SS360NT/SS360ST/SS460S

インストール説明書 SS360NT/SS360ST/SS460S 高感度 ISSUE 1 ラッチデジタルホール効果センサー IC 50074541 概要 表１：最大定格 項目 最小 標準 最大 単位 注意 供給電圧 -26.0 - 26.0 Vdc 静電気放電損傷 -0.5 - 26.0 Vdc この部品は静電気放電 （ESD） に 印加出力電圧 より損傷を受ける可能性がありま す。 ESD による損傷もしくは性能 出力電流 - - 20.0 mA 低下を防ぐため、 当製品の使用時 磁束 - - no limit Gauss には通常の ESD 予防策を講じてく ださい。 注１ ： 最大定格は、 デバイスが損傷を受けずに耐え得る限界値で す。 ただし （推奨動作条件を超えた） 限界値付近において、 電気 この指示に従わなかった場合、 製 的また機械的特性は保証の限りではありません。 またデバイスは必 品が損傷を受けることがあります。 ずしも最大定格で動作するわけではありません。 はんだ付け /組み立て 注記 注意 スイッチの状態 （ON および OFF） を切り換えるために必要と 不適切なはんだ付け される磁界強度 （Gauss） は、 磁気特性として規定されます。 スイッチの切替に関して規定された磁気特性を確認するために ・ 組み立て / 剪断作業の際には、 プラスチックケース内でリード は、 スイッチを必ず一様な磁界に置かなければなりません。 線に負荷がかからないよう、 リード線を確実に固定してください。 ・ 高温にならないようご注意ください。 ・ SS360NT あるいは SS360ST は、 ウェーブはんだ付をしないで ください。 注記 この指示に従わない場合、 製品が損傷を受けることがあります。 バイポーラホール効果センサ IC を、 ヒステリシス幅領域 （印可 SS360NT、 SS360S ： 赤外線リフロー法を使用してください。 ピーク 磁界＞ Brp, ＜ Bop） に相当する磁界が印加された状況で起動 温度 245℃ （473°F） 最大 10 秒間。 させた場合、 初期出力としてオンまたはオフのいずれの状態も とりえます。 出力電圧を安定させるために供給電圧が最終定格 SS460S ： 基板のウェーブはんだ付の温度は、 ピーク温度 250 ℃ か 電圧に達した後 10 μ s の待ち時間を推奨します。 ら 260 ℃ （482°F から 500 °F）、 最大 3 秒間。 表 2 SS360NT/SS360ST/SS460S 動作仕様 （特記のない限り、供給電圧 3Vdc から 24Vdc、負荷電流 20mA、TA=-40°C から 150°C[-40°F から 302°F]） 項目 条件 最小 標準 最大 単位 供給電圧 -40°C - 150 °C [-40 °F - 302 °F] 3 24 Vdc 供給電流 供給電圧 =3 V， 25 °C [77 °F] - 3.5 6 - 3.5 5 mA - - 8 出力飽和電圧 Gauss >55 - - 0.6 V 出力リーク電流 Gauss >55 - - 10 µA 立ち上がり / 立ち下がり時間 - - 1.5 供給電圧 = 12 V， 25 °C [77 °F] 立ち上がり - - 1.5 µs RL =1.6 kOhm, CL = 20 pF 立ち下がり - - 1.5 熱抵抗 : - SS460S (flat TO-92) - 233 - °C/W SS360NT/ST (SOT-23 - 303 - 動作磁束密度 (Bop) -40 °C - 125 °C [-40 °F - 257 °F] 5 30 55 Gauss 復帰磁束密度 (Brp) -40 °C - 125 °C [-40 °F - 257 °F] -55 -30 -5 Gauss ヒステリシス幅 -40 °C - 125 °C [-40 °F - 257 °F] 40 60 80 Gauss 動作温度 供給電圧 = 4 Vdc ～ 24 Vdc -40 [-40] - 150 [302] °C [°F] 保管温度 - -40 [-40] - 165 [329] °C [°F] 1 Honeywell Sensing and Control

SS360NT/SS360ST/SS460S ISSUE 1 50074541 図１　電流シンク出力ブロックダイアグラム VS VREG OUT ESD Clamp Hall + + Current Amplifier Comparator Sinking ESD Output Clamp GND Programming Circuit 図 2 異なる電源電圧に対する標準的な磁気特性 vs 環境温度 図 3　 SS360NT および SS360ST の定格供給電圧 vs 温度 動作磁束密度　3V 復帰磁束密度　3V 動作磁束密度　24V 復帰磁束密度　24V 温度（℃） 温度（℃） 図４　各極性における動作 SS360NT SS360ST N 極を IC へ：出力＝ Low S 極を IC へ：出力＝ High S 極を IC へ：出力＝ Low N 極を IC へ：出力＝ High 2 Honeywell Sensing and Control 磁気特性レベル（Gauss） 電圧，V

SS360NT/SS360ST/SS460S ISSUE 1 50074541 図 5. SS360NT/SS360ST 実装およびテープ / リール寸法（mm/[in]. 参考） 図 6. SS460S 実装寸法 (mm/[in]. 参考 ) 3 Honeywell Sensing and Control

警告 警告 文書の誤用 身体の損傷 • このカタログに掲載されている情報は、 参考を目的としたものです。 製品の取り付けに際 ● これらの製品は、 安全装置や緊急停止装置として使用すること、 または製品の不具合に し、 本書に記載されている情報を使用することはできません。 より身体の損傷をもたらす可能性がある用途に使用することはできません。 • 取り付け、 操作、 保守に関する情報は、 各製品の指示書にすべて記載されています。 これらの指示書に従わなかった場合、死亡または重傷を負う可能性があります。 これらの指示書に従わなかった場合、 死亡または重傷を負う可能性があります。 保証 / 是正措置 販売およびサービス Honeywell は、 製造した製品に材質の欠陥および仕上がり上の欠陥が ハネウェルは、 世界各地の営業所、 営業担当、 および販売代理店のネ ないことを保証いたします。 Honeywell と書面による別段の合意がない限 ットワークを通じてお客様にサービスを提供しています。 製品の利用に関 り、 Honeywell の標準の製品保証が適用されます。 個別の保証の詳細 するサポート、 最新の仕様、 価格表、 または最寄りの正規販売代理店 については、 お手元の注文承諾書をご確認いただくか、 または地域の については、 地域の営業所、 または以下連絡先までお問い合わせくだ 営業所にお問い合わせください。 保証期間中に製品を Honeywell に返送 さい。 された場合、 Honeywell はその裁量において、 欠陥が確認された製品に ついては無償で修理または交換いたします。 上記は買い手側に対する 唯一の是正措置であり、 商品性もしくは適合性に関する保証を含むすべ E メール ： scjapan@honeywell.com ての明示的または黙示的保証にかわるものです。 Honeywell は、 いかな ウェブサイト ： http://sensing.honeywell.com る場合であっても結果的、 特殊、 間接的な損害について賠償責任を負 わないものとします。 / ファクス アジア　太平洋 +65 6355-2828 Honeywell は、 文献および Honeywell の Web サイトを通じて製 +65 6445-3033 ファクス 品の利用に関するサポートを行っていますが、 用途に対する製 ヨーロッパ +44 (0) 1698 481481 品の適合性の判定についてはお客様の責任となります。 +44 (0) 1698 481676 ファクス 仕様は、 予告なく変更されることがあります。 本書の内容につきまして 南米 +1-305-805-8188 は万全を期しておりますが、 使用に関しては責任を負いかねますのでご +1-305-883-8257 ファクス 了承ください。 米国 / カナダ +1-800-537-6945 +1-815-235-6847 +1-815-235-6545 ファクス ハネウェルジャパン株式会社 センシング＆ユン卜ロール 〒105-0022 東京都港区海岸1－16－1 50074541-1-JP ニューピア竹芝サウスタワー20Ｆ June 2012 Tel:03-6730-7208 Copyright © 2012 Honeywell International Inc. All rights reserved. Fax:03-6730-7224