1/9ページ
ダウンロード(3.8Mb)
体感して学ぶ!作業現場の安全教育ツール
労働現場の事故は業種を問わず様々な場所で起こる可能性があり、労働災害を未然に防ぐためには安全衛生教育の実施が大変重要な意義を持ちます。
安全教育や研修を実施することで、労働者一人ひとりが安全意識を高め、作業中の事故防止にもつながります。
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | 危険(安全)体験装置シリーズ |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 3.8Mb |
関連製品 | |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社エヌエスティー (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
表表紙
作業現場の安全教育ツール
体
感
し
て
学て
学ぶ
ぶ
株式会社 エヌ エス ティー
Page2
労働現場の事故は業種を問わず様々な場所で起こる可能性があり、労働災害を 製品INDEX
安全衛生 未然に防ぐためには安全衛生教育の実施が大変重要な意義を持ちます。
教育の 安全教育や研修を実施することで、労働者一人ひとりが安全意識を高め、作業
中の事故防止にもつながります。
重要性 労働災害が起こる前に。
新入社員、若年社員への安全教育 体感して学ぶ! 労働現場の安全教育ツール
労働現場では、新入社員や作業に未熟な若年社員の「技術不足」「知識不足」によるケガや事故の割合が高い傾向にありま
す。 また近年では、機械設備の安全レベル向上により若年社員の「危険感受性の低下」が懸念されています。
このようなことから、新入社員や若年社員への安全衛生教育は非常に重要であると言えます。
高年齢社員への安全教育 感電体験装置 KT-100 P.1-2
高齢化社会において、今後ますます労働者の高齢化が進む中で、高年齢労働者による作業中のケガや事故の増加が予想さ
れます。 高年齢社員のケガや事故は、若年社員の労働災害要因とは異なり「心身機能の低下」による要因が多いようです。
高年齢社員のへの安全衛生教育は、心身機能低下の自覚を促す他、安全意識の再確認のためにも重要です。
ベテラン社員への安全教育 ローラー巻き込まれ体験装置 RT-100 P.3-4
経験豊富なベテラン社員に多いのは、「慣れ」や「慢心」によるヒューマンエラーです。
作業前の安全確認の怠り、機械の誤操作、不用意な動作、機械の取り扱いルール違反、機械清掃中の巻き込まれ等、いわゆ
る「ヒューマンエラー」は若年社員、高年齢社員に限らず誰にでも起こり得ます。 「慣れ」や「慢心」による事故防止のために
も日頃から安全を意識することが重要です。
定期的な安全衛生教育により、安全意識を高め、ヒューマンエラーのリスクを軽減することができます。 チェーン巻き込まれ体験装置 CT-100 / Vベルト巻き込まれ体験装置 VT-100 P.5-6
ヒヤリ・ハット事例
分電盤内の配線接続作業中、 作動の確認中、Vベルトに手指を ボール盤で穴あけ作業中、手袋が
感電しそうになる。 巻き込まれそうになった。 巻き込まれそうになった。
エアシリンダー挟まれ体験装置 AT-100 P.7-8
ボール盤巻き込まれ体験装置 BT-100 P.9-10
感電 巻き込まれ 巻き込まれ
製綿機の掃除中に手を巻き込まれ 鋼材運搬中、足の上に鋼材を アルミパネルを運ぶ際、パネルを
そうになった。 落としそうになった。 落とし足に当たりそうになった。
安全靴体験装置 GT-100 P.11-12
巻き込まれ 落下 落下
出典 : 職場のあんぜんサイト(厚生労働省) 「ヒヤリ・ハット事例」
Page3
1-2_感電体験装置
感電体験装置 電気の流れやすさ、及び電気の感じ方の違いを学ぶ
KT-100 1. 人により抵抗値が異なるため、流れる電流量に差が出ることを学ぶ。
架台フレームあり/なし
何人かで行い、
■ 装置概要 電流値の違いを
手の平に電圧を掛け、感電を体験する装置です。 比較してみましょう。
感電棒(電極)の上に親指と人差し指を当て、スライダックの出力電圧を調節し、操作電源を「通電」に
した時、指に電流が流れてくる感電(ピリピリする感じ)を体験します。
■ 外観図
2. 水分を含んだ状態(抵抗値が低い状態)の、電気の流れやすさ 及び 感じ方を学ぶ。
外部環境、
コンディションの違い
で比較してみましょう。
指が濡れている状態 指が乾いている状態
380
3. 感電棒(電極)に触れる面積によって、電気量 及び 感じ方が変わることを学ぶ。
接触面積の違いで
比較してみましょう。
架台ありタイプ
手の平を乗せた状態 指を当てた状態
■ 機能
■ 仕様
電圧値の設定が可能
弊社の感電体験装置は、「電圧値」と「電流値」が数値表示され、電圧値が自由に設定可能です。 体験部出力 最大電圧 AC50V以下
同じ電圧値で他の人と比較することで、電流の流れやすさや感じ方の違いを学習できます。 最大電流 12mA以下(電流制限抵抗入り 4.7kΩ)
入力電源電圧・定格 AC100V 単相 50/60Hz 0.3kVA ※異常電圧検出機能付き
安全機能を装備 架台フレームなし(あり) 外形寸法(mm) W380×D340×H286(H976)
質量(kg) 15.3(25.8)
異常電圧検出機能が装備されているため、異常な電圧が入力されるとブザー音が鳴ります。
その他 日本国内での使用を想定した装置
1 2
286 340
Page4
3-4_ローラー巻き込まれ体験装置
ローラー巻き込まれ体験装置
ローラーに巻き込まれる感覚と
RT-100 巻き込まれてしまうメカニズムを学ぶ
ローラーに巻き込まれそうになった時、”回避行動を事前に決めておかないと
架台フレームあり 瞬時に判断ができない”ということを体験します。
■ 装置概要 事前に回避行動を決めていなかった場合
回転体に引き込まれそうになった時の、安全に反応できる速さと距離の関係を体験する装置です。
回転体が動いている時の作業の危険性を体験できます。
■ 外観図
ローラーに巻き込まれてしまいました。
1115
事前に回避行動を決めていた場合
970 非常停止ボタンを押下し、巻き込まれを回避できました。
■機能
■ 仕様
速度設定スイッチを装備
モーター 60W 減速比1/50
引張棒の引込速度は、低速から高速まで10段階の設定が可能です。
回転トルク 89kgf・m
入力電源電圧・定格 AC100V 単相 50/60Hz 0.5kVA
安全機能を装備 外形寸法(mm) W1115×D600×H1196
質量(kg) 87.0
過負荷検出機能により、ロボシリンダーが引き込まれる時に過度な負荷がかかると停止します。
その他 日本国内での使用を想定した装置
3 4
1051 500
801 300
1196 600
Page5
5-6_チェーン巻き込まれ体験装置
チェーン巻き込まれ体験装置 / Vベルト巻き込まれ体験装置
回転速度の違いによる
CT-100 VT-100 見た目の危険性と実際のトルクの関係性を学ぶ
架台フレームあり/なし 架台フレームあり/なし 高速で回転しているチェーンの危険性を確認
■装置概要
回転中のチェーン(またはVベルト)に巻き込まれた時の危険性を体験する装置です。
皮手袋を着用し、回転体に木片(割り箸)を挿入することで、巻き込まれによる衝撃を体験します。
■ 外観図
高速で回転するチェーンは、一目で危険であることが認識できます。
チェーン巻き込まれ体験装置 低速で回転しているチェーンの危険性を確認
510
330
Vベルト巻き込まれ体験装置 速度が遅いと見た目の危険性があまり感じられません。
見た目の速度にかかわらず、作動中の回転体は非常に強い力を持っています
低速で回転する回転体は、機械の清掃やメンテナンス等で手を入れてしまうことが非常に多い
速度です。
しかし、低速でも割り箸は簡単に折れてしまいます。
■ 機能
■ 仕様
速度設定スイッチを装備
チェーン(またはVベルト)の回転速度を低速から高速まで4段階で切換え可能です。 モーター 60W 減速比1/50
速度を変えて体験することで、見た目の危険性と実際のトルクの関係性を体験することができます。 回転トルク 89kgf・m
入力電源電圧・定格 AC100V 単相 50/60Hz 0.5kVA
安全機能を装備 架台フレームなし(あり) 外形寸法(mm) W510×D305×H215(H1044)
質量(kg) 20.0(29.0)
ドアセンサーにより、チェーン(またはVベルト)回転中に扉を開けると回転が停止します。
その他 日本国内での使用を想定した装置
5 6
215 305
Page6
7-8_エアシリンダー挟まれ体験装置
エアシリンダー挟まれ体験装置 残圧の危険性を学ぶ
AT-100 シリンダーの残圧を開放せずストッパーを外した時の空気圧による衝撃と破壊力を目視により
確認できます。
架台フレームあり
■ 装置概要
エアシリンダー衝突時、残圧を開放せずストッパーを外した時の空気圧による危険性を体験する
装置です。
ソレノイドバルブの違いによるエアシリンダーの動作特性や危険動作も学習できます。
■ 外観図 シリンダーが前進し、ストッパーの前に設置した木片が破壊されてしまいました。
805
エアシリンダーの動作特性、危険動作を学ぶ
配管を繋ぎ替え、ソレノイドバルブの違いによるエアシリンダーの「動作特性」と「危険動作」を
学習できます。
シングルソレノイド弁
前進か後退のどちらかの状態にしかならず、その場で停止することはありません。
電源が切れると、弁の状態が変化しシリンダーが動作してしまうことがあります。
空圧源を断つことで動作を防ぐことができます。
ダブルソレノイド弁 2ポジション
前進か後退のどちらかの状態にしかならず、その場で停止することはありません。
電源が切れていても空圧は供給され続け、ストッパーが解除されると動作してしまいます。
空圧源を断つことで動作を防ぐことができます。
ダブルソレノイド弁 3ポジション クローズドセンタ
前進、後退、停止の3つの状態をとり、その場で停止することができます。
電源を切り、空圧源を断っていてもストッパーが解除されると動作してしまいます。
完全に動作させないためには電源と空圧源を切り、残圧の開放が必要です。
配管を切替えることにより、エアシリンダーの動作を抑制します。
■ 仕様
エアシリンダー φ63×200st
ソレノイド弁 3種 ・ シングルソレノイド弁
・ ダブルソレノイド弁 2ポジション
・ ダブルソレノイド弁 3ポジション クローズドセンタ
コンプレッサー 電圧 100V 50/60Hz 吐出量 24リットル/min (60Hz)
設定圧力 8kg/cm2 (0.8MPa) 質量(kg)
■ 機能 16.0
入力電源電圧・定格 AC100V 単相 50/60Hz 0.3kVA
安全機能を装備 外形寸法(mm) W805×D575×H1046
質量(kg) 75.0
安全カバーにより、動作中に扉を開けると装置が停止します。
その他 日本国内での使用を想定した装置
7 8
792
1046 575
Page7
9-10_ボール盤巻き込まれ体験装置
ボール盤巻き込まれ体験装置 ■ 機能
BT-100 オートドアロック機能
ドリル回転中に安全扉が開かないようにロックします。
架台フレームあり 過負荷検出機能
■ 装置概要 モータにかかる負荷が定格を超えた場合に自動で回転を停止します。
ボール盤使用時の手袋巻き込まれによる危険性を体験する装置です。
義手に手袋を取り付け、回転するドリルに接触させることで実際に巻き込まれる様子を確認することが ドア検出機能
できます。
安全扉の開閉を検出して、安全扉が開いた状態ではドリルが回転しないようにします。
■ 外観図
500 モータ止め忘れ防止機能
モータ止め忘れを防止するため、連続動作時間が5分を超えると自動停止します。
手袋着用によるドリル巻き込まれの危険性を学ぶ
回転するドリルに少し触れただけで、手袋が一瞬で巻き込まれてしまう様子を目視により
確認します。
左にスライド
ハンドルをスライドし、義手が回転しているドリルに触れると
一瞬で手袋がドリルに巻き込まれてしまいます。
■ 仕様
モーター出力 回転速度 800rpm
トルク 0.48N・m
入力電圧・定格 AC100V 250VA
外形寸法(mm) W500×D570×H1500
質量(kg) 63.0
その他 日本国内での使用を想定した装置
9 10
1500 570
800 500
Page8
11-12_安全靴体験装置
安全靴体験装置 ■ 機能
安全機能を装備
GT-100 オートドアロック機能により、錘上昇中にドアの開閉はできません。
また錘の落下は、安全のため「落下準備」を押しながら「起動」ボタンを押さないと錘は落下しません。
架台フレームあり タッチパネルで落下高さの設定が可能
高さ、衝撃、最大荷重のいずれかを設定すると他のパラメータの数値が自動計算されます。
また、手動で錘を任意の高さへ上昇させることが可能です。
■ 装置概要
メイン画面 手動画面
足元の安全を守るためには安全靴の着用が非常に重要です。
本装置は、重量物落下による挟まれの危険性と安全靴着用の重要性を学習する装置です。
■ 外観図
(設定値) 高さ 30~70cm 「手動上昇」ボタンを押している間錘が上昇
衝撃 14~34J
最大荷重 155kgf~419kgf
重量物落下による挟まれの危険性と
安全靴着用の重要性を学ぶ
錘落下後、靴の中に入れた粘土の変形状態を確認することで、それぞれの靴の耐久性の違いや
安全靴着用の重要性を学習できます。
普通作業用安全靴 軽作業用安全靴 運動靴
錘:5kg 錘:5kg 錘:5kg
落下高さ:70cm 落下高さ:70cm 落下高さ:40cm
衝撃:34J 衝撃:34J 衝撃:20J
最大荷重:419kgf 最大荷重:419kgf 最大荷重:217kgf
靴に入れた粘土に変化なし 靴に入れた粘土は変形 靴に入れた粘土は変形
■ 仕様
落下物エネルギー 最大34J (錘を70cmから落下した時)
電源 AC100V 単相 50/60Hz 0.5kVA
400 外形寸法(mm) W400×D580×H1360 (突起物を含まず)
質量(kg) 88.5
その他 日本国内での使用を想定した装置
11 12
1360
580
591.6
Page9
裏表紙
株式会社 エヌ エス ティー
〒433-8103 静岡県浜松市北区豊岡町58番地
TEL.053-430-6311 FAX.053-430-6312
http://www.nst-co.com
製品 nst 危険体験装置 検索
情報 (URL) http://www.nst-co.com/
category/kkn_series/index.html
本カタログの記載内容: 2022年 2月現在 製品改良の為、お断りなく仕様変更することがありますので御了承下さい。