせが必要でした。エンジニアは、
3Dプリンタで造形すれば、金属削り出しの代替品よりも要件を満たすと
考えました。しかし、人間工学に基づいた設計に不可欠な点は、十分な
強度を提供する材料で、非常に滑らかで、欠陥のない表面仕上げを達成
することでした。
解 決
Valiant TMSアディティブ・マニュファクチャリング研究所は、高度な
DLP(デジタル光処理)テクノロジーを持つOrigin One 3Dプリンタでラッ
チツールを造形することにしました。Origin Oneには、幅広い材料や射 Dura56 材料の 3Dプリンタの造形ハンドル
出成形のような表面仕上げなど、複数の点でメリットがありました。材料
は、ストラタシスの Origin One専用に Loctite®が開発したフォトポリマー
Dura56を使用しました。また、Origin Oneの P3テクノロジーはより等
方的で、非等方的な積層造形法よりも高い強度を提供します。 79% 78%
影 響 造形時間の短縮 コスト削減
Origin One 3Dプリンタでツールを造形した結果、他のアディティブ・プ
ロセスと比べて 78%のコスト削減と 79%の造形時間の短縮が実現しま
した。さらに、Origin OneとDura56材料の組み合わせは、非常に滑ら
かな表面仕上げを実現し、組立ラインで繰り返しツールを使用する作業
者は、快適なグリップを使用できるようになりました。
他AMプロセス 他AMプロセス
との比較 との比較
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