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有機溶媒・強酸および強アルカリ溶媒に耐性があり、ペプチドなどの中分子の濃縮精製に対応可能です。
分離対象を含有する溶媒の性質は様々です。
有機溶媒の反応性や、酸およびアルカリ性などにより、通常の膜では分離が困難な場合があります。
しかし、岩井ファルマテックではこれらに耐性のある膜を使用することで、広い分野に膜分離を応用しています。
[特徴]
●分画分子量 200~10,000Da
●低温~常温でプロセスが構築可能なので、製品の温度による劣化を防止
●蒸留操作等のような相変化を伴う操作でなく省エネルギー
●数十mLから数百m3の処理に対応可能な設備
●防爆設備の納入実績多数
このカタログについて
ドキュメント名 | 有機溶媒系、ペプチド、核酸の濃縮・精製 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 460.2Kb |
取り扱い企業 | 岩井ファルマテック株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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MSAP-035a
有機溶媒系、ペプチド、核酸の濃縮・精製
エタノール、アセトン、ジメチルホルムアミド等の有機溶媒、
さらに強酸・強アルカリにも耐性のある分離膜で溶媒抽出に対応
製薬プロセス、バイオプロセスでは膜分離技術が工程の合理化、製品品質の向上、収率アップに貢献していま
す。岩井ファルマテックでは耐有機溶媒、耐酸、耐アルカリの性能を持った膜を用いて、いままで膜分離では対
応できなかった分野に対して広く膜分離技術を応用しています。例えば、耐有機溶媒性能を持ったNF/UF膜を用
いた濃縮・精製装置、さらには耐溶媒・耐熱・耐磨耗性を持ったセラミックUF/MF膜設備等の設計・製作を行い、
数多くの実績をあげております。
■ 耐薬品性UF/NF膜の特徴・利点
● 分画分子量200~10,000
( (中分子から高分子まで対応)
● 低温~常温でプロセスを組めるので、製品の温度による劣化を防止
● 蒸留操作等のような相変化を伴う操作でなく省エネルギー
● 数十mLから数百m3の処理に対応可能な設備。
( (小スケール試験から量産機まで供給可能)
● 防爆設備の納入実績多数
■ UF/NF膜 スパイラルモジュールの耐薬品性
NF/UF膜モジュール
耐アルカリ性(例)
4% NaOH 10% NaOH
20% NaOH 10% KOH
耐酸性(例)
20% H2SO4* 4%HNO3**
30% H3PO4* 20% HCl**
15% Acetic acid**
* 対象酸溶液に 90℃ 24時間 浸漬
** 対象酸溶液に 25℃ 24時間 浸漬